ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6127785
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
剱・立山

下ノ廊下&水平歩道(黒部ダム→欅平)【2023秋山シーズンその2】

2023年11月01日(水) ~ 2023年11月02日(木)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
13:26
距離
33.4km
登り
6,493m
下り
7,363m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:36
休憩
0:27
合計
8:03
7:52
24
8:16
45
9:01
9:04
94
10:38
49
11:27
11:32
37
12:09
49
12:58
13:02
55
13:57
39
14:36
14:46
14
15:00
15:01
2
15:03
3
15:06
15:07
24
15:31
15:34
21
2日目
山行
5:12
休憩
0:08
合計
5:20
7:18
7:19
7
7:26
7:28
30
7:58
42
8:40
8:42
38
9:20
44
10:54
10:57
2
10:59
ゴール地点
・初日のランチ休憩は新越沢〜別山谷の間の河原で(ログ上は記録なし)。コースタイムが長いので、前夜にホテルでパテサンドを作って現地での調理を無しにしました。
・レベル不足な方(番線にしがみついてへっぴり腰、フィックスロープに難儀etc.)がけっこういますが、コースがコースなだけに無理な追い越しできないので、前が詰まって時間がかかる、ということが起こりうるので余裕を持った行動を
・11:46欅平発に乗るには遅くても6:00には阿曽原温泉小屋を出発した方がいいです。
天候 1日目(11/1):
 ・雲一つない快晴☀おかげで黒部峡谷の紅葉を存分に楽しめました
 ・とはいえ11月初旬かつ峡谷の谷あいの登山道なので、15:00を過ぎると日の当たる範囲が狭まるので暗くなります。早めの行動が基本です
 ・昼間はそこまで気温が低くなかったおかげでベースレイヤーにソフトシェル×ハードシェルのレイヤリングでちょうどいいか少し暑いくらいでした。人によってはフリースがちょうどいいかもしれません
 ・朝晩は冷え込む上、山小屋はそこまで断熱性に優れているわけではないので、山小屋で着るダウンetc.の防寒着はMUSTでした

2日目(11/2):
 ・朝は少し曇り空でしたが、段々晴れてきて欅平に着くころには11月にしては暑いくらいの気温でした
 ・折尾谷の滝裏や志合谷のトンネルは冷える&天井から水滴が落ちてくるので、レインウェアorハードシェルの着用はMUSTです※トンネル前後の登山道は狭いので、基本着たままでコース全般歩くことになるかと
過去天気図(気象庁) 2023年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路:
前泊地まで:
自宅〜(中央道・長野道)〜安曇野IC〜(県道310号・安曇野わさび街道・北アルプスパノラマロード・国道147号)〜信濃大町(前泊)

登山口まで:
信濃大町〜(国道147号・大町アルペンライン)〜扇沢駅(車預け入れ)〜(関電トンネル電気バス)〜黒部ダム駅(入山)

復路:
宇奈月まで:
欅平駅(下山)〜(黒部峡谷鉄道)〜宇奈月駅(車受け取り)

後泊地まで:
宇奈月〜(黒部宇奈月線)〜黒部IC〜(北陸道)〜富山IC〜富山市内(後泊)
※自宅までは翌日北陸道・上信越道・関越道経由で帰宅

駐車場:
宇奈月駅前駐車場 ¥1,500(1泊2日)/¥1,000(1日)
※350台収容可能なので繁忙期でも停められないことはないかと
※料金は入場時に先払い
※黒部峡谷鉄道の駅舎前なので分かりやすいですが、とにかく広いので端の方だと駅まで時間かかるかも

マイカー回送:
アルペンキャリーサービス ¥20,000(扇沢→宇奈月)
※毎年お世話になってます^^
※受付は扇沢駅の有料駐車場から一段下がったエリアですので、預け入れしてから駅まで近いのがメリット(会社によっては大町温泉郷で預け入れになります)
※料金は先払い。扇沢の場合はその場でキーを預けます
※宇奈月駅前駐車場代は別途かかります(料金と一緒に支払い)
※何社か比較してもここが一番安いですし、かれこれ3年連続で利用しているので安心できます

立山黒部アルペンルート:
扇沢→黒部ダム(関電トンネル電気バス) ¥1,800/人(片道)
※10日前くらいからWeb予約可能で、時間指定も出来ます
※扇沢駅で15min前までに紙のチケットを発券必要なので要注意(スマホ画面では乗れません)
※さすがに11月だと始発(7:30)の予約も簡単に取れました

黒部峡谷鉄道:
欅平→宇奈月 ¥1,980/人(片道)※2024年から値上げ予定
※欅平→宇奈月の片道はWeb含めて一切予約不可なので、欅平駅でのチケット購入時に一緒に時間指定整理券を発行してもらいます
※紅葉の時期は鐘釣駅往復のツアー客で大混雑するらしいので、欅平11:46発に乗れるように出発した方がいいと阿曽原温泉で言われます(平日も)
※11/2については11:46、12:28あたりは余裕がありましたが、それ以降は満席が続いていたので、やはり昼までには着かないと遅くなったようです
※時間帯によっては窓付きリラックス車両(+¥530)が付いてますが、11:46発にはついていません^^;
※トロッコ車両は屋根はありますが左右はフルオープンなので、結構寒いです。防寒着を着て乗った方がいいかと
コース状況/
危険箇所等
※すべて2023年11月の情報です。毎年状況は変わるので下ノ廊下・水平歩道の状況は参考程度で
黒部ダム〜内蔵助谷出合:
・黒部ダム駅でバスを降りたら黒部ダム方向ではなく「日電歩道・内蔵助谷」の標識に従ってまっすぐ進みます
・建物を出る前にトイレ・洗面所があります。ここから先は阿曽原温泉小屋まで無いのでここで済ませましょう(仙人谷ダムにトイレはありません)
・ダム下まで一気に標高差200m弱下ります。そこまで急登ではありませんが、11月の朝だと下の影響で少し滑りやすいので注意しながら下ります
・ダム下から内蔵助谷出合までは普通の登山道なので紅葉とまだ穏やかな黒部川を眺めながらの気持ちのいいトレッキングです

