雲取山（東日原からぐるっと一周、ヨコスズ尾根・長沢背稜→石尾根・稲村岩尾根）

2015年05月02日(土) [日帰り]

• GPS: 11:59
• 距離: 36.2km
• 登り: 2,937m
• 下り: 2,944m

コースタイム

日帰り

• 山行: 11:24
• 休憩: 0:35
• 合計: 11:59

距離 36.2km 登り 2,955m 下り 2,944m

4:38 東日原駐車場
4:39 ヨコスズ尾根登山口
6:26 一杯水避難小屋
6:45 6:46 天目山(三ツドッケ)
7:36 7:38 七跳山(犬麦スダレノ峰)
8:14 8:22 酉谷山避難小屋
8:26 酉谷峠
8:34 酉谷山
8:48 行福ノタオ(コツ谷ノツメ)
9:24 滝谷の峰ヘリポート
9:38 9:42 水松山
10:08 長沢山(桶木沢ノ頭)
10:30 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
10:55 10:56 ヤケトノ頭
11:16 芋ノ木ドッケ
11:39 11:40 大ダワ
11:58 12:03 雲取山荘
12:25 12:27 雲取山
12:38 小雲取山
12:50 ヨモギノ頭
12:55 奥多摩小屋
13:13 13:18 ブナ坂
13:32 七ツ石山
14:37 鷹巣山避難小屋
14:58 14:59 鷹ノ巣山
15:11 15:12 ヒルメシクイノタワ
15:53 15:57 稲村岩の鞍部
16:27 稲村岩尾根登山口
16:35 東日原バス停
16:37 東日原駐車場

【主な所要時間】
東日原駐車場→雲取山（ヨコスズ尾根・長沢背稜利用）　7：47
雲取山→東日原駐車場（石尾根・稲村岩尾根利用）　　　4：10

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東日原の駐車場を利用（協力金500円）

コース状況／危険箇所等

◆ヨコスズ尾根（東日原〜天目山（三ツドッケ））【往路】
　東日原の駐車場そばの登山口からスタート。フェンス際を登り出す。頂上までほぼ、全編、展望なし。歩き始めは植林帯の中をジグザグに登り、その後、山腹を巻くようにしながら登っていく。そのため、勾配が緩やかとなる。ヤセ尾根となってからは、一直線の尾根歩きが楽しめる。一杯水非難小屋から天目山頂上までが、意外と長い。

◆長沢背稜（天目山〜七跳山〜酉谷山〜水松山〜芋ノ木ドッケ〜大ダワ）【往路】
　各ピーク部分は、ヤセ尾根状態のところはあるが、その他は、尾根より南側にある登山道を歩くので、危険性はない。道標も踏み跡もそこそこあるので、道迷いはなさそう。ただし、エスケープルートも距離があるので、歩く際は、時間に余裕がある計画がいいと思う。ピークを踏もうとすると、アップダウンが厳しいので、ワイルドなハイキングとなる。

◆大ダワ〜雲取山荘〜雲取山【往路】
　大ダワは鞍部、そこから頂上まで、300m超を登りあがっていく。大ダワから雲取山荘までは、大きな木の中を歩いて気持ちいいい。雲取山荘から頂上までは、キツい登り坂だが、登山道は植生保護用のロープがあるため道迷いすることなく、短時間で高度を稼げる。　

◆石尾根（雲取山〜七ツ石山〜鷹ノ巣）【復路】
　メジャーコース。七ツ石山までは、ハイカーの往来が多い。この日は、七ツ石山分岐から先は、巻き道を利用したが、巻き道は展望が良くない。危険性なし。

