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Yamareco

記録ID: 6304045
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

十石山

2023年12月24日(日) [日帰り]
情報量の目安: B
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
アキコ その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
07:22
距離
10.5km
登り
1,146m
下り
1,157m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:56
休憩
1:13
合計
7:09
距離 10.5km 登り 1,156m 下り 1,157m
6:45
8
7:53
87
9:20
86
10:46
10:58
7
11:05
12:06
36
12:42
36
13:18
30
13:53
1
13:54
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・十石山登山口駐車場を利用。4台駐車可能。トイレはなし。
・駐車場への車道と駐車場は圧雪あり。
・6時過ぎの到着で一番乗り。6時半頃には満車。

・除雪されていないため駐車できない場合もあるとのこと。
・駐車できない場合は、白骨温泉観光案内所の駐車場を利用。
駐車場から登山口まで約20分。

・観光案内所を少し下ったところに公衆トイレあり。暖房もありとても奇麗。
コース状況/
危険箇所等
樹林帯はトレースもしっかりあり歩きやすい。
(前日に登った十数人のパーティーがラッセルしてトレースを作ってくれたとのこと)

核心部は山頂付近の稜線。コース全体からみるとほんの一部ですが爆風&ノートレースで侮れません。
途中でルートロスし、歩きにくい雪が被ったハイマツ帯を爆風に耐えながらウロウロしてしまいました。
GPSを頼りに何とか山頂に辿り着けてよかったです。

<装備について>
樹林帯はツボ足orワカン。
爆風の稜線はアイゼンorワカン+トレッキングポールorピッケル。

<避難小屋について>
冬季用の入り口あり。小屋の張り紙に屋外にトイレがあると書いてありましたが未確認。トイレは、トイレットペーパー持参&持ち帰りとのこと。
登山口。
黄色の矢印が指した斜面を登ります。
2023年12月24日 06:43撮影 by  SH-RM19, SHARP
12/24 6:43
登山口。
黄色の矢印が指した斜面を登ります。
2023年12月24日 06:56撮影 by  SH-RM19, SHARP
12/24 6:56
快晴無風、トレースもバッチリでウキウキスノーハイク。

2023年12月24日 09:24撮影 by  SH-RM19, SHARP
12/24 9:24
快晴無風、トレースもバッチリでウキウキスノーハイク。

かなり開けてきましたが、まだ風も穏やかで楽しい道。
今日は楽勝だと思っていました、この時は…
2023年12月24日 10:13撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
12/24 10:13
かなり開けてきましたが、まだ風も穏やかで楽しい道。
今日は楽勝だと思っていました、この時は…
軽くラッセル。まだそれほど大変でもない。
2023年12月24日 10:19撮影 by  SH-RM19, SHARP
1
12/24 10:19
軽くラッセル。まだそれほど大変でもない。
なんか風が強くなってきたんですけど…
この後爆風スポットに突っ込んだため、写真撮る余裕なし🥶
2023年12月24日 10:30撮影 by  SH-RM19, SHARP
12/24 10:30
なんか風が強くなってきたんですけど…
この後爆風スポットに突っ込んだため、写真撮る余裕なし🥶
山頂到着!絶景ですが爆風🤣
2023年12月24日 11:07撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
3
12/24 11:07
山頂到着!絶景ですが爆風🤣
美しい乗鞍岳!
2023年12月24日 11:05撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
2
12/24 11:05
美しい乗鞍岳!
避難小屋と穂高連峰。
2023年12月24日 11:03撮影 by  DC-TZ95D, Panasonic
2
12/24 11:03
避難小屋と穂高連峰。
避難小屋内部。奇麗です。
この日は氷点下だったので板の間に座って休憩していると底冷えしました。
避難小屋内部。奇麗です。
この日は氷点下だったので板の間に座って休憩していると底冷えしました。
撮影機器:

感想

平和すぎる樹林帯と、山頂付近の過酷な爆風のコントラストが印象に残る山行でした。
下山してきた人達から稜線が爆風だとの情報は得ていましたが、そこそこ開けてきてもなかなか風は強くならないので、山頂付近も大したことないんじゃないかと思っていたら甘かったです😂

ゴーグル&フェイスマスクという風対策はしていましたが、ピッケルを出すのを忘れていました。爆風に晒されてからピッケル使いたい!と思いましたが風が強すぎてピッケルを出す作業などできません。
ここは覚悟を決めて気合で山頂まで進みます。
トレースは完璧に消えていて進む方向もわからず、山頂標識が見えるまでドキドキしながら登りました。

山頂は絶景でテンションが上がります!
がんばって登った甲斐がありました。

休憩は避難小屋で。風は避けられますが気温がマイナス5度となかなかの冷え込み。
休憩後、爆風の中で何とかワカンを装着し下山開始。
爆風地帯を抜けると急に風が収まり、本当に別世界でした。

雪山というのは想定外のことに遭遇することがよくありますが、それも楽しみの一つですね。今回は特に印象に残る山行になりました。

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