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Yamareco

記録ID: 5896
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

穂高 北穂・東稜/滝谷

2012年08月10日(金) ~ 2012年08月13日(月)
 - 拍手

コースタイム

8月10日 6:30上高地→8:40横尾→9:50横尾本谷→11:15涸沢→15:00北穂幕営地→翌日下見→17:00北穂小屋→18:00北穂幕営地
8月11日 4:00出発→4:30取り付き下降点→見通し悪し少し待機→5:00下降→6:00中央稜取り付き→6:30登攀開始→10:50登攀終了→11:50北穂幕営地→昼寝→14:00北穂小屋→17:00北穂幕営地
8月12日 5:00出発→5:30取り付きにて天候判断→準備開始→6:00登攀開始→6:10東稜下部→6:40東稜尾根→7:00核心部通過→8:20北穂北峰→9:10取り付き点装備回収→10:00涸沢→大休憩→10:50出発→11:40横尾本谷→12:20横尾→休憩→12:50出発→15:10上高地→15:50沢渡
天候 8月10日 晴れのち曇り
8月11日 曇り
8月12日 晴れ
過去天気図(気象庁) 2012年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
沢渡第二駐車場→上高地
タクシー¥4000
コース状況/
危険箇所等
<滝谷ドーム中央稜>
北穂南峰から奥穂方面へ進み、初めての鎖場を下りきった所から、一般道を離れて下降を開始。
真ん中のルンゼを下ると浮石だらけの為、谷に向かってやや左側をへつり20m程行ったルンゼの対岸(北穂方面)に踏み後がある。
踏み後を辿りながら下降を続ける。途中に2〜3級程度のクライムダウンを行う。
更に北穂側に巻く様な踏み後を辿ると、懸垂下降点が有る(T1)。
20〜30m懸垂で下降した先がT2。更に北穂方面へ踏み後が有り、20m程登り岩を回り込んだ先が取り付き。

