【鳥甲山】 周回

2023年10月14日(土) [日帰り]

• GPS: 08:32
• 距離: 7.9km
• 登り: 1,187m
• 下り: 1,350m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:48
• 休憩: 0:43
• 合計: 8:31

6:37 貉平
7:40 7:49 小水ノ頭
8:03 8:09 万仏岩
9:38 9:39 白�瑤瞭�
10:26 10:35 カミソリ岩
11:22 11:39 鳥甲山
12:22 12:23 赤�凜瞭�
13:25 13:25 赤�凜慮�
13:52 13:52 屋敷下降点
15:08 15:08 屋敷登山口
15:08 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車 自転車

屋敷登山口へ電動自転車を1台デポ
ムジナ平登山口に駐車（トイレなし）

コース状況／危険箇所等

登山道は整備され道迷い無し
地図に記載された下記の危険マークの2か所には頑丈な鎖が付いてサポート万全。
・万仏岩手前の高度感がある鎖場
・カミソリ岩手前のヤセ尾根
屋敷下降点からの下山道は途中から足場が悪くなりかなり滑る。

その他周辺情報

・屋敷温泉　秀清館　　https://www.syuuseikan.burari.biz/
　　　大人６００円　　11:00〜15:00　（時間外対応も可能とのこと　TELを）
・秋山郷　雄川閣　　https://yusenkaku.yadoroku.jp/
　　　大人7００円　　〜15：00　　

写真

10/14 6:28

ムジナ平の登山口駐車場。奥地にもかかわらず既に10台ほど車があり人気の高さを知った。駐車場の奥から登山道へ入ると いきなり急登から始まる。

10/14 7:32

次期に黄色い紅葉に包まれていった。

10/14 7:39

小水ノ頭少し手前で前方の景色が開け、緑・黄色・赤・白と色とりどりの山肌がみられた。

10/14 7:41

ピークの南は紅葉が進まず南北で色合いが分かれている。縦に岩肌が露出した部分が万仏岩手前の鎖場だろう。

10/14 7:42

紅葉が色濃くなるが、この辺りはまだこれからのようだ。

10/14 7:44

高度が上がり麓の景色が広がる。東方面の苗場山。

10/14 7:54

万仏岩への鎖場へ。

10/14 7:55

太くて新しい鎖。足場よくフリクションも良い。

10/14 7:56

高度感はあるが登りやすい鎖場。

10/14 8:12

万仏岩を登った先には より色鮮やかな稜線が続いていた。

10/14 8:19

南方面には、先週行っが 天気の回復が遅く岩菅山頂では雪に降られて撤退した 裏岩菅山〜烏帽子岳〜笠法師山の稜線。烏帽子からのギャップが大きい。拡大するとルートが想像できた。

10/14 8:30

前方のピークが白�凜瞭�（しろくらのかしら）。奥の右へ延びる稜線は、鳥甲山から繋がっている下山ルート。

10/14 8:41

写真では曇りに見えるけど快晴。

10/14 8:54

布岩は、地図には登山道より北側に布岩の表記があり探してもわからなかった。帰って調べると、布岩は40m以上ある柱状摂理の岩壁でクライミングが人気らしい。この五合目下の側面なのだろう（？）

10/14 9:20

布岩と白岩の間にある六合目

10/14 9:24

登山道は暫く紅葉しない笹に囲まれた。魚野川本流を遡行した際も詰めでの根曲がり竹の藪漕ぎに苦労した。この山域は根曲がり竹の生息が濃い。整備がされなかったら登山道は笹で埋め尽くされるだろう。有難い。