内蔵助谷出合〜別山谷出合〜十字峡(下ノ廊下その1):
・ハシゴ谷乗越方面への分岐を過ぎるとだんだん高度感を増していきますが、道幅もそれなりにあって、番線はほぼすべてに張ってあるので、予想より怖くないです
・有名?な白竜峡の高巻きですが、確かに見た目は圧巻の垂直ハシゴの上り下りをしないといけないので圧倒されますが、丸太ハシゴはしっかりしているので槍の穂先の垂直ハシゴに登ったことがあればそこまで難易度はありません。梯子を登り切った先の高度感はかなりあります
・確かに登山道は狭いところもあるのですが、番線はしっかりしているし丸太の橋も安定しているので(高度感を除けば)難易度はそこまで無い筈なんですが、へっぴり腰でおっかなびっくり歩いていたり、フィックスロープでの登りに難儀していたり、と明らかにココに来るにはレベル不足な登山者がちらほら。。。中級者ルートではないので、もう少し北アルプスの上級者コースで経験積んでから来られた方がいい気がします
・十字峡手前にある登山道上の滝横断ポイントは、幸運なことに水量がほとんどなかったので濡れずに通過できました
・十字峡の吊橋は踏み出した一歩目に結構揺れます。高さがあるので高所恐怖症の方は下を見ずに前だけ見て歩きましょう^^

十字峡〜東谷吊橋〜仙人谷ダム(下ノ廊下その2):
・十字峡を過ぎるとしばらくは道幅もそれなりにあって歩きやすいですが、黒四発電所に向けてだんだん狭くなってくるので、番線を頼りに歩くことになりますが、頼り過ぎずに足元はしっかり確認しながら歩くことが重要かなと
・必要な箇所の丸太橋はしっかりしていますし、慎重に行けば(危険がないことはないが)難易度はありません
・半月峡・S字峡の眺めは素晴らしいですが、高度感がすごいので高所恐怖症の方はあまり下を見ない方がいいです
・東谷吊橋は十字峡の吊橋と比べると長いですが、揺れは少なく安定しています。橋を渡りきったところに座るのにちょうどいい岩がいくつかあるので休憩ポイントでした
・吊橋のあと仙人谷ダムまでは工事現場のそばを通ります。時間帯によっては工事関係者の車が通行するので前後に注意が必要です

仙人谷ダム〜阿曽原峠〜阿曽原温泉小屋:
・2023年11月当時は仙人谷ダムの築堤に上り下りする階段がペンキ塗りたてだったため、歩行箇所が指定されていました。塗りたて注意^^
・ダムの施設内を通り過ぎて上部軌道(来年からのキャニオンルートの一部)の仙人谷駅を横切って関電人見平宿舎のそばに出ます。施設から出る際にクマ・サル侵入防止の柵がありますので、出たら必ず閉めましょう
・人見平宿舎の脇から阿曽原峠に向けて120mほどの急登ですが、危なそうな箇所にはフィックスロープも設置してあり、北アルプスではよくある急登かなと
・権現峠を過ぎて一か所トンネルがありますのでヘッデンはMUSTです
・阿曽原温泉小屋に向けての下りは急ですが、道よく整備されているので特に危険はありませんでした

阿曽原温泉小屋〜折尾ノ大滝(水平歩道その1):
・阿曽原のテント場から水平歩道の始点まで標高差120mを急登しますが、渓谷側が切れ落ちているわけではなく、いたって普通の登山道なので、危険個所はありません
・小屋でも注意がありましたが、水平歩道は下ノ廊下に比べると登山道上に落ち葉が積もっているため、渓谷側の崖との境目が分かりにくいです。基本は番線を持って岸壁側を歩けば問題ありませんが、慎重に歩く必要があります
・折尾ノ大滝の後に堤防内のトンネルをくぐりますが、一部水が溜まっているのと、天井からも水滴が落ちてくるのでレインウェアはMUSTです

折尾ノ大滝〜大太鼓〜志合谷〜水平歩道始終点(水平歩道その2):
・折尾ノ大滝までに比べると少し道幅が狭くなりますが、慎重に行けば難儀するほどではありません
・最大のポイント、大太鼓ですが予想していたより道幅もあり、番線もしっかりしているので(下を見なければ)そこまで怖くはありません。黒部峡谷を向かんで反対側にある奥鐘山の紅葉が絶景でした
・志合谷のトンネルはヘッデン&レインウェアMUST。足元はかなり水が溜まっているのでハイカット登山靴(+ゲイター)がベスト。ミドルカットでもゲイターやレインウェアのズボンで何とかなるかも、というレベルでした
・トンネル両端の出入り口付近は広くないので、レインウェアやゲイターの着脱をここでするのはNG。阿曽原温泉(欅平)を出発する時から着用しましょう
・志合谷のトンネルを過ぎた後も2,3か所短いですがトンネルがあります。ヘッデンもずっとヘルメットに付けたままがいいかと
・意外と鉄塔が見えてからが長かった気がします。鉄塔を4つほど通り過ぎないと水平歩道は終わりません。この辺りが一番気が抜けるので要注意でした
・阿曽原温泉→欅平方向に歩いてきたせいか、水平歩道始終点の標識を見落としたのでいつの間にか水平歩道が終わってました^^;

