記録ID: 606059
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ハイキング
京都・北摂
烏ヶ岳〜大船山 (三田市)
2015年03月27日(金) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 05:56
- 距離
- 13.4km
- 登り
- 1,003m
- 下り
- 986m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 5:30
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 5:54
距離 13.4km
登り 1,003m
下り 1,002m
9:43 十倉公会堂
10:07 酒井林道入口
10:25 峠
10:30 畦倉池堰堤
10:44 溜池分岐
11:06 金毘羅山への分岐峠
11:41 高平ナナマツの森、遊歩道出合
11:51 烏ヶ岳山頂 〜約10分休憩
12:45 高平ナナマツの森入口
13:03 下槻瀬公会堂
13:15 稲荷神社・大船山系縦走路入口
13:52 四等三角点『空木谷』
14:01 大船山・波豆・下槻瀬分岐
14:32 反射板南側
14:41 大船山山頂 〜約15分休憩
15:05 記帳所分岐
15:15 十倉峠
15:38 十倉公会堂
10:07 酒井林道入口
10:25 峠
10:30 畦倉池堰堤
10:44 溜池分岐
11:06 金毘羅山への分岐峠
11:41 高平ナナマツの森、遊歩道出合
11:51 烏ヶ岳山頂 〜約10分休憩
12:45 高平ナナマツの森入口
13:03 下槻瀬公会堂
13:15 稲荷神社・大船山系縦走路入口
13:52 四等三角点『空木谷』
14:01 大船山・波豆・下槻瀬分岐
14:32 反射板南側
14:41 大船山山頂 〜約15分休憩
15:05 記帳所分岐
15:15 十倉峠
15:38 十倉公会堂
天候 | はれ 霞はあるものの、青空のきれいな一日でした。 最寄のアメダス観測点『三田』当日の気温 朝の最低気温 ‐1.7℃ (06:18) 日中の最高気温 17.1℃ (13:36) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※特に許可を得ておりませんが、度々利用させていただいております。地元の方が利用される際には、建物と反対側の敷地西側、遊具やゴミステーション?を避けて駐車されているようですので、それに習っての駐車を心掛けております。地元の方が施設を利用される邪魔にならないよう配慮は必要です。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畦倉池より鳥ヶ岳へはあまり歩かれた記録がないルートを歩きましたが場所により状況が大きく異なりました。大船山への登りはあまり歩かれないルートですが、踏み跡のある山道が続きます。 高平ナナマツの森エリアは整備された遊歩道、大船山よりの下山ルートは整備された登山道となっており、共に道標有。 ■酒井集落〜畦倉池〜南側溜池 酒井集落より畦倉池への谷筋は、集落よりしばらくはコンクリート舗装、その後しばらくは未舗装ながら明瞭な林道です。峠に近付く程にガレた沢のような歩き難い状況となりますが、谷筋沿いに上り詰める事が出来ます。 峠を越えてからは水源地として管理されており、畦倉池沿いは支障なく歩けるレベル、堰堤より南側は未舗装ながら、車の通行が出来る農道レベルの道となっています。 道標、目印の類は見掛けませんでしたが、歩くのに支障のないルートです。 ■南側溜池〜金毘羅山への分岐峠〜高平ナナマツの森 地形図上の破線道を頼りに進む予定でしたが、溜池付近は道としての体裁は保っているものの、金毘羅山への分岐峠方面へと続く南へ登る緩やかな斜面は踏み跡の確認できない藪状態。峠付近に至るまで、道筋を特定するのが困難な状況が続きます。 峠はつくしの里方面、及び金毘羅山への登りは明瞭な山道ですが、高平ナナマツの森方面への稜線はテープは巻かれているものの、踏み跡はありません。登り始めて尾根筋が現れると、それに沿い切り開かれた跡があり、稜線は倒木等の障害物は多いものの歩ける状況です。 この区間はテープ類の目印を多く見掛けますが、誘導としては不十分なレベルです。地図による方向確認を入念に行う必要があります。 ■烏ヶ岳・高平ナナマツの森 健脚コース 烏ヶ岳山頂へのルートより展望所辺りは比較的勾配もゆるく歩きやすい状況です。 麓より山頂付近は急坂となっており、要所に木製の階段が整備されています。遊歩道として整備はされていますがコース全般の整備状態は十分とはいえず、劣化の激しい区間や草木が障害となる区間も見られます。 コースの整備状態はともかく、段差の大きい急階段が続くなど、歩きやすいコースではありません。展望所や山頂にはベンチ、要所に道標が整備されています。 ■下槻瀬公会堂〜大船山 下槻瀬公会堂より稲荷神社への舗装された参道を進み、神社境内の東側に『大船山系縦走路』と書かれた案内看板がある地点より稜線へ取付きます。稜線上に続く以前切り開かれたであろうコースは概ね踏み跡もしっかりしていますが、倒木が障害となり歩き難い区間もあります。 波豆方面への分岐以降は倒木は減るものの、登りは特に難易度は高くありませんが、岩場混じりの急坂区間となっています。 道標は波豆方面への分岐に手製の案内がある程度ですが、テープ類も多く基本尾根筋に付き、特に今回歩いた方向へ辿る限り、迷い易いコースではありません。