丹沢主脈&表尾根縦走(焼山登山口→蛭ヶ岳→丹沢山→塔の岳→ヤビツ峠)
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- GPS
- 08:17
- 距離
- 25.1km
- 登り
- 2,432m
- 下り
- 1,963m
コースタイム
- 山行
- 7:29
- 休憩
- 0:48
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ ときどき曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:ヤビツ峠BS(神奈川中央交通)→秦野駅(小田急電鉄) |
コース状況/ 危険箇所等 |
鎖場あり 両脇が切れ落ちたヤセ尾根数か所あり 泥濘なし (^^) ヒルなし (^_^)v |
写真
感想
丹沢は20数年前に一度歩きました。
そのときもゴールデンウィークでしたが、秦野駅前のバス待ちの大行列に仰天し、そのままヤビツ峠まで歩き、表尾根を上って塔ノ岳に一泊し、次の日焼山へ下りました。
それが最初で最後の丹沢山行になってしまいました。
初めて泊まった山小屋が布団1枚に2人という混みようだったのと、二日目は一面ガスの中の山行だったのとで、いい思い出がなかったからかもしれません。
自宅の東京多摩地区から遠いということも足を遠のかせる一因です。
昨年末、山歩きを再開し、また丹沢を歩きたいと思いました。
レコによると大倉〜焼山登山口の主脈縦走は日帰りで歩けそうです。
当初は、大倉から上って焼山登山口へ下りるコースを考えました。
…が、焼山登山口発のバスが8時8分と16時38分の2本しかないのです。
そのバスに乗り遅れたら目も当てられません。
焼山から逆コースを歩いて大倉に下りれば30分毎にバスがあるようです。
中央線を利用すれば焼山登山口に7時14分に着く始発バスに乗れます。
何とか早起きをし、焼山登山口に着きました。
バスを降りたのは15人ほどです。
バス停付近に焼山登山口への道標がありません。
地図を見て見当をつけて歩きだします。
無事焼山登山口に着きました。
「ヒルに注意」の看板があります。
最近歩いた人のレコにはヒル被害はなかったようですが、改めて緊張します。
屋久島を歩いたときヒルにかまれ?たことがあるのでそのときの恐怖がよみがえります。
もっとも痛くも痒くもなく、引っぺがした後しばらく血が止まらなかっただけでしたが。
時折、ズボンや靴周りを確認しながら焼山に向かいます。
焼山への上りは想像以上にきつい。
20年前は逆コースを歩いて下り基調だったので、焼山は丘くらいの印象でした。
そういえば焼山からの下りがきつかった記憶が…。
焼山から姫次まではゆるいアップダウンを歩いていきます。
飯能アルプスに比べたらかなり楽です。
姫次は眺めの良い、明るく開けたところで休憩するにはいい場所ですね。
蛭ヶ岳手前までは明るい樹林帯を歩きます。
開けたところに出ると山頂まで急な木の階段を上ります。
時折振り返って絶景を眺めて現実逃避します。
さっきまでの余裕はもうありません。
やっと、蛭ヶ岳に着きました。
丹沢山塊の最高峰です。
山頂はそれほど混んでいません。
小休止した後、丹沢山に向かいます。
鬼が岩の岩場を越えると、ササ原の気持ちのいい道が続きます。
気分良く歩くと丹沢山に到着です。
蛭ヶ岳よりは多くの人がいました。
丹沢山から塔ノ岳の間も気持ちのいい道で、あっというまに塔ノ岳に着きました。
蛭ヶ岳から丹沢山までが今回の山行のベストコースですね。
塔の岳からは、大倉に下る予定でしたが、時間に余裕があったので表尾根を歩いてヤビツ峠に下りることにしました。
20数年前に2日で歩いたコースを逆方向に1日で歩くことになるので、おもしろいと思ったのです。
いざ表尾根を歩いてみると結構アップダウンがあります。
山行後半のアップダウンはきつい…。
特に三ノ塔の山容が思いのほか大きく、今回いちばんの驚きでした。
鳥尾山を過ぎてからの三ノ塔への上り返しがきつかった…。
ともあれ三ノ塔を攻略した後は下る一方なので、ときおり屈伸やストレッチをして膝を気にしつつ、無事ヤビツ峠に到着しました。
ヤビツ峠に着くと路線バスが止まっていて感激しました。
山と高原地図には同所にバス停の記載はなかったのですが…。
20数年前は同コースを当たり前のように一泊して歩きましたが、ヤマレコを読むと日帰りも十分可能なことを知りました。
もちろん、歩く人の脚力・体力次第ですが、日が長い時期なら暗くなる前には下山できるだろうという確信はありました。
あらためてヤマレコ情報に感謝です。
丹沢は、ひとつひとつの山容が大きく、標高はそれほど高くないのに高山の雰囲気も持っていて気に入ってしまいました。
遠いので敬遠していたのですが、しばらく通ってしまいそうです。
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