日本百名山!甲武信ヶ岳〜快晴の毛木平-十文字峠下山🌞(再チャレンジ)
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- GPS
- 06:44
- 距離
- 16.4km
- 登り
- 1,415m
- 下り
- 1,420m
コースタイム
- 山行
- 5:49
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 6:43
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全路快適(凍結なし、雪は解けておりアイゼン不要) |
その他周辺情報 | ヘルシーパークかわかみ・ヘルシーの湯があります(村民の方多め、村外の人は500円、モンベル会員は400円)。 また新しくセブンイレブンができていました。ヤマザキショップもあります。 |
写真
感想
一年前、まだ私が川崎に住んでいる頃、この3連休を使って甲武信ヶ岳に登ろうとしました。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-4875823.html
バイクにキャンプ道具と登山道具を積み込み、笛吹小屋キャンプ場に2泊したのがもう一年も前とは信じがたいです。
笛吹小屋キャンプ場、星と紅葉がとても美しかったことを覚えています。
既に山梨に引っ越すことは決めていたのですが、実際に山梨に移住してから再度甲武信ヶ岳にチャレンジできるようになったと考えると、感慨深いものがあります。
昨年は資格勉強のためなかなか登山ができておらず、運動不足がたたり木賊山に到着するまでに何度も攣ってしまい、さらに登山道も凍結していたことから諦めざるを得ませんでした。
今回、1年記念ということで同じタイミングで再度登頂に挑戦することにしました。
今年は暖冬になりそうということで、この日の甲府の予想最高気温は26度、てんきとくらすはA判定で10度を余裕で超えそうと、登山日和。というか暑いくらいでした。
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昨年は山梨方面から登りましたが、様々なところで推奨されている毛木平駐車場からのルートを取ることに。
ジムニーで自宅から2時間ほどで登山口に到着、この時既に8時過ぎと日帰りにはギリギリな時刻でした。
登山口で身支度を整えると8時半、ゲートを通り頂上を目指します。
事前情報通り、千曲川の源流まではひたすらハイキングコースが続きます。
源流から頂上は稜線に上がって15分ほどですぐに終わります。
無事に2時間15分程度で登頂することができました。徳ちゃん新道コースと比べるとかなり早い時間で登ることができました。
帰りは三宝山〜十文字峠経由で下山します。
以下コースメモ
●甲武信ヶ岳〜甲武信小屋(15分)
15分程度で到着します。迷うことはありません。
●甲武信ヶ岳〜三宝山(30分)
30分弱で到着します。迷うことはありません。
三宝山は埼玉県最高峰だそうで、甲武信ヶ岳山頂より高いですが眺望がありません。
●三宝山〜武信白岩山(60分)
アップダウンがあり、あまり標高は下がりません。
道迷いの危険はありませんでした。
武信白岩山には南峰と北峰がありますが、北峰の山頂は登れません。
●武信白岩山〜大山(45分)
アップダウンがあり、標高は武信白岩山とほぼ同じです。
道迷いの危険はほぼないですが、道を見失わないようにしたほうが良いです。
●大山〜十文字峠/十文字小屋(30分〜40分)
鎖場があり、グローブなどの装備推奨。
冬場や雨の日は滑ると思われます。
道迷いの危険はありません。
ここが最後の眺望です。
●十文字峠/十文字小屋〜毛木平駐車場
ここからひたすら下山、高度を下げます。
八丁坂を下るので膝の耐久に注意。
このルートは午後日陰になるので、暗さに注意。
日没より早く暗くなると思われます。
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深田久弥の終焉の地をご存知でしょうか。
参考:https://yamahack.com/1692
彼は茅ヶ岳という、現在では2時間程度で登頂できる山の頂上直前でなくなりました。現在では記念公園があります。
ここからは富士山・北アルプス・南アプルス・秩父山系を臨む事ができます。
実は瑞牆山・金峰山・甲武信ヶ岳などの山塊の裾野に位置しています。
甲武信ヶ岳について、深田久弥は選定の理由としてその名前を挙げています・
甲州・武州・信州の継ぎ目であることに由来しているこの名前、私も初めて目にした時はとても印象的な名前だなと思った記憶があります。
また、千曲川・荒川・笛吹川の源流となっていることも特徴です。
深田氏は、雁坂峠から2度登頂しているようで、こちらは現在も雲取山へと続くクラシックルートとしても有名なようです。
またこの山頂あたりには似たような名前がいくつもあり、県境であるがゆえの名称が多いです。三国山、三宝山(元 三方山で、甲武信ヶ岳の旧称説があるらしい)、国師岳です。
●おまけ、この地域の歴史について
帰りに銭湯によると、サウナで昔話を聞かせていただきました。
昔は埼玉方面に抜ける道は大弛峠が使われており、三国峠を経て埼玉に抜けたそうです。
ちょうど一昨日、転職先の副社長が居酒屋で全く同じ話をしており、このことか!と驚きました。
現在、大弛峠から長野方面は完全に林道に、三国峠は峠の頂上以降は通行止めになっています。かつてはこの道を多くの車が通っていたことを考えると非常に興味深いです。一体どのくらいの時間がかかったのだろうか・・・。ちなみに三国峠には、毛木平駐車場から少し戻り、梓山方面に向かうと行くことができます。一部舗装路が残っているようなので、いつか歩いてみるのもいいかもしれません。このあたりにはこのような廃道が多いのも魅力の一つです。
現在は、西沢渓谷がある三富から雁坂トンネルを通ることで埼玉の長瀞方面に出ることができますね。技術の進歩はすごいものです。
ちなみに、甲武信ヶ岳はやはり三富方面の広瀬湖あたりから山頂を見ると、少しガレて白くなっている、その美しい風貌を拝むことができます。
毛木平からは、あれかな?ということくらいしかわかりません。毛木平からしか登ったことない人は是非訪れてみてください。
寒くなる前に西沢渓谷のハイキングにも行きたいです。
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