鳳凰三山・高嶺(夜叉神→広河原)
- GPS
- 08:09
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 1,818m
- 下り
- 1,907m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 0:53
- 合計
- 8:26
天候 | 晴れ→曇り→下山後のバス待ち中に雨 風は穏やか |
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過去天気図(気象庁) | 2023年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
帰り:広河原より甲府駅行きバスに乗車 ※特に帰りの本数が少ないので要注意 |
コース状況/ 危険箇所等 |
夜叉神峠登山口→夜叉神峠→砂払岳:樹林帯。急な傾斜の登りが多いが、水平に近い区間や下りもある。距離が長い。開けた景色を楽しめるのは夜叉神峠と辻山。 砂払岳→薬師岳→観音岳:ようやく稜線歩きになる。足下は砂地と岩。景色は白峰三山に仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、八ヶ岳、奥秩父など。 観音岳→赤抜沢の頭⇔地蔵岳:同様に砂地と岩の道だが、傾斜と距離がキツくなる。地蔵岳は同一稜線上には無く、鳳凰山の薬師・観音の二山説が提唱されるのも何となくわかる気がする。 ※地蔵岳の山頂標識はオベリスクの麓までも行かない、賽の河原にある。 赤抜沢の頭→高嶺:早川尾根という。やや路が狭く、足下の岩が大きい。登り返しは見た目より少ない。 ※夜叉神や青木鉱泉へ降りる人は通らないため、登山者が一気に減る。 高嶺→白鳳峠:急な岩場の下りから始まり、深いハイマツ帯とガレ場を進む。際立って難易度が高いわけではないが、初めて岩場を歩く人にはお勧めできない。 白鳳峠→白鳳峠入口(県道合流地点):開けたガレ場があるのを除いて樹林帯の急な下り。ハシゴや一枚岩の下りもある。脚への負担が強かった気がする。 白鳳峠入口→広河原:舗装道路。北沢峠へ続く道だが、現在は通行止めで車の通りは無い。 行程中の営業小屋は南御室小屋と薬師岳小屋。鳳凰小屋はコースから外れる。 |
その他周辺情報 | 甲府駅南口で信玄公まつりを開催していた。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
ポール
アクティブインサレーション
ビーニー
熊鈴
バラクラバ
|
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備考 | 消費水分量:約1200ml(1Lボトル+ホットココア紙コップ1杯) ザック重量:約7kg(出発時=最大時) ※バラクラバとアクティブインサレーション、ビーニーは結果的に使わなかったが、無かったら心細い程度に気温は低かった。 |
感想
秋装備で登れる山も段々少なくなりました。
しかも、この土日は天気予報を見ると関東甲信越付近の山は雨や雪が多く、選択肢は多くありません。
幸い、鳳凰三山は早い時間なら天気が持ちそうだし、ちょうど遠くないうちに歩いてみたいと思っていたので、こちらを目指すことにしました。それでも予報は下り坂で、泊まりは避けるべきと判断し、日帰りで夜叉神峠→広河原です。
【天気と眺め】
予報通り、時間が経つにつれて雲が多くなっていきましたが、白峰三山や仙丈ケ岳、甲斐駒ヶ岳の眺めは最高で、黄葉にも恵まれました。
八ヶ岳や奥秩父は雲に覆われて見えなかったので、やはり鳳凰三山を選んでよかったと思います。
(位置的には富士山や甲府盆地の市街地も見えるはずですが、こちらは見えませんでした。)
【気温】
9月の初旬に白峰三山に登った時には夏の気温だったものの、すっかり気温も低くなりました。
登り始めの早い時間は首から上の露出部分はかなり冷え、また日中の稜線上も風が吹けば寒く、防風機能の必要性を明確に感じられました。
(ただし、風が吹くことは少なかった。)
【道の状況】
夜叉神峠登山口から観音岳までは危険箇所も無く歩きやすいです。やや急な箇所もあるものの手を使って登るようなこともありません。
ただし、水平に近い区間や上り返しもあるので素直には標高が上がっていかず、景色の変化が少ない樹林帯が長いという点は、やや先が見えない感があるかもしれません。
一方で赤抜沢の頭から白鳳峠までの下りは急で、やや道の表情が変わった気がします。青木鉱泉や夜叉神峠登山口へ降りる場合は通らない区間であるため、登山者も減ります。少なくとも初めて岩場を歩くという人には、赤抜沢より先はお勧めしません。
【下山後】
バスの本数や携帯の電波(auは無し)、飲食(物によっては注文できる)などは難儀しました。
また、心肺機能と脚の筋力が落ちていたようで、予想以上に体力的に堪える一日となりました。
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