奥穂高岳〜GW前の涸沢テント泊1泊2日〜
- GPS
- 32:00
- 距離
- 35.5km
- 登り
- 1,841m
- 下り
- 1,829m
コースタイム
- 山行
- 5:20
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:20
天候 | 27日 快晴 28日 快晴のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
往復乗車券は有効期間7日間 |
コース状況/ 危険箇所等 |
この時期、本谷橋は雪に埋もれていてわかりませんでした。 |
写真
感想
去年に引き続き涸沢にやってきました。去年はGW後の5月12日〜15日の3泊4日で北穂と奥穂W制覇。去年はGW後でも奥穂も北穂もたっぷりの雪で覆われていたのに、今年は奥穂山頂付近の雪融けが早くて岩が出ているとの情報で計画を早めてGW前の4月27日〜29日の2泊3日の予定で奥穂のみに登ることに。29日は夕方から友達と飲みにいく約束なので、28日は奥穂から早く下りてこれたら、その日のうちに帰るか、帰れなくても横尾か徳沢まで戻る計画。
もう1日早く出発すればもっとゆっくり涸沢を楽しめたのにと後悔しきり。
去年はヒルバーグ・ソウロにフットプリント、厚さ2mmの銀マット、厚さ6cmのサーマライトネオエアXサーモ、シュラフカバー、モンベル♯1で温かく快適に眠れたんだけど、今年はアライテント50周年記念200張限定のエアライズ2を衝動買いしてしまったのと、竹内洋岳さんが8000m峰で愛用しているZライトソルを買ったので、グラウンドシートなしのエアライズ2、厚さ1mmの銀マット、Zライトソルにシュラフカバー、モンベル♯1で寝たら背中から冷気が忍び込んできて寒くて2〜3時間ごとに目が覚めて安眠できなかった。やっぱ自分にはネオエアXサーモが向いている。
28日は4時頃からテント内の荷物を半分程撤収し5時に外に出たら、既に明るくなっていて雲一つない快晴。モルゲンロート見逃した。
これは先月の紺碧の西穂の再来かと喜んだのもつかの間、山頂に着いた頃には絹雲が出てきて富士山や南アルプスは見えず、今イチな空模様となってしまった。
奥穂への登り口の転落者救助用のネットも準備されておらず、ワイヤのみが張られている状態で、これでは万一の時に役にたたんとビビったが、雪は固く締っていてピッケルのピックはしっかり刺さったので去年同様ダブルアックスとアイゼンの前爪で核心部を登っていくことに。去年はアイゼンの前爪もよく効いたけど、今年はあまり刺さらず、グリベルG14が欲しくなった。
頂上直下の第二の核心部で本日1番手の方が下りてくるのとすれ違った。去年はここでも雪壁をダブルアックスで登ってアドレナリン出まくりだったけど、今年はおとなしく岩壁沿いに登ることに。
山頂には08:15着。夏はすごい人で山頂の祠での記念撮影も長い順番待ちで苦労するが、この時期は誰もいなくて祠も独り占めできるのがいい。10分程で後続の方も登ってこられたのでお互いに記念撮影できてよかった。でも去年3回登って、この時期も2回目ともなると感動も薄れてしまうのが淋しい。
08:40下山開始、09:25白出のコル通過。シリセード多用で10:40テン場に戻って来れた。さあ、テント撤収開始。11:40撤収完了、ヒュッテでラーメン喰って12:15涸沢を後にする。どこまで帰れるか?横尾で泊まっても翌日は3時間で上高地に戻れるから昼には金沢に帰れるし、徳沢でテント泊でもいいな、なんて考えながら横尾に14:15到着。横尾山荘のバス時刻表で確認したら上高地発沢渡行の最終バスは16:55だけど、あかんだな行の最終バスはなんと18:00!3時間45分もありゃ余裕で着くじゃん。ということで朝5時15分から歩きっぱなし、立ちっぱなしだけど、頑張って上高地まで歩くことにしたのでした。
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