酷暑の日が続くが、佐久平駅は心なしか少しは涼しい感じ。9月だしな。バスはそこそこの客だが余裕で座れた。ほとんどが登山者だ。
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9/1 8:24
酷暑の日が続くが、佐久平駅は心なしか少しは涼しい感じ。9月だしな。バスはそこそこの客だが余裕で座れた。ほとんどが登山者だ。
バス停名は高峰高原ホテル前と紛らわしいが、降りるとすぐ車坂峠の登山口。涼しくはないが、そうは暑くもない。初めての浅間山(黒斑山)の登りは、定番という表コースを行く。
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9/1 9:40
バス停名は高峰高原ホテル前と紛らわしいが、降りるとすぐ車坂峠の登山口。涼しくはないが、そうは暑くもない。初めての浅間山(黒斑山)の登りは、定番という表コースを行く。
噴火レベルは2という表示。いつ噴火してもおかしくない。
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9/1 9:36
噴火レベルは2という表示。いつ噴火してもおかしくない。
登山口周辺には花がたくさん咲いていた。下山後にゆっくり見よう。取り急ぎ、ハクサンフウロ。(浅間山だからアサマフウロかもしれないが、花弁の色がもっと濃いと言われている)
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9/1 9:41
登山口周辺には花がたくさん咲いていた。下山後にゆっくり見よう。取り急ぎ、ハクサンフウロ。(浅間山だからアサマフウロかもしれないが、花弁の色がもっと濃いと言われている)
アキノキリンソウ。
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9/1 9:42
アキノキリンソウ。
アキノキリンソウの群落。この花は終始多かった。
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9/1 9:43
アキノキリンソウの群落。この花は終始多かった。
ヤマハハコ。これもずっと多く咲いていた。
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ヤマハハコ。これもずっと多く咲いていた。
マツムシソウ。白山でみたタカネマツムシソウに比べると、ひょろっと背が高い感じ。花と葉では区別ができない。
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9/1 9:47
マツムシソウ。白山でみたタカネマツムシソウに比べると、ひょろっと背が高い感じ。花と葉では区別ができない。
シロタマノキ。
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9/1 9:50
シロタマノキ。
しばらくはカラマツ林を行く。
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9/1 9:45
しばらくはカラマツ林を行く。
こちらはキオンのようだ。(葉がギザギザ)
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9/1 9:56
こちらはキオンのようだ。(葉がギザギザ)
シラネニンジン。あるいは、ハクサンボウフウかもしれない。(葉が、どっちもとれるのだ。このあと多かったが、同一種のような感じ)
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9/1 9:57
シラネニンジン。あるいは、ハクサンボウフウかもしれない。(葉が、どっちもとれるのだ。このあと多かったが、同一種のような感じ)
表コースはときたま、森が途切れ、、、
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9/1 9:51
表コースはときたま、森が途切れ、、、
展望が開ける。八ヶ岳。山塊の右端のとんがりが、先日登った蓼科山だろう。(蓼科山に比べると、こちらはかなり歩きやすい)
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9/1 10:09
展望が開ける。八ヶ岳。山塊の右端のとんがりが、先日登った蓼科山だろう。(蓼科山に比べると、こちらはかなり歩きやすい)
岩ゴロは時たましかないのだ。
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9/1 10:12
岩ゴロは時たましかないのだ。
再び森の中。正面から強烈な光。
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9/1 10:15
再び森の中。正面から強烈な光。
徐々に険しくなる。
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9/1 10:22
徐々に険しくなる。
葉の形からこれは、ハクサンオミナエシ。
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9/1 10:22
葉の形からこれは、ハクサンオミナエシ。
ここから急登が続く。踏ん張りどころだ。
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9/1 10:24
ここから急登が続く。踏ん張りどころだ。
礫地にちょこんと生えているのはカラマツだ。
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9/1 10:25
礫地にちょこんと生えているのはカラマツだ。
左側(北側)も見えてきた。四阿山か草津白根山か。
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9/1 10:30
左側(北側)も見えてきた。四阿山か草津白根山か。
振り返って。右側手前の水の塔山から篭の登山へと続く稜線。かつて、車坂峠からあちらに向かったことを思い出す。
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9/1 10:26
振り返って。右側手前の水の塔山から篭の登山へと続く稜線。かつて、車坂峠からあちらに向かったことを思い出す。
このあたりは、コメツガ林。
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9/1 10:35
