県界尾根を歩いて大萱山と石倉山を周回

2015年05月03日(日) [日帰り]

• GPS: 06:28
• 距離: 10.4km
• 登り: 921m
• 下り: 907m

コースタイム

8:49駐車地-8:51庚申塔-8:58巡視路取付-
9:03鉄塔-10:34大萱山10:37-
10:40アンテナ-11:16祠-12:03三角点-12:08石倉山分岐-
12:38次三角点-13:00石倉山13:25-
13:31石倉山三角点-14:32三角点-14:41鉄塔-
15:04渡渉-15:11釈迦堂-15:15駐車地

総山行時間：6時間26分

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

原向から林道になる直前の路肩

コース状況／危険箇所等

■鉄塔巡視路取付きから大萱山まで
尾根通しなら問題ありません。
作業道かけもの道かブルドーザー道が横に走っているため、尾根以外を歩いて道迷いする可能性があるので注意。

■大萱山から石倉山分岐まで
尾根が基本です。踏み跡とテープを追っていて道がわからなくなったら、山碑と赤杭を見つけるといいでしょう。

■分岐から石倉山まで
赤杭がなくなり踏み跡も薄いので地図とコンパス必携です。

■石倉山三角点から
最初の下る方向は、GPSか磁北線いり地形図とコンパスが必要だと思います。そのあとは途中の小ピークごとで方向を確認していけば問題ないと思います。
鉄塔からは東電社員がつけたと思われるピンクテープの作業道を追っていけば沢に降りてこれます。

