北岳 間ノ岳
- GPS
- 18:13
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,385m
- 下り
- 2,396m
コースタイム
- 山行
- 1:52
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 2:37
- 山行
- 8:12
- 休憩
- 2:39
- 合計
- 10:51
- 山行
- 4:44
- 休憩
- 1:06
- 合計
- 5:50
天候 | 1日目 基本は晴れ☀️。 ただし、夜7時くらいから雷雨。って言うか、嵐。 2日目 午前中快晴も、11時頃からはガスりがち。 3日目 朝は晴れてはいるが、快晴まではいかず。下山時点までは晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
しかし、この路線バス、甲府方面はデフォルトで10分は遅れるの、なんとかならんのかいな? 竜王なんて誰も使わないのだから、停まらなくて良いんじゃないですかね? |
コース状況/ 危険箇所等 |
優良。 草滑りとかは辛いが、道自体の整備レベルは高い。特に北岳まで。 北岳〜北岳山荘間は、予想以上に険しかった。 |
その他周辺情報 | 下山後、広河原山荘でシャワー使用。800円也。 このために、バス出発の1時間以上前に早めに降りたのは正解。 帰りに石和温泉とかに寄ると、帰宅が2時間くらい遅れてしまうので。 |
写真
感想
なんか、まったりとした山行きをやってみたいと思い、2泊3日というスローペースで北岳、間ノ岳を計画。今年度、初有給。(お盆の北アルプス縦走は、休日出勤の振替休暇消費)
世の中の狭さを思い知った山行であった。
まず、往路で甲府でのバス待ち時に、お隣の方と話したら、広河原から早川小屋へ向かわれるとのこと。色々お話ししていたら、お盆に三俣山荘ですれ違っていたことが判明。😓
毎年、アサヨ峰に登られるとのことで、色々、お話しを伺いましたが、後に伺った内容を裏付ける状況に遭遇。先月アサヨさんに登った時の自分は、かなり幸運だったみたい。
また、帰路では、白根御池小屋の前でお話しした方とも三俣山荘ですれ違っていた。部屋が同じで、かつ、三俣蓮華岳の巻道・尾根道合流地点でもすれ違っていた様で。こちらは、全く失念してたりとか、良く考えると凄く失礼な気が、、、。🙇♂️
まぁ、山での振る舞いには気をつけましょうと言う結論にしかならぬ。そうは言っても、嫌いなタイプと言うか、山で(登山愛好家基準での)公序良俗に反する輩なんぞにフレンドリーに振舞ったりするのは、自分は無理。
閑話休題、道中の感想。
広河原〜白根御池小屋
700mひたすら樹林帯を登る。登り易く、降り易い。ストレスフリー。(と思っていたのだけど、思い返してみると、結構、急登だった気はしてきた。草滑りと比較して、自動脳内補正が入っているかも。)
白根御池小屋はサイコー。綺麗だし、スタッフさんも感じ良し。立地も良い。なんか、居心地が良い。間取りとか良さや、室内の明るさもあるかも。あと、伺った話では、構造的に鉄筋だが木造?(詳しくないので、建築上の定義としてあり得るのかはわかりません。)とのこと。納得感はある。換気が効いていて、山小屋特有の室内がジトっとした感じが皆無。総合的には、今まで泊まった小屋で1,2を争うレベル。
白根御池小屋〜小太郎分岐
所謂草滑り。600m。日が昇ると暑い🥵。辛い。登りにくい道ではないけど、基本、ずっと急だし。8月末とはいえ、まだ色々な花は咲いているのだけど、花に目が行く余裕無し。
登りの時にはシンドくて気にならなかったけど、降り時に、わりとザレてることに気づいた。
なお、登りは途中でルートを外れてます。草滑りの1番最後で草の中に足跡が付いていたので、そちらに入り込んでしまった、、、。草の中の急登を手を使いつつ這い登る形となり、「これが草滑りの核心部か。さすがだ😳」とか感心していたけど、何のことはない。ルートミスでした。。。気をつけましょう。
途中で闇テンっぽいのを目撃。小屋も無く、闇テンじゃないと登れないとかならわかるが、近くにあるんだから、テン場代くらい払って気分良く登った方が良いと思うんだけどなぁ🙄。別に、どこぞやのテン場みたいに、outrageousな料金じゃないわけだし。
小太郎分岐からの風景は、なかなかに素晴らしい。1時間近く足留め。
冒頭でお話しを伺った方から、アサヨ峰と栗沢山の間はガスりやすいと伺っていたので、じっくり観察していたら、確かにガスってくる。甲斐駒はまだガスってないのに。。。さすが、毎年行かれる方のご経験は確かだと感心。😲
小太郎分岐〜肩の小屋〜北岳
肩の小屋までは、雄大で素晴らしい稜線。肩の小屋から先は、少し急でガレ気味の箇所あり。とは言え、登り難いと言うほどではないかしら。
山に行く途中のバスとかで、
「北岳登ったおじさん・北岳登った爺さん」
(北岳に登ったことをしつこくアピールしてくる、体力・健康自慢目的の、別に山が好きなのか良くわからないオッさん〜爺さん。富士山だと周りに登った人が多く自慢にならないからダメらしい。)
によく遭遇するのだけど、まぁ、この稜線は自慢したくはなるわな。
北岳〜北岳山荘
北岳直下は予想以上に険しかった。ヘタレ的には少々怖い。😰
ただ、降り時には怖く感じたけど、帰路の登り返しでは、そこまで。降りの方が下が見える分、恐怖を感じると言うことか。登る時は辛さで恐怖感が麻痺してるのかも。
北岳山荘は見た目は要塞。ゴツい。まずは鉄の重い扉に驚く。立地条件が異なるから、同じ公営でも白根御池小屋とはだいぶ違うのでしょう。到着したのが早かったので、まだ人の出入りも少なく、どこから入るのか迷ってしまった。😓
北岳山荘〜間ノ岳
往路は多少、疲れていたし、ガスっていたし、登り返しをグチりながら進む。そんなに険しい箇所は無し。稜線には、トウヤクリンドウやイワギキョウが咲き誇り、晴れていたらサイコーなはず。
間ノ岳ピークは完全ボッチ。ある意味、サイコー✌️。ガスりがちだが、時々、晴れるので、農鳥も見えました。
さらに、人がいないのもあってか、雷鳥さん登場。なんと、6羽‼️
雷鳥さんは人を怖がらないとは言うけど、やっぱり、人が多い時よりは、少ない時の方が遭遇率は高い気がする。
テンション爆アゲで、ルンルン🎶気分で北岳山荘に戻った次第。
まとめると、台風が近づいている状況下なのに天気にも恵まれ、満足度の高い山行きでした。
今シーズン初雷鳥のおまけ付き。
まとめとしては、コスパは悪くても、余裕をもったスケジュールの方が良いと再認識。もっとも、コスパ以上に、労務環境の方が問題だし、これはnon controllableなんだけど。😂
次に機会があるなら、キタダケソウの時期に来てみたい。6月末〜7月初頭ですかね?
6月初頭のコウシンソウ@庚申山、6月半ばのツクモグサ@八ヶ岳、6月末のキタダケソウ@北岳と、6月には行きたいところが山ほどあるのに、なかなか晴れないんだよな、、、。
まぁ、死ぬまでには3つとも見れれば良いので、気長に機会を待つのが吉と思うことにします。
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