笹子雁ヶ腹摺山・米沢山・お坊山・大鹿山
- GPS
- 04:21
- 距離
- 11.6km
- 登り
- 1,463m
- 下り
- 1,445m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:11
- 合計
- 4:16
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
笹子雁ヶ腹摺山(以下笹雁)までは比較的整備が行き届いています。階段も多いです。途中尾根道と新道(巻道)に分かれますが、尾根道は2年前に初めて来た時に行って結構大変だった記憶があったので、今回は往復新道を選択。😅 登山口と最高峰のお坊山でも標高差300mちょっとだと思いますが、道中はアップダウンの連続で、しかも笹雁山頂から米沢山方面への下りは100mチョイ、お坊山から大鹿峠方面への下りは200m以上ありましたので、帰りの登り返しはキツかったですね。😂 米沢山への登りでは、岩場や鎖場もあって結構な急登でした。 |
写真
感想
お盆明けの富士山以来ほぼ1ヶ月ぶりの山行となりました。どうしても行きたかったという訳でもなかったのですが、次の日にOSJ KOUMI100の試走を、一緒にリレー部門でタスキを繋ぐ仲間と予定しているものですから、その前に少し山に身体を慣らしておきたいと思い、前の日夜中の1:00まで副業のバイトで睡眠時間3時間だったにも拘わらず、5:00起きですぐに着替えて家を飛び出しました。
今日は夕方から用があるので、あまりゆっくりもできないので、比較的家から近い、そして無茶苦茶時間がかかるようなハードコース出ない、ということで選んだ今回のコース。
高低図だけ見れば、登山口から最高峰までの標高差は350m程度だし、割りと楽かなと思っていたのですが、その期待は見事に裏切られました。
そもそも今回のこの辺り、過去に2回訪れてます。最初は一昨年の春、確か冬季閉鎖が解除された直後に笹雁まで。その時はまだ山梨百名山の制覇しか眼中に無かったので、お坊山が甲斐百山に選定されていることはもちろん、近々甲斐百山の制覇を目指そうという意識もこの時はまだ持ち合わせていなかったため、サクッと制覇できて良かったぐらいにしか思ってませんでした。
そして2度目は去年の5月。山梨百名山制覇を残り1回で達成出来る状態で、それは秋まで待って先に甲斐百山制覇に切り替えてガンガン登っていた頃。この時は国道20号の笹子トンネルを抜けた先からマイナールートを直登してピークを目指したのですが、この時もやはり甲斐百山制覇しか眼中に無く、目的の山だけを登頂してとっとと下山してしまいました。
そしてその後の去年の秋、山梨百名山全制覇を達成し、甲斐百山も残り2座、甲州百山は残り1座を残すのみとなった頃、この先どうしよう?と考えました。
自分は長野県民ですので、地元の信州百名山制覇に乗り出すという手もありましたが、如何せん信州は広い!幸い我が家は八ヶ岳の麓ですので南北に長い長野県の割と真ん中辺りではありますので、端から端まで大移動とかは無いものの、それでも北端や南端の山を目指すとなると移動距離は相当なものとなりますので、山によっては日帰りでは難しいところもあると思われます。そう考えまだ時期尚早と判断しました。
そして色々考えて出した結論は、色々なシリーズに選定されている山梨県内の山を全部制覇してやろう!というものでした。
日本百名山を始めとして、複数の都道府県に分布しているシリーズも多くあり、それまでの山行でもそれらの一部の山梨県内の山はついでにそれなりに制覇してきましたが、改めてそれらを1つ1つ潰していくことに決めました。
この段階に至って初めて、笹雁とお坊山の間には米沢山、そしてお坊山のもう少し先、大鹿峠まで下ってさらに少し登り返した先に大鹿山という、どちらも「東京周辺の山350(2010年)」というシリーズに選定されている山が存在していたことに気付かされました。もっと早くに今のような意識になっていれば、何度も訪れずに今回のルート一発で済んだんですけどね。もっと言うと、今回は1人でしたので笹子峠発着の往復コースにせざるを得なかったのですが、相方見つけて車2台体制が取れれば、大鹿山からもう少し進んだところから左に下って、景徳院という大菩薩方面へ上がる道の序盤にあるお寺まで恐らく30分程度のルートがあるみたいですので、そうするのがベストルートだったようです。なので、まぁこの山域に関しては失敗に次ぐ失敗の連続でございます。
そしてこのコース、いざ縦走してみると中々のハードコースでした。
10劼舛腓辰箸竜離で、標高差350m程度なのに、累積標高1,500m弱なので、そのハードさがお判りいただけるのではないでしょうか?
その中でも、コース状況の方にも書きましたが、復路のお坊山への登り返し300m超と、笹雁への登り返し150m弱は特にキツかったですね。復路は当然登山口まで下りますので、アップダウンの連続のコースとは言え、往路に比べれば下りが多少は多めのはずですが、往路が2時間8分、復路が2時間12分と、復路の方が時間はかかってます。やはり疲労とハードな登り返しで時間がかかってしまいましたね。
ちなみにこの日、家からの往復の途中で通過した甲府市内、行きの6:00頃で気温はすでに29℃、帰りの12:00頃になると何と37℃!車の温度計ですので公式の数字ではありませんが、それでもヤバいことになっていたのは間違いありません。
下界はそんな状況でしたが、幸いなことに今回のルート上は、写真でもお判りいただけると思いますが、結構ガスってて涼しく快適でした。これが快晴の炎天下だったらもっと時間はかかっていたのは間違いないと思います。
まぁでも翌日のOSJ KOUMI100の試走に向けて、山に体を適度に慣らすことは出来たのかなと思います。やり過ぎると試走がグダグダになっちゃいますからね。
ちなみに今回で米沢山と大鹿山の2座を制覇し、東京周辺の山350(2010年)は、表示上は172/716となりました。全部で716座もあるシリーズですので、まだちゃんと数えてませんが、山梨県内の未踏峰だけでも30以上はありそうです。他のシリーズもまだ結構ありますし、まだ未知のシリーズもあるかも?ありそうな気がします。なので、山梨県内シリーズ選定峰全制覇はまだまだ数年は楽しめそうな気がします。
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