ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 6339716
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

鋒岳《九州百名山》

2017年05月05日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:37
距離
15.8km
登り
1,712m
下り
1,710m
歩くペース
とても速い
0.30.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:00
休憩
0:37
合計
8:37
6:04
67
鹿川渓谷駐車場
7:11
7:11
90
8:41
8:48
19
9:07
9:10
54
10:04
10:09
39
10:48
10:48
8
国見山北峰
10:56
11:07
64
12:11
12:20
11
12:31
12:33
103
14:16
14:16
25
林道終点
14:41
鹿川渓谷駐車場
天候 小雨
過去天気図(気象庁) 2017年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
延岡市北方町上鹿川の鹿川渓谷駐車場に駐車
今川橋を渡ると鹿川渓谷駐車場に到る
2017年05月04日 06:02撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 6:02
今川橋を渡ると鹿川渓谷駐車場に到る
鹿川渓谷は大岩が織りなす渓谷美がある
2017年05月04日 06:21撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 6:21
鹿川渓谷は大岩が織りなす渓谷美がある
鋒岳スラブは一枚岩で山頂に到る
2017年05月04日 07:10撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 7:10
鋒岳スラブは一枚岩で山頂に到る
鋒岳谷第1渡渉点、左岸に渡る
2017年05月04日 07:15撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 7:15
鋒岳谷第1渡渉点、左岸に渡る
一枚岩を流れ落ちる大滝
2017年05月04日 07:25撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 7:25
一枚岩を流れ落ちる大滝
鋒岳(雄鋒1,277m)山頂
2017年05月04日 08:45撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 8:45
鋒岳(雄鋒1,277m)山頂
雌鋒岳(1,230m’)大岩が乗っている
2017年05月04日 09:08撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 9:08
雌鋒岳(1,230m’)大岩が乗っている
第3渡渉点、雄鋒・雌鋒が分岐
2017年05月04日 09:23撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 9:23
第3渡渉点、雄鋒・雌鋒が分岐
鬼の目山(1,491m)山頂、3等三角点「鬼目」
2017年05月04日 10:05撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 10:05
鬼の目山(1,491m)山頂、3等三角点「鬼目」
国見山(1,392m)山頂、3等三角点「国見山」
2017年05月04日 10:57撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 10:57
国見山(1,392m)山頂、3等三角点「国見山」
だき山(1,420m)山頂
3等三角点「中ノ藪」
2017年05月04日 12:16撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 12:16
だき山(1,420m)山頂
3等三角点「中ノ藪」
だき山西峰(1,400m’)山頂
2017年05月04日 12:31撮影 by  ILCE-6500, SONY
5/4 12:31
だき山西峰(1,400m’)山頂
だき山山頂のアケボノツツジ
2017年05月04日 12:32撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 12:32
だき山山頂のアケボノツツジ
矢筈岳(666m)
帰り道の北方町片内集落より
2017年05月04日 15:29撮影 by  ILCE-6500, SONY
1
5/4 15:29
矢筈岳(666m)
帰り道の北方町片内集落より