但し、大船山より下山する場合は、西方向へ下るルートを示すテープに惑わされ無いように注意が必要です。 ■大船山〜十倉登山口 山頂に道案内はありませんが、東へ下り記帳所のある峠より道標が設置されています。山頂よりの下りは急坂となっていますが、手摺代わりのロープが設置されています。遊歩道と呼ぶ程ではないものの、歩きやすい山道です。 【過去の記録】 ■高平ナナマツの森 (三田市) 2015年01月07日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-571560.html ■宝塚自然の家〜大船山(宝塚・三田)2013年12月01日(日) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-377449.html ■内田池〜大船山(猪名川・三田)2013年03月07日(木) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-274838.html 【参考】 ★〜高平ナナマツの森(三田市HP) http://www.city.sanda.lg.jp/nougyou_shinkou/nanamatsunomori.html ★〜 北摂里山博物館 高平ナナマツの森…http://hitosato.jp/satoyama/sanda/map_03.html TOP…http://hitosato.jp/ |
写真
撮影機器:
感想
南より畦倉池へ至る道が通行止めになっていのを見て、東の谷から登ればと考えていたルート。以前の地形図には破線道が示されていたルートですが、最新のWEBデータでは消えたルート。廃道?の突破を覚悟していましたが、思いの外簡単に歩けるルートでした。
峠付近で明らかに人工的に作られた溝のような遺構を見掛け、畦倉池の東側には地下水路へ繋がる取水口らしき施設。今尚利用されているこの施設、そして南の堰堤には取水施設が見当たらない事から察するに、畦倉池は南へ流れる山田川の源流でありながら、東の谷への灌漑用水として作られた溜池なのか?
…などと推理、辺りを観察しながら歩いていましたが、帰宅後に調べると、江戸時代に峠をトンネルで掘り抜き作られた用水路であるとの記録がありました。現状は用水路の原型を留めるのは峠付近のみとなっているようですが、ガレた谷筋は崩壊した用水路の石積の痕跡も含まれていたのでしょうか?
江戸時代に盛んに行われた"新田の開発"事業の一環と考えられますが、当時の土木技術、それに費やされた労力、そして情熱等々。写真を眺めながら思いを馳せておりました。
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コメント
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inakabusさん、お疲れ様です。
酒井集落から畦倉池へのルート、ビンゴでしたね 。
予想外に(?)歩けるルート、明らかに人の手が入っていた池の周辺。でも今は少し風化を感じる抜け道。
レコを拝見していて畦倉池、やはり惹きつけられるものがあります 。
写真17〜25あたりは、以前に途中で断念した場所なので、特に興味深かったです。
inakabusさんの今回の情報から推測すれば、この区間はやはり「読図ができて藪に慣れた人向き」かと思いました。
(この山に限ったことではありませんが、upされた写真の「藪やら踏み跡」の画像にワクワクしてしまうのは私だけでしょうか・・・;)
私も精進せねば。再挑戦決定!!蜘蛛の巣地獄の時期を避けて考えます。
情報ありがとうございます!
それと今回の烏ヶ岳と大船山の尾根を繋いだコース取りはinakabusさんらしい設定ですね。
そうか、こんなルート取りが出来るんだと感心しました。
takatukimakiさんいつもご覧いただきありがとうございます
酒井集落から畦倉池…
予想では廃道、あるいはコースの崩落などの事態を想定しておりましたが、拍子抜けです…水路の遺構は予想外の収穫でしたが
足場は不安定ながら、季節に関係なく?上り下り共に安心して歩けるルートです。
畦倉池…
静寂に包まれた山中の池には私も惹きつけられます。水面を眺めるだけでも訪れる価値有!ですが、真冬の寒波なら部分凍結しそうな池、そのタイミングで訪れてみたいですね
大船山の北東、昼ヶ岳の北側にある内田池と雰囲気が似た魅力を感じました。度々訪れている池ですが、こちらも再訪することらなりそうです
写真17〜25あたり…
takatukimakiさんのレコを拝見し、下りを避けて西より登ることにしましたが。。
ログを見る限り、我ながら精度の読図(この区間は1/25,000地形図と1/5,000地形データを併用)によりほぼ破線道に近いルートを辿っていますが、道とは呼べない状況ですね
なだらかな下り坂ですが、登り推奨です …多分?夏場は歩けない状況となりそうな雰囲気でした
烏ヶ岳と大船山の尾根…
前日、天気が良さそうなので、眺めのいい山に登ろうと考え、約1年登っていない大船山が思い浮かんだ次第です。畦倉池は偵察程度のつもりで組み込んだコースを絵がいたものの、結局、鳥ヶ岳まで稜線を辿ってしまいました
以前、どなたかの記録で知って歩いた大船山の縦走コースですが、
ヤマレコでは私以外に誰も歩かれてないようです。。
夏場はお勧めしませんが、歩き応えのある道です。未踏でしたら是非お試しください
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