360°の大展望！青空に映える残雪の稜線が美しい！！常念岳登山

2015年05月11日(月) [日帰り]

• GPS: 10:50
• 距離: 11.2km
• 登り: 1,527m
• 下り: 1,527m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:35
• 休憩: 2:15
• 合計: 10:50

5:20 一ノ沢登山口
5:35 0:00 山ノ神
6:25 6:30 王滝ベンチ
6:55 0:00 烏帽子沢
7:25 7:40 笠原沢
9:35 9:55 常念小屋
11:15 12:00 常念岳
12:50 13:10 常念小屋
13:55 14:10 笠原沢
14:35 14:45 烏帽子沢
15:10 15:15 王滝ベンチ
15:55 0:00 山ノ神
16:10 一ノ沢登山口

天候

☀

アクセス

利用交通機関：

自家用車

■一ノ沢林道　落石多く要注意

■常念岳登山者用駐車場を利用　無料

コース状況／危険箇所等

■登山ポストは登山相談所（登山口）にあり

■所々で登山道が沢のようになっている個所がありました

■沢を渡る丸太の橋が凍っていました
　早朝は滑り易くなってます

■王滝ベンチ辺りから残雪あり　アイゼンは不要

■笠原から常念乗越は残雪区間

■胸突八丁を過ぎると急坂始まる　アイゼン・ピッケル使用
　午前中から雪が緩みだしていました
　落石もあり

■残雪区間は赤布あり　道迷いの心配はありませんでした

■常念乗越から常念岳山頂まで雪はありません

その他周辺情報

■ほりでーゆ〜四季の郷で日帰り入浴
　http://www.holiday-you.co.jp/

写真

5/11 5:01

常念岳登山者用駐車場
平日なのでガラガラ
登山口へは舗装路をもう少し登る

5/11 5:08

朝日に照らされる常念岳
当然、気分は上々！

5/11 5:17

舗装路を15分程度歩いてくると登山相談所
登山ポストにトイレあり

5/11 5:20

登山届を出して
いざ！

5/11 5:27

森の中へ入り

5/11 5:33

ゆっくりと登り始めます

5/11 5:34

山ノ神
無事に帰って来れますように・・・

5/11 5:38

オーバーペースにならないようにゆっくりと

5/11 5:43

ここは余裕

5/11 5:45

池って感じじゃないかな・・・

5/11 5:46

向こうの尾根に陽が当たってきた

5/11 5:54

太陽も顔を出す

5/11 5:56

一気に明るくなる

5/11 5:59

まだまだ遠い稜線
青空が最高！

5/11 6:02

普通の丸太橋ですが油断しました
飛沫でバッチリ凍ってます
マジで落ちるかと思った！

5/11 6:03

一ノ沢
水がきれい
流れる音も迫力ありました

5/11 6:05

川崎を出発する時は東の空低い所に見えていた月
もうあんなに高い所に

5/11 6:13

登りはまだキツクない

5/11 6:22

再び現れた丸太橋
やっぱり凍ってる！
左側の石の上の方が安全でした

5/11 6:25

王滝ベンチ
ザックを下ろして休憩する
ペースはまずまず

5/11 6:36

登山道にも残雪
アイゼンはまだ不要

5/11 6:44

時々見える稜線
見える度に気分が高まる

5/11 6:53

常念乗越まで約半分歩いてきた

5/11 6:54

丸太で作られた階段
しっかりしてるので安心

5/11 7:06

少しずつ残雪多くなる

5/11 7:24

開けた所から
最高の天気！

5/11 7:26

笠原（と思う）
水が多く少々ビビる

5/11 7:28

ここからは雪道

5/11 7:32

正面がこれから進む登山道
トレースが薄っすらと確認できます

5/11 7:41

そろそろアイゼン装着
少し早いですが、ついでにピッケルも準備する

5/11 7:51

張り出した枝がザックに引っ掛かり苦労する

5/11 7:56

谷間を進んでます

5/11 8:01

沢渡りもこれが最後

5/11 8:05

うかつにこんな所に行かないように

5/11 8:08

おっ！？
後を見ると遠くまで

5/11 8:21

ロープが張られているので右の方へ

5/11 8:25

胸突八丁を過ぎた辺りでエネルギー補給
先に休憩されていたご主人と少しお話させていただく
ご主人曰く「昨年は乗越までアイゼンなしで登った」
スゴッ！

5/11 8:38

いよいよ急な登りに取り付く
見上げても終わりは見えない・・・

5/11 8:43

落石ポイント
30�儖未寮个�落ちてきた
恐い！

