阿弥陀岳南稜を登る( ´艸`)ムププ 下りは中央稜を途中で諦め御小屋尾根(-_-)
- GPS
- 13:17
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,712m
- 下り
- 1,697m
コースタイム
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 0:35
- 合計
- 13:18
途中の崖で下山道に行き詰まりウロウロと徘徊しながら下山できそうなところを探したが下りれそうなところは見つからなかった。
最初に行き詰った崖の端まで行って下を覗くと下りられそうだが、安全に確実に下山するため中央稜からの下山は断念して中央稜と御小屋尾根の分岐へ登り返し御小屋尾根から下山することにした。
16:05中央稜と御小屋尾根の分岐に着き御小屋尾根を下る。
結果、4時間13分のロス(-_-)
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(無料ですが10台分ぐらいしか駐車スペースがありません。) 舟山十字路までの道路は穴や段差が多いのでスピードの出しすぎないよう注意しましょう。 (途中から雪道になるのでノーマルタイヤでは辿り着けないと思います。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・船山十字路に登山ポストはありません。 登山届は事前に警察に提出しておきましょう! http://www.pref.nagano.lg.jp/police/sangaku/keikaku/teishutsu.html ・トイレ、水場はありません。 ・船山十字路から阿弥陀岳までは薄いトレースがあり、トレース上は踏み固まっていて踏み抜きはありませんでした。 (トレースを外れると踏み抜く場合もあります。) ・無名峰からP2は雪庇の踏み抜きに注意しましょう! ・P1、P2はピークの左手側から巻きます。 ・P3の岩溝コースは左から巻きトラバース終了地点からガリーを登ります。 ・P4は左から巻きトラバースしてから岩稜を登ります。 ・P2〜阿弥陀岳の岩峰地帯は思っていた以上に雪がありませんでした! (今年は雪解けが早い??) ・最後の登りの雪の斜面は雪の状態が悪く雪崩れそうだったので気をつけましょう! ・中央稜への下山は事前にルートを確認しておきましょう! (私は崖を左に巻くルートがよくわからず他のルートを探すのに周辺をウロウロをした結果、中央稜と御小山尾根の分岐まで登り返して御小屋尾根を下ることになりました) ・御小屋尾根は不動清水を越えたあたりから踏み抜きが多くなります。 ・御小屋山から船場十字路まではほぼ踏み抜きます。 ワカンを装着すればよかったのですが『もうすぐ着くだろう。』とアイゼンのまま下山してたら意外にもだらだらと長い道のりで約1時間踏み抜き地獄でした(-_-;) ■いつもの事ですが・・・バリエーションルートに登る人なら書かなくても十分に承知しているとは思うので簡単に!! ・雪の状況は日々変化するので自己責任で情報収集して下さい! ・これからは雪崩れの季節です。 雪崩そうな場所は注意しながら速やかに通過しましょう! 雪庇にも気をつけましょう! ・気温も上がりすっかり春山の感じになってますが、天候が崩れれば雪山へ逆戻りします。 雪山装備一式は重いですが必要なものは念のため全て携行し安全第一で登りましょう! ■今回の核心部分はP3のガリーの登りです ・だいぶ雪が解けていて雪崩の心配はないと思います。 ・滑って谷底に落ちないよう一歩一歩確実に登りましょう! |
その他周辺情報 | 帰り道の途中にある『長門温泉やすらぎの湯』を利用。 http://www.nagawamachi.com/modules/pico/index.php?content_id=1 その後、居眠り運転回避のため隣接する道の駅『マルメロの駅ながと』に車を止めて仮眠。 (37時間で1時間ぐらいしか寝てなかったのでww) |
写真
感想
今、登りたいところ・・・阿弥陀岳南稜と西穂高岳西尾根。
どちらも甲乙つけがたいが、天候や積雪量、安全度を検討した結果、今回は阿弥陀岳南稜に登ることにしました(>_<)
先日の北稜に続き、今回は南稜♪
不安と期待でドキドキしながら、Climbing‼
ヾ響
・誰かいるだろうと思っていましたが、船山十字路に私が着いたときにはすでに車が数台止まっていました。
(人気ありますねー♪ 西穂の西尾根ならこうはいかないと思います・・・私の勝手な想像ですがww)
・車を止めてから15分ぐらい横になってましたが周りがガサゴソと準備しているようなので私も準備をしたら1番に登るはめになってしまった(-_-;)
結局、この日、船場十字路から阿弥陀岳までは誰とも会いませんでした。
・睡眠時間は1時間ぐらいしか取ってないのに不思議と眠気に襲われることはありませんでした!