このあたりは、コメツガ林。
コメツガの実。
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9/1 10:37
コメツガの実。
クロマメノキの実。(シロタマノキと違って枝が赤くない)
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9/1 10:38
クロマメノキの実。(シロタマノキと違って枝が赤くない)
きつくなってきたが、休憩せずに一気に行こう。(後ろからの足音に押されるように)
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9/1 10:50
きつくなってきたが、休憩せずに一気に行こう。(後ろからの足音に押されるように)
ここで、浅間山の噴火口が姿を現す。すげー。
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9/1 10:57
ここで、浅間山の噴火口が姿を現す。すげー。
シラビソ、オオシラビソの森になる。
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9/1 10:57
シラビソ、オオシラビソの森になる。
シェルター。中にしっかり入れる。
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9/1 10:59
シェルター。中にしっかり入れる。
槍の鞘に着いた。どかーんと現れる浅間山に圧倒される。
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9/1 11:04
槍の鞘に着いた。どかーんと現れる浅間山に圧倒される。
現に活動中の火山だ。だから草木も育たないという。
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9/1 11:05
現に活動中の火山だ。だから草木も育たないという。
視線を右にやると富士山が見えた。その手前の秩父の山並みも美しい。今日は夏には珍しく視界良好である。
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9/1 11:10
視線を右にやると富士山が見えた。その手前の秩父の山並みも美しい。今日は夏には珍しく視界良好である。
左側には、トーミの頭。こちらに向かおう。
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9/1 11:07
左側には、トーミの頭。こちらに向かおう。
そろそろと登っていく。
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9/1 11:10
そろそろと登っていく。
地面には、ゴゼンタチバナの実。
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9/1 11:04
地面には、ゴゼンタチバナの実。
そして、イワインチンが登場。今日の主役だ、
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9/1 11:11
そして、イワインチンが登場。今日の主役だ、
もう一方の主役のウメバチソウも登場。
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9/1 11:14
もう一方の主役のウメバチソウも登場。
ヤマハハコは群落を形成している。
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9/1 11:13
ヤマハハコは群落を形成している。
トーミの頭です。
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9/1 11:22
トーミの頭です。
振り返って、槍の鞘。その左向こうは八ヶ岳。手前に広がるのが佐久。
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9/1 11:16
振り返って、槍の鞘。その左向こうは八ヶ岳。手前に広がるのが佐久。
左にパンすると、剣が峰。右側に富士山。
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9/1 11:21
左にパンすると、剣が峰。右側に富士山。
左側には外輪山が続く。手前が黒斑山だ。このダイナミックな景観に感嘆する。
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9/1 11:22
左側には外輪山が続く。手前が黒斑山だ。このダイナミックな景観に感嘆する。
外輪山の全景。今日はどこまで行こうか。まずは黒斑山を目指す。
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9/1 11:22
外輪山の全景。今日はどこまで行こうか。まずは黒斑山を目指す。
オンダテの実。
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9/1 11:45
オンダテの実。
外輪山の登山道は、岩場と、、、
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9/1 11:53
外輪山の登山道は、岩場と、、、
シラビソ林の道が交互に(あるいは選択できる箇所もある)続く。あの天明の大噴火から250年たっているので、森が育つには充分な時間だ。(もっとも細い若そうな樹が多かった)
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9/1 11:52
シラビソ林の道が交互に(あるいは選択できる箇所もある)続く。あの天明の大噴火から250年たっているので、森が育つには充分な時間だ。(もっとも細い若そうな樹が多かった)
火山監視装置。
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9/1 11:59
火山監視装置。
ふむふむ。異常と言われても、どうなると異常なのか。雷の時はここから離れるべし、というのはよく判った。
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9/1 11:59
ふむふむ。異常と言われても、どうなると異常なのか。雷の時はここから離れるべし、というのはよく判った。
