宮之浦岳 白谷雲水峡から永田へ

2015年04月02日(木) ~ 2015年04月04日(土)

• GPS: 56:00
• 距離: 28.9km
• 登り: 2,140m
• 下り: 2,755m

コースタイム

1日目

• 山行: 0:50
• 休憩: 0:00
• 合計: 0:50

14:45 白谷広場
15:35 白谷山荘

2日目

• 山行: 8:25
• 休憩: 1:05
• 合計: 9:30

5:30 白谷山荘
5:58 6:00 辻峠
6:33 0:00 楠川分れ
7:37 0:00 大株歩道入口
7:57 8:05 ウィルソン株
9:10 9:19 縄文杉
9:24 0:00 高塚小屋
10:20 11:00 新高塚小屋
11:41 0:00 坊主岩
12:09 0:00 平石
12:38 12:41 焼野三叉路
12:59 13:02 宮之浦岳
13:16 0:00 焼野三叉路
14:10 0:00 永田岳
15:00 鹿之沢小屋

3日目

• 山行: 5:10
• 休憩: 0:10
• 合計: 5:20

7:00 鹿之沢小屋
8:24 8:30 姥ヶ岩屋
9:34 9:38 竹ノ辻
11:43 0:00 登山口
12:20 永田バス停

天候

下界は晴れ、山頂は暴風雨

アクセス

利用交通機関：

バス タクシー 船

屋久島へのアクセスは屋久島フェリー2を利用。屋久島到着が12時半、屋久島発が13時半なので、2泊3日だとちょっと予定がタイトです。実はこのフェリーは、洗濯機（乾燥機も）とシャワーが無料なのです。特に帰りなど宿泊なしで帰還する場合にはありがたい。
宮之浦港から登山口まではバス移動で予定組んでましたが、永田からのバスに乗れなかったので下山途中に屋久島タクシーを予約して永田橋から宮之浦港まで移動（約5000円）
あと細かいですが、鹿児島のフェリー埠頭の駐車場代が高い感じがしたので、近隣で打ち止めパーキング捜したところ、『タイムズ住吉町』が24H900円でぱっと見一番安いと思った。2泊3日で2700円でした。

コース状況／危険箇所等

白谷雲水峡〜縄文杉：この時期でも観光客多い。楠川歩道、トロッコ道ともに歩きやすいし、案内看板も多数。電気の着く、立派で清潔なトイレあり。
縄文杉〜宮之浦岳：非常に歩きやすい登山道で危険個所なし。
焼野三差路〜鹿之沢小屋：悪路。笹薮をかき分ける個所あり。濃霧時鹿道に入り込まないよう注意。何か所か足の届かない段差あり。
鹿之沢小屋〜竹の辻：七つ渡し近くに渡渉2か所あり。今回増水していて踝まで3秒ルールで通過しましたが、通常は問題なし。細かいアップダウンが意外と体力消耗。
竹の辻〜永田登山口：人の手の入った樹林帯の作業道で、下山時はなめらかに降りれる。
永田登山口〜永田橋（永田バス停）：舗装道路。登山口近くの沢で靴泥おとしや汗流すとよい。横河渓谷駐車場にトイレあり。