水平歩道始終点〜欅平駅:
・標高差約300mを一気に下ります
・水平歩道始終点からパノラマ展望台への分岐までは荒れた岩場の下りで難易度はありませんが段差が大きかったりで少し難儀しました
・パノラマ展望台との分岐の鉄塔を過ぎると一気に登山道の状態が良くなります。九十九折にしっかりした階段・ハシゴが設置されているので、慎重に下れば特に問題はありません

総評:
レコードやTwitterで人見平寮から阿曽原峠への登りや水平歩道始終点から欅平の急登がキツイ、という感想を散見しますが、総じて北アルプスの上級者ルート(大キレット、東鎌尾根、読売新道etc.)に行ったことがある方ならそこまでのレベルではないかと。どちらかというと下ノ廊下・水平歩道に来るレベルではない登山者が無理して来るからでは?というのが率直な感想でした
その他周辺情報 すべて2023年11月時点の情報です(2024年は変更あるかも)
前泊:
ルートイン信濃大町駅前
※去年の赤牛岳〜水晶岳縦走時以来の前泊です
※チェックイン時間が24:00まで&大浴場がAM2:00までやっているので仕事後に出発しても大丈夫です
※ホテルの裏に駐車場(91台収容)あり、無料です。
※朝食はAM6:30〜なので、扇沢始発の乗る場合は食べられないかも

山小屋(11/1-2):
阿曽原温泉小屋 ¥12,500(1泊夕食+弁当)/¥11,500(1泊夕食)
※2023年は電話予約のみ(電話受けられる時間は指定時間のみ)。予約時には食事の有無は聞かれません
※山小屋に着いて受付時に食事をどうするか聞かれます。欅平に向かう場合は紅葉の時期は昼以降黒部峡谷鉄道が混雑するので、早出(朝食なしor弁当)を推奨されます
※寝室は12畳の相部屋×4に最大12名収容。11/1は41名だったので一部屋10名程度で少し余裕がありました
※夕食は18:00〜/18:30の2回転。受付時に指定されます。2回とも30min限定カレー食べ放題🍛この日は途中でご飯がなくなり売り切れました^^;
※温泉は小屋からテン場経由で10〜15minほど急な山道を下ります。小屋のサンダルでも行けなくはないですが、登山靴で行くことをお勧めします
※入浴時間は1Hおきに男女交代。11/1は15:30〜16:30:女性/16:30〜17:30:男性/17:30〜18:30:女性、と言った感じ。20:00以降は混浴(水着着用可)ですが、白馬鑓温泉以上に明かりが一切ないので、ヘッデンあっても危険かも
※早出用に夕食後にお茶・お湯、冷め茶を用意してくれますので、翌朝の弁当や(自分で用意した)朝食を食べるときにありがたいです。この日は朝も魔法瓶のお湯・お茶を置いてくれていました(毎日そうなのかは微妙)
※電気は点いていませんが、食堂は開放してくれていますので、弁当はそこで食べることが出来ます

後泊:
富山マンテンホテル
※夏の五色ヶ原〜薬師岳縦走に引き続いて下山後の後泊で利用
※最上階に大浴場(人口ラジウム泉)があるので、下山後に立ち寄り湯に行かずにホテルに直行しました♨
※早く行くと敷地内駐車場に停められますが、立駐が5ナンバー限定!?なので注意。平面が空いていない場合は路面電車で2駅富山駅寄りのボウリング場駐車場を案内されます
今シーズン2回目のアルペンルート。今回は扇沢から
2023年11月01日 07:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 7:07
今シーズン2回目のアルペンルート。今回は扇沢から
黒部ダム駅に到着
2023年11月01日 07:42撮影 by  XQ-BQ42, Sony
11/1 7:42
黒部ダム駅に到着
黒部ダム駅に着いたら、いつもと違って「日電歩道・内蔵助谷」方面へまっすぐ進みます。

去年赤牛岳〜水晶岳縦走で奥黒部ヒュッテ向かう際にもココをまっすぐ行く登山客が何名かいましたが、まさか翌年に自分が行くことになるとは^^;
2023年11月01日 07:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 7:42
黒部ダム駅に着いたら、いつもと違って「日電歩道・内蔵助谷」方面へまっすぐ進みます。

去年赤牛岳〜水晶岳縦走で奥黒部ヒュッテ向かう際にもココをまっすぐ行く登山客が何名かいましたが、まさか翌年に自分が行くことになるとは^^;
普段は通らない道なのでワクワクします。「下ノ廊下」の表記も!

ちなみに、この時期・この時間帯に電気バス下りた方の60~70%は下ノ廊下方向に向かっていたので、一般観光客がつられて歩いて行こうとして駅員さんに「こっちはガチ登山道なので引き返してください」と言われてました
2023年11月01日 07:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 7:43
普段は通らない道なのでワクワクします。「下ノ廊下」の表記も!