監視装置が見つめる先。行ってみたい気もするが。
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9/1 12:00
監視装置が見つめる先。行ってみたい気もするが。
黒斑山登頂です。山頂は狭いので、先に進もう。
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9/1 12:02
黒斑山登頂です。山頂は狭いので、先に進もう。
外輪山というのは、雄大な景色でいいね。
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9/1 12:10
外輪山というのは、雄大な景色でいいね。
このコースは視界が良好な時に限る。
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9/1 12:26
このコースは視界が良好な時に限る。
コケモモの実。
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9/1 12:13
コケモモの実。
ネバリノギラン。
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9/1 12:23
ネバリノギラン。
そして、オヤマリンドウだ。もう秋ですね。
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9/1 12:22
そして、オヤマリンドウだ。もう秋ですね。
このあたりは、広葉樹だ。
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9/1 12:32
このあたりは、広葉樹だ。
ミヤマハンノキでした。
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9/1 12:31
ミヤマハンノキでした。
このあたりが、蛇骨山。山頂ははっきりしないが、休憩適地なので、大休止。
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9/1 12:37
このあたりが、蛇骨山。山頂ははっきりしないが、休憩適地なので、大休止。
外輪山の先の様子。
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9/1 12:38
外輪山の先の様子。
振り返って。左側の大きな谷が、噴火で山体が飛ばされた跡だという。あの草地を下る道が「草すべり」なんだろう。
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9/1 12:38
振り返って。左側の大きな谷が、噴火で山体が飛ばされた跡だという。あの草地を下る道が「草すべり」なんだろう。
正面は浅間山。崖の先端に生えているのはカラマツだ。
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9/1 12:46
正面は浅間山。崖の先端に生えているのはカラマツだ。
ハイマツの幼木もあった。(ここまでの道にはハイマツ帯にはなっていなかった)
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9/1 13:00
ハイマツの幼木もあった。(ここまでの道にはハイマツ帯にはなっていなかった)
景観に見とれて1時間近くまったりしてしまった。ここから来た道を引き返す。
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9/1 13:03
景観に見とれて1時間近くまったりしてしまった。ここから来た道を引き返す。
シラビソの森には、縞枯れ現象もみられるようだ。
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9/1 13:25
シラビソの森には、縞枯れ現象もみられるようだ。
ここはちょっと怖い。こんなとこ通ってきたかな。(軌跡を見ると来た時は森の中を通っていた)
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9/1 13:36
ここはちょっと怖い。こんなとこ通ってきたかな。(軌跡を見ると来た時は森の中を通っていた)
湯の平分岐。まだ時間があるので、「草すべり」の方に少しだけ降りてみる。花が豊からしいのだ。
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9/1 13:43
湯の平分岐。まだ時間があるので、「草すべり」の方に少しだけ降りてみる。花が豊からしいのだ。
いきなりかなりの急落だ。
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9/1 13:46
いきなりかなりの急落だ。
トリカブトだ。秋ですね。トリカブトの同定は難しいが、分布的にはキタザワブシ、葉はホソバトリカブトに似ている。
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9/1 13:49
トリカブトだ。秋ですね。トリカブトの同定は難しいが、分布的にはキタザワブシ、葉はホソバトリカブトに似ている。
シャジクソウ。
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9/1 13:55
シャジクソウ。
イワインチンとウメバチソウのコラボ。
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9/1 13:56
イワインチンとウメバチソウのコラボ。
ウスユキソウ。いろいろ咲いていました。
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9/1 13:57
ウスユキソウ。いろいろ咲いていました。
トーミの頭を見上げる。
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9/1 13:58
トーミの頭を見上げる。
まさに「草すべり」だ。
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9/1 13:58
まさに「草すべり」だ。
あまり下り過ぎると、戻るのが大変なのでここらで引き返す。(花が似たようなものばかりになっていたこともあって。あとで軌跡を見たら思ったより全然下っていなかった。)
