春の庚申草山(スノーシュー)
- GPS
- 05:09
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 400m
- 下り
- 399m
コースタイム
- 山行
- 3:28
- 休憩
- 1:38
- 合計
- 5:06
天候 | 晴天☀ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは特に見受けられません。 頂上付近は岩場、雪庇があり、足元を充分に確認した上で登攀することをおすすめします。 |
その他周辺情報 | 札幌側から国道230号線を降ってきた場合には、定山渓の豊平峡ダム分岐点少し手前の公共パーキングにあるトイレが最終になります。 |
写真
装備
個人装備 |
◆食事程度<br />◆万一の予備防寒衣(カッパなど)は各自準備
|
---|---|
共同装備 |
◆一応細めのロープを用意します。
|
備考 | カメラのレンズに汚れがあり、すべての写真の一部がボケてしまった。 |
感想
ここ数日の陽気で雪が全て消えているのでは?
と言う心配をしつつ中山峠方面へ。無意根大橋の大きなループに差し掛かった時点で情報を見上げると庚申草山の頂上が見えてきました。
「あぁいい天気!あそこに登るんですね!」
とワクワク度マックス。雪もたっぷりありそうで盛り上がってきました!
定山渓トンネルを抜けすぐの左脇にある待機場に車を停め山行準備。
ここは今の時期なら車を数十台停められるほど広いスペースです。
トンネル方面へ約10メートルほど歩き、左脇の林道へ。ここからは除雪がないのでスノーシュー装着です。が、雪はかなり締まっていてもしかしてツボ足でも行けるかも〜。でもせっかく楽しみにしていたスノーシューイングします!
林道を少し進むと先ほど通過した定山渓トンネルの真上を通過します。
そこから50メートルほど進むと大きく左に曲がるカーブがあり、そのカーブで上を見上げるとピンクテープが高いところにあります。
ここから山道を外れ森のなかへ。ここからはショートカットコースです。
少し急勾配なところもありますが、割りと見通しが良く、雪がよく締まったフィールドなので、景色や植物の様子を楽しみながら進むことが出来ました。
あまりにも暖かいため、早くもここでアウターを脱いでしまいました!
再び林道を超え、思っていた以上に時間短縮ができたので、当初は帰りに時間がれば寄ろうと考えていた880mピークを踏むことにしました。がここには標識はありません。高度計を見ながら880mピーク付近を踏みます。目印は折れた大きな木です〜。
ゆるやかな下りを過ぎ、小さな沢を超えると赤屋根の中山小屋です。
北大管理の小屋で、普段は一般開放しているわけではないので外から小屋を眺め、ここで休憩します。
短い休憩をした後は旧北電送電線跡を通過。
広いフィールドが逆モヒカンの用に山を分断している箇所です。
景色に見とれながら歩いていると「おや?」
再び林道に交差する場所を見落としてしまいました。
地図と磁石、GPSで場所確認しながら軌道修正。
ほんの少し越えただけだったので、数分で戻ることができました。
林道を少し進み、深い雪に覆われた橋を超えると小さな沼が。
辺りはまだまだ雪深いのですが、少しずつですが春は着実に近づいてきているようです。水芭蕉の花もまだ満開までは程遠いのですが少しずつ白い花を見せています。
水芭蕉の沼を後に数分林道を進むと分岐点。
夏道ではここから左へ大きく曲がり、白樺林を迂回するルートになっています。
明確なトレースが認められなかったために、まずは夏路を進むことに。
が、少し進むと、どう見てもショートカットできそうなフィールドが広がっているじゃないですか!
・・・と言う事で突然90度右へ曲がってショートカットしてみます。
わずか数分で頂上にある大きな岩の下に到着!
ここからの景色ですでに大満足!イイ眺めです!
が、やはり頂上は踏みたいもの。
見上げた崖にはまだまだ雪や氷がへばりついています。
本来はピンクテープはこの崖を登ることになっていますが、
スノーシューを装着したまま裏側へ廻り込み、急勾配をジグザグに登ります。
さぁピークまではあと少し。大きく広がる景色を左手に最後の勾配をゆっくりと登ります。
・・・と少し登ったところに小さな看板が。「三角点110m--->」
おや。見た目で一番高い場所に三角点があるわけではないと言う場所の一つのようです。三角点はあとで踏むことにしてまずはピーク!
頂上に到着!
思っていた以上に進み予定していた時間を大幅に短縮です。
頂上からは北側の札幌方面遠くに藻岩山。東方面に札幌岳、南方面に喜茂別岳、西方面には真っ白な無意根山がすぐそこに見えます。
ひと通りピークを楽しんだら、先ほど訪れた岩の下に向かい、お楽しみのランチです。
実は昨日が山とものチヨさん(女性)の誕生日。と言う事でサプライズのミニ・バースデーランチです。山はまだ始めたばかりのチヨさんに、チタンマグ、携帯カラトリー、山にちなんでモンブランケーキ、そしてワインをプレゼント。
これからも一緒に山を楽しみましょう!
1時間ほどランチを楽しみ下山です。
あまりにも暖かいので、ついついぼ〜〜〜っとしてしまいそうになります。
地図と磁石を確認して、今度は最初から林道までのショートカットを進みます。
と、あらら、わずか数分で分岐点まで来てしまいました!
ここからは林道をひたすら進みます。
送電線跡を横切り旧国道へ。倒木が多く、厳寒時の積雪の多さを感じさせます。
ふと目線を足元へ移すと・・・丸い足跡が・・・
あれ?ワカン?ツボ足にしては大きいし・・・
まぁいいか・・・とそのまま進みます。
本来ならもうそろそろ朝通ったショートカットのトレースに交わるはず・・・。
が、陽気のため、自分たちのトレースがすでに解けていて見落としてしまいました。
少し通り過ぎたところでGPSを確かめショートカットへ。しばらく進むと薄くなった朝に刻んだトレースを見つけ乗っかることに。
が、このトレースとほぼ一緒に先ほど旧国道でみつけた丸い足跡が・・・。
そしてすこし急な下りでは丸の先にギザギザが・・・・
あぁ・・・・これって・・・・熊。
まだ4月半ばにして今年はもう熊たちが活動を始めているようです。
・・・にしても、朝、ここを通過した時にこの熊の足跡ってあったかなぁ?
ショートカットコースを抜け、再び林道へ。
ここまで来たらもうゴールは目前です。
林の向こうに乗ってきた車も確認できます。
定山渓トンネルの上を通過して少ししたところにショートカットできそうなスロープが!
やはりここは最後にスキーイングを楽しまない手はありません!
と言う事で大スキーイング大会!
あはは。チヨさん落ちてゆきました!
そして2度め。
今度は上手くスキーイングできましたね!
最後にお楽しみスキーイングをしたら駐車場まであっという間。
雪との別れを惜しむように車のすぐ横まで汚れて解けかかった雪の上をスノーシューイングします。
あぁ楽しかった!
多くのショートカットと締まった雪のお陰で大幅な時間短縮。
戻って時計を見るとトータルで予定よりも2時間も短縮されていました。
楽しかったですねぇ!
さぁ次はどこ行きましょうか?
コメント
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山頂で仲間の誕生日祝いは良い想い出となるでしょうね。
ちなみにこの山何て読むんですか?
こんばんは。はじめまして。レスポンスをありがとうございます。
庚申草山(こうしんそうやま)と読みます。私も最初は発音すらできずいました。
また、地図にも名称が記載されていない山のようです。
すごい名前の山ですね。舌噛みそうです。
早速チエックしてみます!
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