◆稲村岩尾根（鷹ノ巣山〜巳ノ戸橋〜登山口）【復路】
　北斜面に付いた尾根道。勾配がキツく、滑りやすい路面のため、歩行時は慎重に。

写真

5/2 4:38

東日原駐車場をスタート。

5/2 4:39

ヨコスズ尾根利用で長沢背稜を目指す。約40

5/2 5:17

登山口から約40分で尾根に取り付く。

5/2 5:26

山の峰が邪魔で、日の出から30分以上遅れで太陽と出会う。

5/2 5:54

東側。川苔山かな？

5/2 6:00

かわいい花。

5/2 6:20

滝入ノ峰を巻き、ヤセ尾根を少し過ぎたあたり。ここら辺は巻きながら歩く。これから目指す尾根を撮影。

5/2 6:26

一杯水避難小屋。いい場所にある。小屋の東側奥に頂上への道がある。

5/2 6:45

この日最初の山頂到着。山名板は、「天目山」だが、「三ツドッケ」の方が一般的？　美人のトレラン女性2名が先客でいらっしゃった。

5/2 6:47

天目山は南側の展望がいい。山頂の手前の岩に座って眺めると最高である。

5/2 6:45

石尾根の上、富士山が良く見た。

5/2 6:45

天目山からのパノラマ景色。

5/2 6:46

これから目指す雲取山方面。遠い。

5/2 7:19

長沢背稜は、南側の山腹に登山道が付いている。木橋が所々にある。

5/2 7:36

この日のミッションは、長沢背稜のピークを踏みながら、雲取山に行くこと。まずは、1651m七跳（ななはね）山。

5/2 8:06

次のピーク、日向谷ノ頭を気づかずに巻き道を歩いてしまった。この時点で、ミッション失敗。凹んだ気持ちで雲取山を目指す。

5/2 8:15

酉谷避難小屋は、登山道から少し下がった場所にある。小屋の横からの展望。小屋入り口に上半身裸の男性がいて、小屋の写真は遠慮した。小屋の脇から水が出ていた。

5/2 8:34

小屋から20分で、酉谷山頂上に至る。

5/2 8:34

3時間で、1100mを登ったことになる。ここから先は、ピーク前後以外は、標高的には、ほぼ横ばいとなる。

5/2 8:35

酉谷山からも富士山が良く見えた。

5/2 8:49

行福ノタオの先、岩の形が面白かったので、一枚撮影。

5/2 8:54

長沢背稜らしい、自然林の巻き道あるき。

5/2 9:12

タワ尾根下降点付近。タワ尾根もいい場所だ。タワ尾根ノ頭も通過してしまった・・・。

5/2 9:20

滝谷ノ峰ヘリポート付近。

5/2 9:20

天祖山のある尾根東面の採石場。天祖山には神社があるが、これでいいのか？

5/2 9:21

ヘリポート北側には奥秩父の山々が見える。

5/2 9:23

目指す、雲取山は近づいたのか・・・

5/2 9:42

次のピーク、水松（あららぎ）山。緩やかな山頂で、頂上の場所がわかりにくい。

5/2 9:42

三角点の前に、山名板が置いてある。

5/2 9:46

バイケイソウ？コバイケソウ？。見た目はかわいいが、有毒で、食すると、大変なことになるらしい。

5/2 9:57

富士山の頭だけ。おもしろいので撮影した。

5/2 10:08

長沢山手前の登り道。緩やかだが、キツイ。

5/2 10:08

長沢山の山頂全景。

5/2 10:08

長沢山山頂の道標。柱に山名が書いてある。

5/2 10:08

頂上にヤマザクラが咲いていた。

5/2 10:11

長沢山から少し歩いた場所から西側を撮影。手前が柱谷ノ頭、芋ノ木ドッケ。奥が雲取山。ここまで5時間半以上歩いているが、まだまだ・・・。

5/2 10:20

名前は知らないが、可憐な白い花。

5/2 10:29

柱谷ノ頭手前の岩尾根。柱谷ノ頭は、別名「石楠花ノ頭」というらしく、シャクナゲの木がたくさんあった。開花時期はきれいなんだろうな。でも、開花時期は、暑いだろうな・・。

5/2 11:02

ヤケトノ頭を過ぎたあたり。勾配が緩やかになって、少しほっとしていたが・・・。

5/2 11:02

芋ノ木ドッケの標高は1946m。ここから100m以上を一気に上る。

5/2 11:14

芋ノ木ドッケ到着。山名は、道標の柱に書いてある。東京都第二の高峰らしいが、地味である。

5/2 11:16

芋ノ木ドッケ付近から、西側に和名倉山のある二瀬尾根が見えた。いつか、秩父湖から歩いてみたいと考えている・・。

5/2 11:18

雲取山まであと少し、その前に大ダワまで、一度下る。

5/2 11:39

大ダワ全景。

5/2 11:39

大ダワは鞍部。ここから、ひたすら登る。

5/2 11:40

勢いで「男坂」を選択。

5/2 11:59

ようやく雲取山荘に到着。お昼時でにぎわっていた。

5/2 12:03

おいしい水でのどを潤し、手巻きおにぎりを食して、あとひと登りする。

5/2 12:22

樹林帯の中、ジグザグ登り。エネルギー源は、「勢い」以外の何ものでもない。三ツドッケで出会ったトレラン女性2名が前にいた。先方は、ゆっくり休みながら歩いているんだろうな。

