手取川大杉谷川


- GPS
- 16:07
- 距離
- 38.8km
- 登り
- 2,609m
- 下り
- 2,616m
コースタイム
- 山行
- 3:33
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 3:33
天候 | 晴時々曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
個人装備 |
40mロープ
ガチャ
メット
ハーネス
ヘッドライト
|
---|---|
共同装備 |
焚火缶大中
ジャンピングキット
捨て縄
|
感想
・溯行図リンク
https://note.com/kamadakeisuke/n/ndce0b2f87fd8
・ヤマップ(ヤマレコよりは高解像度写真)
https://yamap.com/activities/26825844
・インスタリール
https://www.instagram.com/reel/CxBBrmSv1BR/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
https://www.instagram.com/reel/CxB0gHov2bA/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
https://www.instagram.com/reel/CxDf_OkvKiL/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
https://www.instagram.com/reel/CxPg3aePQJu/?utm_source=ig_web_copy_link&igshid=MzRlODBiNWFlZA==
●行先選定
先週末の岩屋俣谷川別山谷左又の疲れが残ってたし、仕事でワークショップ的なのが火曜〜木曜まであって忙しくて仕事疲れもあったりで、金曜夜に家を発ち、朝6〜7時から登り始める自信が無かった。なので、数年前にノブリンと行く用で1.5日行程で立案したが何かの理由で行かず残っていたヤマレコ計画書の、この谷に行くことにした。
●同行者
8月から、ツ・トム・クルーズと「9月の週末は沢登り行き倒しましょう」ということで、その一環。
●出発まで
am 5:48岡崎宅→給油→名神一宮IC〜一宮JCTまで工事車線規制のためStop&Goの渋滞→7:33米原で勉様と合流、乗り合わせ7:40→8:58ファミマ勝山荒土町店9:09→9:50市ノ瀬Pにチャリデポ9:57→県道33号→林道→10:42スタート地点に車駐車→準備
もともと計画書のスタート地点に車をとめようと思ってたわけではなく、あくまでも目安で書いてた。で、林道からの様子と地形図を照合しながら この場所に決めた。あんまり奥いくと、沢床までの標高差が高くなるというのもあるし、林道が荒れてきても嫌やなってのもあるし、あまり手前で降りて、堰堤をたくさん越えていくのもな、ってところで この辺がイイ塩梅では、という予想やった。
---- Day1 ----
●出発地→沢床
九十九折れ林道跡っぽいところがあり、藪漕ぎしなくて済むので、そこを辿って降りる。林道跡が消えた辺りでピンテがあり、それを辿ると 緩斜面で枝沢に出る。枝沢を10分おりると本流筋に出た。藪漕ぎ ほぼなしで沢床に到達できてよかった。本流の川原付近にもピンテが二箇所あった。釣り師かな?
●沢床→ゴルジュ
半時間ほど川原歩きをすると いきなりゴルジュ。おぉっとなる。ゴルジュ入口は泳いでとりつけるかなぁという落差1〜2mの小滝。右岸側が取り付けそうにも見えたが、ガバがなく、また足を置く場所もなさそうに見えたので巻くことにした。左岸側に小さい土砂崩れルンゼがあり、そこから取りついて、いつ崩れるか分からないところを登って木の生えてるとこまで出た。ロープは出さなかった。その後リッジを越え、懸垂下降なしで上流側の沢床に降りられた。20分弱で巻けた。
●ゴルジュ→泊地
ゴルジュの出口からゴルジュをバシバシ写真を撮ったあと、溯行再開。ほぼ川原歩き。魚影が濃いめ。暫く川原歩きを続けると、開けた場所にカンカン照りの青空のもと、でかい堰堤が鎮座マシマシしている。右岸から巻いたが、まぁまぁの藪漕ぎになる。中の下くらいのしんどさ。
堰堤を越えると二又。なんとなく右又が本流かと溯行するが、数分後にGPSみると間違ってるのに気づき、引き返して左又に。ここは三つ又になってて真ん中が本流やった。その後は迷うこともなく進む。
でも、これ以上 溯行すると地形図上の大滝付近の場所になり、そのあたりで良いテン場がある確率は低そうなので、まだ早かったが14:47標高1190m地点で泊とした。流木は豊富。テン場は少し整地をしたが、先週末よりは だいぶマシなテン場。
●泊
