ここに立たないとみられない景色 光岳
- GPS
- 13:51
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 2,790m
- 下り
- 2,791m
コースタイム
- 山行
- 7:01
- 休憩
- 0:37
- 合計
- 7:38
- 山行
- 5:50
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 6:20
イザルヶ岳には分岐にザックをデポしたのでログもそこで停滞していましたが、とりあえず山頂まではハンドで引っ張っています
天候 | 初日は暴風 二日目は快晴(朝のうちは強風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
易老岳直下の馬の背は三点支持必須 それ以外はほぼ体力勝負 |
写真
感想
初日は強風
スタート時は暑いくらいに感じて上に来ていたウエアを脱ぎ、長袖のアンダー一枚に。ところが風が吹き始め、1800m地点ぐらいでは手が冷たく寒い。
ちょうどそのころ、下山してくる方から「小屋のスタッフが調べてくれた情報では15時ごろが一番風が強くなる」とのこと。強風対策で長袖の厚手のソフトシェルを取り出し、さらにウインドブレーカーも羽織ります。馬の背では3点支持。三角点でようやく上が明るくなり、易老岳に近づきます。
風はますます強くなり、手袋をしていても指が冷たく、「稜線で吹きっさらしだと厳しいだろうなあ」と思いながらも行けるところまで行くことにしました。
勝手なイメージでは易老岳から光岳までは稜線歩きかな?と思い込んでいたのですが、実際は稜線のやや北西側をトラバース気味に進んでおり、さらに三吉平からはゴーロの谷筋。強風に吹きっさらしになる心配はそれほどでもありませんでした。
何とか静高平まで来て、ようやくほぼ登り切りました。
静高平の標識付近では「水場」っぽいところがあったのですが明示されていなかったのでそのまま通過。これが失敗でした。
小屋でいろいろ説明を聞き、水について尋ねると小屋から往復15分の急登か静高平に戻るかと言われ、「やっぱりあれだったのか」と思ってしまいました。
先行の方も汲みに戻るとのことで私もそうすることにしました。
当初の目論見では、小屋についたらその日のうちに山頂と光石を踏んで2日目にイザルヶ岳でご来光を拝んで下山するつもりでしたが、あまりの強風で一歩も外に出る気力が起きません。ほかの方と山談義をして過ごしました。7人ぐらいなので結構楽しかったです。皆さんありがとう。
ガスが切れた一瞬、富士が見えました。
18時には寝ました。
2日目の朝は まだ風が吹いていましたが、空は快晴。
富士の右手から日の出。ご来光は小屋から拝むことにしましたが、同宿の方2名はイザルヶ岳まで行きました。こちらは「軟弱」ですね。
小屋のスタッフによれば、近シーズン初めての氷点下。小屋の外の温度計はマイナス2℃〜マイナス3℃でした。軟弱にもなりますね。(いいわけですが)
眺望すごかったです。聖と富士はもちろんですが山頂から光石に向かう途中からは赤石・悪沢のそして遠くに仙丈。「南アルプスの南部からはこう見えるんだ」と思わせる眺望。ここに立たないと味わえない景色です。
寒くはありましたが「この山に登ることができたんだ」という充実感がありました。
小屋に戻って、営業協力もちょっとして下山。
登ってくるときはとっても大変だったのに、下りは早い。
予定よりだいぶ早く下山できました。
今年の遠征は どれも1日目は眺望なく、2日目に十分回収できるという 同じパターンでしたね。
これで今年の遠征登山は計画終了。猛暑の8月をお休みにしたのと、小屋予約が取れなかったことで目論見通りとはいきませんでしたが、まあ満足。このあと低山でしっかり歩きこんで、来年の遠征計画を練ります。
・・・赤石が呼んでいるんですが。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する