光岳〜聖岳をテント泊で周回

2023年09月01日(金) ~ 2023年09月03日(日)

• GPS: 26:47
• 距離: 50.2km
• 登り: 4,686m
• 下り: 4,719m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:38
• 休憩: 1:51
• 合計: 9:29

4:50 芝沢ゲート
6:05 6:06 易老渡
7:19 7:24 面平
7:57 8:03 標高1800m地点
9:16 9:21 三角点
9:43 9:43 易老岳
10:43 10:44 三吉平
11:47 12:14 イザルヶ岳
12:32 13:32 県営光岳小屋
13:44 13:44 光岳
13:55 14:00 光石
14:07 14:08 光岳
14:19 県営光岳小屋

2日目

• 山行: 7:16
• 休憩: 1:37
• 合計: 8:53

4:08 県営光岳小屋
4:26 5:18 イザルヶ岳
6:04 6:04 三吉平
7:01 7:01 易老岳
8:21 8:29 希望峰
8:47 8:47 仁田池
9:09 9:23 茶臼岳
10:46 10:52 上河内岳の肩
11:01 11:12 上河内岳
11:16 11:22 上河内岳の肩
11:51 11:51 南岳
12:53 12:53 聖平小屋分岐
13:01 聖平小屋

3日目

• 山行: 8:11
• 休憩: 0:59
• 合計: 9:10

3:29 聖平小屋
3:32 3:32 聖平小屋分岐
4:01 4:01 薊畑分岐
4:47 4:47 小聖岳
5:47 5:59 聖岳
6:22 6:27 奥聖岳
6:44 6:44 聖岳
7:22 7:23 小聖岳
7:49 8:06 薊畑分岐
8:52 8:56 苔平
9:18 9:18 大木の広場
10:17 10:29 西沢渡
11:09 11:11 聖光小屋
11:12 11:14 便ヶ島
11:38 11:39 易老渡
12:36 12:39 芝沢ゲート
12:39 ゴール地点

天候

3日間とも見事な晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

芝沢ゲート駐車場
八王子から中央道で5時間弱、国道152号線からゲートまでの道は狭く、通行止めの迂回で距離もあり、駐車場に着くまでに消耗しました。

コース状況／危険箇所等

よく整備された素晴らしいコース。少し狭い尾根やガレ・ザレ場はありますが、注意して歩けば危険個所はありません。
今年は猛暑で小屋の水場が枯れているという話を聞きますが、光、聖平ともに大丈夫で助かりました。さすが南アルプスの天然水。
西沢渡のゴンドラは独りで引っ張るには山歩きとは異なる訓練が必要そう。
ヤマビルが多いというレポもあり気にしてましたが無事で良かった。

