越生駅〜大高取山〜一本杉峠〜獅子ヶ滝〜東毛呂駅


- GPS
- 05:59
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 787m
- 下り
- 774m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 5:56
天候 | 晴れ、風強し。気温≒-2℃〜5℃ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
【復路】東毛呂駅⇒HOME |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストはどちらのアプローチにも見当たりませんでした。トイレは越生駅の改札外、東毛呂駅は改札内、それに越生神社境内と桂木観音堂直下だけにしか見受けられませんでした。 ◆コース概況◆ 【越生駅〜桂木観音堂】 積雪や凍結部分も無く、まったく問題無く普段通りに歩けます。 【桂木観音堂〜368.3mP】 ところどころで路面が凍結してましたが、滑り止め無しでも問題無く通過出来ました。 【368.5mP〜鼻曲山】 368.5mPを過ぎてから見晴らしの良い西上武幹線222号鉄塔までは残雪も無く快適でした。そこから鼻曲山までの登りは相変わらず厳しい急斜面ですが、距離が長くないのでチョットの間の試練で鼻曲山頂上に辿り着けます。 【鼻曲山〜一本杉峠】 チョットした岩場の通過がありますが、気を付ければ問題無く通過出来ます。ただし、高度感に慣れていない方などの通過にはオススメ出来ません。 【一本杉峠〜十二曲登山口】 実に快適な山道です。 【十二曲登山口〜獅子ヶ滝】 登山口から林道へ下りた途端に、登山口からアスファルト舗装された道路始点までの、わずか200mほどの区間だけ圧雪が氷化して全面凍結してました。笑い話のようですが、登山口から僅かにこの間だけ、怖くて軽アイゼンを装着して通過しました。こんなアホみたいな経験をしたのは初めてです…。 【獅子ヶ滝〜東毛呂駅】 完全な舗装道路歩きです。 |
写真
装備
個人装備 |
1/25,000地形図 1 越生
昭文社 山と高原地図 1 奥武蔵・秩父(2014年)
方位磁石 1 シルバコンパス
トレッキングポール 1 シングルタイプ
緊急シート 1 寝袋タイプ
携帯電話 1 SOFTBANK
単眼鏡 1
カメラ 1
メモ帳 筆記用具共
携行食 カロリーメイト、飴等
救急セット カットバン・湿布等
健康保険証 運転免許証共
ゴミ袋
飲料水 1リットル
ツールナイフ 1
ヘッドライト 1
予備電池 1 ヘッドライト用
GPSナビ 1 ヤマナビ2.5
ショートスパッツ 1
軽アイゼン 1 Mountain dax 4本爪
ロングスパッツ 1
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感想
拙宅がさいたま市内にあり、自家用車を持たず公共交通機関しか使えないので、奥武蔵では鉄道の駅から駅まで直接歩き通せるコースは、バス時間の不安なども無く実に安心して歩ける。特に東武東上線や東武越生線エリアは電車本数も多いし、さいたま市から費用や時間も掛からない。今回はそのお気軽な東武鉄道沿線のハイキングで、今まで行ったことのない獅子ヶ滝を絡めたコースを選んでみた。
スタート地点の越生駅から虚空蔵尊経由で桂木峠に行くか、越生神社を参拝してから大高取山経由で行くか悩んだが、初っ端から延々と舗装道路歩きはイヤだし、高取山は数十年前に訪れたきりで、景観などを忘れてしまっていたので、記憶を呼び戻すために高取山経由で桂木峠まで行くことに決めた。