ちなみに、この時期・この時間帯に電気バス下りた方の60~70%は下ノ廊下方向に向かっていたので、一般観光客がつられて歩いて行こうとして駅員さんに「こっちはガチ登山道なので引き返してください」と言われてました
ダム施設を抜けると雪化粧した立山に紅葉、その中腹に大観峰のロープウェイ駅もはっきりと。期待が高まります!
2023年11月01日 07:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 7:53
ダム施設を抜けると雪化粧した立山に紅葉、その中腹に大観峰のロープウェイ駅もはっきりと。期待が高まります!
この標識から登山スタート!まずは黒部ダムの下まで下っていきます
2023年11月01日 07:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 7:57
この標識から登山スタート!まずは黒部ダムの下まで下っていきます
ダム下まで下ったところで黒部川を渡ります
2023年11月01日 08:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:15
ダム下まで下ったところで黒部川を渡ります
ダムでせき止められている&発電用に地下水路にまわっているせいかこのあたりは穏やかな流れです
2023年11月01日 08:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:15
ダムでせき止められている&発電用に地下水路にまわっているせいかこのあたりは穏やかな流れです
ダム下から黒部ダムを見上げて一枚。なかなか黒部ダムを下から見ることはないのでその大きさに圧倒されます。

観光放水の時期だとさらに迫力がすごいんでしょうね(観光放水は10/15まで)
2023年11月01日 08:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:15
ダム下から黒部ダムを見上げて一枚。なかなか黒部ダムを下から見ることはないのでその大きさに圧倒されます。

観光放水の時期だとさらに迫力がすごいんでしょうね(観光放水は10/15まで)
ダム下から仙人谷ダムまでは基本的に水平移動です。山肌に横一直線に登山道がひかれていますが、まだ高度感はありません
2023年11月01日 08:42撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:42
ダム下から仙人谷ダムまでは基本的に水平移動です。山肌に横一直線に登山道がひかれていますが、まだ高度感はありません
いくつもこのような沢を丸太橋で渡ります
2023年11月01日 08:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:48
いくつもこのような沢を丸太橋で渡ります
黒部川を挟んで向かいの鳴沢岳の山肌も紅葉が始まっています
2023年11月01日 08:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:48
黒部川を挟んで向かいの鳴沢岳の山肌も紅葉が始まっています
渓谷が深いため、朝はまだ谷底まで太陽の光が差し込んでこないので、少し暗め&肌寒い中を歩いていきます
2023年11月01日 08:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 8:58
渓谷が深いため、朝はまだ谷底まで太陽の光が差し込んでこないので、少し暗め&肌寒い中を歩いていきます
今年の北アルプスはどこも水不足が深刻でしたが、下ノ廊下に関してはその心配もなく、豊富な水が沢から流れ込んでいました
2023年11月01日 09:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 9:04
今年の北アルプスはどこも水不足が深刻でしたが、下ノ廊下に関してはその心配もなく、豊富な水が沢から流れ込んでいました
あまりに水が透き通っていてきれいなのでズームで川底を除くと大きなイワナ(ヤマメ?)が泳いでいました
2023年11月01日 09:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 9:41
あまりに水が透き通っていてきれいなのでズームで川底を除くと大きなイワナ(ヤマメ?)が泳いでいました
少し引いて岩を入れると水中だと分かりますが、あまりに透明度が高いので、イワナが空中に浮かんでいるように見えますね
2023年11月01日 09:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 9:41
少し引いて岩を入れると水中だと分かりますが、あまりに透明度が高いので、イワナが空中に浮かんでいるように見えますね
11月ですがまだ下ノ廊下では花が咲いています。ピンク色のツバキ??
2023年11月01日 09:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 9:53
11月ですがまだ下ノ廊下では花が咲いています。ピンク色のツバキ??
紅葉の色づきが素晴らしい!
2023年11月01日 09:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 9:58
紅葉の色づきが素晴らしい!
岩肌と常緑樹と緑と紅葉のコントラストは見ていて飽きませんね
2023年11月01日 10:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:07
岩肌と常緑樹と緑と紅葉のコントラストは見ていて飽きませんね
登山道から岩肌の上を見上げるとこちらも燃えるような赤
2023年11月01日 10:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:28
登山道から岩肌の上を見上げるとこちらも燃えるような赤
この辺りは道幅も広いし高さもないですね
2023年11月01日 10:34撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:34
この辺りは道幅も広いし高さもないですね
新越沢合流点に到着。大体コースタイム通り
2023年11月01日 10:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:41
新越沢合流点に到着。大体コースタイム通り
向かいの山も素晴らしい
2023年11月01日 10:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:44
向かいの山も素晴らしい
対岸に見えた新越の滝。結構な落差です
2023年11月01日 10:45撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:45
対岸に見えた新越の滝。結構な落差です
少しずつ高度感が増してきて、番線(針金)が張ってある区間に突入です
2023年11月01日 10:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:54
少しずつ高度感が増してきて、番線(針金)が張ってある区間に突入です
振り返るとところどころ道幅狭いですが、そこまで意識することもないですね
2023年11月01日 10:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 10:58
振り返るとところどころ道幅狭いですが、そこまで意識することもないですね
川べりの岩に何かの印が付けられていましたが、何でしょうね?
2023年11月01日 11:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:01
川べりの岩に何かの印が付けられていましたが、何でしょうね?
別山谷に向かう登山道上に人がとどまっています。
この時は何だろう?という程度だったのですが、実は写真をよく見ると下の河原に滑落した登山者の姿が(傘をさしています)

後でニュースにもなりましたが、登山道から20m滑落して複数個所骨折だったようです(とはいえ命に別状なくてよかった)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a71951dc836fe65208d73ce5efcbaf4972ce7ea
2023年11月01日 11:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:04
別山谷に向かう登山道上に人がとどまっています。
この時は何だろう?という程度だったのですが、実は写真をよく見ると下の河原に滑落した登山者の姿が(傘をさしています)

