秩父往還旧道3 川又から三峰口まで なるべく走る
- GPS
- 05:15
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 557m
- 下り
- 892m
コースタイム
天候 | 晴れ、風1m/s前後。気温秩父地方13時20.8℃。 |
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過去天気図(気象庁) | 2015年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
柏6:05−(常磐線上野行)6:34−7:51(高崎線高崎行1320円3分遅れた)熊谷(乗り換え走った)7:54−(秩父鉄道950円)三峰口9:40−(西武バス640円到着5分遅れた)中津川線10:20川又 復路 三峰口16:17−(秩父鉄道影森行)16:33影森16:34−(秩父鉄道羽生行1050円(950円の切符で乗り越して100円清算))18:08羽生18:19−(東武伊勢崎線久喜行)18:38久喜18:44−(東武伊勢崎線急行中央林間行)18:57春日部19:13−(東武アーバンパークライン(野田線)720円)19:56柏 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは見かけなかった。川又には登山届を出すよう促す看板があった。 ところどころ未舗装路となる。 大達原おおだわらから強石こわいしまでは荒れたトレッキングで、やや危険を感じた。 舗装路で歩道のないところもあり通行には注意を要する。 なるべく走った。 |
その他周辺情報 | 栃本あたりにはトイレが数か所あった。 大滝には温泉がある。 大滝の道の駅と強石にはトイレがある。 途中、交番や郵便局や市役所支所などもある。自販機多数。 コンビニはなかった。商店も閉まっていることが多い。 バス通りから離れることもある。本数は少ない。 |
写真
装備
個人装備 |
筆記具 1
保険証 1
ティッシュ 1
緊急キット 1
タオル 3 行動用、汗拭き用、予備
携帯電話 1
計画書 2
雨具 1 傘
サプリ 1 筋肉疲労対策
時計 2
着替え
カメラ
|
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備考 | 帽子を忘れたのは痛かった。ネックウォーマーを帽子の代わりにして暑かった。 |
感想
昨年9月6日に、おばさん二人で雁坂峠を越えてきた続き。のつもりだった。
通勤時間に逆向きコースなので、長い乗車時間ながら座っていくことができた。しかしJR高崎線が上尾で臨時停車。熊谷に3分遅れで着いた。秩父鉄道には走ってやっと間に合うタイミング。スイカ使えないのできっぷを大慌てで買う。途中駅だしきっと待ってくれない。ほんとはここで春休み期間中利用可能な「ゆうゆうフリーきっぷ」を買うべきだった…
9:40三峰口駅で来たバスに飛び乗ってしまい、川又に行かないというので慌てて降りた。三峰神社行だった。すぐ次のバスが中津川行。車窓から、通る道道を観察。石仏や神社が多い。また、山に分け入る道標も多く見られた。
バスには中高生らしい少年3人組。大きなカメラを提げて奥地まで乗っていくらしい。ループ橋では感動していた。
私も前回ループ橋を通ったはずなのだけど、川又からのバスルートが変わったかもしれず、風景やバス停をよく覚えていない。ループ橋を通った記憶もない。運転手さんによると何年も前からあるとか。少なくとも去年には。
空中を走行したのちはトンネルをいくつか経て、最後の長いトンネルを出たと思ったら川又バス停だった。川又バス停にはきれいなトイレがあり、大きな観光地図があって周辺県との境の山々の概念がざっと分かる。
10:30 栃本関所を目指す。高度があがるにつれて眺めの良いところに出た。県境の山々が遠く屏風のように見える。山肌はまだ雪に覆われているようだ。近くの山も北面や山頂付近に残雪が見られる。
10:48 栃本関所跡。鎖がかかっていてやっていない感じなので、外から見ただけで先へ。