写真

4/2 8:03

★初日
屋久島フェリーは1日1往復のみ。従ってこの時間に合わせてスケジューリングした。

4/2 8:47

出航はワクワクする。曇りでも。。。

4/2 10:35

船内の客室に登山客用の部屋発見
ちなみに隣の部屋には霊安室と書かれてあった。

4/2 12:29

8時半に鹿児島出航し12時半すぎに宮之浦港

4/2 12:44

さっそく白谷雲水峡行きのバス亭確認
この待ち時間で食事と買い出し

4/2 13:08

港から歩いてすぐのところに観光センター？で食事
『飛び魚定食』うまい！

4/2 13:25

買い出しは隣にあるヤクデンで

4/2 14:22

白谷雲水峡行きのバスは道中30分程度
さすが運転手さんプロのドライビングテクニックと観光案内

4/2 14:36

雲水峡のバス停には帰りの観光客多数並んでいる

4/2 14:37

4/2 14:38

入り口にある管理小屋で協力金300円を支払う。

4/2 14:48

4/2 15:28

本日は白谷小屋まで

4/2 15:30

4/2 15:49

白谷小屋の写真撮ってなかった。まずはビール冷やさないと思って。。。

4/2 15:52

注意書き多数

4/2 15:52

小屋内の前室。奥のドアの奥が宿泊部屋。

4/2 15:47

本日の宿泊は、カップルが2組と、単独青年1人の6名宿泊
快適です。ただトイレのドアの閉まる音がやけにでかくて毎回起こされた。

4/3 6:03

★2日目：5時に白谷山荘をヘッドライトつけて出発
楠川歩道だけでないが、こういった水場がたくさんある。

4/3 6:15

晴れた！

4/3 6:32

楠川歩道入り口に到着

4/3 6:33

ここからトロッコ道

4/3 6:34

歩きやすいし、気持ちいいし、楽しい

4/3 6:38

立派なトイレ。おお電気もつくのか。

4/3 6:38

水場もばっちり

4/3 6:43

天気だけが心配。。。頼むから青空もってくれ

4/3 6:52

そういえばフェリーでビデオはスタンドバイミーだった。

4/3 7:20

4/3 7:37

大株歩道入り口に到着

4/3 7:37

4/3 7:55

ウィルソン株の外観　意外とこじんまり

4/3 7:56

あれハートじゃない？

4/3 7:57

そうか撮影ポイントの立ち位置があるんだ。
後続の若者に教える。

4/3 9:02

この辺までやはりいろいろ見どころがありちっとも歩が進まない。屋久鹿が出てきたら思わず写真撮ってしまうし

4/3 9:11

縄文杉

4/3 9:22

高塚小屋
ここで休憩して折り返す人がほとんどだった

4/3 9:23

まだ青空だ。

4/3 9:41

縄文杉をすぎると急に静かな山歩きとなる

4/3 9:49

屋久スギの子供

4/3 10:18

新高塚小屋
水場もトイレも近く快適そう。

4/3 10:20

水場は若干水量細い。

4/3 10:42

ここで昼休憩とする。
鹿児島のイオンで買ってきたインスタントラーメン餅入り。
やはりとんこつ味

4/3 10:55

小屋まわりの木がいい感じ

4/3 11:26

ひめしゃらだったかな。箱根を思い出す。

4/3 11:31

今回山行で唯一見えた海

4/3 11:35

第2展望台

4/3 11:36

ロープも出てくる

4/3 11:41

4/3 11:46

4/3 11:46

しゃくなげが多い。

4/3 11:48

しゃくなげのトンネル。
天城山を思い出す。

4/3 12:08

これが平石だったか？平ヶ岳の玉子石を思い出す。

4/3 12:18

山頂ガスってきた。

4/3 12:18

振り返ると少し青空見えてるんだが。

4/3 12:19

4/3 12:22

4/3 12:40

焼野三差路に到着
ここで雨具(上着のみ)を着用し、ザックをデポし、空身で山頂アタック

4/3 12:45

4/3 12:56

ガスってよく見通しがきかないが、山頂か？

4/3 12:58

山頂にきた。

4/3 13:01

三角点あり

4/3 13:02

眺望は残念ながらないが、最南端の100名山制覇できた。

4/3 13:26

さて天気も悪くなってきたので早々永田岳に向かう

4/3 13:32

焼野三差路でさらに雨具下も着て、結局完全装備で永田岳に向かう。湿度が高い。蒸れる。結局濡れるのは間違いないのだが。。。

