西丹沢県民の森発着〜小川谷〜東沢乗越〜同角ノ頭〜石棚山

2010年05月07日(金) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 9.6km
• 登り: 1,104m
• 下り: 1,104m

コースタイム

6:15西丹沢県民の森P
7:30小川谷→東沢
8:20東沢乗越
8:30同角沢渡渉
9:25「大石山-同角ノ頭」の道標(ここからは一般登山道)
10:30同角ノ頭
11:10「檜洞丸-石棚山」分岐
11:40石棚山
13:00西丹沢県民の森P

天候

約1000mを境に下は曇り、上は雨&ガス

コース状況／危険箇所等

「大石山-同角ノ頭」の道標そばや東沢乗越には松田警察の警告板があり「小川谷のルートは迂回路やまき道も危険です!大石山へ下山しましょう」と記されてます。確かにこのルートは滑りやすいザレ場や道迷いしやすい部分が多く、難易度が高いです(技術・体力・装備がそろっている必要あり)。　なお今回は霧の中でルートファインディングをしたことも難易度が高く感じた理由の一つだと思います。

今回の山域は白ザレが多くて、同角山稜の一般ルートも荒れている部分がありました。(比較的新しい丸太の階段が土砂流出で役立たず等)

一方、石棚山稜は箒沢から檜洞丸へのメジャーなルートだけによく整備されてます。

また石棚山から西丹沢県民の森へのルートは荒れてます。コケのついた岩など雨で特に滑りやすく注意が必要です。

西丹沢県民の森の中は歩きやすいものの、ルートが複数あります。(まぁどのルートでも林道に出れるので良いのですが…)

写真

5/7 6:29

中ノ沢を渡渉した後。
固定していた木が流されたためか、方向がおかしい。沢沿いを進む道が廃道となり、迂回路は左岸を登っていく。

5/7 6:31

小川沢経路は右側。

5/7 7:46

東沢は渡渉を繰り返しながら上って行く。
ややモヤがかかるが雰囲気は良い。

5/7 8:12

東沢源流部
ガスがだんだん濃くなるが、まだ雨はポツポツ程度。

5/7 8:24

東沢乗越
松田警察署の警告板あり。

5/7 9:25

一般登山道に出たところ。
バリルート入り口に警告板(内容は東沢乗越と同じ)がある。
この後の稜線は風雨が強く写真は撮らず。

5/7 11:38

石棚山のすぐ下にある分岐点の道標。
このあたりまで下ると雨も弱くなる。

5/7 11:54

分岐後、西丹沢県民の森へのルート。
苔むして濡れた岩は滑りやすい。
急坂なので注意して下る。
また丸太の階段なども荒廃していて歩きにくい。

5/7 12:42

さらに下りるとガスの下に出て見通しが良くなる。雨も降ってなく地面は乾いている。

5/7 12:48

西丹沢県民の森の中

5/7 13:01

西丹沢県民の森の案内図が下の入口にあるが、上側(石棚山側)の入口にも欲しい。

撮影機器：

SoftBank 920T 東芝

感想

at_kazu

バリエーションルートの中でも難易度の高いとされる西丹沢の東沢乗越にチャレンジしてみました。
しかも天候が下り坂のため、情報収集や装備などの準備は念入りに行い、10時までにはバリルート脱出を目指して出発しました。
今回のルートで一番きつかったのは、ガスで視界が悪い中をルートファインディングした同角沢渡渉から同角山稜一般ルートに出るまでです。地図、コンパスのほかGPSをこまめにチェックし、慎重に偵察しながら前進せざるを得なかったのですが、ある意味よい経験ができました。

今回残念だったのは以下の3点です。
�ゝ△辰討�らGPSデータを整理しようとして、今回のトラックデータをうっかり削除してしまいました。
�△任�れば檜洞丸も目指したかったものの、上のほうは風雨が強かったため無理せずパスしました。
��また遺言棚も見たかったのですが、これも同様にパス。また改めて天気の良いときに行こうと思います。

この山域はさらにマニアックなバリルートもあるそうなので、少しづついろんなルートを楽しんでみたいと思います。