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9/1 14:00
あまり下り過ぎると、戻るのが大変なのでここらで引き返す。(花が似たようなものばかりになっていたこともあって。あとで軌跡を見たら思ったより全然下っていなかった。)
トーミの頭に戻ってきた。後は下山するだけ。
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9/1 14:10
トーミの頭に戻ってきた。後は下山するだけ。
念のため持参したヘルメットを使わずに済んだのは幸いだったというべきだろう。(登山口にある自然観察センターではヘルメットを無料で貸し出していた)
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9/1 14:13
念のため持参したヘルメットを使わずに済んだのは幸いだったというべきだろう。(登山口にある自然観察センターではヘルメットを無料で貸し出していた)
浅間山に別れの挨拶。あれっ、様子が違うぞ。右下の黒いのは何だろう。雨雲があるから雨が降ったのか。(あとでよく考えると雲の影のようだ)
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9/1 14:18
浅間山に別れの挨拶。あれっ、様子が違うぞ。右下の黒いのは何だろう。雨雲があるから雨が降ったのか。(あとでよく考えると雲の影のようだ)
下りは、中コース。こちらはずっと森の中の道で展望はない。その代わり急降下もない。
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9/1 14:26
下りは、中コース。こちらはずっと森の中の道で展望はない。その代わり急降下もない。
シラビソの森。よく見ると細い樹が多い。
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9/1 14:33
シラビソの森。よく見ると細い樹が多い。
登山道は大きくえぐれているが、左右の土手の上に道がある。
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9/1 14:37
登山道は大きくえぐれているが、左右の土手の上に道がある。
すべりやすいザレ場は、あまり距離はない。
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9/1 14:53
すべりやすいザレ場は、あまり距離はない。
このあたりのカラマツは自然林だという。(このあたりの地域ではカラマツは植林も良くされている)
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9/1 15:04
このあたりのカラマツは自然林だという。(このあたりの地域ではカラマツは植林も良くされている)
コウゾリナ。
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9/1 15:08
コウゾリナ。
ヒメキマダラヒカゲかな。
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9/1 15:09
ヒメキマダラヒカゲかな。
登山口に戻ってきた。
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9/1 15:17
登山口に戻ってきた。
バスの時間まで1時間近くあるので、周辺の花を探してみる。いろいろ咲いているのだ。以下、初出のもののみ。ハクサンフロやマツムシソウも沢山咲いていた。
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9/1 15:26
バスの時間まで1時間近くあるので、周辺の花を探してみる。いろいろ咲いているのだ。以下、初出のもののみ。ハクサンフロやマツムシソウも沢山咲いていた。
ワレモコウの群落。
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9/1 15:51
ワレモコウの群落。
ワレモコウに留まったアキアカネ。
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9/1 15:51
ワレモコウに留まったアキアカネ。
ハナイカリ。イカリソウに似ているが、こちらは秋の花でリンドウ科。
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9/1 15:53
ハナイカリ。イカリソウに似ているが、こちらは秋の花でリンドウ科。
ナズナ。天気にも恵まれ、短時間の割には、圧倒的な展望と花を大いに楽しめました。ここはリピートしたいですね。
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9/1 15:50
ナズナ。天気にも恵まれ、短時間の割には、圧倒的な展望と花を大いに楽しめました。ここはリピートしたいですね。
お花がいっぱいの黒斑山、よかったですね!!
予想をはるかに超えるダイナミックな景観、記録を見ていたらますます行きたくなりました。
景色に見とれての1時間、いいですね☆
久しぶりの山、それと暑さもあるし、そういうのがいいですね。
昼間の蒸し暑さから、出かけるの億劫になりがちですが、お互い無理せず、体力維持しながら秋の山を楽しみたいですね♪
そうそう、ハクサンフウロ☆、花期が長いんですね!
黒斑山は、素晴らしかったです。交通の便も良いし、登山道も歩きやすいのに、なぜ今まで行かなかったんだろうと、後悔すらしました。
もっとも、暑さはともかくとして、天気が良く、空気も澄んでいたという点も大きかったとも思います。やはり天気には左右されますね。まあ、この山は花も多いから曇天でも行くかな。
ハクサンフウロ、確かに花期は長いという印象です。調べてみたら、今年の初見は、7月7日の飯縄山でした(飯縄山はほんの少し前と思っていたけど2か月も前だったとは)。ただ、霧ケ峰で、ハクサンフウロの隣にタチフウロが並んで咲いていて、フウロってアサマフウロとかイブキフウロとかいろんなのがあることを知った次第なので、ハクサンフウロと思い込んでいたのは、じつは他のフウロだったかもしれません。各フウロは花の色と大きさがほんの少し違うだけのようなので、並べてみないと私には区別がつきません。
早く涼しくなるといいですね。これからは台風も心配ですが、その間を縫いながら、無理せず楽しみたいと思います。
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