記録ID: 61389
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山滑走
白山
山スキー☆ 白山(大汝峰&釈迦岳 滑降)
2010年04月18日(日) [日帰り]
![情報量の目安: S](https://yamareco.org/themes/bootstrap3/img/detail_level_S2.png)
- GPS
- 11:00
- 距離
- 45.9km
- 登り
- 2,490m
- 下り
- 2,480m
コースタイム
白峰ゲート〜市ノ瀬〜湯ノ谷林道ゲート〜別当出合〜大汝峰〜湯ノ谷〜白山釈迦岳〜丸岡谷〜湯ノ谷林道ゲート〜市ノ瀬〜白峰ゲート
(白峰ゲート〜湯ノ谷林道ゲートの距離13km標高差450mは自転車)
周回コース
※ルート図はイメージです
(白峰ゲート〜湯ノ谷林道ゲートの距離13km標高差450mは自転車)
周回コース
※ルート図はイメージです
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2010年04月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
仝道33号線(白山市白峰ゲート〜市ノ瀬・別当出合)はGW前後まで冬期閉鎖(自動車) 3月下旬頃より除雪開始され、今回は別当出合3km手前まで除雪されていた 湯ノ谷林道は通年通行不可で、まだ除雪されておらず釈迦岳下山地〜ゲートの大半は滑降できた ただし湯ノ谷川を渡る地点は雪崩が堆積して雪壁となっており滑落注意、ロックシェルター内は通行出来た J姪出合の吊橋は、冬期閉鎖期間中は床板が撤去され10cm幅の鉄骨を渡るため、転落注意 せ沈禊の白山は標高1500m以上では灌木・無木立ともなるため、好天時は展望良好だが強風・ガス時は注意 セ沈禊の室堂冬期小屋は、スコップで掘り出す必要はあまりないようで今回も利用可能 甚ノ助避難小屋は屋根が20cmだけ見えていた ε鬟涼は、登り返し点の標高1870mまで沢割れなくデブリ・落石も少なかった Т櫺谷は、標高1750mの滝が少し出ていたが左岸の狭い急斜面は雪が着いており横滑りで降りられた 標高1500m付近までデブリ・落石も少なかったが沢が割れだしたので尾根に移り、林道直上まで雪は残っていた |
写真
今回は釈迦岳から滑降してくるので湯ノ谷林道ゲートに自転車をデポ、徒歩で別当出合へ向かう
ゲートには他に自転車2台と原付2台が止まっていて、ロングコースだけに同道者の可能性に少しホッとするw
今回の除雪終了点は別当出合の3km手前だった
ゲートには他に自転車2台と原付2台が止まっていて、ロングコースだけに同道者の可能性に少しホッとするw
今回の除雪終了点は別当出合の3km手前だった
弥陀ヶ原手前からは強風が冷たい・・・エコーライン下までは風も無く暑かったのに
室堂に着くとお決まりの白山神社・奥宮遙拝所の鳥居で積雪量チェック
先行者は順次山頂に到着しているが、このとき山スキーの超人H&Fさんも東面台地から登頂されてたよう
(平瀬への県道は今年はまだ未除雪とのこと)
室堂に着くとお決まりの白山神社・奥宮遙拝所の鳥居で積雪量チェック
先行者は順次山頂に到着しているが、このとき山スキーの超人H&Fさんも東面台地から登頂されてたよう
(平瀬への県道は今年はまだ未除雪とのこと)
日本最大級の山荘群もほとんどの建物は雪に埋もれ、室堂センターも小さな小屋にしか見えないw
(冬期小屋へは出入可能)
今回は御前峰頂上へは行かず、肩を乗り越して隣接峰の大汝峰へ向うが、肩の北面は強風&ガッチガチの氷斜面・・・
(冬期小屋へは出入可能)
今回は御前峰頂上へは行かず、肩を乗り越して隣接峰の大汝峰へ向うが、肩の北面は強風&ガッチガチの氷斜面・・・
・・・短い距離だけど、スキーアイゼンを出してガンガン踏みつけて危険地帯を越え、緩斜面に辿り着く
千蛇ヶ池の下から御宝庫と御前峰頂上をパチリ☆