・船山十字路から阿弥陀岳までは薄くトレースがついてたのでルーファイに困ることもなく、トレース上は踏み固まっていたので踏み抜きの心配もなく快適に歩けました(^_^)
(トレースを外れると踏み抜く場合もありましたが・・・)
・P2から阿弥陀岳までの岩峰地帯は思ってた以上に雪が無くてビックリしました!
(楽しみが半減??)
・P3のガレーも思っていた以上に雪が無くて残っている雪も氷化してなかったので登りやすかったです。
(ここも楽しみが半減??)
・阿弥陀岳への最後の登りの雪の斜面(写真54)は雪がグサグサで状態が悪く雪崩れの心配があったので素早く横切り岩をつかみながら・・・最後は岩に取付いて登りました!
(ここの斜面は東向きだから太陽の陽射しをモロに受けてお昼前なのにグサグサになったのかなー)
・今回は阿弥陀岳の山頂からの360°の大パノラマはおあずけでした(-_-;)
(近くの山はガスが撮れた瞬間にパチパチ撮りましたがww)
・阿弥陀岳山頂には中岳経由で登ってきたソロの方が2人がいました。
(話し相手になってもらってありがとうございました!!)
・今回のお弁当はのり鮭弁当にしてみました!!
ご飯にも鮭フレークを混ぜて作ったのですが美味かったです♪
・御小屋山から船場十字路ゲートまでは予想以上に長い道のり&踏み抜き地獄で疲れました(-_-)
・人気の八ヶ岳なのに、この日はソロの方3人(山頂で2人、中央稜で1人)にしか会いませんでした!
・今回の山行のメイン、阿弥陀岳南稜でのドキドキ感は存分に味わえましたが、山行の感想は後半のルートロストに全部持っていかれたました(-_-;)
反省
・中央稜でのルートロスト時の行動と心境・・・
中央稜を下山途中で崖をどう下ればよいかわからず地図をにらめっこ。
左から巻くと思ってたのに東の谷は雪崩れそうで危ない(-_-)
(谷ではなくて岩の横をトラバースしながら巻くのが正解?)
西側の雪の斜面をウロウロと下ったり登ったりしたが下りれそうなところはない(-_-)
(行きつく先は崖ばかり・・・)
とりあえず仕切り直すためケルンのある崖までと登ろうとするが急斜面&雪が柔らかく腰ラッセルで思うように登れない(-_-)
時間だけが過ぎていき焦る・・・
なんとかケルンまで登りきり崖を上から覗くと幅は狭いがテラスっぽいようなところもあり灌木もあるのでクライムダウンで下れそう・・・
いやいや、心身共に疲れている状況下でルートが不明瞭な崖をフリーでクライムダウンするのは危険だろ!
もし、下りきって船場十字路までのルートを確実に把握していないので日没後に迷わず歩けるかどうかの心配もある・・・
とても危険な感じがする・・・
やはり今回は中央稜からの下山は諦めて確実に下山できるルート、御小屋尾根から下ろうと判断し中央稜と御小屋尾根の分岐まで登り返すことにした。
(道迷いはわかるところまで戻るのが鉄則かな。)
・中央稜を下っているときに登ってこられたソロの方と少し話をしましたが、その時に詳しく情報収集すればよかったなーと反省しました。
・ロープがあれば懸垂下降で下れたのかもしれませんが車の中にお留守番させたのは失敗でした(-_-;)
今持っているロープが重くて(10.2mmの60m)携行するのに躊躇して毎回お留守番させていますが、軽いもの(8.1mmの50m)を購入して常に携行しようと思いました。
・登りはだいたい適当に登れてしまいますが下りは簡単には下れません!
