谷川岳は縦走が楽しい(急登の西黒尾根↑ 紅葉の茂倉新道↓)
- GPS
- 07:24
- 距離
- 16.3km
- 登り
- 1,692m
- 下り
- 1,752m
コースタイム
- 山行
- 6:56
- 休憩
- 0:22
- 合計
- 7:18
天候 | ピーカンではない晴れ、風弱し 絶好の登山日和! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
土樽駅乗車 18:09 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・西黒尾根は評判の通り名物の日本三大急登ですが、好天の今日は問題なし。西上州慣れしている私にとってはたいした急登ではないが距離が長いだけ。鎖場も鎖が不要な程度。 しかし岩が磨かれていてすこぶる滑る。湿潤しているときは要注意 ・茂倉新道の稜線も踏み跡明瞭で快適 紅葉バッチシ 登山口付近の地面が粘土質でとてもよく滑ります。 |
写真
感想
・以前から画策していた谷川岳縦走、紅葉の時期の好天でこの日とばかりに実行しました。天神尾根ルートも選択肢の一つですが、やはり西黒尾根でしょう。
またロープウェイは商品価格が高くて有名な企業に買収されて運賃も馬鹿高なのであまり利用したくない気持ちです。
・自家用車での来訪も選択肢でしたが、混んでいるとイヤなので列車で決定。
・始発の上越線でも土合駅到着は9時前、遅い登山開始なので一応目標を
※下山時間(登山口)を16:00迄が大前提
※谷川岳に12:30迄に到達しなければ縦走を止めて天神尾根ルートで引き返す
※土樽駅発15:24に乗りたいがおそらく無理でしょう。焦らずゆっくりと。
・土合駅、以前は登山者のメッカで、長岡鈍行夜行でみんな土合駅で降りて、待合室でビバークするのが風物詩だった。今は昔。鉄道利用で谷川岳なんて私と数名か?と思ったら何と50名程度降りました。ビックリ。土合駅駅舎はイベント?やっていて賑やかである。(でも山狸的には静かな土合駅がいいなあ)
・土合駅からロープウェイ迄、ぞろぞろと列車から降りた登山者が歩きだす。昔の登山風景を彷彿。
・上毛高原駅からロープウェイ行きのバスを水上駅で見ました。続行2台のバスはぎゅうぎゅう詰め。しかも路線バスの車体を使用しているので、1時間近く立っている人はかわいそうですね。新幹線は快適だがこのバスは最悪。せめて観光バスの車体を使うぐらいの配慮が必要ですね。客を減らしますよね。
・西黒尾根は最初はブナ林の急坂。今日は荷物が軽いので軽快に登り、何人追い抜いたか不明。急登とのことだが、左ほどの傾斜でもなくラクダの背までは体感より早く着いた。ペースも良好。
・森林限界越えてからも急登が続くが、展望が良好で好天であることより、疲れを忘れジャンジャン登る。紅葉もまずまずの風景を眺めながら登るが西黒尾根を通過する人が思っていたより多かった。
・徐々に天神尾根ルートが近づくと凄い数の登山者いることに驚きはしない。歩くのに時間がかかりそうです。律速段階と言う言葉を思い出します。
・谷川岳の双耳は何れも登山者でごった返し、写真撮りの順番待ちで狭いピークを埋め尽くしている。混雑が苦手な山狸は早々に退散。
・谷川岳の目標12:30前に着けたのでこのまま縦走を継続、茂倉岳へ向かう。
・谷川岳を後にすると、嘘のように登山者は激減、大展望の静かな稜線で昼飯をくらう。ここからが縦走の醍醐味。
・ノゾキから一ノ倉沢を見下げると、、、絶景、凄まじい傾斜。谷川岳まで登るのだったらここまで来れば充実感倍満のように気がするのだが。。。
・一丿倉岳の登りでは見事に足が攣りだし、芍薬甘草湯を飲む。しかし振り返っての展望や写真撮る振りして休憩する。
・一丿倉岳の避難小屋は小さくで息が詰まりそう。一丿倉岳のピークも笹原の稜線で何処が最高地点かが??? しかし展望もよいので適当な場所で大休止。谷川岳から往復2時間、折角谷川岳迄きたらここまで来れば充実感三倍満と思います。