<北穂東稜>(参考に成らず)
北穂の一般道で、初めて出て来る鎖場からゴルジュ帯を通過。
東稜基部の二股ルンゼを少し詰めて左側のルンゼに入る。
真ん中の尾根筋の登り易そうな所から取り付くが、案外悪く、浮石が多く神経を使う。2級程度のフリーソロ。
恐らくもう少し右にトラバースし、もっと下部から稜上に入るのだろう。
稜線に入ると下部から明瞭な踏み後が続いていた。
ファイル
非公開 5896.xls
計画書
(更新時刻:2012/07/31 13:59)
河童橋からスタートです。
河童橋からスタートです。
朝の静けさ良いですね。
朝の静けさ良いですね。
木漏れ日が綺麗。
1
木漏れ日が綺麗。
いつかは登ってみたい霞沢岳。
いつかは登ってみたい霞沢岳。
前穂北尾根です。
前穂北尾根です。
取り合えず横尾までノンストップ!
取り合えず横尾までノンストップ!
あぁ、コレから登る前穂ね!
うん!?
あぁ、コレから登る前穂ね!
うん!?
前穂には登らないyo!
前穂には登らないyo!
取り合えず橋を渡りましょう。
取り合えず橋を渡りましょう。
来月チャレンジ予定の屏風岩。
来月チャレンジ予定の屏風岩。
うーん。グレート!
登れるのかな・・・。
うーん。グレート!
登れるのかな・・・。
取り合えず北穂が出て来た。
取り合えず北穂が出て来た。
本谷橋でパチリ。
本谷橋でパチリ。
良い天気です。
絶好調な天気!
やっと涸沢です。
やっと涸沢です。
もう、ココでいっかぁ!
って言う位の天気。
もう、ココでいっかぁ!
って言う位の天気。
あの頂上まで行くのかぁ・・・。
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あの頂上まで行くのかぁ・・・。
あのぉ・・・。
胸を張り過ぎて何か見えてますよ・・・。
食事中の方!スミマセンm(._.)m
あのぉ・・・。
胸を張り過ぎて何か見えてますよ・・・。
食事中の方!スミマセンm(._.)m
私は大丈夫ですね。。。
爽やかな風が靡きますw
私は大丈夫ですね。。。
爽やかな風が靡きますw
勿論、奥穂も見えてますよ!
勿論、奥穂も見えてますよ!
さぁ、北ホに向かいましょう!
さぁ、北ホに向かいましょう!
標識も絵に成ります。
標識も絵に成ります。
今度、ココからミニュチュア写真撮ろう!
今回、撮り方が分かりませんでした・・・(涙)
今度、ココからミニュチュア写真撮ろう!
今回、撮り方が分かりませんでした・・・(涙)
新しいカメラは、Cyber-shot DSC-RX100です。
F1.8のカールツァイスレンズ搭載だから、抜けが良いのです!
れれ?綺麗には撮れてるけど、徳pに異変?
新しいカメラは、Cyber-shot DSC-RX100です。
F1.8のカールツァイスレンズ搭載だから、抜けが良いのです!
れれ?綺麗には撮れてるけど、徳pに異変?
綺麗なお花ちゃん。
綺麗なお花ちゃん。
少し雲が出て来ました。
少し雲が出て来ました。
ゴジラ!
うーん。こんな感じで撮ってみよう。
うーん。こんな感じで撮ってみよう。
おぉ、常念です!
おぉ、常念です!
あれれ?やっぱり?
抜けが良いなぁ!流石ツァイスレンズ!(^-^)v
あれれ?やっぱり?
抜けが良いなぁ!流石ツァイスレンズ!(^-^)v
青空がいつまでも我々を歓迎します。
青空がいつまでも我々を歓迎します。
ゴジラと常念!
ぬはぁぁ(;´Д`)
・・・熊が休憩してますw
ぬはぁぁ(;´Д`)
・・・熊が休憩してますw
さぁ、コレは何でしょう?
さぁ、コレは何でしょう?
雷鳥の雌でした!
雷鳥の雌でした!
色々大変でしたが、無事に幕営も完了!
嫌がる徳pを連れて明日の下見に向かいます。
色々大変でしたが、無事に幕営も完了!
嫌がる徳pを連れて明日の下見に向かいます。
此方が北穂の南峰。
行き止まりです。
此方が北穂の南峰。
行き止まりです。
で、奥穂方面へ進みます。
で、奥穂方面へ進みます。
アチコチにマーキングされてるので、
迷い様が無いですね。
アチコチにマーキングされてるので、
迷い様が無いですね。
飛騨側に回り込みます。
飛騨側に回り込みます。
次にリッジを進みます。
次にリッジを進みます。
雪が付いたら楽しそうですねw
雪が付いたら楽しそうですねw
またしても飛騨側です。
またしても飛騨側です。
今度は、涸沢側へ向かいます。
今度は、涸沢側へ向かいます。
すると少し広い登山道と成ります。
すると少し広い登山道と成ります。
ちょいスラブが有りますが、広い尾根なので問題無いです。
昔、鎖場渋滞でココで一時間待ちました・・・。
ちょいスラブが有りますが、広い尾根なので問題無いです。
昔、鎖場渋滞でココで一時間待ちました・・・。
そして再度、飛騨側に進むと、
コレが最初の鎖場です。
そして再度、飛騨側に進むと、
コレが最初の鎖場です。
下ります。