写真

9/1 4:43

芝沢ゲート(712m)に4:30到着

9/1 5:03

川沿いを易老渡に向かって歩きます。夜が明けてきました。

9/1 6:04

一時間で易老渡(845m)に到着。さあ、ここから山道に入っていきます。

出だしはこんな感じ。

9/1 6:20

段々急登になってきた1000m地点

9/1 6:29

1100m地点。眺望はありませんが夜明け雰囲気を感じながら急登を登っていきます。

9/1 6:44

時々、木の間からの眺望をチラチラ見ながら登ります。

9/1 7:05

1350m付近まで登りました。

9/1 7:18

急登から、少しなだらかになった1450mの面平付近。

9/1 7:36

また急登が始まり1600m付近で本日初の木漏れ日。

9/1 7:57

もうすぐ1800m。急登なので10分で100mほど登る感じになります。

9/1 8:25

1900mを越えて開けてきそうな雰囲気

9/1 8:51

木の間から見える山はどれだろう。2100m付近

9/1 9:16

2200mを越えて空が見えてきた。分岐点となる易老岳までもうすぐです。

9/1 9:43

分岐点となる易老岳ですが、「易老岳」の標識がないなぁと思い、ウロウロ探して発見。あらま、なんとも荒れた雰囲気の中にありました。

9/1 9:48

易老岳(2354m)から、光岳に向かって一旦降りていきます。

9/1 10:09

ここで本日初めてと言っていい、待望の眺望が！遠くには御岳山も見えます。

9/1 10:14

来てよかったと思える眺望にウットリ。

9/1 10:15

ここまでの登りとは打って変わった、開けた明るい山道を光岳方面に向かいます。

9/1 10:45

2250m付近。三吉平を過ぎて、さてまた急登が始まります。

9/1 10:51

ごつごつした岩場の急登が続き、無茶キツイ。

9/1 10:56

すれ違った登山者に「この先に水場があるから頑張って！」と励まされる。

9/1 11:16

急登ですが、素晴らしい風景の中を登っていきます。

9/1 11:26

なんとも素敵な場所です。

9/1 11:29

ここに水場がありました。冷たくて気持ち良い（ここは水路の途中でもう少し上がホントの水場の始まりがあります）

9/1 11:37

左上がイザルガ岳です。すれ違った登山者に「イザルガ岳からの眺望は最高だよ！」と教えていただき、光小屋に行く前に立ち寄ります

9/1 11:46

イザルガ岳に登ると、おぉ！本日初めての富士山が！朝5時から登って、初めて東側の眺望が見えた！

9/1 11:54

富士山と、明日向かう茶臼岳、上河内岳や、明後日登る聖岳方面

9/1 11:55

イザルガ岳は360度の眺望が楽しめます

9/1 11:56

光岳と、その下に本日テン泊する光小屋

9/1 12:24

イザルガ岳からの眺望を堪能して光小屋に向かいます

光小屋から10分ほどで光岳(2591m)です

9/1 13:47

すぐそばに見晴台があり、光石がすぐそばに見えています

9/1 13:55

来たね

来たよ

光小屋。ステキな感じの建物です。

テント泊です。

光小屋にも水は売ってますが、2つある水場に行くことを勧められます。小屋に近い方の水場�　�もう一つは、イザルガ岳に行く前に通過した水場�△任后�

9/1 14:31

この水場�，狼�離は近いが急登(今日一番の急登だったかも。。)、水場�△呂覆世蕕�なですが距離がありますので、どっちもどっちで、好みで選びましょう。

9/1 18:33

イザルガ岳からみた夕暮れの光岳

9/2 4:17

朝4時に光小屋を出て、イザルガ岳で日の出を待ちます

日の出前の富士山

9/2 5:00

9/2 5:04

日の出前の聖岳方面

9/2 5:08

聖岳方面がなんとも美しいピンク色に染まります

9/2 5:08

御嶽山方面

9/2 5:15

日の出の瞬間

9/2 5:16

皆さん大満足

9/2 5:35

素晴らしい日の出を見終えて、聖岳方面に向かいます。まずは昨日通過した易老岳まで戻るために下っていきます。

9/2 7:12

易老岳を通過して希望峰に向かいます。

9/2 7:50

なんとも気持ちの良い山道。

9/2 8:24

希望峰を通過するとすぐ、富士山を見ながら歩く稜線に、これから向かう茶臼岳と上河内岳を臨みます。

9/2 8:29

こんな稜線歩けるなんて幸せ

9/2 8:30

明日向かう聖岳まで全部見えています。

9/2 8:39

茶臼岳に向かいます

もうすぐ茶臼岳

9/2 9:07

茶臼岳からの眺望。左にこれから向かう上河内岳。

9/2 9:10

9/2 9:27

本日の最高峰となる上河内岳に向かいます。

9/2 10:08

正面に上河内岳

9/2 10:22

上河内岳に向かう山道は、なんとも険しく感じました。

9/2 10:46

やっと上河内岳の肩に到着。ここに荷物をデポして上河内岳に登ります。

9/2 10:52

身軽になって上河内岳頂上を目指します。

d5はザックの重い荷物だけをデポしてきました。

9/2 11:02

上河内岳(2803m)到着

9/2 11:03

上河内岳からの眺望1

9/2 11:04

上河内岳からの眺望2

9/2 11:38

清平小屋に向かうため、まずは南岳に向かいます。

南岳(2702m)

9/2 12:09

南岳から清平小屋に向う。

9/2 12:52

南岳から清平小屋に向う道は少し怖い場所もありましたが注意して通れば大丈夫。この分岐から小屋へはすぐです。

清平小屋のテント場は広々していました。蛇口から水を補給できます。トイレもとても綺麗（トイレットペーパーは流せず，各自持ち帰りです）

9/3 3:59

3日目は3時半に小屋を出発。ここは薊畑分岐(あざみばたぶんき)です。ここに荷物をデポして聖岳に向かいます。

9/3 4:46

小聖岳(2662m)

9/3 4:57

日の出前の富士山

もうすぐ日の出の時間

9/3 5:20

日の出の時間

9/3 5:21

聖岳が日の出で染まってきました

9/3 5:21

昨日通って来た上河内岳、茶臼岳も日の出で染まります

9/3 5:26

9/3 5:40

日の出で染まりながら聖岳頂上へもうすぐ

9/3 5:46

来ました聖岳(3013m)

