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Yamareco

記録ID: 628237
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳(新穂高〜槍平〜上高地)

2015年05月02日(土) ~ 2015年05月03日(日)
 - 拍手
体力度
7
1~2泊以上が適当
GPS
33:20
距離
37.5km
登り
2,391m
下り
1,986m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:09
休憩
0:50
合計
5:59
8:28
21
8:49
8:49
36
9:25
9:46
51
10:37
10:37
122
12:39
12:40
5
12:45
13:13
74
14:27
2日目
山行
11:37
休憩
2:07
合計
13:44
4:05
150
6:35
6:44
139
9:03
9:12
12
9:24
9:46
9
9:55
10:57
8
11:05
11:16
12
11:28
11:28
31
11:59
11:59
17
12:16
12:16
32
12:48
12:48
12
13:00
13:01
47
13:48
13:48
7
13:55
13:57
10
14:07
14:09
93
15:42
15:42
36
16:18
16:19
10
16:29
16:29
32
17:01
17:01
5
17:06
17:14
25
17:44
17:44
5
17:49
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
あかんだな駐車場(600円/日)を利用。往路は駐車場から平湯温泉まで徒歩(10分)。

■往路
あかんだな駐車場(徒歩)平湯温泉BT(路線バス)新穂高温泉BS
http://www.nouhibus.co.jp/new/noriai.html
■復路
上高地BT(路線バス)あかんだな駐車場BS
http://www.kamikochi.or.jp/access/bus-timetable_5/
コース状況/
危険箇所等
■新穂高〜槍平
白出沢出合まで積雪無し。白出沢からは雪面になります。槍平は小屋明け前で冬季小屋あり。テン場は結構な数の幕が建っていました。沢水で給水可。アイゼンは使いませんでした。
■槍平〜(右俣谷)〜槍ヶ岳
千丈分岐手前あたりでアイゼン着用。硬い雪面です。右俣谷では、中崎尾根側から多数の落石がありました。中崎尾根側に寄りすぎると危ないかも。大喰岳西尾根、中崎尾根ルートも何組か登っていました。
■槍ヶ岳〜(槍沢)〜上高地
横尾あたりまでは残雪あり。登山者多数です。
その他周辺情報 ■下山後温泉
ひらゆの森
http://www.hirayunomori.co.jp/
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高ロープウェイからスタート。右俣谷ルートは初めて。最初、登山口を間違えました。。
2015年05月02日 07:34撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 7:34
新穂高ロープウェイからスタート。右俣谷ルートは初めて。最初、登山口を間違えました。。
穂高平小屋を通過。積雪はありません。
2015年05月02日 09:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 9:25
穂高平小屋を通過。積雪はありません。
白出沢出合。ここまで積雪ありません。暑いです。
2015年05月02日 10:36撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 10:36
白出沢出合。ここまで積雪ありません。暑いです。
白出沢を過ぎて林道がなくなると、ようやく雪面になります。
2015年05月02日 12:31撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 12:31
白出沢を過ぎて林道がなくなると、ようやく雪面になります。
滝谷。このあと、ヘリがこの谷の中に入っていきました。なにかあったのでしょうか。
2015年05月02日 12:45撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 12:45
滝谷。このあと、ヘリがこの谷の中に入っていきました。なにかあったのでしょうか。
噂の滝谷避難小屋。通過します。
2015年05月02日 12:45撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/2 12:45
噂の滝谷避難小屋。通過します。
飛騨沢のうえにトレースがついています。
2015年05月02日 13:20撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 13:20
飛騨沢のうえにトレースがついています。
槍平小屋。GWはまだ小屋閉まっています。
2015年05月02日 14:22撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/2 14:22
槍平小屋。GWはまだ小屋閉まっています。
テント場はなかなかの数。北西尾根が美しかった。沢沿いで水の確保も楽。静かで良い場所でした。暖かい午後日差しの中で「爆睡」。
2015年05月02日 16:16撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/2 16:16
テント場はなかなかの数。北西尾根が美しかった。沢沿いで水の確保も楽。静かで良い場所でした。暖かい午後日差しの中で「爆睡」。
2日目。瑠璃と薄紅の空。谷間の朝。
2015年05月03日 05:05撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 5:05
2日目。瑠璃と薄紅の空。谷間の朝。
大喰岳西尾根に詰めていく隊列。
2015年05月03日 05:32撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/3 5:32
大喰岳西尾根に詰めていく隊列。
飛騨乗越。空が光っている。
2015年05月03日 06:28撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 6:28