鎖場を下りたら下降を始めますが、
左側のうっすらした踏み後が安定してました。
鎖場を下りたら下降を始めますが、
左側のうっすらした踏み後が安定してました。
20mくらい下ると反対側。
つまり、北穂方面に踏み跡が有ります。
取り合えず、メットも無いのと疲れてるので、今日はココまで!
20mくらい下ると反対側。
つまり、北穂方面に踏み跡が有ります。
取り合えず、メットも無いのと疲れてるので、今日はココまで!
意外に疲れてない様ですw
意外に疲れてない様ですw
小屋で情報収集中の徳p。
天気予報もdocomoなので、バッチリ取れます。
auは頂上に登って前穂側にスマフォを向けると電波立ちました。
小屋で情報収集中の徳p。
天気予報もdocomoなので、バッチリ取れます。
auは頂上に登って前穂側にスマフォを向けると電波立ちました。
明日の中央稜の説明書きです。
明日の中央稜の説明書きです。
クラック尾根も書かれてます。
クラック尾根も書かれてます。
残照の前穂と北尾根。
カッコイイな!
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残照の前穂と北尾根。
カッコイイな!
明日登るのが一番右のスカイラインです。
明日登るのが一番右のスカイラインです。
天場は小屋から10分くらい離れてます・・・。
景色は最高なんだけどね・・・。
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天場は小屋から10分くらい離れてます・・・。
景色は最高なんだけどね・・・。
ここでもdocomoは4本立ってました。
auは×・・・(涙)。
ここでもdocomoは4本立ってました。
auは×・・・(涙)。
翌朝!本番です!
噂の凹角を下ります。
翌朝!本番です!
噂の凹角を下ります。
トラバースルートも探しながらクライムダウンして行きます。
トラバースルートも探しながらクライムダウンして行きます。
かなり回り込んで出て来たのが、この懸垂支点。
バックアップを一応して下ります。
かなり回り込んで出て来たのが、この懸垂支点。
バックアップを一応して下ります。
うーん。
やはり、一旦下ると登り返すのは大変そう・・・。
今回、ソコが一番心配でした。
うーん。
やはり、一旦下ると登り返すのは大変そう・・・。
今回、ソコが一番心配でした。
ガスってるけど、クラックが走ってるのがルートです。
ガスってるけど、クラックが走ってるのがルートです。
かなり緊張してます・・・。
かなり緊張してます・・・。
1ピッチ目を遠慮した徳p。
余裕な感じw
1ピッチ目を遠慮した徳p。
余裕な感じw
ふぃ〜。チムニーは抜けたぜ・・・。
あああぁしんどっ!
ふぃ〜。チムニーは抜けたぜ・・・。
あああぁしんどっ!
フォローなので余裕な徳p・・・。
いいなw
フォローなので余裕な徳p・・・。
いいなw
もう、この表情です・・・。
「抜けましたが、何か?」って感じ・・・。
もう少し苦労して欲しかった(笑)
もう、この表情です・・・。
「抜けましたが、何か?」って感じ・・・。
もう少し苦労して欲しかった(笑)
じゃ、2p目徳pね!
少し緊張して来た?
じゃ、2p目徳pね!
少し緊張して来た?
おぉ、一瞬青空が祝福してくれたような・・・。
おぉ、一瞬青空が祝福してくれたような・・・。
雲海の切れ間から覗く槍ヶ岳。
かっちょいい!!
雲海の切れ間から覗く槍ヶ岳。
かっちょいい!!
あ、、、ハイハイ。
写真撮ってる場合じゃ無いよねw
実は、この抜け口が渋かった。
あ、、、ハイハイ。
写真撮ってる場合じゃ無いよねw
実は、この抜け口が渋かった。
おぉ、槍見えてるジャン!
おぉ、槍見えてるジャン!
乙女、徳pの槍真似。
(^-^;
乙女、徳pの槍真似。
(^-^;
最終ピッチの抜け口。
最終ピッチの抜け口。
5級と書いてるけど、一手核心?
うーん。4ピッチ目の方が難しかったです。
5級と書いてるけど、一手核心?
うーん。4ピッチ目の方が難しかったです。
さぁ、仕上げですね!
さぁ、仕上げですね!
一気に小屋まで戻って祝杯です!
お疲れでした!
一気に小屋まで戻って祝杯です!
お疲れでした!
翌朝、下山日。
一応、天気が回復しそうなら、東稜をやる予定。
でも、明け方からの雨で帰宅決定なんだが、、、
翌朝、下山日。
一応、天気が回復しそうなら、東稜をやる予定。
でも、明け方からの雨で帰宅決定なんだが、、、
やたら、良さげな天気・・・。
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やたら、良さげな天気・・・。
前穂も「今日は行けるよ!」と囁いてます。
前穂も「今日は行けるよ!」と囁いてます。
常念も「早くぅ〜」と叫んでる。
常念も「早くぅ〜」と叫んでる。
奥穂も「さぁ、登るんだ!」と言ってる様な・・・。