5/11 9:02

青空へと向かうような登り
まだ終わりは見えない・・・

5/11 9:05

安曇野市街地が見えてきた

5/11 9:10

気付けばそろそろ森林限界

5/11 9:16

八ヶ岳か？

5/11 9:24

ようやく先が見えてきた！
白樺を越えると右へトラバースするようです

5/11 9:30

終わりか！？

5/11 9:32

終わり

5/11 9:34

そして、これ！

5/11 9:49

常念乗越からは槍穂の素晴らしい景色！
疲れも忘れさせるほどの絶景！！

5/11 9:51

こちらは横通岳
ハイマツの緑と残雪の白に空の青さがきれい！

5/11 9:54

アイゼンを外して、もう一度エネルギー補給
残り約400mの標高差
結構キツイ！

5/11 10:04

今までの雪と違ってガレた岩登り
足が慣れるまで慎重に歩く

5/11 10:09

少ししか進んでいませんが、眺めは良くなっていきます

5/11 10:25

鷲羽岳も見えてきた

5/11 10:29

これは妙高の方？

5/11 10:35

キツイ時はこんな景色を眺めながらちょっと休憩

5/11 10:48

常念小屋は随分と小さくなりました

5/11 10:49

偽のピーク目前
本物のピークはまだ先

5/11 10:50

見下ろすと登ってきたトレースが見える

5/11 10:51

安曇野市街地もハッキリ
遠く浅間山

5/11 11:05

三股への分岐

5/11 11:07

5/11 11:10

後立山が見えてきた

5/11 11:12

山頂はもうすぐ

5/11 11:14

霞の中に富士山が見えた

5/11 11:17

着いたー！
誰もいない山頂！！
絶景を見ながらお昼にする

5/11 11:39

蝶ヶ岳へ向かう稜線
きれい！

5/11 11:40

噴煙を上げる御嶽山

5/11 11:40

穂高に大キレット
迫力！

5/11 11:41

槍
大キレットからは白山も見えた

5/11 11:41

鷲羽岳とか水晶岳とか

5/11 11:42

表銀座縦走コース

5/11 11:43

後立山の方まできれいに見える

5/11 11:46

浅間山

5/11 11:46

八ヶ岳

5/11 11:47

富士山に南アルプス

5/11 11:48

前常念

5/11 11:58

十分景色を楽しんだので

5/11 12:03

そろそろ下山開始

5/11 12:10

ケルン
一つ積んできました

5/11 12:16

常念小屋が見えてきた

5/11 12:18

もう少し景色を楽しめます

5/11 12:52

常念小屋に戻ってきました
休憩しながらアイゼンとピッケルを準備

5/11 13:08

一ノ沢へ

5/11 13:10

トラバース道はしっかりしてるので安心

5/11 13:13

一気に下る！

5/11 13:23

下る下る！！
急過ぎて下が見えん

5/11 13:29

何かいた
カモシカ？

5/11 13:37

下りはアッと言う間
山頂が遠くなった

5/11 13:38

赤布が等間隔に立てられています

5/11 13:47

沢にぶつかり、急な下りも終わり

5/11 13:51

緑の中から白いのがニョロン

5/11 14:01

そろそろアイゼンとピッケルをしまいましょう

5/11 14:11

沢を渡って

5/11 14:27

森の中へ

5/11 14:45

ここを渡る

5/11 14:55

5/11 14:59

油断すると転びます

5/11 15:07

5/11 15:08

ようやく大滝ベンチ
すでにヘトヘトです

5/11 15:23

もう少し

5/11 15:41

5/11 15:55

山ノ神
無事に下山してきました
感謝！

5/11 16:03

5/11 16:07

帰ってきました！
疲れたけれど、楽しい一日でした！！

5/11 16:14

お猿
食事中

5/11 16:25

駐車場はガラガラでした

撮影機器：

Canon EOS 70D Canon

感想

oyeees

残雪の北アルプスへ。

昨年と同じ燕岳にしようかと考えておりました。
ところが、GWあたりから常念岳のレコが多くなってきて
もしかして行けるかも・・・なんて思うようになりました。

皆さんの書かれたレコをしっかりと読み、
残雪状況や危険個所など頭へ詰め込みます。

過去に一度行った事のある常念岳。
皆さんのレコを読んでいるとだんだんと思い出してきますが、
前回訪れたのは紅葉の時期。
今の残雪期とは状況が異なりますので、十分な注意が必要です。

