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Yamareco

記録ID: 593324
全員に公開
山滑走
槍・穂高・乗鞍

乗鞍・四ッ岳山スキー -天気と雪質、ラッセル仲間にも恵まれた-

2015年02月21日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:50
距離
12.6km
登り
1,549m
下り
1,531m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:47
休憩
1:03
合計
7:50
距離 12.6km 登り 1,549m 下り 1,550m
4:53
65
5:58
233
渡渉点
9:51
10:03
26
デポ地(標高2620m)
10:29
10:45
19
11:04
11:27
41
デポ地(標高2620m)
12:08
12:20
23
渡渉点
12:43
0
12:43
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯キャンプ場のの駐車場(除雪あり)
コース状況/
危険箇所等
森林限界以下はスキーで踝程度のラッセル、最上部稜線は氷化
夜明け前の出発だが、既にトレースがついている。
2015年02月21日 05:58撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/21 5:58
夜明け前の出発だが、既にトレースがついている。
穂高に朝日が
2015年02月21日 06:41撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
2/21 6:41
穂高に朝日が
大崩山方面
2015年02月21日 06:46撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/21 6:46
大崩山方面
先週の到達地点、標高1841m
ここまで前回6時間、今回2時間。
2015年02月21日 06:56撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/21 6:56
先週の到達地点、標高1841m
ここまで前回6時間、今回2時間。
笠ヶ岳方面
2015年02月21日 07:46撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/21 7:46
笠ヶ岳方面
穂高を背に沢状を登る。
2015年02月21日 08:15撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/21 8:15
穂高を背に沢状を登る。
穂高、槍
2015年02月21日 08:22撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
2/21 8:22
穂高、槍
標高2300m辺り、スプリットのボーダーが先行。
2015年02月21日 08:32撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 8:32
標高2300m辺り、スプリットのボーダーが先行。
標高2400m、森林限界間近のトラバース
2015年02月21日 08:59撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/21 8:59
標高2400m、森林限界間近のトラバース
標高2500m近く、前方に何か見えて来た。
2015年02月21日 09:16撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/21 9:16
標高2500m近く、前方に何か見えて来た。
いよいよ山頂目の前、先行する豊橋のスキーヤー。
2015年02月21日 09:21撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 9:21
いよいよ山頂目の前、先行する豊橋のスキーヤー。
シュカブラ雪面となり、いよいよアイゼンの世界。
2015年02月21日 09:41撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 9:41
シュカブラ雪面となり、いよいよアイゼンの世界。
デポ地点から、槍穂から笠を見渡し、眼下にはボーダー二人組。
2015年02月21日 09:41撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
2/21 9:41
デポ地点から、槍穂から笠を見渡し、眼下にはボーダー二人組。
もうすぐ頂上だ。
2015年02月21日 10:17撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
2/21 10:17
もうすぐ頂上だ。
着いたぞ!
2015年02月21日 10:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 10:28
着いたぞ!
山頂から白山方面。
2015年02月21日 10:28撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 10:28
山頂から白山方面。
登頂して初めて見える、乗鞍本峰方面。
2015年02月21日 10:29撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
2/21 10:29
登頂して初めて見える、乗鞍本峰方面。
猫岳にもトレースが付いた。
2015年02月21日 11:07撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 11:07
猫岳にもトレースが付いた。
後続の人達。
2015年02月21日 11:08撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 11:08
後続の人達。
至福のシュプール。
2015年02月21日 11:33撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 11:33
至福のシュプール。
広い沢をガンガン滑る。
2015年02月21日 11:37撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 11:37
広い沢をガンガン滑る。
森林帯に入った。
2015年02月21日 12:37撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2/21 12:37
森林帯に入った。
キャンプ場の建物が見えてフィナーレ。
2015年02月21日 12:40撮影 by  uTough-6020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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2/21 12:40
キャンプ場の建物が見えてフィナーレ。

感想

 先週激ラッセルだった平湯から乗鞍四ッ岳のリベンジ。この冬最高級の温暖弱風の晴れの日で最高の一日となった。

 星が輝く夜明け前に平湯キャンプ場を出発、既にスキーとスノーシューのトレースがついている。1504mの標高点の辺りでスプリットボードとスノーシューの二人組と出合い、大滝川渡渉点でソロのスキーヤーに追いついた。以後しばらく自分含めたスキーヤー2人とスプリットボードの計3人でラッセルを回す。ラッセル先行しても深さは踝程度で重くない。

 という具合で快調この上なく、先週激ラッセルで6時間かかった1841m標高点までが2時間、出発4時間後の午前9時には、森林限界近くなって、見通しが良くなった標高2400mまで上がって来た。ここまでスプリットボードの人は力強かったんだが、遅れた相棒を待つため後退、スキーヤー二人の先行となりカール状地形に上がって来た。背後には槍穂高、笠ヶ岳方面の景色が見事。

 標高2600m辺りから硬い雪面が現れ、クトーを着けてしばらく進んだが、クトーが刺さっても後ろにずり落ちる状況になり、スキーとザックをデポして、残りはアイゼンで登って行く。一方もう一人のスキーヤーはスキーを着けたザックを背負ってアイゼン登り、身軽な僕が先行させてもらい、一番の高みの四ッ岳に到着。乗鞍本峰の絶景が待っていた。背後の槍穂も含め360度の大展望だ。

 続けて到着したスキーヤーと登頂の喜びを分かち合った。豊橋の人だった。日差しも周囲の山々も眩しく、風も弱く暖かい。ここでこんなに穏やかな冬の日は珍しいのだろう。2人ともしばし歩き回って展望を堪能し、さて下山開始。デポしたザックとスキーが上からは見えず、一旦下り過ぎてしまったがなんとか戻ってそこで補給休憩。後続の人達が何人も登ってきている。

 さて滑降。デポ地付近のクラストガリガリ雪を慎重にこなした後は、快適パウダー滑降が延々と続く。渡渉点に下りるまでの標高差1000mがほぼ下り一辺倒だ。渡渉点登り返しを一頑張り、最後の下りは気温も上がって少し重めの雪になったが、最後の緩斜面も走ってキャンプ場に到着。大満足で終わった。

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コメント

リベンジだけに喜びも倍増だったのでは?
Nishidenさん、
やっぱり羨ましいレコになりましたね。
この日は自分を含め、全国の登山者が一斉に歓声をあげていたに違いありません。
ぜひまた今度ご一緒してください!
2015/2/23 14:29
Re: リベンジだけに喜びも倍増だったのでは?
Sanchan,
その通りです。ここは何度でもまた行きたいと思います。
言うまでもなく、スキー得意なsanchanには絶対お勧めです。次の機会には是非。

Yamachan,
スノーシューで登ってた人はボーダーさんで下りは僕よりも速く滑って行っちゃいました。
条件に恵まれれば下りもスノーシューでも十分行けるし楽しめもするとは思いますが、やはりここは滑りに行くところだと思うなぁ。
穂高なんかに比べたら滑落の危険などは殆どなく、準3000mの雪山を少しは気軽に楽しみに行けるところではありますね。
2015/2/24 11:28
日曜日の足のハリは
この日の余韻ですね(^.^)
あらためてスキーの機動性はすごい。下山は上りの半分以下ですもんね。
日曜はゆっくりスノーシューにお付き合いありがとうございました。

平湯からこんな素晴らしいルートがあるんですね。
スノーシューの方もいらっしゃるようで、是非一度トライしてみたいと思いました。
およそ13キロの雪道、果たして完登できるかいささか不安ではありますが・・・(^_^;)
2015/2/23 19:41
プロフィール画像
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