感想

 早朝の県道214号を走り鹿川(ししがわ)渓谷に入った。今村橋を渡った処に駐車場があり既に満車に近い車が止められていた。登山口は駐車場から更に2卆茲慮道終点の鹿川キャンプ場にあるようだが、だき山からの下山の便を考えここから歩くことにした。しとしと降る雨の中、雨装備を整えて出発した。キャンプ場へと続く車道は通らず渓谷沿いの遊歩道を進んだ。鹿川渓谷は大岩がゴロゴロ転がり一枚岩を流れる滝もあり素晴らしい。遊歩道は2.5万図にもなく県道と大きく離れだして不安になるが、結果短絡道であったようで尾根を意識して適当に登っていると県道登山口からの登山道が合流してきた。
 鹿川の支流の谷の右岸を進み鋒岳の直下に達すると「←鋒岳スラブ取り付き」の黄色い標識に従って入り込むと一枚岩の圧倒的な岩壁が立ちはだかっていた。岩屋さんは此処を登るのだろう、ハーケンが打ち込まれていた。登山道に戻り少し進むと第1渡渉点で飛び石伝いに左岸に渡った。右岸に鋒岳スラブを流れる大滝があり圧巻だ。梯子やロープのある険しい道を15分程進むと第2渡渉点に達した。地図を確認しようとしたら無い! どうやら第1渡渉点でカメラを出した時忘れてきたようだ。この先地図なしでは進むことは難しい。雨も降るのでマップケースなしでは明日からの山行にも支障する、仕方がないので30分掛けて第1渡渉点に戻った。マップケースを発見し一安心。
 第2渡渉点は鋒岳展望所への分岐でもあり左岸の少し高い所に展望所があるようだが雨で雲が掛かり行っても展望は得られそうになくパスした。第2渡渉点は岩が水流で穿たれ樋のようになった溝を流れるので簡単に跨ぐことができた。谷を離れ斜面を少し登ると鬼の目林道に達した。林道を少し下りヘヤピンカーブの所で再び谷に下りた処が第3渡渉点、渡渉してまっすぐ進むと雄鋒(おんぼこ)、谷沿いに行くと雌鋒(めんぼこ)で、先ずは鋒岳主峰の雄鋒に向かった。鋒岳(1,277m)山頂に達すると花期は過ぎつつあるがアケボノツツジが満開であった。
 先に道が続いているので行ってみるとスラブの先端に達しているようだ。どうせガスで見えないのでパスし第3渡渉点に戻り雌鋒(1,230m’)へと向かった。谷を下るが大岩越えがかなり厳しい。山頂直下に到ると梯子とロープで一枚岩の山頂に這い上がった。山頂標識に「日本最大のスラブ(一枚岩) 雌鋒岳」と記されていた。天気が良ければさぞ素晴らしい景色だっただろう。風が強く寒いのですぐに引き返し、第2渡渉点から林道に上がった所まで戻った。更に林道を東に進み鬼の目山を目指した。谷の右岸を進み堰堤のある所で林道は右に去って行った。更に谷の岩場を進み左岸の斜面に取付き急斜面を這い登り鬼の目山に到った。
 鬼の目山(1,491m)は、今日の最高峰で3等三角点「鬼目」が置かれていた。大崩山の南に位置し鹿川越を介し稜線上にある。展望は一部だけありそうだがガスでどうしようもない。山頂標識だけを撮って国見山を目指して南西尾根を下った。200m余り下降して100m余りの登り返しとなった。国見山は稜線のピークから南東に飛び出している。分岐のピークは存在感があるので国見山北峰(1,391m’)として置いた。鞍部は1,375m程でそれなりに縊れていた。
 北峰に戻り西への稜線をなだらかに進んだ。路面が柔らかく雨で泥んこ状態の道が続いた。途中のポイントは1,324mの標高点で比較的しっかりしたピークだ。稜線には所々にアケボノツツジが咲き目を楽しませてくれた。だき山(1,420m)の登りもしっかりした斜面で登り切ると3等三角点「中ノ藪」があった。西へと進むと様相が一転して険しい大岩の横を巻いて稜線を通過し、ひと際しっかりした岩峰の南側を巻いて西側の稜線に復帰すると「だき山西峰→」の表示があった。さっきの岩のピークに登頂できるのかと右に折れると直ぐに西峰(1,400m)山頂に到った。ここでもアケボノツツジが咲き誇っていた。
 西に続く稜線はこの先も岩稜が厳しく緊張を強いられた。下山は竹の畑山経由と正面コースが県道沿いの林道入口に書かれていたが、竹の畑山は持ってきた地図にはなく、迷ったらどうしようもないと思う反面、比較的赤テープが多く付いていたので行けるかなと葛藤していると分岐の標識が現れたので竹の畑山へのルートを決断した。しかしイメージしていた尾根とは違うようで道が無くなってしまった。やはり地図なしで侵入するのは拙いので正面コースにトラバースして北への尾根を下った。危険個所は続き910mの小ピークに到ると漸く落ち着いた。ピークで男性が一人休憩していた。駐車場には登山者らしい姿があったが山中で初めて出会った人だった。だき山を目指し西峰の近くまで行ったが雨で気がめげて断念したとのことだった。
 小ピークを過ぎると普通の登山道となり危険はなくなった。やがて林道終点(663m)に達するとさっきの男性の車であろう福岡ナンバーのワゴン車が止められていた。この後は全く問題のない林道歩き10分余りで県道に到った。県道は登り坂で900mの道程で50m程標高を上げ今村橋駐車場に戻ってきた。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:32人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら