笠取山〜黒槐山〜飛龍山へ奥秩父縦走 下山のミサカ尾根は紅葉が見頃でした
- GPS
- 14:17
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 1,932m
- 下り
- 2,358m
コースタイム
- 山行
- 5:55
- 休憩
- 0:21
- 合計
- 6:16
- 山行
- 6:44
- 休憩
- 1:13
- 合計
- 7:57
天候 | 二日間快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
JR塩山駅南口8:30発西沢渓谷行き 山梨交通1,140円 帰りのバス 丹波山温泉14:36発奥多摩駅行き 西東京バス1,038円(IC) |
コース状況/ 危険箇所等 |
新地平には登山届用のポスト無し、事前に提出しました 将監峠から飛龍山までに崩落個所有りますが迂回路あるので通行可能 |
その他周辺情報 | 下山後の温泉 丹波山温泉のめこい湯 一般900円 https://nomekoiyu.com/ |
写真
装備
MYアイテム |
hanya
重量:0.42kg
|
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感想
連休で奥秩父へテント泊縦走
以前から計画していたプランです。
3日間好天予報なので金曜日〜土曜日で山に行って日曜日はゆっくりしよう。
そう考える人が多いはずなので初日の電車・バスは混むだろうと予想、
塩山駅から新地平までのバスは座りたかったので塩山駅7:51着の列車に乗る。
始発の八王子駅にも早めに着く、
いつもこの時間だとまだそんなに並んでいないのに今日は人が多い、
空いている乗車口を探して並び首尾よく着席できた。
塩山駅でも列車を降りたらすぐにバスのりばへ向かう、
前から3両目が階段近くて良い。
バスのりばでザックをデポしてからお手洗い済ませた。
山梨県警がポケットティッシュと水など配っていた。
バス待ち列先頭から24人はアクエリアスゼリー、
25人目からミネラルウォーター、どちらも一箱で終了。
8:30発のバスは増車で計3台、
係りの方が人数をカウントして列の先頭から着席できる人数を
3台に振り分ける。
その後ろは全員立ち乗り、公平でいいと思った。
当然、バスは満員なので着席できたけどザックは膝の上、
テント泊装備の60Lザックなのでほとんど身動きできない1時間を耐える。
ザックを足元に置けるなら立ち乗りの方が楽だったんじゃないかと思えた。
新地平で下車、見支度整えて行動開始する。
しばらく林道歩きだけどそのうち渓谷沿いの登山道に、
紅葉を楽しみながら登っていく。
源頭近くでは渡渉を何度も繰り返す、
やがて水流は無くなり笹に覆われた沢地形になり傾斜が強まる。
峠に着いて小休止、眺めが良くていい気分でパンをかじる。
笠取山の山頂へは写真でよく見た真っ直ぐな道、
実際はつづら折りになっているけど急登なのは間違いなく、
テント泊装備にはキツイ傾斜、ヒィヒィ言いつつ登って山頂へ。
山梨百名山の標識がある西側山頂からは大展望が広がる、
天気もいいので素晴らしい眺望だった。
東側の山頂は狭くてあんまり人もいなかった、
写真だけ撮って先へ進む。
縦走路へ降りる道標が有ったのでそこを降りる、
ずいぶん急傾斜だけど実際は道標の先が本来のルートみたい、
GPSのログ見たらショートカットした格好だった。
ここからは将監峠までアップダウンの縦走路、
途中でルートを外れて黒槐山のピークを踏んでみる。
標高2,024m、来年の山だけど日帰りするにはちょっと距離が長いかな。
山頂からの眺望も期待できないからそんなに人気は出ないかも。
唐松尾山への最後の登りがきつかった、
久し振りにテント泊装備なので重量が堪える。
山ノ神土まできたら将監小屋まであと一息、
和名倉山に登った時に歩いた歩き易いトレイルは相変わらずだ。
そろそろ陽が落ちてきたので先を急ごう、暗くなる前に設営したいし。
将監小屋に到着、テント多いなー。
去年の海の日の連休でも空いていたテン場だったのに今日は20張以上か。
それでも張る場所に困るほどでもないので適地に張れました。
