塩見岳〜蝙蝠尾根〜悪沢岳 (鳥倉 IN・OUT)
- GPS
- 28:51
- 距離
- 50.9km
- 登り
- 4,946m
- 下り
- 4,940m
コースタイム
- 山行
- 11:54
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 12:37
- 山行
- 9:39
- 休憩
- 0:42
- 合計
- 10:21
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 5:48
天候 | 3日間とも晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
第1駐車場から登山口までは自転車を使用した。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
北俣岳手前の岩場、技術的な難易度は高くないが、私は高いところが苦手なので緊張して通過した。 蝙蝠尾根下部、二軒小屋から千枚岳への尾根下部、共に悪路。アスレチック的で、かつ暗い時はルートの見定めが困難。 荒川前岳の西側の崩壊地、慎重にいけば問題ないが、予想していた以上に崩壊がすすんでおり、状態が悪い。 |
その他周辺情報 | 清流苑 10:00〜20:00(20:30退館)\500 サウナ・水風呂あり |
写真
感想
今回の山行は、8月に仙塩尾根を縦走した時に見た蝙蝠尾根に魅了され計画しました。
蝙蝠尾根は、遠目に見て想像していた以上の天国尾根でした。右前方に明日登る荒川岳、左前方に富士山、右後方に塩見岳、左後方に間ノ岳・農鳥岳と、パノラマビューのなだらかな緑と白の美しい縦走路でした。
2日目にもう一度登山口から稜線に登らなければならず、体力的にはつらいコースどりですが、塩見岳からの蝙蝠尾根に魅了された私としては、二軒小屋からの周回コースはあり得ませんでした。
蝙蝠尾根下部、二軒小屋から千枚岳への登り下部、ともに悪場ですが、個人的には蝙蝠岳下部の方が、より悪かったと思います。
2日目、荒川前岳を下り、高山浦避難小屋へのトラバースに入る手前で、ヘリの救助要請をした若者と遭遇。全身に痺れを覚え一時は頭に死もよぎったとか。ヘリが自分を見つけられず一旦引き返してしまったが、自分も今は復活して普段の状況に戻っているので、ヘリをお断りする電話をしている状況でした。避難小屋手前の水場まで着かず離れずで様子を見ましたが、強がりではなく本当に体調が戻ったようで、しっかり、どころか素晴らしい脚力・バランスで、歩きをみているだけで唯者ではないことがわかります。入下山の話を振ると、沢を下り、藪尾根を登り(マニアック過ぎて名前を覚えてません(笑)、悪沢岳に出て鳥倉に下山するとのこと。ゆっくりになるが今から鳥倉まで下ります。ご心配を掛けて申し訳ありませんと、さわやかに軽快な足取りで去っていきました。自分を沢屋だっと言っていましたが、彼のような体力・技術・人格ともに優れていても、何が起こるかわからない、山、特に単独登山の怖さ・厳しさを痛感しました。本当は時間があれば、もっと話を聞きたいと思った好青年でした。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する