今回はメタ的な着火剤は使わず、牛乳パックの切れ端とライターだけで焚火を熾した。勉様が色々持ってきてくれたおかげで食生活は豊かやった。ネオキムチ鍋は、勉様が粉唐辛子投入を控えるよう言ってくれたおかげで、今までで最も食べ易かった。焚火は、太い木を燃やし過ぎたのか、火が消えるまでの間はツェルトの中に居ても暑く、汗をかき、着ていたものをいくつか脱ぐほどやった。火が消えると途端に寒くなったが、先週末さむかった教訓で少し厚めの衣類を持ってきてたこともあり、アラームの三時半まで ほぼ爆睡できた。
---- Day2 ----
●泊地→稜線
朝、焚火をすると起きてから溯行開始まで約二時間。5時半から溯行開始したいということで3時半起きにセット。問題はオカズが多すぎたこと。あと、マルタイラーメンは鍋に入れると あんまりあれ。鍋ラーメン用の麺のほうがいいかもと思った。勉様が食べられなかったネオキムチ鍋の残りはジップロックに入れて行動食にしてもらったwww
地形図記載の大滝は…、なかった。こうゆうことは時々あり、「大滝大滝詐欺」とよんでいる。地形図記載の大滝の位置よりも下流側に7m滝があり、勉様リードでロープ出して直登を試みたが支点とれず、ということで2m登ったところで引き返し。右岸から20分弱で巻いた。懸垂下降はせずに済んだ。あとは直登できる滝ばかり。まぁでも そんなに大きな滝はなかった。あと、泊地について、地形図大滝記載箇所の前後や それより上流にも流木がそれなりにあり、ここやったら寝れるわ、ってところが数か所あった。なので、昨日、もっと登っとけばよかったなという思った。
両岸もしくは片岸が高いクラになってるところはあり、景色は迫力があった。その内、ガレガレになり、稜線のコルを目指すため藪に突入。半時間ほど藪漕ぎをして稜線に。稜線は先週末の別山谷のような感じやったらいいな、と淡い期待をしていたが谷中から見えてた稜線を見て勉様が断言していた通り完全に藪やった。が、稜線の少し東側に出ると、膝丈の笹のところもあった。
●稜線→登山道
青のポリの梱包用紐が目印として樹木に結んであるところが時折みられた。なるべく、歩くのが楽な、ひざ丈以下の笹の区間を探して、右往左往しながら稜線を進んだが、背の高さの笹&樹木の藪漕ぎの区間もまぁまぁあった。2時間弱の藪漕ぎで登山道に出た。最初は白山方面が見えていたが、頂上付近は最初から雲がかかっていた。その内、雲が西からやってきて、白山方面は殆ど見えなくなった。
●登山道→白山釈迦峰→市ノ瀬P
登山道を延々と。釈迦峰ピークへの分岐があるとこで、少しゆっくり降りるという勉様を置いて先行して下山。勉様は この後、釈迦峰山頂に寄った後、別の沢登りグループと遭遇したとのこと。
延々と登山道を歩き、ようやく車道に。市ノ瀬Pのチャリデポ地点で、飲食物とヘッドライトだけ取り出し、あとはザックごとデポってチャリによる車回収に出発。
●市ノ瀬P→チャリによるスタート地点の車回収
県道、基本的に下りだが、2〜3か所のぼり返しがある。しんどい。それにしても、山スキーの人らで、日帰りで白峰ゲートから白山剣ヶ峰のピストンする人、凄すぎる。俺、500%無理やわ。
で、手取川にかかる橋を渡り、右岸へ。で、あとは基本 上り坂。駐車地まで8km。うへー、と思ってるところで、変速時にチェーンがスプロケとスポークの間に挟まってしまう。10分ちょい格闘したが抜けない。タイヤとか外す工具もないし。で、白峰集落まで帰って工具かしてもらったら…とも思ったが、貸してもらえない可能性もあるし、チャリをデポって歩いていくことにした。歩いていくので だいぶ遅くなる旨を勉様にLINEした。
あとはひたすら林道歩き。寄ってくる蠅なのか蚋か虻かなんかが鬱陶しくて、落ちてた小枝を振り回して頭部周囲を飛ぶ虫を避けながら歩いた。日曜だったが林業の作業してる人が居た。掴んだまま適当な長さに切り落とせる重機やった。
車まで1kmを切ったところで雨が降り始めた。本降りになる前に車に辿りつけた。あとは、着替えて、車運転して、勉様の待つ市ノ瀬Pへ。
●下山後
勉様に何か一緒に晩飯たべましょう、と言ったが、早く帰りたそうなので、勝山のGENKYでお惣菜を買って車内で喰いながら勉号デポ地へまっしぐら。その後、どないしたんやったっけ。一ノ宮の渋滞は解消していて、東名ですんなり帰れた。
●まとめ
核心はチャリによる車回収やった。同じコース行く人いないと思うけど、車2台使い、もしくは電動自転車やモンキー利用などをオススメする。ロープもガチャも結局つかわなかった。ロープはタープを張るのには利用した。
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2日目、chikiさんが行動食にジプロックに入れてくれたキムチ鍋の残飯、得体の知れないドロドロの物質、アレが完食出来たのはこの歳になっても進化だと思った。どんどんアップ俺の鈍感力!地図上に表示されてた大滝も無かったし、割と平穏に稜線までは行けたかな?登山道までの藪漕ぎで廃人になったけど・・・。chukiさんスリップストリームを使わせてくれてありがとう。合わせてデポ車回収もお疲れ様でした。敬礼!
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