大菩薩嶺〜大菩薩峠

2023年09月16日(土) [日帰り]

• GPS: 07:06
• 距離: 8.5km
• 登り: 506m
• 下り: 537m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:57
• 休憩: 2:17
• 合計: 7:14

距離 8.5km 登り 524m 下り 567m

8:02 上日川峠
8:39 8:42 福ちゃん荘
8:45 8:59 福ちゃん荘テント場
9:00 9:01 福ちゃん荘
10:21 10:28 雷岩
10:40 10:43 大菩薩嶺
10:58 11:08 雷岩
11:23 11:32 神部岩
11:59 賽ノ河原
12:06 12:19 親不知ノ頭
12:38 13:33 大菩薩峠
14:08 14:11 勝縁荘
14:17 富士見山荘
14:23 14:42 福ちゃん荘テント場
14:44 福ちゃん荘
15:16 上日川峠
15:16 ゴール地点

天候

曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

4:00：車で千葉県柏市の自宅出発
→勝沼I Cから県道218号線利用
7:30：上日川峠に到着
→上日川峠第一駐車場と第二駐車場は満車、第三駐車場に停める

コース状況／危険箇所等

登山道は良く整備されていて歩き易い。案内板も要所にあって迷うような事も有りませんでした。
上日川峠と福ちゃん荘の間は登山道と車道のどちらか選べます。唐松尾根の最後の登りはそこそこの斜度がありますが歩き易いです。大菩薩嶺から大菩薩峠までの尾根伝いの道は見晴らしが良く最高です。大菩薩峠からの下山コースは幅が広く足に優しいです。
注意する点は紅葉樹林の道は足元が滑り易い事でしょうか。

その他周辺情報

◆駐車場：上日川峠には市営の駐車場が３つあり全て無料なのが嬉しい。
◆トイレ：上日川峠第一駐車場、福ちゃん荘、介山荘にあります。
◆水：福ちゃん荘と介山荘に売店があります。
◆山バッジ：ロッジ長兵衛、福ちゃん荘、介山荘で売ってます。介山荘では他の山のバッジも売ってるのが珍しい。
◆三角点：大菩薩嶺に三等三角点があります。