ちなみに、千蛇ヶ池は日本唯一の夏も雪と氷に閉ざされた池だそうで、白山開山&白山信仰の祖・泰澄大師が悪蛇千匹を
閉じ込めて万年雪で蓋をしたとの伝説があり、万一雪が融けると上から御宝庫が落ちてくる先進の二重防御だとかw
千蛇ヶ池の下から御宝庫と御前峰頂上をパチリ☆
ちなみに、千蛇ヶ池は日本唯一の夏も雪と氷に閉ざされた池だそうで、白山開山&白山信仰の祖・泰澄大師が悪蛇千匹を
閉じ込めて万年雪で蓋をしたとの伝説があり、万一雪が融けると上から御宝庫が落ちてくる先進の二重防御だとかw
先行者2名は御前峰頂上から降りて大汝峰を左に巻いて行ったが、今回の自分の目的は大汝峰に登ること
通常は左側が斜度も緩くて登りやすいが、今日は強風でガチガチのようなので雪の吹き溜まった中央右側を直登して行く
通常は左側が斜度も緩くて登りやすいが、今日は強風でガチガチのようなので雪の吹き溜まった中央右側を直登して行く
別山〜奥越の山々〜越前甲・加賀大日岳と、中央にはこれから湯ノ谷を滑降して向かう白山釈迦岳がポッコリ☆
では、滑降に移る前に腹ごしらえ、お宮さんを囲む石垣の中で休ませてもらいます・・・
さぁまだ道半ば、この先も長いので滑降準備を急ぎますが、西面・山頂部は氷原、滑降予定の北面はどうかと壺足で偵察・・・
なんとか雪が着いてる部分を拾って行けそうってことで、白山周回コースに出発!
では、滑降に移る前に腹ごしらえ、お宮さんを囲む石垣の中で休ませてもらいます・・・
さぁまだ道半ば、この先も長いので滑降準備を急ぎますが、西面・山頂部は氷原、滑降予定の北面はどうかと壺足で偵察・・・
なんとか雪が着いてる部分を拾って行けそうってことで、白山周回コースに出発!
主に右岸からの落石・雪崩に注意との情報も、今日は大丈夫なよう
写真前方を右へ、そして左へと曲がった標高1870mあたりが登り返し地点
山頂からの滑降で標高差800mと充分楽しんだはずなのに、到着すると「えっ、もう終わりかよ?!」って気分w
写真前方を右へ、そして左へと曲がった標高1870mあたりが登り返し地点
山頂からの滑降で標高差800mと充分楽しんだはずなのに、到着すると「えっ、もう終わりかよ?!」って気分w
標高1500m付近まで来ると沢が割れだしたので、尾根に滑り込みツリーランへ
写真右上の三角峰・指尾山1418mが良い目印になるので、雪穴と藪に注意して高度を下げます
林道直上まで雪が残っていたこともあり無雪期登山道には合流できなかったが、少しの藪漕ぎで林道に到着
写真右上の三角峰・指尾山1418mが良い目印になるので、雪穴と藪に注意して高度を下げます
林道直上まで雪が残っていたこともあり無雪期登山道には合流できなかったが、少しの藪漕ぎで林道に到着
で、有名な危険地帯へ・・・
林道が湯ノ谷川を渡る地点の先100mは雪が堆積して雪壁となっており、滑落すると堰堤下の沢まで数十m落ちそう・・・
日当りが悪くデブリが硬いままの部分もあり慎重に壺足歩行、途中のロックシェルター内は通行でき、その後も無事通過
林道が湯ノ谷川を渡る地点の先100mは雪が堆積して雪壁となっており、滑落すると堰堤下の沢まで数十m落ちそう・・・
日当りが悪くデブリが硬いままの部分もあり慎重に壺足歩行、途中のロックシェルター内は通行でき、その後も無事通過
・・・ロックシェルターを出たところで先をみると、林道のカーブを曲がってカモシカさんが歩いてくる!
互いの距離が20mほどになっても、こちらにはまったく気付かない様子w
カメラを取り出しお迎えに向かうとさすがにビックリしたようで、キャン!キャン!怒りながら崖を戻って行かれました
互いの距離が20mほどになっても、こちらにはまったく気付かない様子w
カメラを取り出しお迎えに向かうとさすがにビックリしたようで、キャン!キャン!怒りながら崖を戻って行かれました
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