奥多摩最奥の二軒小屋尾根で疲労困憊→芋の木ドッケ→長沢山→天祖山
- GPS
- 10:20
- 距離
- 21.9km
- 登り
- 2,333m
- 下り
- 2,333m
コースタイム
- 山行
- 9:11
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 10:12
天候 | 晴れ後山は曇り、下界は晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
手前の林道は途中からダート。状態悪いので、RV車とかでないと底擦るかも。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【八丁橋ゲート〜二軒小屋尾根下降点】 6.5km程延々と林道歩き。 下降点はヤマレコの地図の位置とは結構ずれてます。 【二軒小屋尾根】 スタートはせせらぎがあり、いい雰囲気でした。裾野が広くいい感じと思って登っていくと、いつしか踏み跡がなくなり、リボンもなし。適当に尾根を上へ登るのみ。急登で足下の土が崩れやすく、登りなのに滑落の危険を感じる箇所もありました。 芋の木ドッケとモミソノ頭手前は長い急登。下りで脆い土質は危険だし、道迷いするリスクも大。 自分が歩いた奥多摩のバリルートで一番難しいと感じました。 芋の木ドッケから降りようとすると侵入防止のトラロープがあります。 【芋の木ドッケ〜長沢背陵天祖山酉谷山分岐】 歩く人も少く踏み跡が少し薄い。難しいところはないが痩せ尾根箇所や道外しに注意しましょう。 眺望もなく石尾根のような歩いてて気持ちのよい雰囲気ではありませんでした。 【長沢背陵分岐〜天祖山】 最初は細いトラバース。尾根に合流すると広いゆったりとした下り。踏み跡分かりづらいところもあるのでマーキングテープを見逃さないように。降りるにつれ天祖山がラスボスのように見えてきます。 天祖山への登り返しがキツいです。 【天祖山〜八丁橋】 最初は広めの尾根下り。ここも踏み跡が分かりづらいところがあるのでマーキングテープ見逃さないように。社務所の先は白テープとピンテが違う方向にあります。白の方に降りるのが正解。 だんだんと細めつづら折りの下りになります。土が脆く急な箇所もあるので気を付けましょう。激細箇所にはロープがありました。石垣が出てくるとゴール近い。 |
その他周辺情報 | 奥多摩市街まで何もない。とにかくコーラ飲みたくて、東日原バス停の自販機で買いました。 |
写真
感想
梅雨明け以降、ずっと山梨、長野の山へ通い、帰りの宿命、小仏トンネル越えに気持ちが折れてきたので、この週末は久々の奥多摩へ行くことにしました。
だいぶ前に作って塩漬けになってた山行計画、バリルート二軒小屋尾根から長沢背陵を廻って大多摩30天祖山ゲットすることに。
天祖山ならタワ尾根から廻ることも考えられましたが、八丁橋の駐車スペースも一度確認しておきたかったのでこちらのコースにしました。
しかし、いろいろ考えが甘かった。と言うか油断しました。
最近、なんだかんだ道が整備されてて分かりやすいアルプスの道を歩いていたので、ルーファイの目が衰えた?奥多摩の踏み跡薄い道でしばしば立ち往生して地図確認しながら進むの連続。
それとやはり低山の暑さ。
極めつけは水1Lボトル1本、車に置き忘れ。自分は普段から水飲みなので人より多めに水持ちます。今回は距離、標高差、時間から少し余ること前提に3.5L用意してました。
写真コメントに書いた指切って出血のあと、ザックの中を見ると、あれ?水ボトル一本足りない…あ、車で積み忘れたのか?!(なぜ重さで気がつかない💢)
ただでさえ出血でモチベーションダウンしてたところに、水が足りない事実の発覚😱
水足りないのはかなりヤバい。
ここで撤退も検討しました。
しかしここでの撤退はこのバリルートを下りなければならない。
このまま水を控えめにして進むリスクもろもろ検討。このままバリ道を時間かけて確認しながら足下にもかなり気を遣う下山かつ降りると高い気温、上へ行けば涼しく、一般道で道探しに時間かけることもない、結論はこのまま進むこととしました。1本忘れたと言っても2.5Lはあるし。
結果的にそのまま進んで正解でした。稜線乗ってからは風もあり涼しく水消費も少く済みました。
とは言え、反省点多数。
バリルートを行くときは、いつも以上に慎重に準備すること、天候気候気温のコンディションを見極めて臨むこと。
今回は久々の奥多摩バリルートで、道を見つけるのが下手くそになってました。
水の心配と出血で余計気持ち的に疲弊したと思います。
涼しくなってきたら奥多摩シーズンインですが、それに備えての反省材料盛りだくさんの山行でした。
小仏で疲れない分、山で疲れました😔
目的の1つだった八丁橋駐車スペースの確認ですが、登山者以外にも釣りの人、林道を自転車で走る人の駐車があります。詰めて停めれば多分8台位、この日は結構雑な停めかたされてたので7台目の自分の車で満車。
停められなかった場合や、ダート道で泥だらけになること考えるとなかなか使い難い駐車スポットでした。しかも車体に付いた泥が石灰質でセメントのようになってしまい、今朝ケルヒャーで落としましたが、かなり頑固でした。すぐに洗車できない人は覚悟が必要です。
次の週末は楽な山にしよう
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