西丹沢の寂峰大室山 道志側から縦走で西丹沢ビジターセンターへ


- GPS
- 05:52
- 距離
- 11.9km
- 登り
- 1,308m
- 下り
- 1,211m
コースタイム
- 山行
- 5:38
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 5:52
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
三ヶ木7:00発月夜野行き 7:43月夜野着(平日の始発は7:40発) 月夜野発7:50長又行き 7:59みなもと体験館前着(休日は運休) 登山口までバスを3本乗り継ぐのですが、 平日は三ヶ木発の時間が遅く休日は月夜野からのバスが運休なので土曜日しか乗り継げません。 帰りのバスは西丹沢ビジターセンター発新松田行 14時40分 15時40分 17時05分 19時00分 12時台も有るけどそれには乗れないので割愛 月夜野から長又への富士急バスは春・夏・秋ダイヤです 冬季はダイヤが変わる可能性あります |
コース状況/ 危険箇所等 |
久保の吊り橋から登る大室山茅ノ尾根ルートは特筆すべき危険個所は有りませんが 踏み跡薄く道標も少ないので初心者のみでの山行は避けた方がいいでしょう |
その他周辺情報 | 帰りのバスの中川バス停で下車して中川温泉ぶなの湯 https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004453.html または同バス山北駅バス停で下車して駅前のさくらの湯 https://www.town.yamakita.kanagawa.jp/0000004250.html |
写真
バスターミナル3番乗り場で月夜野行きに乗車します
時期や天候によっては満員で座れないことも有るので、
バスを降りたらすぐに3番乗り場に並びましたが
今日は全員座れる程度の混み具合でした
感想
高尾山の山頂から富士山を遠望すると
富士山の手前左側に端正な山容が見えて以前から気になっていた山、大室山です。
西丹沢ビジターセンターからピストンまたは周回するのが定番コースのようです、
道志みちの方から登るルートもいくつかありますがいずれも破線ルートなので一般的ではないようでした。
それでもピストンや周回よりは縦走の方が好みなので、
北側の茅ノ尾根から登るルートで計画してみました。
登山口まではバスを3本乗り継ぐ必要があり、
その乗り継ぎも土曜日しか出来ないようなので、
プランニングしてからしばらく温めていました。
今週は土曜日休みでしたのでそのプランで歩いてみます。
焼山登山口からは2回登っているので三ヶ木から月夜野行きのバスは乗ったことが有ります。
今日はその2回に比べてハイカーさん少ないようです。
焼山登山口バス停で6人くらい降り、東野バス停でも2人降りました。
意外にも終点の月夜野まで私含めて4人のハイカーが乗車していたので、
皆さん大室山なのかな?って思っていましたが、
みなもと体験館前バス停で降りたのは私だけでした。
見支度整えて吊り橋を渡ります、
この吊り橋が高さが有ってそこそこ揺れて、
なおかつ少し斜めっていたのでかなり怖かったです。
強風が吹いていたらここで敗退もあり得るかもと思いました。
吊り橋を渡ると左の方に遊歩道が伸びています、
この歩道を歩いていくとすぐに登山道への分岐があり道標が有ります。
尾根へのとりつき部は広葉樹の森なので落ち葉で登山道が隠れています。
僅かに判別できたトレイルを辿ると尾根の末端を回り込んで
テレビの共聴設備と思われるケーブルが敷設された箇所で尾根に乗り上げます。
尾根に乗ってからしばらくこのケーブルと並走するように登っていきます。
尾根に乗ってからは植林された針葉樹の森なので、
落ち葉が少なくて登山道も踏み跡明瞭で歩き易いです。
この後山頂までずっとこの尾根を辿ります、
途中の小ピークを避けるためか一時的に尾根の南側を巻く部分もありますが、
迷うような個所は無いように感じます。
