宮之浦岳・永田岳〜淀川登山口から永田歩道縦走(山肌を彩る満開の石楠花)
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- GPS
- 21:24
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 1,166m
- 下り
- 2,530m
コースタイム
- 山行
- 8:27
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 10:01
- 山行
- 10:23
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 10:53
天候 | 1日目 晴れ時々ガスのち晴れ 風は穏やか。 気温高くピークでも暑かった。 2日目 曇り時々晴れ 昼頃小雨(カッパ不要) 下山後永田集落は曇 夕方 宮之浦あたりから雨、空港付近土砂降り、安房から淀川登山口まで大雨 |
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過去天気図(気象庁) | 2024年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時半で既に駐車スペースわずか。 かろうじて登山口横に駐車。 下山翌日にレンタカー回収で紀元杉バス停経由で赴く予定だったが、下山時永田橋発のバスの時間に間に合わずタクシー配車で宮之浦へ。 途中から土砂降りの雨で翌日通行止めになる恐れもあり宮之浦で降車せず淀川登山口まで行ってもらうことに。(高くついた。翌日登山バスは運休だった) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〕篝酖仍蓋から宮之浦岳へはよく整備されている。 ⊂凸酳岐から永田岳へは急登。 1陛蝶戮ら鹿之澤小屋へは所々地面が抉れ歩きづらい。 ぜ之澤小屋から永田登山口へは、渡渉箇所数カ所あり。渡渉箇所の岩には苔がかなり付着しておりスリップ注意。(ロープがあるが頼るのは危険) ルートは下草が生い茂って足元が見えない箇所多数。足元すぐ横が崖っぷちの箇所もあり特に注意。 木の根が多くスリップ注意。(5回転んだ) ピンクテープが少なく地図、GPSは必携。 ヤクザルが多数生息しており斜面下での休憩は注意(上から木の枝とか落ちてくる) ヤマビルが忍び寄ってくるのでジョニーで対策 ゲ嫉海泙妊劵襯献鵑涼軻はされなかったが宿に戻ると靴下きわに吸血したデッカいヤマビルが一匹。(靴下が血まみれに)対策が不十分でした。 |
その他周辺情報 | 永田登山口から永田橋バス停までは1時間半ちょっと。バスの本数わずかなので時間調整必須。途中寄り道なる休憩所あり。(アイスとか) |
写真
装備
個人装備 |
網シャツ
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
レイングローブ
ダウン
ダウンパンツ
レインスーツ
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
食料3食分
飲料3リットル
寝袋
マット
簡易バーナー
コッヘル
ガス
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
ロールペーパー
保険証
携帯
携帯充電器
時計
タオル
ツェルト
ストック
カメラ
サンダル
携帯トイレ
|
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感想
今年は屋久島シャクナゲの開花に合わせてと、未だ山歩してなかった永田歩道に挑戦してみた。
島滞在4日のあいだに晴れ予報のときにスタートするつもりで計画し、24日に来て翌日早速晴れ予報なので迷わずスタート。
山頂近くは満開の石楠花がこれでもかと咲き誇っていた。
地元の方々が「こんなの見たことない」と言うほどで当たり年だったよう。
また鹿児島テレビでは『10年に一度あるかないかの当たり年』で5月26日に取材されてたよう。
これでひとつ念願叶った。
さて縦走山歩は投石平から右内転筋が痙攣し宮之浦岳ピークまでかなり手こずった。
さらに永田岳手前の急登は痙攣しては休みの繰り返しで以前より体力低下が鮮明となった。
流石に、飲料、食糧、寝具、バーナーなどで13kgは重く身体への負担大。