・茂倉岳は360°展望で山頂も広くすこぶる最高のピークでした。群馬側で何時も慣れ親しんでいる風景(東側(群馬県側)は断崖で険しく)とは別に、西側(新潟県側)はなだらかな山容が印象的。谷川岳から往復2時間半あまり、時間があれば谷川岳から足伸ばせば充実感役満と思われます。
・紅葉の大展望の茂倉岳、13:30になりました。まだまだここに居たいが、下山目標16:00目指しているので後ろ髪引かれ下山開始。途中避難小屋に立ち寄るが改築直後なので真新しく感じ、近くに水場もあるので快適な避難小屋です。一丿倉岳の避難小屋より歩いて30分程度、こちらの方が断然良い。
・茂倉新道は爽快な大展望の稜線で、踏み跡明瞭、登山者のほとんど居ない快適な尾根でした。危険個所もなく素晴らしいルートです。上半分は森林限界を越えた稜線、下半分の上半分はカラマツの根のアスレチック、下半分の下半分は美しいブナ林、しかし更に下ると粘土質の滑る斜面でした。
・下山時間は15:40で目標はクリアー、土樽駅には16:13に着きました。15:24分の列車には当然アウト、2時間近く待ちました。列車利用は私位かな? と思ったところ既に4人程度到着していました。周囲に人家はなく登山者の為だけにあるような土樽駅です。土樽駅でビバークする人もいるようですね。暗くなっても下山者が着き続き、最終的には20人程度になったのでしょう。列車も満席でした。登山でも成長した上越線、登山時期には越後湯沢ー水上駅で増便してくれたらなあ。兎に角始発が8時台とは遅すぎる。
・ということで無事谷川岳縦走ができました。紅葉と好天に恵まれて最高の山行日和で、存分に満足な一日でした。
コメント
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考えることは似通っていますね〜。私も来週同様のコースを考えていました。茂倉ー土樽、何年か前に続けて何度か歩き、久しぶりに歩こうかなあと思い出していました。yamadanukiさんの記録を拝見すると、来週の方が私好みのような、今週も良かったような・・(笑)
谷川岳、あんまり混んでいて、おったまげますね(苦笑)天神尾根は近年は冬でも渋滞するのだそうですよ。
土合駅は、紅葉シーズンであることはもちろん、昨日は鉄道の日だったらしので、それで催しがあったのではないかしら。
来月、静かな西上州の山をご一緒しましょう♪
谷川岳や北アルプスは、何やら都内に出かけるような気合が必要ですものね。その点、栃木や西上州の里山は静かでいいですね〜。
いつもありがとうございます。谷川岳に行くならやっぱ縦走を考えますね。本数少ないけど折角上越線の駅から登れるので。来週くらいが紅葉のクライマックスかな? 兎に角天気次第です。ああっそうか、14日は鉄道の日だった、すっかり忘れていました。ところでロープウェイの運賃、あの高さはいったい何? ということで西黒尾根選択したら、土樽駅は最終列車(といっても18:09)になりました。
11月はいよいよ静かな西上州も紅葉シーズン、出かけましょう。
谷川岳も紅葉が始まったのですねぇ☆
茂倉避難小屋泊で歩いてみたいルートです。
駅で2時間、待つのが苦手な私には耐えきれない!
ヤマレコの感想を書いていれば時間経つかな?
ロープウェイは西武から星野に経営が変わって、
これからの建屋改築とか増築とか色々やるのかなと
勝手に考えております。
今考えると2時間待っているより、秋の里道を越後中里迄歩いて近くの「岩の湯」で汗でも流せば良かったなあ、と妄想しています。森林限界越えの紅葉はあまりぱっとしないですが、樹林帯の紅葉はこれからのようです。
ロープウェイは1.5倍にもなってしまって、なんか腑に落ちません。荒天なら仕方なくロープウェイ利用でしょうが、この日絶好の登山日和、登山道歩かないと勿体ないですね。
まさか山頂駅にホテルでもつくるのでしょうか?
夏期はグランピングとキャンプ、冬季は雪洞やかまくらに宿泊、は無いか。兎に角、投資金を回収するセレブな施設を作りそう? でも熊が多そうです。(三年くらい前に田尻コースの下の方の林道で熊の親子が歩いているのをロープウェイから見たことがあります。)
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