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Yamareco

記録ID: 5919322
全員に公開
ハイキング
丹沢

檜洞丸(源蔵尾根〜矢駄尾根)

2023年09月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:02
距離
11.5km
登り
1,409m
下り
1,413m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:04
休憩
0:52
合計
7:56
5:18
5:25
83
6:48
6:59
57
7:56
7:57
63
8:59
9:02
50
9:52
9:55
6
10:01
10:28
24
10:52
10:53
122
12:55
12:57
9
13:09
ゴール地点
天候 晴れたが、頂上付近はガスで覆われていた。
過去天気図(気象庁) 2023年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
日陰沢橋手前の駐車場に駐車。5:10到着で2番手。
コース状況/
危険箇所等
神ノ川公園橋から先の林道が通行止めになっている。小洞隧道の先に大規模な崩落があったためだと知り、林道の先、つまり広河原から犬越路隧道にかけては支障ないのではと推察した(他の方のログなどから推測)。よって神ノ川園地、矢駄尾根(林道まで)、神ノ川林道(広河原まで)、源蔵尾根、主稜線、矢駄尾根というコースとした(どうしても広河原に行くという場合はこのルートを通ることとしたい)。

◆ 神ノ川園地〜矢駄尾根(林道まで)
終始つづら折れの急登。ルートは鮮明。踏まれてもいる。ピンクテープ(一部イエロー)もいい所に設置されている。

◆ 神ノ川林道から広河原
今日の核心部。大規模な崩落箇所あり。危険度中。写真で説明。
加えて、広河原入口から堰堤を経て源蔵尾根に取り付くまでウロウロした結果、記録を見ると1時間ほど費やした。この季節木々が生い茂るため、マイナールートは埋没しやすい。他の方達のログなど綿密に調べておきたい。