事前の準備や調査を怠らないようにしようと思いました。
コメント
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おつかれさまでした 鮭弁 まってました
ninesさん、こんにちは
中央稜から登り返す体力があったのは鮭弁を残さず食べたからですww
無事に下山できてよかったー♪
若いっていいですね!
とても真似出来ません
不眠不休で、しかも車での移動!
私には無理だ〜
それに自家製の鮭弁まで持って行くなんて
たいしたもんじゃ〜
bamosuさん、こんにちは
私はもう若くないんですが・・・
八ヶ岳は高速道路を使えば1時間は早く着くのですが、距離が片道で40kmも長いし、高速代やガソリン代を考えると下道で行くようになりました
睡眠は『眠くなったら車を止めて寝る』です!!
15〜30分ぐらい寝れば、また運転できますよww
なんだか山行よりも yamaさんのお昼が
気になります 鮭弁 めちゃんこ美味しそうです
ご飯と鮭?がちゃんとまぜまぜしてありますね
北稜につぐ南稜でしたね おどろきました
俺も練習してステップアップしてからですが
パーティーで挑戦してみようと思います
無事で何よりでした
kamonabeeさん、こんにちは
いつもは『ご飯、海苔、隠し味&醤油をかける』×2段に焼いた鮭を乗っけて出来上がりなんですが、今回はご飯を鮭フレークを混ぜたご飯にしてみましたww
美味しかったですよ
南稜はP1まで辿りつくまでの道のりがダラダラと長いです(-_-)
厳冬期ならラッセルが加わるので日帰りは難しいかと
いつか挑戦するときに都合が合えば連れて行って下さいww
yamaさん、お疲れ様でした!
先週の北稜に次ぐ南稜のソロ
私にはマネできません
bamosuさんじゃないですけど、若いってイイですね
ebichanさん、こんにちは
北稜と南稜、何とか登れました(^_^)v
次の目標・・・まずは中央稜を無積雪期に偵察してこようかと思います
ステップアップできたら北西稜に登りたいですねー
私、若くないですよww
ヤマパンさん、お疲れ様でしたぁ!
いつもながらのアクティブ山行、スゴイっす( Д )゚ ゚
いやぁ、bamosuさんやebichanさんじゃないんですが
若いってイイですね(´・ω・`)♡♡♡
pusukeさん、こんにちは
だーかーらー、私、若くないですよーww
yamaさん、阿弥陀岳南陵、お疲れさまでした
行動時間が何と13時間ですか!
下山時には危険もあり、大変な山行でしたね。
横岳や赤岳はすばらしい写真でした
こんなハードな山行をした翌日は、体調はいかがですか?
私の場合は「温泉」にでも行かないと、なかなか疲れはとれないのですが…
yamaさんなら「普通」ですかね(^^;)
Forest21さん、こんにちは
翌日は地元の祭りの準備があったので朝から飲んでましたww
中央稜でのラッセルが堪えたのか久しぶりに筋肉痛です
ね、若くないでしょ?(笑)
ヤマパンさん
おつかれさまです。
メンタル最強!!!
しゃけ弁!!
しかも海苔2段混ぜ込みご飯!!
そのバイタリティーは一体
どこからくるのでしょうね?
sionさん、こんにちは
メンタル最強ですかねー??
腰ラッセルを強いられたグサグサ雪の急斜面を登ってるときは叫んでましたよー
『何なのこれー 』ってww
鮭弁を阿弥陀岳の山頂で残さず食べてたから体力が持ったんだと思いますよー、きっとww
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