後でニュースにもなりましたが、登山道から20m滑落して複数個所骨折だったようです(とはいえ命に別状なくてよかった)
https://news.yahoo.co.jp/articles/5a71951dc836fe65208d73ce5efcbaf4972ce7ea
崖に掛けられた丸太橋。これ、毎年雪崩で流されるので掛けなおしているそうです( ゜Д゜)整備していただいている方々に感謝です
2023年11月01日 11:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:07
崖に掛けられた丸太橋。これ、毎年雪崩で流されるので掛けなおしているそうです( ゜Д゜)整備していただいている方々に感謝です
振り返るとそろそろどんなところ通ってきたんだ?という道になってきました^^;通っているときはそうは思わないんですけどね
2023年11月01日 11:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:10
振り返るとそろそろどんなところ通ってきたんだ?という道になってきました^^;通っているときはそうは思わないんですけどね
ほぼコースすべてに張ってくれているこの番線のおかげで本当に助かります
2023年11月01日 11:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:10
ほぼコースすべてに張ってくれているこの番線のおかげで本当に助かります
白竜峡名物の高巻き!本来は万年雪を巻いて避けるためですが、今年は雪が少なかったせいか、雪は無し。

写真で振り返るといや、すごいところ登ってる感ありますが、丸太ハシゴはしっかりしているし、このくらいの高度感は不帰ノ嶮やら大キレットやら言ってれば普通にあるので、皆さんいうほど怖くはないです
2023年11月01日 11:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:19
白竜峡名物の高巻き!本来は万年雪を巻いて避けるためですが、今年は雪が少なかったせいか、雪は無し。