飛騨乗越。空が光っている。
中崎尾根から槍を目指す隊列。硬い雪面のトラバースは、下から見ていても、なかなか苦戦していた。充実感ありまくりだろう羨ましい。。
2015年05月03日 06:39撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 6:39
中崎尾根から槍を目指す隊列。硬い雪面のトラバースは、下から見ていても、なかなか苦戦していた。充実感ありまくりだろう羨ましい。。
日の出から2時間30分。ようやく朝日を浴びました。
2015年05月03日 07:33撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/3 7:33
日の出から2時間30分。ようやく朝日を浴びました。
右俣谷を振り返る。抜戸岳の平らな山頂が良く見える。縦走したら楽しそう。
2015年05月03日 07:33撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/3 7:33
右俣谷を振り返る。抜戸岳の平らな山頂が良く見える。縦走したら楽しそう。
飛騨乗越に到着。久しぶりの3000m稜線。
2015年05月03日 09:03撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 9:03
飛騨乗越に到着。久しぶりの3000m稜線。
信州側。雪はだいぶ少なめ。
2015年05月03日 09:03撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 9:03
信州側。雪はだいぶ少なめ。
大喰岳。西尾根には隊列が見える。右俣谷を歩いていて、彼らの掛け声が聞こえる近さ。
2015年05月03日 09:04撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/3 9:04
大喰岳。西尾根には隊列が見える。右俣谷を歩いていて、彼らの掛け声が聞こえる近さ。
槍ヶ岳山荘にデポして、槍ヶ岳へ。前回はガスで何も見えなかったので、展望に期待です。
2015年05月03日 09:55撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 9:55
槍ヶ岳山荘にデポして、槍ヶ岳へ。前回はガスで何も見えなかったので、展望に期待です。
GWの槍。さすがの渋滞です。
2015年05月03日 09:55撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 9:55
GWの槍。さすがの渋滞です。
2年前のGWは逆側から眺めた槍穂の稜線。イイですね。
2015年05月03日 10:01撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 10:01
2年前のGWは逆側から眺めた槍穂の稜線。イイですね。
最後の梯子。
槍の穂先でぐるっと!
2015年05月03日 10:20撮影 by  RICOH THETA , RICOH
3
5/3 10:20
槍の穂先でぐるっと!
山頂からの眺めにテンションあがります!
2
山頂からの眺めにテンションあがります!
西鎌。黒部源流域。こちらはまだまだ雪が多そう。
2015年05月03日 10:24撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/3 10:24
西鎌。黒部源流域。こちらはまだまだ雪が多そう。
(一応)積雪期3,000m峰としては四座目。今回は眺めがよくて、ほんと良かった。
2015年05月03日 10:29撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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5/3 10:29
(一応)積雪期3,000m峰としては四座目。今回は眺めがよくて、ほんと良かった。
槍ヶ岳山荘から。BCの方のほうが多いんじゃ、という感じでした。
2015年05月03日 11:04撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
2
5/3 11:04
槍ヶ岳山荘から。BCの方のほうが多いんじゃ、という感じでした。
槍ヶ岳山荘でぐるっと。
2015年05月03日 11:11撮影 by  RICOH THETA , RICOH
5/3 11:11
槍ヶ岳山荘でぐるっと。
当初の予定では、槍ヶ岳山荘で1泊の予定でしたが翌日の天候が悪かったので、下山を決めます。
2015年05月03日 11:18撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 11:18
当初の予定では、槍ヶ岳山荘で1泊の予定でしたが翌日の天候が悪かったので、下山を決めます。
槍沢側からサクサクっと下っていきます。大曲まで2時間30分の所を1時間です。
2015年05月03日 11:25撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 11:25
槍沢側からサクサクっと下っていきます。大曲まで2時間30分の所を1時間です。
槍沢ロッジから先で朝からの疲れが出てペースが全然上がらず。1時間20分のところを2時間40分かけてようやく横尾(15時40分)。18時の上高地発の最終バスまで残り2時間20分(横尾〜上高地のコースタイム3時間20分)。頑張る。
2015年05月03日 15:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 15:42
槍沢ロッジから先で朝からの疲れが出てペースが全然上がらず。1時間20分のところを2時間40分かけてようやく横尾(15時40分)。18時の上高地発の最終バスまで残り2時間20分(横尾〜上高地のコースタイム3時間20分)。頑張る。
16時28分に徳沢通過。
2015年05月03日 16:28撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
5/3 16:28
16時28分に徳沢通過。
17時43分に河童橋。なんとか最終バスに間に合った。
2015年05月03日 17:43撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
1
5/3 17:43
17時43分に河童橋。なんとか最終バスに間に合った。