4/3 13:42

永田歩道に入ると今までのメイン歩道と違い、悪いです。

4/3 14:01

ここらへんが永田岳あたりだったかと。。。
山頂近くは暴風雨でした。

4/3 14:10

4/3 14:10

濃霧だが、道形しっかりしているので、道標頼りに歩ける。

4/3 14:34

ここ背が立たずジャンプして降りたが、登りはどうするんだろうか？

4/3 14:49

静かな永田歩道。いいたたずまい。

4/3 14:49

4/3 14:50

基本沢ルートです。

4/3 15:03

今夜の宿。この日誰も利用者なし。というかあまり利用者いないのだろうか？

4/3 15:03

土間にはたき火場所がある。
小屋入りした時、たき火臭がすごかった。が、ネズミを燻りだす為なのかなと勝手に解釈

4/3 16:17

今日も冷たいビールを頂ける幸せに感謝（なにに？）
つまみはさつま揚げ

4/4 6:56

★屋久島3日目
小屋裏の花山歩道入るとすぐある水場
この水温低くビールがあっという間に冷える。

4/4 6:56

前日悪天候で全容撮ってなかったので。

4/4 7:12

7ツ渡し？

4/4 7:13

永田歩道も屋久スギたくさんあり

4/4 7:20

2か所ある渡渉のうちの1か所目。普段は問題ないが、本日は増水のため踝まで水没。3秒ルールは通用しないか。。。

4/4 7:45

歴史を感じる。

4/4 7:53

桃平到着

4/4 8:26

姥ヶ岩屋到着

4/4 8:26

大きな岩屋
いつの時代か？ビール瓶が落ちて。

4/4 9:34

竹の辻1319M。ここから海まで下るってことは1300Mも降りるのか？気温も6〜7度上がるのか？

4/4 10:08

癒されるわ。

4/4 10:09

下山ルートとして使うならいいが登りたくない。

4/4 10:42

永田歩道も苔むしてます。

4/4 10:43

水呑み場と書いてるらしい。

4/4 10:45

ピンクテープが相当うるさくついてるので迷うことはない。
この尾根は若い木たちも育ってる。

4/4 10:51

ここまで来るとどこでもある普通の山道だ

4/4 11:37

サトイモみたいな大きな植物
尾瀬の水芭蕉みたいなものか？

4/4 11:40

永田歩道入り口道標。

4/4 11:40

登山口には大きなシダみたいな木がある。

4/4 11:41

永田歩道登山口

4/4 11:41

永田歩道マップ　これはレア

4/4 11:42

下界はやはり26℃もある。

4/4 11:43

苔むす橋の欄干

4/4 11:44

あとはのんびり林道歩き。
この時間で帰りのフェリーに乗るためにタクシー呼ぶ。※永田にはタクシーなどいない。

4/4 11:58

横河渓谷駐車場。トイレあり

4/4 12:00

下山して山頂が晴れている。よくあることさ。

4/4 12:18

永田橋と田んぼ
ちょうど田植えの準備している。

4/4 12:32

永田バス停の近くから眺めた永田岳

撮影機器：

iPhone 6 Apple

感想

maripapa

いやあ、5連休とって行ってきました屋久島。日程も悩みましたがこのちょっと早いこの時期で平日で人が少ない日取りで計画。
とりあえず見るべきもの（杉）は見て、メインは永田岳からの眺望を楽しみに行ってきたが、結果は真っ白。。。お約束で下界はポカポカ初夏の陽気だった。
白谷雲水峡から縄文杉までは、外国人や軽装の方が多くて落ち着かないがまあしょうがないか。
実は初の小屋泊り。白谷山荘は超快適でした。2日目の鹿之沢小屋は暴風雨でしたが、1人だったのでゆったりできた。ただ、夜中ネズミがうるさいのとトイレが離れていて男の自分でもかなり勇気のいる感じだった。2か所とも水場が近いのは良い。
鹿之沢小屋あたりで朝気温18℃だったので雨で濡れなければ快適に過ごせる。が、湿度が高く、小屋の中など衣類を干しても全く乾かない。
雨具完全装備の屋久島上部だったが、結局汗かいてぐしょぐしょになる。
帰りに使った屋久島タクシーの運転手さんの話だと、最も屋久島を感じられるのは、永田岳〜花山歩道だそうだ。しかし永田歩道もメイン歩道と比較すると、大分悪いので一般客は絶対侵入してはダメ。ある程度山やってる人であればいっきに海まで降りる永田歩道を楽しめると思う。登りはきつすぎるので下山ルート。

快晴の宮之浦岳や永田岳の眺望を満喫できなかったので、いつのことか再訪できたなら、今度は淀川〜花山ルートを歩いてみたい。