写真

9/16 7:43

上日川第三駐車場
車はここに停めました
青空で気持ちいい朝です

9/16 8:01

登山口のそばのロッジ
山バッジを確認して身支度を整えたら出発です。

9/16 8:02

登山口
福ちゃん荘までは車道もあります

9/16 8:11

木漏れ日の広葉樹林
足元はところどころ湿っていて滑るところもあります

9/16 8:20

巨大なめこのようなキノコ

9/16 8:25

このあたりはとても傾斜が緩やかでハイキング気分です！

9/16 8:41

倒木にはえたキノコ

9/16 8:43

青空です
まだ遠くの山々は見えません

9/16 8:44

福ちゃん荘に着きました

9/16 8:45

飲み物やお土産品が色々と売っています
テント場もあるようですね

9/16 8:48

唐松尾根分岐点
左側の唐松尾根に進んで雷岩を目指します

9/16 9:18

ヤマホタルブクロが咲いていました。季節がら花が少ないのでなんだか嬉しい！

9/16 9:18

マムシグサ

9/16 9:27

木々のあいだから南アルプスの山々が見えて来ました！

9/16 9:39

小鳥の声もたくさん聞こえてきます

9/16 9:50

富士山が見えました！
けれど下からの雲がどんどん上に上がって来ています

9/16 9:55

大菩薩池も見えて来ましたが、富士山の手前の雲が大きくなっています

9/16 10:20

雷岩に到着しました
もう富士山は少ししか見えません💦
このあと富士山は雲に隠れてしまいました。
なんとかギリギリ間に合った！

9/16 10:23

尾根を左に進んで大菩薩嶺を目指します

9/16 10:24

鹿の親子に遭遇しました

9/16 10:41

大菩薩嶺に到着
三角点があったので（三等）タッチ！

9/16 10:42

確かに見晴らしはあまりよくないですがピークハントなのでテンションは上がります。

9/16 10:47

登山道の周りのコケに太陽の光当たってとてもキレイ

9/16 10:48

先ほどの鹿の親子がまだ登山道の周りの草を食べていました
このエリアでも鹿の食害を防ぐために木を網で覆ったりしていました

9/16 11:10

雷岩から賽ノ河原方面へ向かう稜線です
登山道のまわりは笹が多くてとても見晴らしがよい！

9/16 11:16

ノハラアザミ
タンポポみたいにアザミも綿毛の種を飛ばす季節なのですね

9/16 11:26

塩山市が2000年に建てた2000m地点の記念の標柱がありました
いまは塩山市はありません（2005年からは甲州市）ので貴重な気がします

9/16 11:27

2000m地点からみた大菩薩湖
湖の上あたりの富士山を想像してとった写真です。

9/16 11:31

賽の河原と山小屋が見えます
賽の河原は江戸時代までは武蔵から甲斐に行くための街道が通っていた峠ですがこうして俯瞰してみるとそれも頷けます

9/16 11:36

ウメバチソウがぽつんと一輪

9/16 11:38

2000m地点を振り返るとこんな感じ

9/16 11:50

笹原の向こうに見える賽の河原と親不知ノ頭

9/16 11:54

ナナカマドの実

9/16 11:56

リンドウ

9/16 11:58

賽の河原は積み石だらけ
道標として積み始めたものなのでしょうか？

9/16 11:59

賽の河原の山小屋の内部

9/16 12:00

賽の河原の山小屋

9/16 12:07

鹿が入れないよう調査のために柵で囲われたエリアがあり、柵の内部には明らかに多種の植物が育っていました
さっき見たばかりの鹿なのですが、やはり人と共生するのは難しいのでしょうね

9/16 12:10

大菩薩湖がダム湖（ダムの名前は上日川ダム）であることが良くわかる写真です

9/16 12:16

介山荘（大菩薩峠）

9/16 12:37

見晴らしのよい山によくある周囲の山の360度説明プレート
よく晴れた日ならきっと人だかりなのでしょうね

9/16 12:38

大菩薩峠
介山荘の周りは休むスペースがたくさんあります

9/16 12:44

介山荘の売店に咲いていたトリカブト

9/16 12:53

このあたりの山林は明治時代から東京都水道局が管理しています。山系としては秩父や奥多摩と同じなんですね。
「水道水源林」って言い方が、とても大切にしている感じが伝わり良いと思いました。

9/16 13:35

お昼を食べたら下山です。
苔が岩や木に張り付いていてきれいです。和の庭園を見ているような気分（逆だけどね💦）

9/16 13:46

下りの登山道はリヤカーが通れるぐらい広く、とても歩きやすいです。

9/16 13:52

笹原の青い緑と、苔の黄色い緑のコントラスト

9/16 13:53

木の葉も負けじといろんな緑

9/16 14:07

ところどころにこのような斜めの堀が作ってあります。
雨水が登山道に流れ込まないようにするためですね。
おかげで快適に歩けるのです。ありがとう！

9/16 14:11

ちょっと広い分岐に出ました

9/16 14:17

ここは賽の河原に向かう旧道の入り口です。
江戸時代、甲斐の人たちはここを通って武蔵の国に向かったのでしょうね。

9/16 14:31

福ちゃん荘でスイーツタイム

9/16 14:44

マムシグサ

9/16 15:04

夕日の木漏れ日に照らされる笹原

9/16 15:16

登山口に戻って来ました
登る時には気が付かなかった石仏

9/16 15:25

第一駐車場にはバス停がありました

9/16 16:30

おまけ：車での帰宅途中、道の駅甲斐大和でダムカードを頂きました！

撮影機器：

iPhone 11 Apple

感想

Sheena41

9/16だけ予定が空いたので、千葉県柏市の家から日帰りで登れる百名山と言う事で選びました。
決め手は帰りに勝沼でぶどうを買えるからです（笑）

登ってみて思ったのは、ストレス無く登山を楽しむことが出来る山だと言う事です。駐車場が無料で、トイレも困らず、水や食べ物も有ります。登山道も初級者向き、そしてなんといっても富士山を眺めながら見晴らしの良い尾根を歩くことができる。雷岩に立った時の風が爽やかでとても気持ち良かったです。

あと２時間早く登ってれば富士山の全容を見る事が出来たんだろうな、とも思いました。初秋の息吹きを感じる事ができ、季節を変えてまた登りたい山の一つです。あ、もちろんぶどうもちゃんと買いましたよ！