御嶽〜小金ヶ嶽 (多紀アルプス・篠山市)
- GPS
- 04:11
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 872m
- 下り
- 880m
コースタイム
天候 | はれ 時々 くもり 最寄のアメダス観測点『柏原』当日の気温 朝の最低気温 15.0℃ (05:59) 日中最高気温 24.7℃ (14:26) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
※トイレ・東屋あり ※篠山市登山マップによると、駐車可能台数は30台。 当日入山時は3台利用、下山時はバイク2台のみ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
山中は概ね『兵庫県立自然公園多紀連山登山コース』として整備された登山道です。岩場を伴う急坂区間もあり、特に小金ヶ嶽エリアの鎖場は要注意です。 私設のものを含め、要所に道標や案内が設置されています。 ■クリンソウ登山道入口〜ヨートギ谷コース 登山口入口直後の渡渉箇所等、増水時は危険と思われる所もあります。植樹林の谷筋メインのルートは近年整備されたようですが、昨年夏の豪雨の影響か?結構路面は荒れており所により不明瞭、歩きやすい遊歩道ではありません。 クリンソウ自生地への近道ですが、変化に富んだ山道を好む方にはお勧め出来ますが、クリンソウ目当てなら一般的によく利用される火打岩登山口より御嶽道(近畿自然歩道ルート)を辿るのが無難です。 ■クリンソウ自生地 以前訪れた際に御嶽道より眺めたつもりでしたが、自生地は御嶽道より西側にあり、順路の設定された広いエリアにおよぶものでした。中々見応えがあります。 自生地より大岳寺跡地付近に続く『順路』の道標を辿りましたが、自生地、御嶽道側共に迷い込まないようにか?木が置かれており、進入禁止ではないようですが、あまり歩かれないルートのようで、一部が不明瞭でした。 ■クリンソウ自生地〜御嶽道〜御嶽山頂〜大タワ 御嶽山頂へは岩場のある急登ですが、特に危険はありません。大タワへの下りはロープや鎖の設置された滑りやすい下り坂を経て、長い下り階段が続く区間があります。それ以外は雰囲気も良く、眺めも楽しめる尾根筋が続きます。 御嶽山頂より広がる眺望は西〜北方面。南は登り途中の岩場がお勧めです。山頂手前に東屋有、簡易トイレもあるようですが、使用状況は不明です。 ■大タワ〜小金ヶ嶽山頂 登り始めは植樹林、尾根筋に出ると岩場が目立ち始めます。山頂手前は鎖の設置された区間が断続的に続く、手足を駆使して登る必要のある岩場となっています。落ち着いて歩けば、手掛かりや足掛かりも多く慣れれば鎖なしでも上り下りできそうですが、高所が苦手な方にはお勧めできません。 難易度はあまり高くないものの、細く切り立った岩尾根が続きます、特に落葉期は高所が苦手な方にはお勧めできません。 ■小金ヶ嶽山頂〜県道301号出合 山頂より南へ急な下りが続きます。ヤマレコに『迷い込みやすい谷』として危険個所登録された地点には、当日は青の紐で閉鎖、正規ルートへ誘導されていました。私自身も以前歩いた際に迷い込みました。。 急坂区間は岩場も多く、踏み跡の解り難いところもありますが、ルートを外さない限り道標や目印が設置されており、南の鞍部手前は階段も整備されています。 鞍部より西へは道標にも大タワと案内されていますが、ルートが解らず、結局谷を適当に降りています。途中で道を発見、同じルートを歩いた方も数名おられるようですが、特に苦労された様子もなく、見落としが原因のようです。 【主な過去の記録】 ■三嶽・火打岩登山口より(多紀アルプス・篠山市)2014年07月09日(水) http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-475515.html ■筱見四十八滝〜小金ヶ嶽 2013年10月02日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-352617.html ■火打岩登山口〜三嶽〜小金ヶ嶽 2012年05月07日 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-188838.html |
写真
感想
御嶽のクリンソウは2度目。
自生地はほぼ咲き揃っており、見頃は今週末迄でしょうか?
今回は御嶽、及び小金ヶ嶽山頂への最短ルートとなる大タワの駐車場を利用、マイナールートを含んだ周回路としました。
多紀アルプスは何度か訪れていますが、よく歩かれるルート以外はあまり歩きやすい状況ではないのが普通のようで、その例に漏れず今回もマイナールートは変化に富んだある意味楽しめる状況。おそらく夏場は入り込まない方が無難でしょう。。
■大タワ〜小金ヶ嶽間の岩場
切立った岩尾根急が続き、登ヶ所等、計6ヶ所の鎖が設置されています。初めて歩いた際に引き返されたグループも見掛けた難所です。
しばらく敬遠していたコースを約3年振りに挑戦しましたが、切立った岩場の高度感、先の見えない岩場の急登は不安を煽りますが、一度歩き通した安心感もあり、思いの外?普通に歩けました。
冷静に考えれば、手足を駆使して登る岩場ですが、風化した所も見られますが、基本的に硬く足掛かりの良い岩場となっており、危険箇所には鎖が設置されているおかげで三点支持も容易。そもそも、結構皆さん歩かれるコースですが、あまり危険と騒ぐ人はいないような。。。
結局、高い所が苦手な人以外は特に問題なく歩けるコースのようですね^^;
■三嶽?御嶽?
地形図上には三嶽。ヤマレコも『三嶽(みたけ)』で登録されていますが、篠山市登山マップ(平成26年3月・篠山市発行)には御嶽と記されています。
ちなみに山頂の一等三角点の点名は『御岳山』とこれまた違った表記。点の記情報によると山頂のアンテナは『御嶽山中継局』となっています。すべて確認しておりませんが、古い道標は『御嶽』と記され、比較的新しい近畿自然歩道の道標には『三嶽』。どちらでもいいと思いつつ、道標の表記が異なるのは紛らわしいと感じる方もおられるのでは?
案内図や説明文は御嶽となっているようで、地元ではの表記は『御嶽』が一般的なようです。地元に敬意を表し?今後は『御嶽』と表記することにしました。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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こんにちは。
2度目のコメントです。
前回のレコを参考に、母子で小金ヶ嶽に行ってくることがでできました。
(詳しくはレコをご覧くださいませ)
また、友人や夫と一緒にほかのコースも行ってみたいな、と思って再チェック。
詳しく書いてくださっているのでイメージがわきやすいです。
ありがとうございます。
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