9/3 5:47

やったぁ〜

やったぁ〜

9/3 5:48

太陽光線が聖岳の影を遠くまで伸ばしているのがなんとも幻想的な風景です。

9/3 5:49

なんて美しい

9/3 5:49

上河内岳、茶臼岳、光岳

9/3 5:49

なんて場所だ！

9/3 5:50

9/3 5:50

大満足

9/3 5:50

9/3 5:51

9/3 5:52

9/3 5:52

御嶽山方面アップ

9/3 5:53

9/3 5:57

9/3 6:00

奥聖岳に向かいます

9/3 6:17

奥聖岳（2979m）

9/3 6:19

絶景！このまま富士山方面に歩いていきたくなるような素晴らしい稜線です。

9/3 6:19

言葉にならない。ここに居られる幸せ。

9/3 6:19

9/3 6:20

すぐそばに見える赤石岳

9/3 6:23

美しく輝く雲海

9/3 6:26

雲海をバックに

9/3 6:32

9/3 7:08

絶景を一時間も堪能して下山です。

9/3 8:03

荷物をデポした場所に戻ります。ここ(2400m)から、2日前に出発した芝沢ゲート(712m)までの長い下りです。

9/3 8:44

2050m付近まで降りました。膝がもつかな。。

9/3 9:52

1400m付近まで降りました

9/3 10:20

1100mの西沢渡。これが噂のゴンドラか？こんなオンボロなの？こんなの乗りたくない！と渡渉ポイントを探していると。。。

9/3 10:23

あ、こっちが本物なのね。ところが、これが重くて力が要る。一人でこれを乗るのはかなり大変そう。あ、いや、d5は隊長の1/3位の力しか出せませんでしたが、、

9/3 10:31

ゴンドラの川渡りをクリアして林道歩き

9/3 11:04

1050m。気温が高い

9/3 11:10

聖光小屋前の看板

9/3 11:33

川沿いから聖岳

2日前に通った易老渡まで戻ってきました

9/3 12:39

芝沢ゲートに戻りました。2泊3日のテン泊山行は天候に恵まれ絶景尽くしで大満足でした！ありがとうございました。

感想

hayax

ずっと前から計画していた光岳〜聖岳の周回に行ってきました。
日程とコースで悩んだ挙句、テン場を予約したのは前日、山仲間のd5さんの決断力のお陰で決行することができました。
結果的には3日間とも素晴らしい天気に恵まれて、完璧な富士山の朝焼けと360度の眺望、思い焦がれていた南アルプスの稜線歩きを満喫できました。
このコースは危険個所はないですが、距離も高低差も斜度も厳しく、テント装備を担いで3日間歩き通せてホッとしてます。厳しいコースだからこそ、頑張って歩いたご褒美に堪能できる景色に感動しっぱなし、芝沢ゲートまで5時間、帰りは中央道の20kmの渋滞で7時間というアクセスの悪さを吹き飛ばして余りある、まさにプライスレスな3日間でした。
光小屋のテント場で富山から来たというステキな女性ペアとお隣さんになり3日間楽しく話をさせて頂きました。駐車場でのトラブルを乗り越えて富山まで無事に帰れたかなぁ・・・

d5170610

2か月前に北岳で初めてのテント泊でしたが、テント泊2回目は、隊長の誘いを受け、光岳と聖岳の周回コースとなりました。急遽決まったこともあり、予備知識がほとんどないままバタバタと出発しました。先週の権現岳山行では調子が悪かったので3日間大丈夫か不安の中で出発しましたが、調子良く、2泊3日のテント泊での縦走を目いっぱい楽しむことができました。
この周回コースは非常にハードに感じました。初日の芝沢ゲートから光岳は2300m付近まで眺望が殆どない休みなく続く急登の連続と、三吉平から光岳までの消耗する岩場の急登でした(おまけに小屋では水場の急登が)。2日目の上河内岳への登りも強烈。そして3日目は聖岳まで登ってから芝沢ゲートまで、膝がもつのか心配な2300mの下りです。
3日間通して天気に恵まれ、登り甲斐のある急登、イザルガ岳の日の出、聖岳の早朝の絶景を堪能し、テント泊も楽しめて大満足。感謝・感謝です！

コメント

らんばらる

こんにちは。
聖岳小屋のテン場にいたパーティです(;^_^A
光岳と聖岳、やはりめちゃくちゃ長いですね。私はテカリは7月に日帰りして、今回聖岳とりにいきました
我々はあのあと激下りでメンバー二人が調子悪くなってしまい、大変でしたが無事下山いたしました。

またどこかでお会いできれば良いですね☆

hayax

コメントありがとうございます。
想像以上に厳しいコースでしたが、天気にも恵まれ、テン場では、多くの人との楽しい話に元気も貰い、無事に歩き通せてホッとしてます。
普段ソロが多いので、ステキな山仲間で楽しまれているのを見て羨ましかったです。
また、どこかで、すれ違えたら声かけてくださいね。

らんばらる

hayaxさん
Facebook上で山のグループ主催しています（東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、栃木と広範囲のメンバーがいます。いま56名）

もしよろしければお誘いしますよ(;^_^A
こないだのメンバーはそのグループのヤマトモでツキイチあるイベントの一環でした（ハードすぎて批判されましたけどｗ）

hayax

らんばらるさん
お誘いありがとうございます。
独りで歩いていると、そういうグループで山歩きしたいなぁ、と思うんですが、なかなか私には敷居が高て。。。
何かキッカケがありましたら、その時はよろしくお願いします。