写真で振り返るといや、すごいところ登ってる感ありますが、丸太ハシゴはしっかりしているし、このくらいの高度感は不帰ノ嶮やら大キレットやら言ってれば普通にあるので、皆さんいうほど怖くはないです
こんな道幅のところも番線のおかげで難なく歩けます
2023年11月01日 11:22撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:22
こんな道幅のところも番線のおかげで難なく歩けます
黒部川の流れも激しくなってきました。シャッタースピード落として撮ったらちょっといい感じに📷
2023年11月01日 11:25撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:25
黒部川の流れも激しくなってきました。シャッタースピード落として撮ったらちょっといい感じに📷
別山谷を渡った後のフィックスロープでの崖登り
何故かここで難儀している方がちらほら・・・・
2023年11月01日 11:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:27
別山谷を渡った後のフィックスロープでの崖登り
何故かここで難儀している方がちらほら・・・・
ロープ待ち中に別山谷沢を上流方向に一枚。ここも紅葉が素晴らしい
2023年11月01日 11:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 11:27
ロープ待ち中に別山谷沢を上流方向に一枚。ここも紅葉が素晴らしい
特に斜度がきついわけでもなく、スタンスもしっかりしているので難儀しない筈なんですが・・・ちなみにこの男性(知らない人です)、この後もへっぴり腰でゆるゆる前を歩かれたせいで(そのくせ道幅広いところでも譲らない)前が詰まって苦労しました
2023年11月01日 11:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:29
特に斜度がきついわけでもなく、スタンスもしっかりしているので難儀しない筈なんですが・・・ちなみにこの男性(知らない人です)、この後もへっぴり腰でゆるゆる前を歩かれたせいで(そのくせ道幅広いところでも譲らない)前が詰まって苦労しました
いかにも黒部峡谷、と言った険しい感じになってきました
2023年11月01日 11:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:30
いかにも黒部峡谷、と言った険しい感じになってきました
水量は豊富です。
2023年11月01日 11:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:30
水量は豊富です。
通ってきた道を振り返って一枚。写真真ん中に高巻きのハシゴが見えます。確かに写真で見るとすごいところにハシゴかかってますね^^
2023年11月01日 11:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:35
通ってきた道を振り返って一枚。写真真ん中に高巻きのハシゴが見えます。確かに写真で見るとすごいところにハシゴかかってますね^^
道幅が狭くなってきました。
ただ番線に頼りすぎると足元がおろそかになって躓きかねないので、基本、番線は緊急時用の補助程度で
2023年11月01日 11:36撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:36
道幅が狭くなってきました。
ただ番線に頼りすぎると足元がおろそかになって躓きかねないので、基本、番線は緊急時用の補助程度で
この時期にまだミヤマリンドウが咲いている辺り、やはり下ノ廊下は雪深いと実感します
2023年11月01日 11:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:39
この時期にまだミヤマリンドウが咲いている辺り、やはり下ノ廊下は雪深いと実感します
前が遅すぎて詰まりだしたの図
2023年11月01日 11:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:49
前が遅すぎて詰まりだしたの図
まさにV字谷ですね
2023年11月01日 11:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:53
まさにV字谷ですね
水量が豊富になってきたので色もきれいな青色に
2023年11月01日 11:55撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 11:55
水量が豊富になってきたので色もきれいな青色に
確かに道幅狭いし足元ごつごつしているし、高度感ありますが高所恐怖症の私が怖いとも思わないので、予想より全然大丈夫でしたね
2023年11月01日 12:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 12:00
確かに道幅狭いし足元ごつごつしているし、高度感ありますが高所恐怖症の私が怖いとも思わないので、予想より全然大丈夫でしたね
谷あいの紅葉のグラデーションが常緑樹の緑と合わさっていい絵になります
2023年11月01日 12:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/1 12:20
谷あいの紅葉のグラデーションが常緑樹の緑と合わさっていい絵になります
毎年これだけの丸太橋を整備するのにいったいどれだけの苦労があるのやらと考えると、本当に感謝です
2023年11月01日 12:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 12:49
毎年これだけの丸太橋を整備するのにいったいどれだけの苦労があるのやらと考えると、本当に感謝です
沢を渡った後に
2023年11月01日 12:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 12:50
沢を渡った後に
よく言われている登山道上の滝ポイント。幸運なことに水量がそれほどではなかったのでそのまま通り抜けても濡れずに済みました(ひどい時は傘が必要みたいです)
2023年11月01日 12:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 12:51
よく言われている登山道上の滝ポイント。幸運なことに水量がそれほどではなかったのでそのまま通り抜けても濡れずに済みました(ひどい時は傘が必要みたいです)
やっと十字峡の吊橋が見えてきました
2023年11月01日 13:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:00
やっと十字峡の吊橋が見えてきました
十字峡の吊橋。踏み出した一歩目に結構揺れるので怖いですが、渡りだしたら大丈夫でした
十字峡の吊橋。踏み出した一歩目に結構揺れるので怖いですが、渡りだしたら大丈夫でした
十字峡の眺め。望遠レンズつけっぱだったせいで広角に撮れず(>_<)
2023年11月01日 13:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:07
十字峡の眺め。望遠レンズつけっぱだったせいで広角に撮れず(>_<)
十字峡から先もこんな道が続きます
2023年11月01日 13:09撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:09
十字峡から先もこんな道が続きます
写真見返してから、よく通ったなこの道、と思いますが。集中してたので気にならなかったみたいです
2023年11月01日 13:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:39
写真見返してから、よく通ったなこの道、と思いますが。集中してたので気にならなかったみたいです
高度感は十字峡以降の方がありますね
2023年11月01日 13:53撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:53
高度感は十字峡以降の方がありますね
遠くに黒四発電所の施設が見えてきました。突然こんな険しい山中に現れるので驚きです
2023年11月01日 13:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 13:57
遠くに黒四発電所の施設が見えてきました。突然こんな険しい山中に現れるので驚きです
この下ノ廊下も関電のメンテナンスに使われているんですよね〜
2023年11月01日 14:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:05
この下ノ廊下も関電のメンテナンスに使われているんですよね〜
悪の組織の秘密要塞的な?(笑)
開いているところから何かが発進していきそうです^^
2023年11月01日 14:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:14
悪の組織の秘密要塞的な?(笑)
開いているところから何かが発進していきそうです^^
東谷吊橋に到着!tこっちの吊橋の方が安定していますが、長さが長い
2023年11月01日 14:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:37
東谷吊橋に到着!tこっちの吊橋の方が安定していますが、長さが長い
仙人谷ダムが見えてきました。奥の茶色い橋が上部軌道の仙人谷駅ですが・・・
2023年11月01日 14:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:57
仙人谷ダムが見えてきました。奥の茶色い橋が上部軌道の仙人谷駅ですが・・・
ズームしてみると駅に上部軌道のトロッコが停車してますね。ここに来るまでに作業用車が通って行ったので、作業者を載せて欅平か黒部ダムに戻るのでしょうか?
2023年11月01日 14:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:57
ズームしてみると駅に上部軌道のトロッコが停車してますね。ここに来るまでに作業用車が通って行ったので、作業者を載せて欅平か黒部ダムに戻るのでしょうか?
仙人谷ダムのダム湖はきれいなブルー
2023年11月01日 14:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:57
仙人谷ダムのダム湖はきれいなブルー
ダム湖でここまで水が澄んでいるのは珍しいですね
2023年11月01日 14:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:57
ダム湖でここまで水が澄んでいるのは珍しいですね
ダムの築堤に上がる階段はペンキ塗りたて^^
2023年11月01日 14:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:59
ダムの築堤に上がる階段はペンキ塗りたて^^
ダムの築堤上から下流側を一枚。大迫力の水の流れです
2023年11月01日 14:59撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 14:59
ダムの築堤上から下流側を一枚。大迫力の水の流れです
まさかのダム施設内が登山道(笑)
ドアを開けて普通に入ります
2023年11月01日 15:01撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:01
まさかのダム施設内が登山道(笑)
ドアを開けて普通に入ります
施設内を抜けると
2023年11月01日 15:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:02
施設内を抜けると
先ほど見えた上部軌道仙人谷駅に出ました。
2023年11月01日 15:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:04
先ほど見えた上部軌道仙人谷駅に出ました。
こちらが欅平方面、つまり高熱隧道はここから始まります。
でもそこまで熱気は感じませんでした
2023年11月01日 15:04撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:04
こちらが欅平方面、つまり高熱隧道はここから始まります。
でもそこまで熱気は感じませんでした
ダム施設を抜けて、関電人見平宿舎のそばを抜けると権現峠への登りです。確かに急登ですが、まぁ、ブナ立尾根とか読売新道もこんな感じですよね〜というレベル

なんですが、ここでバテて立ち止まっている方がちらほら・・・あれ?
2023年11月01日 15:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/1 15:20
ダム施設を抜けて、関電人見平宿舎のそばを抜けると権現峠への登りです。確かに急登ですが、まぁ、ブナ立尾根とか読売新道もこんな感じですよね〜というレベル