設営したらすぐに夕食にします、
いつものカットステーキが売ってなかったので今日の夕食は味付きカルビとおでん。
ビール350ml×2本と日本酒1パックで9時間熟睡です。
明け方、隣のテントのアラームで目を覚ます。
どうせ起きられるだろうと思ってアラームセットしなかったのだけど案の定だ。
周りもガサガサと支度をしているので起きて朝食にする。
お湯を沸かしてアルファ米のドライカレー、先週も食べたヤツ。
非常用保存食の期限が切れたので消費しなければと持参した。
今日のテントはシングルウォールのシェルターなので、
結露対策で入口を全部網戸にして就寝、まったく結露なく快適に撤収できた。
少し早いけど行動開始、将監峠までひと登り。
竜喰山から大常木山へ稜線を辿ろうと思っていたが、
分岐点でずっと藪漕ぎになると察知したのでパスして一般縦走路で飛龍山へ。
久々のテント泊装備で昨日はかなり疲れたので無理はしないで帰ろうと思う。
アップダウン少ない縦走路で大ダルへ、
この先の分岐で飛龍山直登と考えていたけど取り付きの分岐が判らない。
GPS見ながら行けないこともないけどずっと藪漕ぎは疲れそうなのでこれもパス。
一般路で飛龍権現の分岐から山頂ピストンに変更。
一般路に変更したので寄ることができた禿岩、
昨日の笠取山に負けず劣らず眺望がよかった。
個人的には去年登った東仙波から和名倉山が望めて大満足。
飛龍山へは往復40分、ザックデポしようかとも思ったけど
2日目でザックもかなり軽くなったので担いで上がった。
展望が無く地味な山頂、写真だけ撮ってさっさと引き上げる。
飛龍権現の分岐からしばらくは急傾斜の下り、
なだらかになったらひと登りで前飛龍のピークだ。
ピークの先に岩場、これから進むミサカ尾根が良く見えた。
眼下の尾根全体が紅葉で染まっている、
そこから150m位は激下り、ここを過ぎれば尾根はなだらか。
なだらかな尾根道を下る、ブナの黄色と楓の赤が鮮やかでした。
ちょうど見頃なのか、山全体が黄色や赤に染まり素晴らしい。
錦秋の尾根に紅葉が見事だった、なんで人が少ないのか不思議なくらい。
サヲウラ峠で昼食、ベンチとか無かったけどお湯沸かしてラーメン食べた。
ワカメ入りラーメンに追いワカメと生卵投入してプチ贅沢♪
空腹が満たされたらあとはゴールに向かって降りるだけ、
峠からの下りも紅葉に包まれた急傾斜、つづら折りをどんどん下る。
山王沢の標識で方向を変えると木々の間から街並みが見えてくる。
開けたところでゴールののめこい湯がちょうど見えた、
こうなると思考回路は温泉とビール一色になり、疲れた体に元気が湧くようだ。
これでビール売ってなかったらどうしようと思ったけど、
そんな事は無くちゃんと売ってました、あーよかった。
ここから備忘録
11月に入ったが異例の高温、3連休は夏日になるかもって予報
なのでクロージングはいつも通り
長袖ハーフジップシャツにトレッキングパンツ
2日目の行動開始からしばらくは薄いジャケットを着た
テン場ではダウン上下、ダウンソックスも履く
陽が沈むと寒い、明け方の気温は8度くらいだった
シュラフはポリゴンネスト4×3をチョイス、少し寒かったけど熟睡できた
ちょっと攻め過ぎたな6×4が最適だったか
水分消費は少なかった
初日はお茶の600mlペットボトル1本
2日目はポカリ500mlとラーメンのお湯を沸かした残りの水100mlくらい飲んだ
塩山駅で頂いたミネラルウォーターは予備に携行、そのまま手つかず。
肉とビールの保冷用に凍らせた水1Lも有ったので、
将監小屋の水場は使わなかった。
2日目の予備の水だけ汲もうと思ってたがそれも不要になった。
装備重量は頂いた水を含め14.5kgくらい
久し振りにテント泊装備での縦走だったので重量が堪えた
パワーガス40g消費
焼肉、おでん、朝のアルファ米とコーヒー、保冷氷解凍、昼のラーメンで使用
特に紅葉狙いではなかったんだけど下りのミサカ尾根は素晴らしい紅葉に恵まれた、
紅葉の時期に丹波天平からサヲウラ峠を周回するコースとか紅葉狩りハイキングにいいかも。
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