ただし、標高1,100mくらいから再び広葉樹の自然林になるので、
またまた踏み跡の判別が難しくなります。
固く踏まれた踏み跡を外すと地面の感触が柔らかくなるとか、
そういった観察力が有れば登山道を外してもすぐに復帰できると思います。
まあ、尾根をずっと外さずに登れれば迷う事は無いので、
心配な方はスマホでGPSを使えるように覚えておきましょう。
とにかく登り一辺倒で大室山の山頂へ歩を進めていきます、
急登って程でもないですが、端正な山容ですからそれなりに急な登りです。
そしてやっぱり道志側から登る人は少ないのでしょう、
山頂まで誰にも会わずに寂しい登高になりました。
今年はクマによる人身被害が多く報道されているので、
今日は熊鈴の他にipodで音楽ならしながら登りました。
CTより少し早く山頂に到着、山頂も誰もいなので貸し切りでした。
山頂から少し進んだ分岐でハイカーさん3人休憩していました。
行動開始してから初めて人の姿を見たので少しホッとしました(笑)
山頂から先は山と高原地図でも一般ルートなので、
少ないですがハイカーさんも歩いていましたし、登山道も明瞭でした。
加入道山で昼食にしようと思っていたので、
その手前の小ピークでアルファ米にお湯を入れておきました。
そして加入道山で昼食、
早めに戻しておいたアルファ米はちょうど食べ頃です。
保温ボトルのお湯を沸かし直してカップラーメン作ります。
このカップラーメンとアルファ米のドライカレーで昼食にします。
昼食を食べたら白石峠に降りていきます。
稜線は色づきが進んでおりところどころ赤く染まった木々で綺麗でした。
白石峠から左に折れて本格的な下りのスタート、
峠を源頭とした沢筋を降りるルートなのでコルの直下はかなり急斜面です。
よく考えられているトレイル、階段や木道を駆使して道がついています。
これを降りていくと沢に水が流れ始めます。
渡渉を繰り返してずっと沢筋を下ります。
途中で大きい沢に合流してからは渡渉に橋が架かっている箇所が増えます。
やがて用木沢出合を越えて林道終点へ。
終点からは退屈な林道歩きですが、
沿線のキャンプ場ではキャンパーさん達が思い思いに寛いでいます。
キャンパーさん多かったのでまだまだキャンプ人気は続いているのかな?
林道をしばらく歩いて西丹沢ビジターセンターに到着、
バスが出るまで40分以上ありましたのでベンチで座ってゆっくり待ちました。
今日は天気もいいし紅葉も始まってきたのでハイカーさん多いかなと思いましたが
そうでもなかったようです。
西丹沢ビジターセンターからのバスも6人くらいしか乗らず、
途中のバス停から乗った人を合わせても満員には程遠い感じでした。
西丹沢でも奥に位置する大室山、
山梨百名山にも選ばれているようですがハイカーさん少な目です。
特に北側の道志から登るルートは人影まばらな印象ですので、
熊鈴を忘れずに装着したいところです。
ここから備忘録
クロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
ヘッドウェアはキャップ
飲み物は多めに持って行った
ペットボトル500mlのミネラルウォーターを2本で計1L
ペットボトル500mlのお茶を1本
結局、ミネラルウォーター500mlのペットボトルで足りてしまった、
150mlくらい余った。
お昼にカップラーメンを食べ、それも水分摂っているからそんなもんか。
写真のコメントや本文でも書いたが大室山北側の茅ノ尾根ルートは
踏み跡がはっきりしない個所も多いので、
不慣れな人はベテラン同行が良いと思います。
地図読み得意な方なら何も問題なく進めるんじゃないかな。
地図読み苦手な方はスマホのGPSを活用しましょう。
登山口へのアプローチと下山後のデプローチ、
共にバスに乗る時間が長いので交通費が高い。
丹沢なのに埼玉県蕨市から往復で4,970円、約5,000円でした。
丹沢の日帰りにしてはコスパ悪いな。
主脈とか主稜とか、一泊してガッツリ歩くなら満足出来るんだけどね。
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