なんですが、ここでバテて立ち止まっている方がちらほら・・・あれ?
実は阿曽原温泉小屋に着いてからの写真撮るのを忘れてました^^;繁忙期の小屋名物黒部名水ポークのカレーも美味しかったし、温泉♨もいいお湯でした

で、2日目、早出して水平歩道に向かって登っている最中に振り返って阿曽原温泉小屋を一枚
2023年11月02日 06:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 6:14
実は阿曽原温泉小屋に着いてからの写真撮るのを忘れてました^^;繁忙期の小屋名物黒部名水ポークのカレーも美味しかったし、温泉♨もいいお湯でした

で、2日目、早出して水平歩道に向かって登っている最中に振り返って阿曽原温泉小屋を一枚
紅葉の度合いは水平歩道の方が進んでいますね
2023年11月02日 06:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
11/2 6:19
紅葉の度合いは水平歩道の方が進んでいますね
水平歩道に向けて登っていきます
本当に道はよく整備されていて歩きやすいです
2023年11月02日 06:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 6:30
水平歩道に向けて登っていきます
本当に道はよく整備されていて歩きやすいです
水平歩道の始まり。この辺りはまだ樹木も多くそこまで崖感はないです
2023年11月02日 06:44撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 6:44
水平歩道の始まり。この辺りはまだ樹木も多くそこまで崖感はないです
向かいの山肌にも線を引いたように一直線の登山道が。"水平歩道"と言われる所以ですね
2023年11月02日 07:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:12
向かいの山肌にも線を引いたように一直線の登山道が。"水平歩道"と言われる所以ですね
折尾ノ大滝。ここも落差が大きくて迫力があります
2023年11月02日 07:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:16
折尾ノ大滝。ここも落差が大きくて迫力があります
折尾ノ大滝の標識
2023年11月02日 07:17撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:17
折尾ノ大滝の標識
真下に来るとさらに迫力が
2023年11月02日 07:18撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:18
真下に来るとさらに迫力が
滝を過ぎると名所?の一つ、堤防トンネルをくぐって反対側へ
2023年11月02日 07:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:24
滝を過ぎると名所?の一つ、堤防トンネルをくぐって反対側へ
暗いのでヘッデンは必須
2023年11月02日 07:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:26
暗いのでヘッデンは必須
トンネル内に水しぶきは入ってきませんが、レインウェアは来ていた方がいいです
2023年11月02日 07:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:26
トンネル内に水しぶきは入ってきませんが、レインウェアは来ていた方がいいです
トンネルを抜けて振り返ると歩いてきた道が紅葉の中を横一直線に。
2023年11月02日 07:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:32
トンネルを抜けて振り返ると歩いてきた道が紅葉の中を横一直線に。
大太鼓に向けてひたすらこんな道を歩きます
2023年11月02日 07:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:39
大太鼓に向けてひたすらこんな道を歩きます
紅葉があまりにきれいだったのでアップで一枚
2023年11月02日 07:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:43
紅葉があまりにきれいだったのでアップで一枚
アップで紅葉をもう一枚。
2023年11月02日 07:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:43
アップで紅葉をもう一枚。
予想していたより道幅はそれなりにあります・・・が、確かに落ち葉で端が分かりにくいですね
2023年11月02日 07:50撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:50
予想していたより道幅はそれなりにあります・・・が、確かに落ち葉で端が分かりにくいですね
燃えるような赤い紅葉を見つけたので一枚
2023年11月02日 07:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:54
燃えるような赤い紅葉を見つけたので一枚
よく岩盤くりぬいて道作りましたね、ココ。。。
2023年11月02日 07:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 7:56
よく岩盤くりぬいて道作りましたね、ココ。。。
木々の合間から見えてきました!大太鼓です
2023年11月02日 08:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:16
木々の合間から見えてきました!大太鼓です
大太鼓に行く手前のココも十分すごいのですが、樹木が多いおかげ&番線の安心感で高所恐怖症でも問題なく歩けます
2023年11月02日 08:16撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:16
大太鼓に行く手前のココも十分すごいのですが、樹木が多いおかげ&番線の安心感で高所恐怖症でも問題なく歩けます
峡谷を挟んだ対岸には奥鐘山の岸壁が見えてきました!
その昔の志合谷宿舎は泡雪崩であそこまで吹っ飛ばされたんですよね。。。。
2023年11月02日 08:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:19
峡谷を挟んだ対岸には奥鐘山の岸壁が見えてきました!
その昔の志合谷宿舎は泡雪崩であそこまで吹っ飛ばされたんですよね。。。。
実は大太鼓の手前もこんな感じで十分スリルあります^^
ええ、右側は落ちたら200m下の黒部川まで真っ逆さまです
2023年11月02日 08:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:19
実は大太鼓の手前もこんな感じで十分スリルあります^^
ええ、右側は落ちたら200m下の黒部川まで真っ逆さまです
大太鼓に到着!
2023年11月02日 08:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:21
大太鼓に到着!
番線をアップで。このようにかなりしっかりしています
2023年11月02日 08:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:21
番線をアップで。このようにかなりしっかりしています
行くまでは大太鼓で立ち止まるなんて無理!とか思っていたのですが、行ってみるとそこまで恐怖感無かったので記念に一枚📷