5/2 12:25

雲取山山頂に到着。山名板が落ちていた。

5/2 12:25

東京都の山名板はしっかり。飛龍山をバックに撮影。

5/2 12:25

頂上は、多くのハイカーでにぎわっていた。みんな同じような格好。軽装だから、到着遅めの日帰り組なんだろうな。

5/2 12:25

三角点も撮影。

5/2 12:27

山梨県の山名板のある場所に移動して、南側を撮影。

5/2 12:27

かろうじて、富士山が見えた。

5/2 12:27

歩いてきた長沢背稜全景を、雲取山頂から撮影。

5/2 12:27

山頂滞在時間2分。にぎやかだし、先が長いので、休まずに石尾根を歩く。

5/2 12:29

少し下り、振り返って、避難小屋方面を撮影。空の青さがいい。

5/2 12:31

さらに歩いて、再び振り返って撮影。

5/2 12:31

飛龍山の手前、ミサカ尾根を撮影。

5/2 12:32

石尾根の南側を撮影。

5/2 12:33

石尾根、進行方向を撮影。いつきても、気持ちいい。

5/2 12:39

小雲取山。富田新道も気持ちいいが、この日はガマン。

5/2 12:51

ヨモギノ頭。ヨモギ尾根もいいが、ここもガマン。

5/2 12:51

ヨモギノ頭から七ツ石山方面を撮影。時刻は13時近いのに、ハイカーがどんどんあがってくる。暑いだろうに・・。

5/2 12:55

奥多摩小屋。すでにカラフルなテントがたくさん張ってあった。

5/2 13:08

まぁ、記念だから・・・。

5/2 13:08

七ツ石山が近づいてきた。

5/2 13:14

ブナ坂。木陰で多くのハイカーが休んでいる。

5/2 13:14

錦織圭のためだけに特別に作られたという「ウイダー in ゼリーオレンジ味　KEI スペシャル」でエネルギー補給して、七ツ石山を目指す。

5/2 13:32

大ダワから約20分。ヘロヘロで、七ツ石山頂に到着。

5/2 13:32

七ツ石山から雲取山方面を撮影。

5/2 13:34

少し下がったところにある祠。

5/2 14:32

巻いて歩いて、尾根道に合流。

5/2 14:35

鷹ノ巣山避難小屋。

5/2 14:49

鷹ノ巣山まであとひと息。

5/2 14:56

鷹ノ巣山手前から長沢背稜がよく見えた。

5/2 14:59

鷹ノ巣山到着。

5/2 14:59

鷹ノ巣山は好展望地。

5/2 14:59

御前山、大岳山方面を撮影。

5/2 15:00

もう午後3時なので、休まず、稲村岩尾根を下る。

5/2 15:11

ヒルメシクイノタワ。ここから続く巳ノ戸尾根もいい。そのうち、下りルートで歩きたいと考えている。

5/2 15:55

稲村岩の分岐。もちろん、寄らない。

5/2 15:55

疲れているし、時間も遅いし。

5/2 15:56

いつもなら何でもないコースだが、疲れているので、気を引き締めて、ゆっくり歩く。

5/2 15:58

みどりが鮮やか。

5/2 16:03

沢沿いまで降りてきた。あと少し。

5/2 16:07

水量が少ないなぁ。

5/2 16:12

きれいな花。

5/2 16:18

巳ノ戸橋。少し登り返せばバス通りに出る。

5/2 16:19

橋の上から、川を撮影。

5/2 16:27

稲村岩尾根登山口。西日の当たる稲村岩。

5/2 16:29

万寿の泉。おみやげに給水して持ち帰る。

5/2 16:36

ヨコスズ尾根登山口に戻ってきた。

5/2 16:37

駐車場に到着。12時間のハイキング、無事終了。

撮影機器：

EX-ZR200 CASIO COMPUTER CO.,LTD.

感想

MUSICA001

ここ数年、GWに雲取山に登っている。
天気も安定していたので、東日原を基点にして、時間をかけて、ぐるっと一周した。

おかげで、静かなハイキングが楽しめた。
新緑の色、鳥のさえずり・・長沢背稜の鳥たちはすぐそばに寄ってくれた。

石尾根の一部（雲取山〜ブナ坂）は、多くのハイカーでにぎわい、
それはそれで悪くはないなと思った。

おしまい。