どどどどどーむすんの?? 滝谷ドーム中央稜(ソロ)
- GPS
- 27:58
- 距離
- 37.4km
- 登り
- 2,439m
- 下り
- 2,418m
コースタイム
- 山行
- 9:41
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 11:35
- 山行
- 2:42
- 休憩
- 6:08
- 合計
- 8:50
- 山行
- 6:27
- 休憩
- 0:38
- 合計
- 7:05
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
---|---|
アクセス |
写真
感想
■9/15(金) 竹橋より毎日あるぺん号で上高地へ。ギチギチバスであまり寝られず。
■9/16(土)
5時ちょいすぎ上高地着
●0530河童橋→0700徳澤→0800横尾
●0930本谷橋。なんと川に水がdありません。
●1200 涸沢小屋→1245涸沢小屋発。
20kg弱のザックがかなりこたえてグロッキーになりながら
北穂南稜を詰めていく。
●1600 北穂テント場→1630北穂小屋(受付)
テント場には設営可能場所の岩に番号が書いてあるが、
どの番号に誰が設営するかなどは管理しておらず、
先に設営してから受付しても良いようでした。
●1740 北穂テント場幕営完了。
設営が終わるころに雨が降り出す。
その後も断続的に降り、明日のコンディションが心配される、、
■9/17(日)
いつもなら日の出前に行動を開始するが、
岩がより乾くようにゆっくり目の出発。
実際にはすっかり岩は乾いており、この出遅れは失策でした。
●0530日の出。のんびり準備。
●0630テント場発
テント場から縦走路を反時計回りにすすむと滝谷ドームが見えます。
滝谷ドームを通過した後の一つ目の鎖場を下ると
中央稜取り付きへの分岐です。
●0720 分岐
分岐からほどなくプレートと
下降支点があるテラスがあるのですが、ここは間違い。
ガレガレの凹角を慎重に下り草付きジグザグの踏み跡を
追って下り続けると下降支点があります。
(下降支点まではIII級程度のクライムダウンがありますので注意)
●0800 下降支点。懸垂下降待ちができています。
●0815 懸垂下降。
50mロープだとギリギリ足りないみたいなことが書いてあったりしますが、
実際はギリギリ足りました。
下降後左手の踏み跡をたどるとほどなく中央稜取り付きです。
●0830 取付き着。
なんと3PTが順番待ち。
まあソロなので一番最後にゆっくりやればよいかと思ってたら
さらに2PTが取付きにやってきました。
●1030 2時間待ちの後ようやく登攀開始。
最初から後ろにもPTが控えていましたが、ゆっくりめのPTだったので
なんとか待たせずに最後まで抜けられました。
★滝谷ドーム中央稜登攀
下記ピッチグレードは日本の岩場記載のものと
()内は私の体感グレード。(チンネ核心をV級として評価)
1ピッチ目 -(V:上部チムニー登り)
下部の階段状と上部に分かれる。
下部はIII。フリーソロで登れるレベル。ハーケンも少なめです。
上部は左フェイスか右チムニーの2択。
左フェイスの方が難易度高いようなので右チムニーを選択しました。
チムニーの始まりが中に立ててザックを置けるので
ロープ末端にザックをくくり残置し一旦空身でのぼり、
終了点から引っ張り上げました。かなり引っかかるので苦労しました。
チムニー最後がチョックストーンになっており乗越すと終了点です。
個人的には核心ピッチ。
2ピッチ目 (IV+:2段目スラブ)
下部リッジと上部に分かれ途中がテラスになってます。
下部リッジはIII〜IV。岩脆い箇所あり。
上部は右カンテと左スラブがありますが、左スラブを選択。
小さいフットホールドを丁寧に拾う。
3ピッチ目 歩き
次のピッチまでちょっと距離があるのでガスってると迷うかも。
というかガスってました。
4ピッチ目 (V-:乗越水平フレークチョックストーン越え)
ビレイ点から凹角をのぼる。足があまり良くない箇所あり。IV+くらい。
左よりのスラブにもハーケンが打ってあるがどうみても凹角が楽に見える。
凹角を詰めると巨大な台形の岩があり左右どちらからも行けるようだ。
右を選択。
右はフレーク状のチョックストーンをのっこす。
チョックストーンの左右の隙間を手がかりに両足フリクションで
のっこすパワー系。V-くらい
ここもガスガス。
5ピッチ目 (V-:乗越右ルート)
ここも凹角をのぼり最後のハーケンが連打された大岩が核心。
直上か右トラバースの2択。
直上の方が難しいらしく右トラバースを選択。
足が滑りそうだがフィンガーサイズのクラックを利用し
レイバックで体をあげる。
終了点は直上ルートを基準に設置されてるのでちょっと回り込みます。
最後はようやくガスがとれ中央稜を見下ろすことができました!
終了点で装備解除&靴を履き替え縦走路へ戻ります。
終了点からドームピークに向かって左手のコルを抜けて
ガレたルンゼ状を下ると縦走路です。
涸沢からのアプローチのPTはこの後、横尾まで降りたいとおっしゃっており、
私も早く抜けられればそうしたかったのですが、
北穂テン場につくと14時を回っていたので連泊することに。
早めに寝たのですが寝付けず、、
■9/18(月)
0時起床。風が強いが頑張って撤収作業し2時に北穂テント場発。
0400涸沢小屋
0520本谷橋
0630 横尾。ここで9:30発のバスを予約
0915 上高地。わーギリギリ。
連休最終日とあってこの後松本発のあずさは夕方まで満席。
えきねっとを連打して最速の12時10分発あずさがとれ16時帰宅。
滝谷ドーム中央稜、お疲れ様でした。
待ち時間は寒かったですね。
途中まで景色が堪能できて良かったです。
どこかご一緒できると良いですね。
(9/23土の三つ峠アブミ練は悪天候で残念ながら中止になりました。。)
滝谷お疲れ様でした。コンディション悪いと思ってゆっくりでたら失敗しました。あんなに待つとは思わなかったです笑
土曜日は天気悪そうですね私はどこかのゲレンデかジムになりそうです。
またどこかでお会いしましょう〜
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