日本百名山!祖母山〜絶景と氷柱〜(2日目)
- GPS
- 04:07
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 809m
- 下り
- 770m
コースタイム
天候 | 快晴、無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
風穴ルートは道中危険箇所複数あり、ストックが邪魔になる場合は一旦片付け、グローブの使用を推奨 |
その他周辺情報 | 南阿蘇 久木野温泉 四季の森に立ち寄りました(ただし遠い) |
写真
感想
この熊本には3日間しか滞在しない予定でしたので、一日を全部使えるのは2日目のみでした。
そこで2日目はおそらく百名山3座のうち最もハードと思われる祖母山にしました。
決め手となったのは前日にヤマレコにログを上げている方を見てのことでした。
その方は北谷登山口からだったので、私もそのルートを選択。こちらのほうがスタートする標高が高いため、時間も短縮になるかなと思いました。
風穴ルートはなかなか難しいルートでしたが、その分登頂した時の感動もひとしおでした。
ログの方は風穴ルートは下山に使用していましたが、私はとりあえず山頂を目指すためにこちらを登りに選択。二人ほど最初にすれちがいましたが、その後は山頂手前までずっと一人でした。この時期はあまり人とすれ違わないので最高ですね。
道中、凍った滝があるあたりが危険箇所でしたが、慎重に通過すれば問題ありませんでした。
山頂手前ではこのあたりに住んでいる方と少し会話しました。その方は比較的短いこちらのルートばかりを歩いている方だそうで、山頂にいかずに折り返してきたところとのことでした。その方曰く、千間平のルート(私が下山に使用予定のルート)は単調でつまらないとのことでした。
そこから20分ほどで山頂、ひゃっほー!と声をあげて到着したところ、予想外なことに5〜6人ほど山頂に滞在している方がおり、恥ずかしい思いをしました。。
どうやらもう一つのルートのほうが人が多いようでした。
山頂からは昨日登った阿蘇山、九重山が見えました。
360度のパノラマビューは最高で、この日は乾燥しているためか雲海が発生してしました。
帰りは黙々とひたすら歩くと一の鳥居分岐に到着、そこから駐車場に戻りました。
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登山コースメモ
■北谷登山口〜風穴
チェンスパなしで歩けました。
危険路なし。ただし道迷いポイントが数カ所ありました。トレースを見失わないように。
■風穴〜山頂
結構急斜面を歩くので、足がつらないように注意。
チェーンスパイクがあった方が良い箇所が多い。
滝がある箇所あたりが一番たいへんかもしれませんが、そこを越えると山頂が近いです。
■山頂〜避難小屋〜国観峠〜千間平〜展望台〜一の鳥居分岐
斜面はドンドン緩やかになりますが、山頂下あたりは雪が多いです。しかし踏み固められておりチェンスパあれば問題ありません。千間平あたりでチェーンスパイクは外してもよいでしょう。
■一の鳥居分岐〜北谷登山口
チェンスパなしでOK。
日が当たる箇所は雪が溶けていました。
影でも凍りついてはおらず、余裕で歩けました。
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私はてっきり阿蘇山・九重山(久住山)・祖母山はいずれも似たような山だと思ってました。しかしそれは誤解でした。これは深田氏の本にも何度か述べられています。
阿蘇山はTHE火山という感じで、祖母山はTHE普通に森林に覆われた山という感じでした。ちなみに次の日登った久住山は惑星を歩いている感じというか、不思議な景色でした。
祖母山は別名「姥ヶ岳(うばがたけ)」とも呼ばれているそうで、その祭神の「豊玉姫命」が神武天皇の祖母に当たるからだとのこと。
このあたりは高千穂という地名から高千穂峰との関連や、天ノ岩戸といった伝説の地名があったりなど、歴史を紐解くにはまだまだ調べないとわからないことが多そうです。
深田氏は3月に登ったようです。竹田からのバスで神原登山口まで向かい、宿泊後早朝出発したようです。下山は古祖母山方面から尾平を採ったようです。
ここに春に来ることができたら心地が良いことでしょうね。
もし次来るなら私はまた同じ時期がいいですね。つぎは山頂でお昼ご飯をゆっくりと食べたいものです。
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