写真

5/3 8:47

原向駅を過ぎ、目指す鉄塔巡視路が見える場所に駐車

5/3 8:48

ごみ置き場の裏側の坂を上がったら線路の向こうに踏み跡がありました

5/3 8:49

どんどん歩きます

5/3 8:50

お墓だ

5/3 8:51

ログでよく見る庚申塔のある空地で、少し戻れば作業道がありますが、道の反対側に取り付きがありました

5/3 8:53

踏み跡を追いますが、鉄塔とは違う方向にいくようなので作業道に下りました

5/3 8:54

今日は工事はやっていませんでした

5/3 8:57

作業道をさらに歩くとこんな道になります

5/3 8:58

尾根取り付きで見上げたら東電巡視路でよく見るゴムの階段がありました

5/3 9:03

ちっちゃな鉄塔です

5/3 9:05

ここから左に鹿よけネットの尾根を歩きます

5/3 9:15

二子山と前二子山が双耳峰のように見えてます

5/3 9:20

これもつつじの向こうは二子山

5/3 9:23

途中で崩落しているところもあります

5/3 9:24

右の沢に走る作業道や踏み跡がいっぱいあります

5/3 9:28

急な登りが終わったらしばし平坦なところを歩きます

5/3 9:32

根が多い所は落葉で滑るところより歩きやすいです

5/3 9:34

巻道が見えてますがピークに行きます

5/3 9:35

向こうは山碑で手前は公共と書いてます

5/3 9:45

似たような写真ですが違う小ピークです

5/3 9:49

尾根チェンジした作業道は右の沢に消えていきました

5/3 9:51

写すものがないのでサルノコシカケと尾根

5/3 9:58

たまにミツバツツジが目の前で咲いてます

5/3 10:05

まだまだ登ります

5/3 10:07

巻道には行きません

5/3 10:10

ここも尾根を通します

5/3 10:14

ちょっと斜面が急になってきました

5/3 10:29

もうすぐかな

5/3 10:35

いきなり目の前に三角点と山碑が見えピークに到着

5/3 10:37

山名標は見つかりませんが大萱山1154mです

5/3 10:39

ここからは上り下りがぐっと少なくなります

5/3 10:42

ブル道には降りずギリギリ尾根を通します

5/3 10:54

残念ここは作業道をちょっぴり使いました

5/3 11:04

落葉樹の尾根は落ち葉が深い

5/3 11:06

きれいに雪がかぶっているのは日光白根山のはずです

5/3 11:10

踏み跡は薄く、GPSで確かめながら赤テープを追います

5/3 11:14

カタクリの葉があちこちに

5/3 11:16

コルにあった祠

5/3 11:19

いろいろアングルを試していたら花札みたいになった

5/3 11:21

一本だけシロヤシオが咲いていました

5/3 11:26

南を撮影したと記憶しています

5/3 11:31

だだっ広い尾根は道迷いに注意

5/3 11:34

このあたりから山標と赤杭を追って歩くようになります

5/3 11:36

尾根でよく見るフイリフモトスミレはなかなか見つかりません

5/3 11:39

ここは薄暗い右の尾根に赤杭を見つけます

5/3 11:44

ピンクテープのダブルなので作業道の下山口（地形図に破線が書いてあるところ）

5/3 11:56

こちらは2014年5月11日に巻かれた赤のダブルテープで黒坂石への下山口

5/3 11:59

ちょっとイワイワしたところを歩くと

5/3 12:03

四等三角点：石倉山

5/3 12:03

一般登山道だと危険扱いされちゃう細尾根

5/3 12:08

ここを左に行けば石倉山。3方向のどこにも通行方向を示す赤テープがないのが気持ちいい

5/3 12:18

少し下るとゆるやかな尾根になります

5/3 12:33

大萱山と袈裟丸連邦の見える場所がありました。遠くに赤城山（黒檜山）も見えてます

5/3 12:34

日があたるところは花もたくさん、これはジュウニヒトエ

5/3 12:34

マルバスミレ

5/3 12:38

尾根に戻って歩くと「次三角点」がありました

5/3 12:55

右が石倉山なので、ここは素直に巻きます

5/3 12:57

明らかに岩の種類が変わりました

5/3 13:09

石倉山で遅めの昼食

5/3 13:25

山名標は無く、足尾町向原への尾根も気持ちよさそうです

5/3 13:31

戻って登り返し。石倉山の三角点名は県界尾根に使われてしまっていて、こちらは四等三角点：中山：1109.19 m

5/3 13:34

GPSか磁北線入り地形図とコンパスが無いと、この尾根を見つけるのは難しい。少し戻ってずり下がってトラバースで尾根に行きます

5/3 13:37

下からだとトラバース不要で直登できるように見える

5/3 13:39

降り切ったら平和な下り尾根になります

5/3 13:41

遠目ではかなり高い所に白い花が見えていましたが、桜だったようです

5/3 13:42

色からするとアカヤシオに違いない

5/3 13:45

花に木をとられ尾根間違いやらかしました。すぐに戻ってトラバース

5/3 13:49

なんでこの尾根を間違うかなぁ

5/3 14:10

ここを左に下ると三角点がある尾根です

5/3 14:16

尾根

5/3 14:18

たぶん鋸山と皇海山が見えているはずなんだけど木の枝がじゃまでフラストレーション溜まります

5/3 14:32

四等三角点：原向：846.63 m。向こうは山碑と「補点」

5/3 14:35

広い尾根を下ります

5/3 14:41

さて鉄塔まで来ました

5/3 14:42

まっすぐ下りは林道が見えてますが巡視路じゃないよな

5/3 14:42

顔をあげたら朝歩いた尾根が見えました

5/3 14:44

尾根を進むと巻道になってきました

5/3 14:45

ピンクリボンなので業界関係者です

5/3 14:50

巻道と頻繁にあるピンクリボンは巡視路のようです

5/3 14:53

リボンが消えたのでこの尾根から劇下りだと気合をいれていたら、左に切り返す位置にリボンが続いてました

5/3 14:59

沢はもうすぐのところからピンクリボンが激減しました。巡視路から外れたのかもしれません

5/3 15:04

渡渉後に振り返って撮影。ここからピンクリボンは全く見えませんが、写真左を渡渉して左上に上がっていくとピンクリボンが見つかるはずです

5/3 15:07

タチツボスミレ

5/3 15:10

お墓へショートカット

5/3 15:11

中は見せてもらえませんが釈迦堂

5/3 15:12

朝は咲いていなかったミヤマハコベ

5/3 15:14

あれれここに出ちゃった

撮影機器：

DMC-SZ9 Panasonic

装備

個人装備

長袖シャツ 水２L（消費1.5L）

感想

tancro

桐生地域百山の第1座である大萱山（おおかややま）。いつか登ろうと思いながらGWのこの時期となりました。

桐生地域の藪山といえば数人の有名人のブログがネット検索で見つかります。その中でハイトスさんのブログが目に留まり、当初予定ルートを歩くことにしました。
http://www.netplaza.ne.jp/~hitos01/Nikkou/ookayaishikura.htm

尾根通しで花が少なく、アカヤシオはほぼ無くつつじがちらほらあるだけ。展望が開けたところも極めて少なく、やはり修行のような山行となってしまいました。

本日は晴天ながら日陰では風が涼しく半袖は使わずずっと長袖シャツで通しました。水は1.5L消費しました。尾根通しなので途中で水分補給ができませんので、2L持って行ったのは正解でした。

本日は誰とも合わず見かけず、貸し切りの1日でした。

下記HPによると、昔の山林局では「主三角点」「次三角点」「補点」の3つの三角点があったそうです。そのうちの2つが石倉山周辺にあるというのも面白いですね。
http://uenishi.on.coocan.jp/k700sanrinkyoku.html