11:15 養護学校付近通過。明治からの歴史のある上中尾小学校は古い校舎とあたらしい校舎が合体していて校舎を拡幅するほど隆盛があったことが感じられる。遠方からの生徒のための寄宿舎があったことはテレビで見たことがあったと思う。昭和になり合併閉校した。平日なのに子どもの気配のないグランドは寂しい。
11:30 麻生加番所跡通過。ここも番所はなく、役宅を復元したお宅がそばに建っている。集落の西の端に明治時代の陸軍報国の碑のある方の同じ姓。
このあたりは信州道の追分道標もある。信州道は十文字小屋を経て尾根道で長野県に入る道のことだろうか。
眼下に秩父湖が見えて眺めがよい。湖畔に下りるとトイレがある。湖畔に下りないで大久保に出る道の方が旧道かもしれない。二瀬の有名なトンネルは通行止めになっていて、秩父湖バス停に出た。隣のバス停大久保から斜め上に上がる道には何の標もないが峠に寺と神社があるので行ってみる。
12:09 龍泉寺と滝沢神社に着く。建物は新しい。遷宮されたらしい。秩父往還の真新しい道標があった。秩父もみじ湖に沈んだ道にあった石仏が集められていた。
このU字カーブの頂点から宮平への尾根道が、古道だったらしいが、この時点ではわからず、大滝小学校の前に架かる橋を目指して下りていく。イノシシ猟やシカ猟が行われているらしく、ハンター向けの注意看板がある。ループ橋の真下まで来てしまったが、近すぎてカメラのフレームに入らない。いい写真が撮れず残念。ループ橋の足なめの滝沢ダムでがまん。
大達原を目指すため、道の駅を利用して岡本バス停から山間に上がっていくルートを選択していた。
13:05 温泉に今入るわけにもいかず横目に見て、郷土資料館へ。秩父往還について尋ねると文献をコピーしてくれた。いくつかあるルートや、三峰道について聞く。滝沢神社から宮平、杉ノ峠を経て贄川まで一直線にルートがあったというのは興味深い。
隣の郷路館で昼食。一木ものの大テーブルでいただいたが、表面が穴ぼこで平らでないのでスリルがあった。そばは固めで噛みごたえがあった。しゃくし菜漬丼は懐かしい味わいだった。凍みこんにゃくの煮つけとかちょっとのおかずもよかった。
14:12 道の駅を出発。長居した。
滝沢神社から大滝小学校までの間に赤ボールペンを落とした。ボールペンを売っていないか探したが、よくわからなかった。
山間の道は高度500m位。
14:45 大達原の高札場を過ぎる。切通しというのはどこなのだろう。家並みの最後の1軒を過ぎると道は落ち葉の深いトレイルとなる。間もなく切通しのトンネルがあった。明治の建設とか。真新しい感じがする。抜けると広場になっていて石仏や説明版があった。見上げるとスズメバチの巣があって、ちょっと心配になった。
切通しに入る前に「山道」表示のある道標があったが、それが、切通しができる以前の旧道だったのだろうか。この切通しは三峰神社山系のために開削され、三峰道と呼ばれる道だったようだ。(甲斐に抜けるには近道とは言えないルート。)
15:23 強石通過。駅への看板があり、近道だけど選択しない。
15:45 三峰駅着。きっぷを買い、着替えをし、向かいの福島やさんでビールとお土産を買った。きっぷが見当たらず、店先で広げて探させていただいた。励ましをいただいた(^^)。きっぷは結局わかりやすいところにしまってあった。疲れていたんだな〜。ひとり、駅のベンチでお疲れ様ビールの会をする。
楽ちんで熊谷で乗り換えてJRで帰ろうと思ったのに乗り過ごしてしまい、羽生まで行って東武を乗り継いで帰った。時間はかかるが安い。秩父線を最大限に利用することで、もし「お得なきっぷ」を持っていたら500円くらいお得になるところだった。残念、すべてまともに支払いました。東京方面に向かう電車は割と空いていて、疲れた体にやさしく帰ることができました。
なんだか宿題もらった感じの、調査行となってしまった。もやもやしたまんまで行くかやり直すか、それは自由だ!
埼玉の暑さを考えると決断は早い方がいい。がんばろっ。
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