装備

個人装備
山と道U.L.FramePack ONE(1) GPS・地図(1) ファーストエイド・リペア類(1) 着替え・予備グローブ(1) ダウン・目出し帽(1) 保存食・行動食・水(1) サングラス(1) ヘッデン(1) グローブ(1) テントマット(1) シュラフ(1) 火器・食器(1) ガス・燃料(1) ビニール袋(2) ストック・ピッケル(1) アイゼン(1) ワカン(1) シェルター(1) フライシート・ポール(1)

感想

最近は、上越の山で雪まみれになっていましたが、GWならではの積雪期トレイルをしたくて槍ヶ岳へ。

槍は、2013年夏に裏銀座縦走中にガスの中を登頂して以来の2回目。上高地・新穂高の登山口に交通の便が良い、平湯温泉のあかんだな駐車場を起点にぐるっと周回です。

スタートは新穂高。右俣谷から槍を目指します。下山を上高地とすることでバス本数を確保できるのもあるけど、右俣谷は歩いたことが無い道。どうせなら歩いたことの無い道から槍を目指したいじゃないですか。(いつか、厳冬期に歩くときの参考にもなるといいな。。)

また計画時は、中崎尾根を経由し大喰岳まで足を伸ばして3泊4日の行程で考えていましたが、3日目以降が悪天予報となり、今回は周り道の無い1泊2日の最短ルートを選択。
結局、2日目は槍平(1,985m)のテント場から槍ヶ岳(3,180m)、そして一気に上高地(1,504m)まで26kmを道程をテント装備で歩くへビィなコースに。

それでも2日間は天候に恵まれて、前回は見られなかった槍の穂先からは360度の大展望。1泊2日だけど充実したテント山行を楽しむことが出来ました。


緊張した 瞥鄒个里海函
飛騨乗越を詰めているときのこと。雪面は朝日が斜面に当たる前の、失敗すればどこまでも落ちていきそうな硬い雪面です。
上から「ラーク!」の鋭い声。最初は気づきませんでしたが、300m〜500mほど先の中崎尾根上部から十数mの間隔で6〜7個の落石がまとめて落ちてきました。どれも握り拳ほどの大きさでスダレの様に飛び跳ねながら落ちてきます。
「やばい」と思い落石コースを見極めます。幾つかの落石は自分の横をすり抜けていきます。どれも大きさは大したこと無いけど結構スピードが速く、直撃したら怖い状態。振り返ると、数百m下方にも登山者。「ラーク!」と叫びます。
被害はありませんでしたが、ルートを示す赤旗の側の雪面には以前の落石があり、落ち方次第では。。。という状況でした。


緊張した◆淵薀鵐ルのこと)
横尾山荘を過ぎたあたり。ここから上高地までは登山道というより、平坦な(正直、面白みの欠ける)10kmのハイキングコース。さらにGWの時期は、横尾山荘〜徳沢園のルートのうち、横尾付近の登山道は積雪で塞がれていて梓川沿いの林道を歩きます。ここまで車で来れるなら、上高地〜横尾までバスでも通らないかなぁと妄想しながら歩いたりしています(しません?)。
で、しばらく林道を歩いていると対向でランドクルーザが来ます。砂埃を巻き上げて、かなりゴツイです。「の、乗りたい」と羨ましそうに眺めていると(笑)ランクルが目の前で停まります。

窓ガラスが開いて、中には警官2名。
警「松本警察です。山は詳しくないですが、横尾山荘はこの辺ですか?」
私「あ、すぐそこです。」
警「ありがとうございます。」(ブロロー。去っていく)

ここまで出張って来るんですね。。。本日2回目の緊張でした。

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