行くまでは大太鼓で立ち止まるなんて無理!とか思っていたのですが、行ってみるとそこまで恐怖感無かったので記念に一枚📷
大太鼓通過して振り返って一枚。
振り返るとすごい道だと分かりますねー。下は見てはいけません
2023年11月02日 08:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:23
大太鼓通過して振り返って一枚。
振り返るとすごい道だと分かりますねー。下は見てはいけません
大太鼓と紅葉
2023年11月02日 08:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:24
大太鼓と紅葉
3つ目の名所?志合谷トンネルが近づいてきました
2023年11月02日 08:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:29
3つ目の名所?志合谷トンネルが近づいてきました
谷の全景を一枚。谷両側の紅葉がきれいなだけに谷の険しさがよく分かります
2023年11月02日 08:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:29
谷の全景を一枚。谷両側の紅葉がきれいなだけに谷の険しさがよく分かります
トンネルに入ります。トンネル内は暗すぎてF4.0ではまともに撮影できず・・・足元はかなりの水たまりだったのでハイカット&ゲイター装備でよかったです
2023年11月02日 08:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:35
トンネルに入ります。トンネル内は暗すぎてF4.0ではまともに撮影できず・・・足元はかなりの水たまりだったのでハイカット&ゲイター装備でよかったです
トンネルを抜けると真正面に奥鐘山が!人の顔っぽい?
2023年11月02日 08:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:35
トンネルを抜けると真正面に奥鐘山が!人の顔っぽい?
反対側のトンネル入り口をズームで
2023年11月02日 08:35撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:35
反対側のトンネル入り口をズームで
あとは水平歩道始終点までひたすら歩きます
2023年11月02日 08:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:54
あとは水平歩道始終点までひたすら歩きます
紅葉を楽しみつつ
2023年11月02日 08:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:54
紅葉を楽しみつつ
またトンネルもあったり
2023年11月02日 08:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 8:56
またトンネルもあったり
言葉もない景色の連続でした
2023年11月02日 09:03撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 9:03
言葉もない景色の連続でした
意外と鉄塔や眼下の欅平駅が見えてからが長かった気がします。最後まで気が抜けません
2023年11月02日 09:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 9:56
意外と鉄塔や眼下の欅平駅が見えてからが長かった気がします。最後まで気が抜けません
欅平上部に到着!これにて水平歩道は終わりです
2023年11月02日 10:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 10:06
欅平上部に到着!これにて水平歩道は終わりです
欅田らに向かって下り始めると鹿よけ柵と注意書きが。
ええ、このルートは上級者向けです。少なくとも北穂南稜か八峰キレットあたりを歩かれてから来るべきかと
2023年11月02日 10:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 10:24
欅田らに向かって下り始めると鹿よけ柵と注意書きが。
ええ、このルートは上級者向けです。少なくとも北穂南稜か八峰キレットあたりを歩かれてから来るべきかと
パノラマ展望台(竪坑エレベータから行ける)との分岐。ここから先は急坂ですが一気に歩きやすい道になりました
2023年11月02日 10:24撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 10:24
パノラマ展望台(竪坑エレベータから行ける)との分岐。ここから先は急坂ですが一気に歩きやすい道になりました
欅平駅に到着!
下ノ廊下&水平歩道完全踏破です\(^o^)/
お疲れさまでした!
2023年11月02日 11:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 11:06
欅平駅に到着!
下ノ廊下&水平歩道完全踏破です\(^o^)/
お疲れさまでした!
11:46欅平発のトロッコはそこまでの混雑ではなく、黒部川と紅葉を楽しみつつ文明の利器のありがたみを感じながら宇奈月到着。
ちなみに下ノ廊下ピンバッジは阿曽原温泉小屋にも欅平駅にも売ってませんのでご注意を。さまかの宇奈月駅で購入できます
2023年11月02日 13:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
11/2 13:10
11:46欅平発のトロッコはそこまでの混雑ではなく、黒部川と紅葉を楽しみつつ文明の利器のありがたみを感じながら宇奈月到着。
ちなみに下ノ廊下ピンバッジは阿曽原温泉小屋にも欅平駅にも売ってませんのでご注意を。さまかの宇奈月駅で購入できます
下山後のお楽しみ。富山できときとなお魚を♪
2023年11月02日 19:07撮影 by  XQ-BQ42, Sony
11/2 19:07
下山後のお楽しみ。富山できときとなお魚を♪
下ノ廊下&水平歩道踏破のご褒美、香箱かに!
2023年11月02日 19:19撮影 by  XQ-BQ42, Sony
11/2 19:19
下ノ廊下&水平歩道踏破のご褒美、香箱かに!

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ヘルメット
備考 トンネルをくぐることが多い&阿曽原の温泉まで夕方以降は灯りないので暗い&翌朝早朝出発だと薄暗いので、ヘッデン使うことが多いです。予備電池は多めに持って行った方がいいかも

感想

・不帰ノ嶮の帰りに猿倉から八方まで乗ったタクシーの運ちゃんに「下ノ廊下行かないの?これからシーズンだよ」と言われなければ気付きもしなかった下ノ廊下トレッキング。まだまだ先かと思っていたコースに今年行けるとは思っていませんでした
・これでも高所恐怖症なので、大太鼓とか絶対無理!と思っていましたが、三大キレットも早月尾根も槍の穂先も問題なく登れてる辺り場数踏んだ経験のおかげで思っていたほど高度に恐怖は感じませんでした。。。まぁ、番線がしっかりしていたおかげでもありますが
・ちょっとココ来るには経験不足な方が結構いた気がします。紅葉がきれいなので行きたい気持ちは分かりますが、レベルに合わせた登山コース選びをするべきかと

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:217人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 剱・立山 [2日]
下ノ廊下(黒部ダム〜阿曽原温泉〜欅平)
利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら