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記録ID: 61
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沢登り
奥武蔵

両神山/金山沢右俣

2000年04月23日(日) [日帰り]
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kamog hasaei その他1人
GPS
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距離
3.2km
登り
556m
下り
544m

コースタイム

4/22 22:00横浜発(車)     
4/23 2:20落合橋着(幕営) 5:30起床 落合橋6:40〜7:00第2の二俣(1210m)
   〜右へ〜7:25第3の二俣(1270m)〜右へ〜8:00第4の二俣(1340m)〜左へ〜
   9:02両神山と大笹の間の稜線コル(1650m)〜9:30両神山〜両神山南側の作業道
   を下山〜1389mピークの手前のコル〜八丁沢〜13:00落合橋==薬師の湯16:50=
   =R140、花園IC
天候 曇のち晴
アクセス
コース状況/
危険箇所等
遡行グレード:1級
雪渓がまだ残ってた
雪渓がまだ残ってた
下りは左俣を下降する(左俣F1の懸垂)
下りは左俣を下降する(左俣F1の懸垂)

感想

先週のコバンザメ沢登りに引き続き、両神山登山グループの計画と合わせ、沢登りグル
ープは秩父/両神山に西側から突き上げる金山沢(右俣)を遡行した。沢全体としては
ほぼスラブ滝の連続といえ、大量の濡れ枯れ葉に滑らなければ卦蘢度の登りで、我々
は登りにおいてロープを使うことはなかった。市販されている「奥秩父・両神の谷10
0」で紹介されているコースは一本違った支沢に入り槍ヶ岳や狩場岳のあるギザギザ尾
根に上がったようであるから、我々は1/25000図を忠実に見極め、梵天尾根に直上するコ
ースを常に意識して行動。ルートファインディングもバッチリ決まり予定の地点に突き
上げることができたのであった。前夜、横浜から16号を入間へ北上、299号で秩父
へ向かい、秩父湖手前で中津川方面へ。ライトアップされた一種別世界の雰囲気を醸し
出したループ橋を渡り、2つ目?のトンネル手前で右折して細い谷間へ降りる道を走
る。途中オコジョが2匹もライトの前を横切っていった。出合というバス停の所で右折
してトンネルをくぐる。落合橋へ着いたのは未明2時を回っていた。すぐ上にある上落
合橋との間の広場で車を停めテントで寝る。翌朝5時半に起き6:40出発。車の裏か
らゴーロ帯の河原へ降り、落合橋をくぐって金山沢右俣遡行開始。10分程歩くと第1
の二俣着。左2:右1の水量だ。ここは左へ進む。また10分ほどで第2の二俣。水量
は左2:右3。右へ進むと2段10m滝が現れる。卦蘢度で越えた。ナメが続き第3
の二俣。左は急なナメ滝だ。ここも右へ行くと大きな岩とナメ滝、そして長いナメがま
たまた続く。枯れ葉で埋まっているスラブはいかにフェルトシューズといえど時々滑る
もので、なるべく弱点にスタンスをとって慎重に登った。さて第4の二俣は、右側が1
5m程度の急なナメ滝、左へ進むのだが何と沢全体が雪渓に埋まっている。アイゼンな
んか持ってきてないぞー、と言っても仕方ないので右岸を延々高巻いた。1400mで水は
涸れゴーロ帯、なるべく左側沿いのコースを選び、最後は広葉樹のまばらな脆い斜面を
上がって計算通り梵天尾根の大笹北側へと飛び出した。両神ハイキンググループと運良
く出くわし、高ちんとえーちゃんは両神山はまだ登ったことがないということなので頂
上を目指す。メンバーの内、誰が悪いのかわからないが、頂上に着いた途端、みぞれ混
じりの冷たい雨と風。。。さて下山は両神山の南側から落合橋へ降りる「危険」と書か
れた仕事道を選ぶ。沢を横断したりややガレている箇所はあるものの、踏み跡を外さな
ければ問題なく歩けた。ただ我々は1389mピークの手前で今度は八丁沢下降を目指
すべく、脆い支沢を下降した。河原へは懸垂下降で降り立ち、八丁本流へ。この沢はル
ンルン気分のナメが続き、天気も回復したことも手伝って水を掛け合ったり遊びながら
下降。F1の巻き道は滑りそうだったので、この滝は木に支点をとって懸垂した。ここ
まで来れば落合橋はすぐだ。右俣から登りトラバース気味に歩を進め左俣下降。今回も
なかなか充実した遡行だった。帰りはハイクグループと待ち合わせ、三峰駅北方の薬師
の湯で沢臭さを洗い落とした。(600円)

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