因みにモルゲンロートちうの奥さま。
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奥穂も「さぁ、登るんだ!」と言ってる様な・・・。

因みにモルゲンロートちうの奥さま。
じゃ行っちゃいますか!
徳p「はぁ〜い。登りますぅ」
じゃ行っちゃいますか!
徳p「はぁ〜い。登りますぅ」
トラバース浮石地獄に続き、更にルンゼも浮石が多い。
トラバース浮石地獄に続き、更にルンゼも浮石が多い。
草付き沿いに進み。
草付き沿いに進み。
何となく登れそうな岩場をフリーソロ。
下から見ると大岩だけど、実は小石が溜まりまくりで、
ココが一番面白かったw あ、イヤ緊張した!
何となく登れそうな岩場をフリーソロ。
下から見ると大岩だけど、実は小石が溜まりまくりで、
ココが一番面白かったw あ、イヤ緊張した!
乗越すと稜上には踏み後が、かなり下から続いている。
乗越すと稜上には踏み後が、かなり下から続いている。
少しオネムな徳p。
少しオネムな徳p。
槍が綺麗に見えて嬉しがるオッサン。
槍が綺麗に見えて嬉しがるオッサン。
熊と屏風。
雲海に煙る。常念。
雲海に煙る。常念。
かっちょいい!!
マジで興奮しちゃうよ。
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かっちょいい!!
マジで興奮しちゃうよ。
そりゃ、雷鳥も喜ぶよね!
えっ!?雷鳥?しかも雄。
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そりゃ、雷鳥も喜ぶよね!
えっ!?雷鳥?しかも雄。
何かにつけて指差す徳p。
何かにつけて指差す徳p。
もう、ゴジラの背です。
もう、ゴジラの背です。
こう言う所から見える槍も格別。
こう言う所から見える槍も格別。
おぉ、小屋も見えた。
って、もう、終わりジャン・・・。
おぉ、小屋も見えた。
って、もう、終わりジャン・・・。
こやp「徳p何かやってyo!!」
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こやp「徳p何かやってyo!!」
徳p「ホイ!」
こやp「あぁ、ソコでも!」
こやp「あぁ、ソコでも!」
徳p「ホイ!」
こやp「中本工事か!」
徳p「ホイ!」
こやp「中本工事か!」
逆光だったんで、どんな所かお見せします。
逆光だったんで、どんな所かお見せします。
さぁ、頑張って登りましょう。
さぁ、頑張って登りましょう。
スゲー。雲ノ平まで見えてるし・・・。
1
スゲー。雲ノ平まで見えてるし・・・。
クラック尾根の見学。
1
クラック尾根の見学。
笠ヶ岳も綺麗。
題名「遥かなる槍ヶ岳」
題名「遥かなる槍ヶ岳」
題名「滝谷ドームの朝」
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題名「滝谷ドームの朝」
今日は登って無いけどパチリ。
今日は登って無いけどパチリ。
今日は登って無いけどパチリ。
今日は登って無いけどパチリ。
昨日は頑張ったね。
昨日は頑張ったね。
さぁ、帰ろう!
ゴジラお疲れ様!
ゴジラお疲れ様!
涸沢までタッタカタッタタ!
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涸沢までタッタカタッタタ!
涸沢小屋。
徳p乾杯!
アレ?アイス?
徳p乾杯!
アレ?アイス?
あ、、、因みにコレは、麦茶ですよ・・・。
最近、おでん麦茶SETが出来たんです・・・。
あ、、、因みにコレは、麦茶ですよ・・・。
最近、おでん麦茶SETが出来たんです・・・。
コレもミニュチュア写真で撮りたかった・・・。
コレもミニュチュア写真で撮りたかった・・・。
北穂さん!さ〜よ〜なら〜♪
北穂さん!さ〜よ〜なら〜♪
で、一気に竜島温泉の山賊焼き定食。
胸肉の唐揚げ2枚ついてます。¥850と安旨です!
で、一気に竜島温泉の山賊焼き定食。
胸肉の唐揚げ2枚ついてます。¥850と安旨です!
帰りにカモシカで、ご飯2人前を大量購入・・・。
来週足り無いのよね(^^;
帰りにカモシカで、ご飯2人前を大量購入・・・。
来週足り無いのよね(^^;
【以下とくp写真館、レンズ悪〜】
1p目を前にするこやp。緊張しすぎじゃない?
2012年08月13日 15:31撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:31
【以下とくp写真館、レンズ悪〜】
1p目を前にするこやp。緊張しすぎじゃない?
順調にロープを伸ばします。
2012年08月13日 15:31撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:31
順調にロープを伸ばします。
抜け口にバルタン星人。誰かのマネ。
2012年08月13日 15:31撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:31
抜け口にバルタン星人。誰かのマネ。
1p目を終えて余裕の出てきたこやp
2012年08月13日 15:31撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:31
1p目を終えて余裕の出てきたこやp
2p目のリッジを超えてきたところ
2012年08月13日 15:31撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:31
2p目のリッジを超えてきたところ
2p目を終えてややドヤ顔のこやp
by  N-04C, NEC
2p目を終えてややドヤ顔のこやp
登攀を終え、小屋へ急ぐ
2012年08月13日 15:32撮影 by  N-04C, NEC
8/13 15:32
登攀を終え、小屋へ急ぐ
昼寝の後、祝杯
by  N-04C, NEC
昼寝の後、祝杯

