トヨニ岳〜1438Pを目指すも

2015年03月26日(木) ~ 2015年03月27日(金)

• GPS: 32:00
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,190m
• 下り: 1,190m

コースタイム

26日：　8：20出発ー8：51　530二股9：01ー12：45標高点1253雪洞泊まり
27日：　5：28出発ー6：16トヨニ岳東峰ー6：44トヨニ岳南峰ー7：22引き返し地点7：45ー8：13トヨニ岳南峰ー8：47トヨニ岳東峰ー9：05雪洞10：15ー11：44　530二股11：58ー12：45帰着

天候

26日晴れ時々曇り
27日曇り時々晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

野塚トンネル十勝側出入り口駐車帯で準備していると工事車両がたくさん来て、車の駐車位置の指示を受けた。

日高山脈主稜線の上にはコバルトブルーの空、スイッチが入ります。

8：20出発、ポン三の沢左股を下っていきます。
沢は雪で埋まっていました。

495二股、しっかりしたスノーブリッジがある。この先、沢は殆んど埋まっていた。

中央にこれから登る、トヨニ岳東峰への尾根が見える。

ポン三の沢右股を緩やかに登って行く。

530二股から尾根に取り着いた。

プチ山キチは腰痛対策で、荷の一部を袋に入れ曳いて行く。でも斜面が急だと結構負荷が掛かる。photo by hakurou-4さん

標高点773から進行方向。

主稜線は雪煙が舞い上がっている。

野塚岳、右の谷上部雪面の一部が光を反射して輝いていた。フィルムクラストしているのだろうか？

標高830mでスキーをデポ。まだ使えそうだったが、スノーシューの二人が先を行くので、私もスノーシューに替えた。

野塚岳

スキーをデポする時、荷を背負ったまま待ってくれていたので、申し訳なくて「行ってて」と言ったらもう姿が見えず。

登ってきた尾根を見下ろす。

標高点1253手前から、トヨニ岳東峰。標高1200m附近で首を長くして待っていてくれた二人に、ようやく追いついた。

標高点1253附近、風が強く吹いていた。

標高点1253附近12：45着。背景は野塚岳など。

風が強いので行動を停止、時間もあるので雪洞を掘る。

サボって景色に見入る、雪洞ができるまで、荷物は下において置く。

野塚岳から東に延びる支稜、ああいう所も歩いている記録を見る。自分も歩いてみたいな〜。

トヨニ岳東峰

写真に風の強さを写し込めないのが、もどかしい。

たぶん3時間ほど掛かって雪洞完成、中にテントを張った。

荷物の搬入。

手前から野塚岳、オムシャヌプリ、十勝岳、楽古岳。

27日（2日目）朝、風は収まっていないが、昨日、ここに着いた時よりは弱い。

おはようSUN。

5：28出発

トヨニ岳東峰頂上。

トヨニ岳北峰（左）と右に今回の目的ピーク1438P。
さて行けるかどうか？「先に進んでもいいですか？」と尋ねた。その様な状況だった。

トヨニ岳南峰、への登り。

ホワイトアウトのトヨニ岳南峰頂上、カメラを向けると余裕でポーズをとってくれる。心強いな〜。

トヨニ岳北峰が見えてきた。

古いスノーシューの足跡があった。

トヨニ岳北峰への登りに入る標高1450でコルを過ぎたところで、日高側から吹き上げた風が巻き込み進めなくなる。耐風姿勢で様子を見るが辛い。

戻る。10m程戻ったら風は当たらない。しかし写真を写しに日高側へ行くと吹き上げの風に飛ばされそうだった。

撤退、引き返しを決める。1438Pへ続く尾根も雪煙の吹き上がり方が半端でなかった。

トヨニ岳南峰頂上、左は東峰。

こんな気分でもなかったのですが、一応嬉しそうなポーズ。

東峰へ向かう、美しい吊尾根だな〜。

東峰からの下り。

雪洞に着く、この写真からは風にいじめられたことが伝わりませんね。

雪洞内のテント、装備を撤収して下山へ。

アイゼンに団子になりやすい雪質となり面倒な下りとなった。かと言って下に硬い雪面があるのでアイゼンは外せない。

さぁー楽しいダウンヒルとはいかず、足に負担のかかるチョー重い雪で一苦労。

530二股へ下りつき、コーラを飲み干す。

プチ山キチの我が儘登山にお付き合い、ありがとうございましたの感謝で山行を終えた。

GPSトラック

感想

yamakichi

メンバー：takeura（ホロホロ）さん、hakurou-4（はくろう）さん、プチ山キチ。ホロホロさんと、はくろうさんヤマレコ登録、これからは登録名を使います。

今回の予定は、トヨニ岳南東尾根から、トヨニ岳東峰、南峰、北峰を経由してトヨニ岳北峰の北東尾根上の1438Pを、一泊2日で往復の予定で入山した。
週間天気予報で太陽さんの顔を見て山行日を決めるが、風の強度予報は前日にならなければ判らない。晴れるが風はあるな〜と思って入山したが、結果的に風の強さに前進を阻まれ、写真欄コメントのように引き返した。

このパーティーは前述したように天気予報で山行日を決められる、ありがたい身分のメンバーで構成されています。
体力は、takeuraさん、hakurou-4さん、プチ山キチの順で、年の多い人ほど強いです。
今回も私は置いてきぼりをくって、パーティー登山で単独行を楽しませていただきました。
スーパー○○代のtakeuraさん、いつの間にか先頭に立っています。takeuraさんと40年以上一緒に登っているhakurou-4さん、ぴたりと着いて行きます。共同装備は一応若輩（この中では）の私が一番持っていますが、体力に勝る二人は個人装備や食料で私よりも重い荷を背負ってガンガン、ガシガシ登って行ってしまいます。さらに驚くことは、なかなかリュックサックを降ろさないんです。その強さは全盛期の北の湖、憎らしくなるほどの強さに感じてしまいます。
雪洞でhakurou-4さんから、コーラを差し出され遠慮すると、飲みきれないからと一本頂いた。数年前のGW山行、ベッピリガイ山の山頂でプチトマトをたくさんご馳走になったのを思い出した。
私も年を重ねれば強くなれるだろうか？年を重ねても年をとらないようにしよう！！二人を目標に・・・・。
今回の山行で、風の強さ以上に強く印象に残ったことを書き留めました。

コメント

hiro2525

はじめまして
昨日トヨニ岳行ってきました。東峰途中でたまたま雪洞をみつけました！yamakichiさんパーティのものだったんですね〜(笑)　ヤマレコを見ていてなにか嬉しくなってメッセさせてもらいました〜 　自分は下りで使いましたが東峰までの急登はかなりきつそうですね〜(^_^ )

yamakichi

Re: はじめまして
hiro2525さんコメントありがとうございました。
テント泊の予定でしたが、風も強く時間もあったので、雪洞を掘って泊まりました。
南東尾根の傾斜、日高ならこんなものかな〜と思って登っていました。
hiro2525さんのレコ楽しく拝見しています。これからも益々のご活躍を願っています。これからも宜しくお願いします。

nakkorin

仲良し三人
楽しそうですねぇ〜。
年を重ねても年をとらない...
私は、年齢は忘れる事にします...気が付かないふりかな？

遅くなりましたが、いつまでも少年の様な三人に今日も拍手です。

yamakichi

Re: 仲良し三人
nakkorinさんコメントありがとうございます。
お二人の先輩とは、長いお付き合いをさせて頂いています。
我が儘な私を笑顔で受け入れてくれるので、いつも甘えさせていただいています。
少年のままでいたいものです、目指します・・・？