永田岳ピーク横の永田分岐から永田集落までは概ね下りなのでなんとか踏破できるだろうと思ったので鹿之澤小屋へ。
しかし前日の痙攣に加えて朝から胃腸の絶不調で食欲不振。
とにかく水分補給だけはしっかりしたが、体調不良と渡渉、下草繁茂など悪路コースの為、全然歩みが捗らずちょっと進んでは立ち止まりの繰り返しで予定より2時間以上のロス。14時30分ころには永田橋に到着予定だったのに・・・。永田登山口に着いたのが15時20分、トホホ・・・。
まぁ暗くなるまでに下山できるのでのんびり山歩。
今回念願の永田歩道も歩けたし、宮之浦岳、永田岳、黒味岳、モッチョム岳、太忠岳、七五岳、烏帽子岳、愛子岳は登頂済み。縄文杉、龍神杉といった屋久杉にもお目にかかったので、暫く屋久島とはおさらばかな。
追加
毎回屋久島空港の土産店で飛行機に積めない廃ガスコンロを調達。店のおばちゃん達は機嫌よくくれるのでご厚意に甘える。店頭で小型のコンロを販売してくれたら買おうと思うが大きくて無駄なのでついつい甘える。
島に通い始めたころには空港近くのレンタカー店でも廃コンロを処分がてらくれたりもしたのですがどこでもというわけではなくレンタカー会社によるようです。
では日記がてら
24日昼頃に屋久島空港到着。
まずは土産店で携帯コンロを調達。
調達しているあいだにレンタカー店の方が私を探していたよう。(すんません)
レンタカーを借り受け出発。
近場のドラッグストアで買出し後、毎年お世話になっている宿に顔出ししてランチへ。
これも毎年恒例の安房の「やくどん」でえび天丼とうどんのセット。
おなかを満たして宿へ。
翌日の天気は晴れ予報なので軽く夕食を済ませ早々に就寝。
25日朝3時30分出発。月や星が輝いてた。
で淀川登山口4時半スタート。あとはレコのとおり。
今回の縦走の目的はヤクシマシャクナゲを観るのがメインなので、とりあえずゆっくり歩を進める。
日の出ころからシャクナゲを眼にすることが多くなり写真撮影で忙しくなる。
小花之江河ではヤクザルの一行に迎えられ木道を先導してもらう。
花之江河ではモーニングタイム。このとき黒味岳は見えていたが暫くするとガスってきたので黒味岳はパス。
投石平に到着するやいなや感動。あたりはヤクシマシャクナゲだらけ。
しばらく鑑賞タイム。
投石平から黒味岳を望むもやはりガスガス。時折薄っすら姿を現すも一瞬。
その後歩きだしてロープ場に着くや右太もも痙攣しだす。暫く岩陰で痙攣が収まるのを待つ。
なんだかんだで、痙攣・休憩を繰り返してどうにか宮之浦岳へ。
休憩後永田岳に向かい、あたり一面のヤクシマシャクナゲに遭遇し感動。
予想以上に咲き誇っていたので驚いた。
永田岳にはどうにかこうにか到着。誰もいないのでセルフでのパチリ準備をしていると焼野分岐からピストンで来られた女性1名。一緒に岩場のピークに登りパチリ。
ここからは鹿之澤小屋を目指す。
小屋到着時先行グループあり。翌日は花山歩道へ向かわれるよう。
結局この日鹿之澤小屋泊は二組5名。
26日朝5時起床。
どうも胃の調子が悪い。水分はとれるがまったくもって食欲不振。補給しないと体力がもたないが胃が受け付けない。仕方なくアンパン1個を無理やり流し込む。
6時すぎスタート。未知の領域なので慎重に進むのは当たり前だが、それ以前にまったく歩みが進まない。少し歩いてはえづいて少しあるいてはえずいての繰り返し。
どうも前日から脱水症状に陥ってたみたいな感じ。
この時点で永田橋からバスでの帰還は断念。
途中はレコのとおり
永田登山口到着は15時20分でまずタクシーの配車手配後、速攻で近くの水場に行く。屋久島の水は美味しい。
休憩後永田橋に向けトボトボ。
永田橋到着まで雨に降られず幸運。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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毎年恒例の屋久島に行かれたんですね
雨の多い屋久島である程度景色も堪能されたみたいでなによりです😊
お疲れ様でした⛰️
いつもレコ楽しく拝見しています。
今年は絶対満開の石楠花を見るべく小雨決行で計画したんですが晴れに遭遇してバッチリでした。
今回で概ね島内の◯◯歩道は山歩できたので満足してます。
またどこかでお会いできたら嬉しいです。
くれぐれも無理なさらずに。
わたしはまだまだ未開の訪れたいルートがあるのですが屋久島は遠いです😊
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