10/14 9:39

白�凜瞭�（しろくらのかしら）
このルートで唯一尾根の広い樹林の中の平坦地。

10/14 9:39

標識が並んで二つあった。

10/14 10:06

視界が開け北アルプスの山並みが見えた。右から鹿島槍・立山・爺ヶ岳・針ノ木・蓮華・薬師岳。

10/14 10:07

東に寄ると槍ヶ岳。アップにすると小槍まで確認出来た。

10/14 10:09

前方に平たくそびえるカミソリ岩。ここから見るとかなり目立つ。

10/14 10:19

前進し、地図に危険マークが記された地点へ進む。

10/14 10:21

ナイフリッジには頑丈な鎖が付いていた。

10/14 10:22

2本ある鎖のうち1本は枯れた木に掛けられたいる。

10/14 10:24

10/14 10:25

カミソリ岩。

10/14 10:27

荒れた岩肌のカミソリ岩基部をトラバース。越えていくわけではない。

10/14 10:27

今は整備されず老朽化した梯子は立ち入り禁止。以前は岩の上に登れたのかもしれない。

10/14 10:33

鎖が付いた長く滑りやすい急斜面。

10/14 10:45

カミソリ岩を振り返る。

10/14 10:52

やっと鳥甲山頂を大きく捉えた。

10/14 11:19

最後の登りで後方を振り返る。カメラにはうまく写らないが、山を包み込むパッチワーク状の紅葉が綺麗だった。

10/14 11:22

鳥甲山　2037.6m
山頂はさほど広くなく展望はいいとは言えない。日陰のない山頂は24.4度で暑い。

10/14 11:44

展望のいい東方面。　中央に苗場山。左には八海山・中野岳・巻機山・燧ケ岳。右には皇海山。

10/14 11:47

山頂を少し引き返し白砂分岐を左、赤�凜瞭�へ下る周回ルートへ。鳥甲山への登りルートとは趣の違う展望が開けた稜線歩きが続く。

10/14 12:10

ノゾキからのダイナミックな展望。ひだ状にうねる細尾根が無数に伸びていた。初めて見る景色が広がっていた。この景色も一見の価値がある。ピストンはもったいない。

10/14 12:14

前方のピークが赤�凜瞭�。

10/14 12:18

日差しはまだ強いが、長かった夏は過ぎ去り 秋を実感する。

10/14 12:18

金色の世界に包まれる登山道。

10/14 12:22

赤�凜瞭�から眺める鳥甲山の景色は先ほどのノゾキからの展望同様、このルートメインの展望スポットだろう。紅葉しない笹も、この時はビロードのように艶やかに紅葉に溶け込んでいた。

10/14 13:01

向かい側、北西に走る稜線は黄色の紅葉がピーク。

10/14 13:11

前方には紅葉に染まった赤�凜慮�。可愛らしいピークがふたつ並んでいる。

10/14 13:26

赤�凜慮�にはススキが風に揺れていた。

10/14 13:48

所々に「秋」が・・

10/14 13:50

センス良い紅葉のブーケ。

10/14 13:54

一応1452mの小ピークである屋敷下降点より樹林帯に入り下降。その後、滑りやすい急斜面が続く。

10/14 13:57

並べたわけでもないのに可愛らしい。手を加えずそのままを撮る。

10/14 14:43

やっとのことで足場の悪い急斜面がおわると雪崩誘導擁壁工が見え左側へ回り込み進む。

10/14 15:07

下山口の車道へ降りるひと下りも軽く急斜面で滑りやすかった。

10/14 15:08

屋敷口へ無事下山。ここからは、朝デポしておいたアシスト自転車1台を使いDが車回収。歩いて戻るPを拾い山行終了。（一人で中間辺りまで歩いていると、車に乗ってすれ違うご夫婦が心配して声を掛けてくださいました。ありがとうございました。）

10/22 8:29

10月22日　まだ行ったことのない稲包山へ。雨やまず登山口で少し足止めしたが、予報通りに天気は回復。昨日の雨は、山の上では雪だったようで紅葉と雪のコラボが素敵だった。

10/22 8:31

見通しのいい稜線に乗り上げてからも山頂は遠くアップダウンは続いていく。

10/22 10:57

山頂では富士山も見えた。

紅葉はほぼピークのように思われた。下山も紅葉の稜線を楽しんで下ることができた。

5/4 18:11

12.8Kmと長いが、稜線歩きの割合が多いルートで楽しかった。今シーズンの秋は　沢に行く機会なく、活動拠点近場の紅葉をたくさん見ることができた。（本音を言えば沢にももっと行きたかったな。）

撮影機器：

PowerShot G7 X Mark II CANON

PowerShot G7 X Mark III CANON

Galaxy S22 SC-51C docomo サムスン

感想

pi-ti

　日本の秘境100選に選定されている秋山郷の鳥甲山へ。
植林など 人の手が加わらない秘境に存在する山の紅葉はとても綺麗だった。
鳥甲山は人気があるようで遠い圏外のナンバーも多かった。
　山と高原地図に「登り一方通行が望ましい」との記載があるが、ルート的にピストンが多いように見受けられた。白砂分岐から赤�瑤慮�への稜線歩きは展望が広がり景色がいいので、ぜひ周回コースをお勧めしたい。