日帰り鳳凰三山 祝アルプスデビュー!
- GPS
- 10:26
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 2,309m
- 下り
- 2,452m
コースタイム
- 山行
- 10:37
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 11:19
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下山の中道ルートが長い上に、 ずっと滑りやすくて心休まらない 気を付けてないと何度も尻もちつくことになる。 |
その他周辺情報 | 蓬来軒 本店 055-233-2458 山梨県甲府市中央4-12-28 https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19000014/ 旅館 萬集閣 https://www.manshuukaku.com/ |
写真
感想
登山歴1年3か月の私。
来年辺りにはアルプスにまで足を伸ばせるようになれればいいなと考えていたけど、山梨に山友が出来た事がきっかけとなり、今回予想より早くその日がやってきたのでした。
この日のために平日は職場の非常階段を、
サンシャインシティ60階分を1日の目標として
毎日数回に分けて登り続け、ときには15階分を一気に登っては駆け降りて、はぁはぁ顔をテカらせて働いて、週末は毎週山に行っていたので、
その成果が発揮出来るかどうか。。
しかし結構デリケートな私。
早く寝て体調は万全にしておきたいのに、激シブの宿の外は飲み屋街が近いらしく夜はずいぶん賑やかで、
3時半にお迎えに来てもらう約束だから、早く寝ないといけない、でも外うるさい、、眠れない。。
結局1時過ぎまで寝付けず、実質1時間半ほどの睡眠で起きなくてはいけない時間になってしまう。
こんなほぼ寝てない状態で、コースタイム13時間以上の山行が出来るのか??
まぁ頑張れば何とかなるか!
とりあえず待ち合わせ場所のセブンで元気が出そうなアリナミン系のゼリー飲料を3つ購入。
栄養ドリンクでドーピングして今日1日を乗り切る作戦。
そうして始まった今回の鳳凰三山。
登り初めて、アルプスの山は甘くないなと直ぐに実感。
同じ急登でも、奥多摩とは違う。
考えて登らないといけない箇所がいくつも続く
、寝不足のせいか足も重く感じる。
それでもこのドンドコ沢コースは滝がいくつもあるし、樹林帯から岩場にザレ場、と変化に富んでいるので長い登りも飽きずにいられる。
地蔵岳山直下の急登過ぎるザレ場は太陽の光が照りつけ反射して眩しいし、目の前が白すぎて油断したら、気を失いそうになるほど辛かった〜
。
そして、ようやく辿り着いた地蔵岳。
間近で見るオベリスクの迫力はすごかった。
友人はオベリスクの上まで登れたら登りたいと言っていたけど、トレランシューズではグリップが効かず難しかったらしい。
ここから観音岳までも結構キツかった。
登り返しがなが〜い。山頂が遠いー!
しかしやっと辿り着いた今回の最高峰観音岳で、
休憩中、あのオコジョに出会えた。
岩場に隠れては飛び出してきてを繰り返し、どんどん明らかに私たちに近付いてくるので
過去に餌をあげる人がいたのかなと心配にもなる。登山歴20年以上の山友が初めてオコジョに出会えたと言うので、初めてのアルプスでいきなりオコジョに出会えた私は相当幸運なのかもしれない。アルプスの山の神様に歓迎されていると思うことにした。それにしても可愛かったです。
オコジョのお陰で疲れも吹き飛び、あとはもうほぼ下るだけの楽なパートに入ってきた。
薬師岳までは20分ほどで着いて、三座無事に登頂出来た喜びを噛みしめる。。
薬師岳の山荘で冷たいコーラでも買いたいと思ったけど、行きは山頂から10分、ここに戻ってくるのに17分とある。
17分もまた登り返すのはもう遠慮したい。。
青木鉱泉に自販機あったのを思い出し、直ぐに山荘には行かなくてもいいことにして、青木鉱泉に向けて下山開始!
中道下山ルートは、絶対登りでは使いたくないルートだと思った。急登だし、同じような景色が続くのは少し退屈そう、よほど辛いことをするのが好きな人と、苔とキノコ好きな人以外にはお薦め出来ない。
薬師岳まで5時間半位だったかな。登りだと。
下りでも4時間かかるロングコース。
前日までの台風の影響か濡れている地面も、木の幹も岩も全部滑る滑る。。
全く油断出来ない。お尻に大きな青アザ作りました。
林道に出てようやくホッとする。
計画通り登頂出来て、無事に下山出来た事がしみじみ嬉しい。
寝てなくても案外登山中は全く眠くならないということも分かった。
ドーパミンのお陰かな。
コーラで乾杯してそのまま駅へ。
いつもはソロ登山ばかりだけど、人と一緒なのも
違う楽しみがあると知った。
あと1000メートル標高あげないといけない場面でも、スカイツリーと東京タワーの二つ足した位の高さだから大した事無いよと、励ましあえるとか。。
帰りの高速バスでは気絶したように眠りました。
日帰りでも充実の山行でした。
ありがとうございます!
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する