秘境&静寂の佐武流山
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- GPS
- 09:03
- 距離
- 19.5km
- 登り
- 1,557m
- 下り
- 1,560m
コースタイム
- 山行
- 8:07
- 休憩
- 0:55
- 合計
- 9:02
天候 | 晴れ 時々 曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
・中津川林道ゲートから檜俣川下降点まで約5kmの林道歩き。 ・檜俣川の渡渉は渇水で水量が少なく踝〜膝下程度の水深。 ・檜俣川からワルサ峰まで急登が続く。 ・ワルサ峰の前後はロープ場付きの急斜面&岩場あり。 ・入山者の少ない山だが登山道はしっかりしていて、道に迷いやすい場所や極端に難易度の高い場所はなかった。藪も膝下程度の高さまで茂っている場所がほんの一部にある程度。 |
その他周辺情報 | 下山後、切明温泉雄川閣の日帰り温泉を利用(700円/日) |
写真
感想
8月最後の週末、二百名山巡り196座目となる佐武流山へ行ってきました。
佐武流山はとにかく秘境感に溢れる山。まず登山口自体が玄関口の津南の街からとにかく遠くてアクセスの時点で秘境レベルがMAXです💦
さらに、約5kmの林道歩き+約5kmの登山道はほとんど深い樹林帯の中、途中のワルサ峰から先では少しだけ展望があるものの、見えてくる景色はとにかく吸い込まれそうな深い森と幾重もの山なみでばかり。ダムや街などの人工物は何一つ見えず、本当に「秘境の中の秘境」という言葉がぴったりの山でした。
そして佐武流山は秘境であるとともに、どこか違和感とでも言うのか不思議な雰囲気を感じる山です。上越国境地帯は日本有数の豪雪地帯で、周囲にある2,000m級の山(谷川連峰、苗場山、白砂山、岩菅山など…)は森林限界上の開放的な雰囲気があるのに、佐武流山はどちらかと言うと南アルプス的な趣が強くて「豪雪地帯の2,000m感」が全くしないのです。
この場所が南アルプスだと思えば”趣のある山だなぁ”という感想になるのですが、豪雪地帯の2,000m級として見ると少し異端な不思議が漂っている気がしました。。
秘境感の強い佐武流山ですが、登山道は思っていたよりずっと歩きやすかったです。藪はそれなりに刈り払われていて歩くのに支障は無く、虫も少なめ。檜俣川の渡渉も渇水で水位が絶賛低下中。なにしろ2週間前にペテガリ岳の大冒険をクリアしたばかりなので感覚がバグっているかもですが、佐武流山の道のりは(相対的に)楽勝でした😇
ちなみに佐武流山に登る登山者は本当に少ないです。土曜日なのに山頂は独り占め状態。道中すれ違った人数も計4〜5人くらいでしたでしょうか?秘境の中でとても静かな山歩きを楽しめた一日になりました。下山後の秘湯・切明温泉も最高です🥰
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