越生駅を下車して歩き始めたら、土曜日だと云うのにランドセルを背負った小学生が大勢通学している。そのためかすべての横断歩道に、父兄が立って交通整理をしており、横断歩道の脇を通過するたびに父兄から「おはようございます」と挨拶されて、その都度、丁寧に挨拶をお返しする。肝心の小学生は誰も挨拶してくれずに、こちらから挨拶して睨まれてしまった。これも自分の人相の悪さが原因なのだろうとココロの中で苦笑してしまう。
やがて越生神社に到着して本日の安全ハイク祈願をしてから、境内をお借りしてショートスパッツを取り付けて荷物の点検をする。その後、直ぐに神社裏の登山口に回ったら山道が二手に分かれている。白いアクリル板の赤い矢印は左側の山道を指していたが、右側の山道には「富士山」と刻まれた大きな石碑が、こちらにお出でと誘いかけて来る。
どうせ登って行けばいずれは何処かで合流するのだろうし、石碑があると言う事はやがて祠か神社があるかも知れないと思い、石碑の誘いにのって右側の山道を登って行く。10分ほどつづら折れの山道を登って行ったら、高取城跡という標識と200平方米ほどの柵に囲まれた平らな敷地に、鳥居・社・数基の石祠・ご神木と思われるスダジイの巨木が有った。しかし残念ながら眺望は無し。
ご神木のスダジイの後ろに薄い踏みあとが有ったので、その踏みあとを辿ったら直ぐに本来の登山道に合流し、そこからは歩きやすい山道で大高取山を経て桂木観音まで快適に進む。この辺から北風がかなり強くなりはじめ、植林の中を歩いていてもかなり寒い。又、頭上での風の唸り音が凄まじい。歩いているのが植林の中の山道でなく、吹き曝しの尾根だったらと思うとゾッとする。
桂木観音で十分景色を楽しんで水をボトルに補給して、桂木峠を経て途中の山道で、西側に薄い踏みあとが有ったので藪をかき分けたら、見事な堂平山周辺の景色が広がる。ここでも寒風に耐えながら眺望を楽しみ天望峠へ。
天望峠からは多少ペースを早めようとするが、ところどころで路面が凍結していたので、無理せずに安全ハイクに務める。もし転倒してケガでもしたら、単独ハイカーなので周囲に多大な迷惑を掛けてしまうし、即刻、家人からハイキング禁止令を出されてしまう。それは実に困る。なので安全第一。
西上武幹線222号鉄塔でも関八州見晴台方面の眺望を楽しんで、やがて鼻曲山手前の急坂に差し掛かる。ここではトレッキングポールを仕舞って、一歩一歩確実に高度を稼いで頂上へ到着。しかし風が強くて長居している余裕は無いので、頂上でお会いした単独ハイカーの方に写真を撮って頂き、直ぐに丁寧にお礼を言って先へ進む。やがて幕岩、カイ立場、一本杉峠を経て十二曲へ向かう。十二曲は初めて通る山道だったので、名前からつづら折れが連続する山道なのだろうと思ったが、歩き易く実に快適な山道でアッと言う間に登山口へ到着した。
ヤレヤレお疲れ様でしたと思ったのは早計で、登山口から林道を歩き始め様としたら、なんと路面の圧雪が全面凍結している。タイヤが通る轍部分の圧雪は分厚い氷と化し、路肩に近い両端と真ん中も雪は被っているが、靴を載せればツルッツルの氷結状態で、とてもじゃないが本当に怖くて歩けない。
今回はさすがに雪は無いだろうと思い、まず使わないだろうとは思ったのだが、御守りの意味で自らが所持する中では、一番小さなMountain Dax社の四本爪だけは持参して来ていた。路面状況を判断して已むを得ず登山口に戻り、ここで四本爪アイゼンを愛用のキャラバンシューズに装着して、おそるおそる氷の上を歩いて行く。
しかし200mほど歩いたら、アスファルト舗装された道路部分からは路面が乾いており速攻で軽アイゼンを外す。まさか登山口に下りてから林道歩きで軽アイゼンを使うとは思わなかった(汗)。あとは舗装道路を6kmほどノンビリ歩いて東毛呂駅へ向かい、寒い吹き曝しのホームで持参の缶ビールを飲んで、無事に本日のハイキングは終了した。
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