◆ 源蔵尾根
迷いそうな箇所が一箇所あったが、それ以外は問題なし。痩せた箇所、崩落箇所あり。

◆ 源蔵尾根分岐、檜洞丸、矢駄尾根分岐
主稜線なので特筆事項なし。それまでの難儀と比べると、主稜線が車線のハッキリした高速道路のように思えた。

◆ 矢駄尾根〜神ノ川園地
同じ通行止め再開でも犬越路北コースと違い、ルート崩壊もなく迷う箇所もなし。ルートは鮮明で踏まれているため歩きやすい。ただし斜面は緩くはなく九十九折りが続くため楽ではない。
日の出は5:22だったが、十分に明るくなってきたので、車で待機せず出発。
2023年09月10日 05:06撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 5:06
日の出は5:22だったが、十分に明るくなってきたので、車で待機せず出発。
先日下見に来たので、迷わず進む。柵の左側に隙間があるが、右手にある公衆トイレの脇からアクセス。
2023年09月10日 05:09撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 5:09
先日下見に来たので、迷わず進む。柵の左側に隙間があるが、右手にある公衆トイレの脇からアクセス。
風巻ノ頭。こんど蛭ヶ岳に周回する予定。
2023年09月10日 05:15撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 5:15
風巻ノ頭。こんど蛭ヶ岳に周回する予定。
右側から取り付き。
2023年09月10日 05:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 5:17
右側から取り付き。
取り付き箇所は岩がゴロゴロしており足元がおぼつかないものの、取り付いてしまえば登山道はクリア。
2023年09月10日 05:22撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/10 5:22
取り付き箇所は岩がゴロゴロしており足元がおぼつかないものの、取り付いてしまえば登山道はクリア。
頻度高く設置されているピンクテープをチェックしながら進む。大半が急登。
2023年09月10日 05:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/10 5:47
頻度高く設置されているピンクテープをチェックしながら進む。大半が急登。
草葉が生い茂っている箇所があり注意する。例えば草葉をよけ、草葉の左側に進んでしまうとそこは崖下へ真っ逆さま。なので暗い時間帯に通行するのは極めて危険。
2023年09月10日 05:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
9/10 5:58
草葉が生い茂っている箇所があり注意する。例えば草葉をよけ、草葉の左側に進んでしまうとそこは崖下へ真っ逆さま。なので暗い時間帯に通行するのは極めて危険。
沢を横切るところは概ねこのような感じ。問題なく通過可能。
2023年09月10日 06:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/10 6:12
沢を横切るところは概ねこのような感じ。問題なく通過可能。
今日の核心部はココ。沢筋の岩石の崩落個所。撤退も考えたものの、何人かが通行した形跡を見つけそれを辿ることに。自分よりも大きな岩石はほぼ固定されているものの、直径50〜60cm大の岩は固定されておらず浮いている状態。踏み抜いてそのまま奈落の底へ落ちてしまう可能性もあるため自己責任で。広河原から先の神ノ川林道も通行止めである理由を体感した。
2023年09月10日 06:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/10 6:23
今日の核心部はココ。沢筋の岩石の崩落個所。撤退も考えたものの、何人かが通行した形跡を見つけそれを辿ることに。自分よりも大きな岩石はほぼ固定されているものの、直径50〜60cm大の岩は固定されておらず浮いている状態。踏み抜いてそのまま奈落の底へ落ちてしまう可能性もあるため自己責任で。広河原から先の神ノ川林道も通行止めである理由を体感した。
林道の姿を留めず・・・
2023年09月10日 06:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:26
林道の姿を留めず・・・
通過時に撮影。動かない岩石を選びながら慎重に進む。
2023年09月10日 06:33撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:33
通過時に撮影。動かない岩石を選びながら慎重に進む。
渡渉箇所もあり。
2023年09月10日 06:34撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:34
渡渉箇所もあり。
檜皮沢の連瀑。見事!涼しい風が吹いていた。
2023年09月10日 06:38撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:38
檜皮沢の連瀑。見事!涼しい風が吹いていた。
崩落個所の先はこのような感じ。路面は藻に覆われており物凄く滑るためフラットフィッティングで慎重に進む。
2023年09月10日 06:42撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:42
崩落個所の先はこのような感じ。路面は藻に覆われており物凄く滑るためフラットフィッティングで慎重に進む。
もうすぐ広河原。
2023年09月10日 06:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 6:45
もうすぐ広河原。
大切なコメントが書かれている。これまで繋いで頂いた方たちに深く感謝。
2023年09月10日 06:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/10 6:49
大切なコメントが書かれている。これまで繋いで頂いた方たちに深く感謝。
このミラーの左から広河原へ下りる。ただ木々が生い茂っているため、中々スムーズに下りられるルートを見つけ出せず、行っては戻り、戻っては進むを繰り返した。
2023年09月10日 06:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
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9/10 6:53
このミラーの左から広河原へ下りる。ただ木々が生い茂っているため、中々スムーズに下りられるルートを見つけ出せず、行っては戻り、戻っては進むを繰り返した。
めでたく河原に下り、渡渉を経て源蔵尾根に取り付く。
2023年09月10日 07:04撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 7:04
めでたく河原に下り、渡渉を経て源蔵尾根に取り付く。
取り付きは多少藪漕ぎがあるものの、暫く進めばこのようにクリアな登山道が現れる。
2023年09月10日 07:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 7:12
取り付きは多少藪漕ぎがあるものの、暫く進めばこのようにクリアな登山道が現れる。
ようやく山の端の上にお日様が登ってきた!
2023年09月10日 07:24撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 7:24
ようやく山の端の上にお日様が登ってきた!
きのこ。
2023年09月10日 07:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 7:57
きのこ。
こういう藪にも怯まない!
2023年09月10日 08:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 8:12
こういう藪にも怯まない!
崩落個所の脇を通るので気を付けながら進む。
2023年09月10日 08:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 8:44
崩落個所の脇を通るので気を付けながら進む。
一瞬、蛭ヶ岳が見えた!
2023年09月10日 08:44撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 8:44
一瞬、蛭ヶ岳が見えた!
右手から上がってきて、左に進んだが引き返してきた。この写真の背後のルートが正解。
2023年09月10日 08:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 8:50
右手から上がってきて、左に進んだが引き返してきた。この写真の背後のルートが正解。
それがこちら。
2023年09月10日 08:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 8:51
それがこちら。
主稜線に合流。合流する手前は痩せたところを慎重に通過。結構体力を消耗。次来たらもう少し上手に歩けるはず!
2023年09月10日 09:00撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 9:00
主稜線に合流。合流する手前は痩せたところを慎重に通過。結構体力を消耗。次来たらもう少し上手に歩けるはず!
そこら中に咲いていた花。
2023年09月10日 09:03撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 9:03
そこら中に咲いていた花。
大室山だけでなく檜洞丸にもトリカブトが。
2023年09月10日 09:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 9:36
大室山だけでなく檜洞丸にもトリカブトが。
視界ほぼなし。ここまで誰にも擦れ違わなかったものの、頂上には4グループ+ソロの方たちがいた。
2023年09月10日 10:01撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 10:01
視界ほぼなし。ここまで誰にも擦れ違わなかったものの、頂上には4グループ+ソロの方たちがいた。
心の眼で富士山を見る。
2023年09月10日 10:28撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 10:28
心の眼で富士山を見る。
アザミ。痛い。。。
2023年09月10日 10:36撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 10:36
アザミ。痛い。。。
若干眺望あり。
2023年09月10日 10:57撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 10:57
若干眺望あり。
さすがメジャールート。源蔵尾根と比べると舗装された高速道路のよう。今日は右へ折れ、矢駄尾根を下る。
2023年09月10日 10:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 10:58
さすがメジャールート。源蔵尾根と比べると舗装された高速道路のよう。今日は右へ折れ、矢駄尾根を下る。
矢駄尾根を下る。出だしは木道、ステップが設置されていた(あまり好きではない角材を梯子にした、踏み台部分を若干削ってあるタイプ)が苔で覆われているところもあり、一度転倒(後方に柔らかめに)。歩行テクニックが大事。
木道、階段が終わるとこの写真のような九十九折り。
2023年09月10日 11:45撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 11:45
矢駄尾根を下る。出だしは木道、ステップが設置されていた(あまり好きではない角材を梯子にした、踏み台部分を若干削ってあるタイプ)が苔で覆われているところもあり、一度転倒(後方に柔らかめに)。歩行テクニックが大事。
木道、階段が終わるとこの写真のような九十九折り。
傾斜はキツめ。
2023年09月10日 12:35撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 12:35
傾斜はキツめ。
神ノ川園地に戻ってきた。山の神様に無事を感謝。
2023年09月10日 13:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
9/10 13:05
神ノ川園地に戻ってきた。山の神様に無事を感謝。

装備

個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 レジャーシート 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ ロープ
共同装備
単独山行のためなし

感想

矢駄尾根は快適。一方、源蔵尾根は今のワタシにはキツめ(に思えた)。木々が生い茂り、全般的に枝葉が伸びているため夏場は歩くのに難儀する。秋冬に再度来てみたい(3日後に来た)。
神ノ川林道は通行止めだったものの、広河原から先は進めるのではないかと思い、矢駄尾根を途中まで登り林道を下って広河原まで行くことにした。途中そこそこシビアな崩落個所があり、通行止めである理由を体感。そういう中、檜皮沢の連瀑は見事だった!

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