あとは天気。
この日は、日本列島の真ん中に高気圧がやってくる。
まして、次の日には台風がきてしまう。

もうこの日しかない！

前日は、残業で遅い帰宅となり少々寝不足ではありましたが、
双葉SAで眠○打破をゴクリと飲んで、登山口へと車を走らせました。

駐車場に着いた頃には夜も明け青空が広がっています。
予報通りの快晴！

逸る気持ちを抑えつつ、
忘れ物の無いようにしっかり荷造りをしてスタート。

若干の薄雲は出るものの、陽射しが途切れる事は無く快晴の下、
順調に進みます。

笠原からは残雪区間。
胸突八丁を過ぎると長い急登が始まります。
見上げても終わりは見えず、見えるのは青い空。
イヤになるようなキツイ登りですが、それが何故か楽しい！

ぜーぜー。はーはー。
背後からは容赦なく太陽が照り付け、汗が吹き出します。
森林限界を越え、もう少し進むとやっと長い残雪の急登も終わり。

ようやく辿り着いた常念乗越。
見えてきたのは大迫力の絶景！
残雪の槍穂の稜線が美しい！！
来て良かった。
登ってよかった。
そう思えた瞬間です。

常念小屋の前でアイゼンを外し、行動食でエネルギーチャージ。
さぁ、常念岳山頂へ！
・・・と、意気込んでみますが、ここから約400mの標高差。
これがまたキツイ！
ガレた岩に足をとられながら一歩一歩。
少しずつですが高度を上げます。

しだいに見えてくる向こうの山々。
確実に近付いている山頂。
遠く長かった道のりもついに終わり。

常念岳山頂。
誰もいない。
絶景独占。

やったーー！！

いつもでしたら写真撮影ですが、さすがに疲れました。
山頂標の写真を撮り、腰を下ろして先にお昼にします。

少し霞は掛かっているようですが、
遠くは富士山まではっきりと確認できます。
もちろん、眼の前には北アルプスの名峰たちが素晴らしい。

後続者さんも山頂にやってくると「お疲れさま。最高ですね！」
お互いに声を掛け合います。

しばらくはこの絶景を楽しみつつ、疲れも回復。
山頂から離れるのは残念ですが、そろそろ下山開始。

絶景を何度も何度も見ながら、常念乗越を一ノ沢へ。
急な残雪の下りなので一気です。

残雪も無くなれば、あとは比較的なだらかな下りになります。
振り返れば、山頂はあんなに遠くに。

さっきはあの場所に立ってたんだ。
あの場所できれいな景色を眺めていたんだ。

なんだか現実離れした、不思議な気分になりました。

コメント

NikkoMonkey

おつかれさま〜！！
今年は何処も雪解けが早いみたいだね！
この時期の穂高連邦は最高だよね〜

あ〜！一年前を思い出す〜。
前常念から三股まで一気に下る事3時間。
あれが悲劇の始まりだったからな〜
あれから爆弾モンキーになってしまいました
遅かれ早かれ爆弾抱える運命なんだけどね
爆弾！一周年記念は越後駒をゆっくり堪能する予定です
ご同行いかが？


「何度も、何度も振り返りながら・・・。」
それ！絶対誰しもだよね〜！

早く現実に戻りなよ！
俺は明日、天気が良いみたいだから。
雪の解ける前に会津駒に行って来るからね〜
夢の中へ〜 　夢の中へ〜

oyeees

Re: おつかれさま〜！！
NikkoMonkeyさん

コメントありがとうございます

膝爆弾、最近は如何でしょうか？
大変な思いをされながらも、徐々に復活されているMonkeyさん
これからもお大事に

いやでも現実に戻ってしまいました
都会の喧騒にコンクリートジャングルに排気ガス・・・
こんな中で生活していると、せめて一日でも山にいたい
そんな思いで行ってきました
今回も天気に恵まれ、大パノラマの絶景は夢のよう
またそんな夢の中へ飛び込んでみたいです

いまごろは会津駒ですか？
楽しいレコ、待ってます