剱岳
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- GPS
- 16:35
- 距離
- 15.7km
- 登り
- 1,730m
- 下り
- 1,729m
コースタイム
- 山行
- 3:11
- 休憩
- 0:09
- 合計
- 3:20
- 山行
- 6:48
- 休憩
- 2:06
- 合計
- 8:54
天候 | 1日目 晴れ→霧雨→雨 2日目 快晴♪ 3日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
1,000円/日 23日0時頃現着しましたが無料駐車場は満車でした。痛い出費になりました(笑) 今日(25日)下山時も無理駐車場はほぼ満車状態でした。 立山黒部アルペンルート 扇沢〜室堂(電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、トローリーバス):往復12,300円 web予約で購入しました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
室堂〜剱沢 150m下って500m登り、200m下るコースです。 劔沢〜剱岳 言わずと知れた鎖場満載、スリル満点なコースです。 |
その他周辺情報 | 劔沢キャンプ場 1泊1人1,000円。 トイレ、水場が使えます。 水場は塩素処理されていますが、保健所からは煮沸の指導が出てるようです。私はそのままグイグイ飲みましたが(笑) トイレは受付から向かって右側がバイオトイレですが、男子用は水の出が悪いとの事で、左側を使って下さいとのことでした。 ちなみに便器は全て「和」です。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
感想
くだらない長文なので適当に見てください。
剱岳に行ってきました。
先月、師匠達と立山に行った時に見てしまった剱岳。かっちょ良すぎてどうしても行きたくなりました。
もともと行きたい山でしたが、私の技量で行けるはずがないと諦めていたのですが、剱岳の姿を見て、それ以降プライムビデオで「剱岳 点の記」を何度も何度も見て、登山系YouTubeの剱岳も見漁って決断しました。
室堂から雷鳥沢を通り別山乗越を超え劔沢キャンプ場で1泊、2日目に剱岳をピストンして1泊し3日目に室堂に帰る2泊3日の別山尾根ピストンの計画としました。
多くの人が1泊で行く行程ですが、私の場合2泊でもとても大変な行程でした(笑)
1日目
浄土橋を越え尾根に取り付くと霧雨が降り出しました。やな感じでしたが、そのおかげか雷鳥に遭遇♪直後にオコジョとも。霧雨なんて降りやがれ〜っくらいのテンションに(笑)
その後降ったり止んだりでした。
別山乗越までの登りは、先月経験していますが、空身とテン泊装備の違いは大きく、ヘロヘロになりながらのものとなりました。別山乗越から剱沢キャンプ場に着くと雨がそこそこ強くなりました。雨の設営・・・しかも風も強い・・・大変でした(笑)
今日は以降することは無いため、早々に飲み始め、明るいうちに寝落ち(笑)
一旦目が覚めトイレに行こうとテントを出ると足元がふらつき転倒→50cmほど滑落(笑)しました。
怪我がなくて何よりです(笑)
2日目
4時半に起床し5時過ぎに剱岳に向けて出発しました。初日にも何度か足趾と四頭筋が攣ったのですが、また攣るんじゃ??と不安の中歩いていきました。
剣山荘を越え、1番目鎖場の登場です。YouTubeで再三確認していたので難なく通過(笑)
私にしてはまぁまぁサクサクと一服剱まで行けました。そして前剱が「ドーン!」と鎮座しています。何度も画像で見た光景ですが、やはり実物はすごいです♪
しかしそこに行く道が目視でき、不安が増していきます。一服剱から下り切り、前剱への登りが始まると、そこは激しい急登で・・・
足趾が攣り始めました。
ポカリを飲んで休憩しながら歩を進めます。本当にしんどい登りでしたが、なんとか登頂♪
そしてラスボスの登場です。
鎖場をいくつも越えて、前進しますが、今度は四頭筋が攣り出しました。
な訳で何度も何度も休憩しながらついに核心部のカニのタテバイの登場です!
YouTubeで攻略をいろいろ見ましたが、やはりやってみないとわからないものですね。自分なりに上手に登って行けたのですが、タテバイを登り切る直下で足場がなかなか定まらず、鎖ありきの強引なよじ登りで攻略しました(笑)
その後も脚を気遣いながら休み休みなんとかラスボスを攻略することができました♪
奥穂も槍もめちゃめちゃ感動しましたが、剱岳登頂はそれらと同様?いやそれ以上の感動でした♪
しかも晴天♪富士山も見え、剱岳から見えるところは余すことなく見えていたのでは無いでしょうか?
山座同定ができない自分がちと情けなかった(笑)
そして下山です。
カニのヨコバイを始めとした数々の鎖場、数々の登り返し・・・
脚は痛いし息切れもしんどいし、本当辛い辛い下山でした。
やっと辿り着いた剣山荘で食ったカレーがものすごく美味かったです♪
テン場に戻った時は、ボロ雑巾そのもので、ジジイですが産まれたての子鹿のような歩き方だったと思います(笑)
3日目
ゆっくり起床し撤収。そして恐怖の登り返しに挑みます(笑)
テン場から別山乗越を目指し歩き始めますが、脚が全然出ません(笑)
どんだけ牛歩??って感じで一歩一歩頑張りました。1時間20分も掛け別山乗越まで登りました。
そしてそこから雷鳥沢まで約500mの下りです。
下山は得意ですが、2日間で削り取られた脚と体力・・・ヘロヘロになり雷鳥沢まで下りました。
そして最後の難関、室堂までの登り返しです。
先月もかなりしんどかったのですが、それに挑むまでに蓄積されたダメージが全然違います(笑)
本当キツかった・・・
ヘロヘロになって歩いてると観光客の関西弁のおばちゃんから紅葉の状況を聞かれました。相変わらず無頓着な私はここから見てる方が綺麗ですよなんて適当なことを答えちゃいました(笑)
でもおばちゃん御一行が雷鳥沢越えて行くことを考えたら行かない選択をさせた方が良かったかなぁなんて思ってます(笑)
でもそのおばちゃんが、私が剱岳に行ったことをすげぇ賞賛してくれました。通り過ぎる人々に「この人剱岳行っんですって、凄いわよねぇ♪」って宣伝までしてくれちゃって(笑)
ヘロヘロでしたが、ちょっと嬉しかったりします(笑)
そんなこんなで、ついに剱岳山頂を踏むことができました♪
奥穂も槍も私にとっては大冒険で、すごく感動した山行でしたが、「剱岳」の大冒険は身も心もそれらを上回る大冒険で、感動に関しても比にならないほどの大感動でした♪
ちなみに師匠は日月で早月尾根から剱を目指しました。アタックの日が違ったので会えませんでしたが、早月尾根も視野に入ってしまった感じです(笑)
剱岳登頂、あらためておめでとうございます!
写真と感想文のおかげでこちらまで手に汗握る快感に浸ることができました。
なので、ありがとうございます。(笑)
来年はぜひ早月尾根にチャレンジしてください!
ありがとうございます♪
早月尾根・・・2,000m超えの標高差・・・
恐ろしいですが挑戦してみたいです♪
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