感想

<感想>
今回、結構自分達で行ける精一杯のルートをチョイスした。

が、気に成るのは、稜線から下降して更に懸垂で下るので、万が一抜け切れない場合、無事に戻れるのかが不安だった。
今までの大半のルートが、道から登って懸垂で同ルート下降出来たりするルートが大半だったので、
下ってしまったら戻れない、若しくは戻るのが困難では?とも思っていた。

が、必要最低限成りにも、アブミと少し多めにカムを持って行く事にし、
最悪、人工でも登れるようにしたのと自分達のクライミング能力を上げる事にも専念した。

お陰でアブミまで使わなくとも抜ける事は出来たが、チムニーの登り方やルート取りの甘さから、
時間も掛かり後続パーティーに抜かれた(抜いて貰った)。
課題も多く、もっと安定して登る為にも、また挑戦したいと思う。


<各ピッチ毎のメモ>
1p目 元蕁,海p
・クラックからチームニーへ入るが、入り過ぎて抜け無くなる。
 分かってはいたが、1ピッチ目の焦りから入ってしまった。
 上に少し出ると広く成り、チョックストーンを一気に乗り越えた。

2p目 控蕁‘p
・易しいリッジで簡単に登るが、上部に核心部が有りやや難儀した。
 ココが5級?

3p目 亀
・本来は、左側に一度出て右に回りこむべきだったが、横着をして左側でビレイ点を設ける。
 
4p目 元蕁,海p→徳p
・左のフレーク部分から右側に回れると思ったら、見事に嵌り、
 ザイルがついて来ず下に垂れたまま、支点も作れない状態。
 色々試行錯誤するが、ハーケンが入るリスも無く、上に登れてもザイルが伸びて来ないので、止むを得ずココで一旦切る。
 本来は、凹角の真下からビレーを行う。

 徳pに登って着て貰い、ソコから再開しようとするが、既に後続パーティーが登り始めてるので、ココで待つ事にした。

 徳pが凹角から、上部のチムニーへ抜けてビレイ。
 核心部は、上部に有る下側に向いたフレークを持ちながら、チムニーまで行かないも乗り越して行く。

5p目 控蕁,海p
・3級程度の凹角を登り、上部のちょいハングに出る。
 ココが5級の核心と思い、クラックを使いながら左から抜ける。案外易しい。


<反省点>
・3p目のいい加減な取り付き方は今後止める。
・万が一嵌った場合、思考錯誤も大概にし、早めに切り直す算段を考える。
・チムニーを強化する。

天気予報を裏切るすばらしい好天に恵まれました!
晴れ男こやp、ありがとう!

滝谷ドーム中央稜、また来たいルートが見つかった。
北穂東稜も、次は雪がついているときに来てみたい。

【反省点】

・涸沢から北穂への登りをなめていた。ばてばてで大ブレーキをかけてしまった。
トレーニングが十分でないのと、下山の時に小屋でおでんを食ったら調子が回復したので、行動食が足りていなかったのかもしれない。山でダイエットしようと思ってはいけない。

・滝谷ドーム中央稜2p目、右から行くか左のスラブから行くか迷ってしまい、右から左へトラバースする時に真ん中にランナーを取ってしまった。結局左のスラブに行ったが後続がランナーの回収に苦労するなと思い、一度クライムダウンしてランナーを回収した。ルートの判断があいまいなので無駄な労力と時間を使ってしまった。2p目のスラブは数日前の小川山のスラブトレにより楽に感じたが、スラブからビレイ点への乗り越しが難しく、A0してホールドを探ってしまった・・。ハング気味のところで見えにくい上の手を探るときに躊躇してしまう癖がある。

・滝谷ドーム中央稜4p目、ルートの判断を誤る。Webで見た情報を読み違えていたが、ハーケンがあるからという理由でそのまま正しいルートと思ってしまった。別のルートも見たうえでもっと慎重にルート判断をすべきだった。結果としてガイドパーティーに抜かれてしまった。

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コメント

ナイス完登!
とても羨ましく感じるレポ!
私も来年か再来年行きたくなりました〜!!
2012/8/13 22:46
有り難う御座います!
mjunさん。マジでこのルートお勧めです!
って、そこまで行ってないのですがw (^^;
でも、お金が有るなら北穂小屋泊がベストかも〜。
自分達は残ったけど、その日の内に上高地まで帰れますよ〜。

ゴジラは、うーん流石に物足りない感じです。

やはり、自分達の旬のルートって有るんですね。
2012/8/14 4:16
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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