記録ID: 6129203
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無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖
コロナ前に登頂断念した赤石岳はまたも撤退。荒川三山を巡り鳥倉へ戻る。
2021年06月20日(日) ~
2021年06月21日(月)
長野県
静岡県
- GPS
- 32:00
- 距離
- 42.3km
- 登り
- 4,231m
- 下り
- 4,233m
コースタイム
1日目
- 山行
- 9:40
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 10:00
14:45
2日目
- 山行
- 11:06
- 休憩
- 0:24
- 合計
- 11:30
15:30
ルート上の水場が豊富ではないため、水筒を2つ持って行って水場で汲んだ。それでも足りなくて喉の渇きに苦しんだ。山小屋が営業していないため食糧は相当多めに持って行った。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
装備
備考 | 雪が残っていることを想定していたが自宅からアイゼンを持っていくのを忘れた。長野県に向かって自動車を運転中に残雪の不安が募り、滋賀のモンベルでいちばん小さなアイゼンを買った。荒川小屋から赤石岳への巻き道の残雪が多くワンタッチ軽アイゼンでは歯が立たなかった。 |
---|
感想
コロナ禍の南アルプス、ほとんどの山小屋が営業を自粛していた。そのような中で1年間私も南アルプス行きを自粛していたが、いつ終わるともしれないコロナ禍に耐えきれず、鳥倉から赤石岳の往復に再挑戦した。
自宅を出るときにアイゼンを忘れた。まだ6月なので雪が残っている恐れがあった。高速を運転中に次第に不安が募り、滋賀の竜王アウトレットで最も小さな軽アイゼンを買った。
この小さなアイゼンでは一人で宿泊した荒川小屋から赤石岳に向かう夏道(稜線ではなく巻き道)を越えられなかった。アイスバーンの滑り台ようになっていて、しくじると数百メートル落ちそうだった。
グレートトラバースのときの田中陽希さんのように稜線を進むことも考えたが、しばらく考えて引き返すことにした。まったく2日間人に会わず、この広い山域の中で自分1人で出した結論であるが、妥当な判断だった。
2019年の秋は小河内岳の避難小屋に泊まり、荒川東岳まできて赤石岳まではたどり着けずに帰った。それから2年またしても到達できず、一方でコロナ禍の中、困難な計画を遂行した自分への報いかと思うと情けなかったし、結果的に愚かだった。
後日談になるが、これから約2か月後に鳥倉林道から赤石岳の往復に成功している。もしよかったらご覧下さい。今となってはコロナ禍に以上のような無茶な登山を行ったのは反省も多い。
最後に2日間にみた高山植物の一部を紹介するとハクサンイチゲ、シナノキンバイ、ミヤマキンバイ、シャクナゲ、コイワカガミなど一斉に咲き始めたところだった。
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