檜洞丸北尾根
- GPS
- 07:40
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,898m
- 下り
- 1,889m
コースタイム
天候 | 午前中は快晴、午後から雲が多くなる。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
熊笹の峰と犬越路の間には危険箇所が多数あり。 |
写真
感想
檜洞丸へ北尾根から登れるという話を聞いたので行ってみた。
神ノ川ヒュッテ前から林道を歩いて広河原まで行き、大きな堰堤の並ぶ彦右エ門谷の左岸沿いの踏み跡を進むと北尾根に取り付くことができる。踏み跡はしっかりしており、赤テープがいくつも出てくるのでたぶん迷わないのではないかと思う。
途中、明瞭な踏み跡が続いている所をあえて怪しげな踏み跡の方へ行ってみたらやはり間違いのようで、沢の詰めで現れるようなガレ沢や急斜面を登ることになり、主稜線に出るまで苦労してしまった。素直に明瞭な踏み跡を行けば容易に主稜線に達するのではないかと思うが、行ってないので良く分からない。
主稜線はとても気持ちの良い尾根である。快晴で陽射しが強いはずだが、新緑の木々に遮られてさほど暑くはない。色々な方向に踏み跡があったりするが、尾根の真上からそれないように歩けば自然に山頂に達するであろう。山頂直下は全く踏み跡が分からなかったので、歩きやすそうな場所を適当に選んで登った。
檜洞丸山頂では富士山が見えていたのだが、次第に雲が拡がってきて、熊笹の峰に着いたときは見えなくなっていた。ヤタ尾根から初めて熊笹の峰まで登った時、眺望が良くてすっかり気に入ってしまった。その後も何度か熊笹の峰には来ているのだが、残念ながら富士山が見えたことは一度もなく、期待していた今回もまたダメであった。
熊笹の峰から犬越路までの間は危険な場所が何箇所も現れて緊張する。檜洞丸山頂からの降り口のところに、ツツジ新道よりも危険である旨の看板が立っていたが、その通りと思った。ここを最後に歩いたのは8年前だが、そんなに怖かった覚えはないので荒れてしまったのだろうか。新しい鎖がいくつかあったが、他にも鎖をつけたほうが良いと思った箇所が2箇所くらいあった。
犬越路<->神ノ川ヒュッテ間を歩くのは初めてである。何年か前の台風でヒュッテも被害を受けたそうだが、登山道もかなり荒らされたのだろう。土嚢を積んで修復した場所がたくさんある。谷筋に作られた、陰鬱な感じの登山道である。なんとなくイヤな感じがして、檜洞丸山頂でしまった熊鈴をあわてて取り出し、ジャカジャカ鳴らしながら下山した。
(犬越路からの下りで、GPXトラック少し飛んでしまった…)
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