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Yamareco

記録ID: 6384108
全員に公開
ハイキング
丹沢

関ふれ(2)弘法と道灌のみち+高取山+もう一つの糟屋館と道灌の墓

2024年01月19日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:23
距離
24.5km
登り
812m
下り
869m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:15
休憩
2:08
合計
8:23
距離 24.5km 登り 825m 下り 870m
8:02
27
8:29
8:37
6
8:43
8:44
3
8:47
8:48
7
8:55
9:01
6
9:07
8
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9:19
22
9:41
16
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15
10:12
10:21
44
11:05
5
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11:15
3
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11:25
20
11:45
5
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12:13
26
12:39
12:40
13
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13:01
13
13:14
14
13:28
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4
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13:36
3
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24
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14
14:28
14:37
37
15:14
15:45
40
16:25
0
16:25
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
S 瓜生野入口BS(神奈川中央バス 平塚−秦野線(下大槻団地経由)など)
G 伊勢原駅
コース状況/
危険箇所等
〇権現山・弘法山
公園そのものであり、散歩に適している。
〇善波峠〜高取山〜聖峰〜登山口
よく整備された登山道で、危険個所はない。ルート明確で指導標完備。ただし登りは2か所、木の根を登るやや長い急登がある。
下りは高取山〜聖峰〜登山口まで、一部急降下があるが、木の階段や九十九折りとなっていて歩きやすい。
〇上記以外は車道歩き。ごく一部を除き車はあまり通っていない(関東ふれあいの道部分)。

5日前(1/14)のゴール地点から再スタートです。「関東ふれあいの道」神奈川県コース番号9「弘法大師と桜のみち」を行く。
2024年01月19日 08:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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5日前(1/14)のゴール地点から再スタートです。「関東ふれあいの道」神奈川県コース番号9「弘法大師と桜のみち」を行く。
この「瓜生野入口BS」の瓜生野とは何か不明だったが、あとで謎が解けることになる。
2024年01月19日 08:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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この「瓜生野入口BS」の瓜生野とは何か不明だったが、あとで謎が解けることになる。
脇道に入り、弘法山に向かう。
2024年01月19日 08:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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脇道に入り、弘法山に向かう。
弘法山へ初めて行ったのは、秦野に通勤していた大昔、始業前に行った覚えがある。通勤靴で登れる公園というイメージ。
2024年01月19日 08:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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弘法山へ初めて行ったのは、秦野に通勤していた大昔、始業前に行った覚えがある。通勤靴で登れる公園というイメージ。
こちらからのアプローチは初めてだが、住宅街の急勾配を登っていくのでつらい。
2024年01月19日 08:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちらからのアプローチは初めてだが、住宅街の急勾配を登っていくのでつらい。
車が多い車道にぶつかると、浅間峠まではすぐだ。このルートはお勧めできないな。
2024年01月19日 08:26撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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車が多い車道にぶつかると、浅間峠まではすぐだ。このルートはお勧めできないな。
浅間峠にあった地図。下の右方向からやってきた。秦野駅からは、左から登る。こちらは階段の多い散策路だ。
2024年01月19日 08:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浅間峠にあった地図。下の右方向からやってきた。秦野駅からは、左から登る。こちらは階段の多い散策路だ。
せっかくだから、少し秦野駅方面に戻る。朝の散歩にはよさげ。
2024年01月19日 08:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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せっかくだから、少し秦野駅方面に戻る。朝の散歩にはよさげ。
浅間山です。浅間山って、日本にいくつあるのだろう。これは曽屋浅間山(せんげんやま)。
2024年01月19日 08:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浅間山です。浅間山って、日本にいくつあるのだろう。これは曽屋浅間山(せんげんやま)。
浅間峠に戻って、権現山へ。
2024年01月19日 08:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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浅間峠に戻って、権現山へ。
権現山まではひと登りだ。
2024年01月19日 08:51撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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権現山まではひと登りだ。
権現山です。
2024年01月19日 08:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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権現山です。
かつて権現堂があったから権現山ということらしい。山城もあったんだな。
2024年01月19日 09:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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かつて権現堂があったから権現山ということらしい。山城もあったんだな。
だからなのか、展望台は仏塔を模しているようだ。
2024年01月19日 08:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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だからなのか、展望台は仏塔を模しているようだ。
富士山が見えるはずだが、今日は残念。写っているのは秦野市街です。
2024年01月19日 08:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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富士山が見えるはずだが、今日は残念。写っているのは秦野市街です。
続いて弘法山へ。ここには何度か来ているはずだが、記憶にないなあ。こんな広い道だったっけ。
2024年01月19日 09:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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続いて弘法山へ。ここには何度か来ているはずだが、記憶にないなあ。こんな広い道だったっけ。
民俗行事の説明板があった。「瓜生野入口BS」の瓜生野とは集落の名前だったんだ。確かに地図を見るとこの山の一番近い麓の集落にその名を見つけた。
2024年01月19日 09:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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民俗行事の説明板があった。「瓜生野入口BS」の瓜生野とは集落の名前だったんだ。確かに地図を見るとこの山の一番近い麓の集落にその名を見つけた。
弘法山へもほんのひと登り。
2024年01月19日 09:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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弘法山へもほんのひと登り。
なかなか趣のある山頂だが、記憶からは欠落している。はるか昔だからな。
2024年01月19日 09:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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なかなか趣のある山頂だが、記憶からは欠落している。はるか昔だからな。
弘法山です。
2024年01月19日 09:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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弘法山です。
鶴巻温泉方面の展望が良い。
2024年01月19日 09:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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鶴巻温泉方面の展望が良い。
弘法山は、弘法大師が千座の護摩を修めたという信仰の山と説明がされる。弘法大師とあるお堂がある。
2024年01月19日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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弘法山は、弘法大師が千座の護摩を修めたという信仰の山と説明がされる。弘法大師とあるお堂がある。
弘法大師。この建物は釈迦堂といって、かつては釈迦如来像も祀られていたそうだ。
2024年01月19日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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弘法大師。この建物は釈迦堂といって、かつては釈迦如来像も祀られていたそうだ。
鐘楼もあったりしてお寺みたいだな。(今回訪ねたところは、ことごとく鐘楼があったのが印象に残った。この鐘は1801<享和元>年に再鋳されたものという)
2024年01月19日 09:18撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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鐘楼もあったりしてお寺みたいだな。(今回訪ねたところは、ことごとく鐘楼があったのが印象に残った。この鐘は1801<享和元>年に再鋳されたものという)
さて、下山だ。
2024年01月19日 09:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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さて、下山だ。
ここから、やっと自然林っぼくなる。そういえば、この辺りでクマも目撃されている。丹沢とは山つづきなのだ。
2024年01月19日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここから、やっと自然林っぼくなる。そういえば、この辺りでクマも目撃されている。丹沢とは山つづきなのだ。
イヌシデ。
2024年01月19日 09:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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イヌシデ。
「関東ふれあいの道」は、ここからR246に降りるルートだが、せっかくだから、高取山を目指してルートを変えることとする。
2024年01月19日 09:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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「関東ふれあいの道」は、ここからR246に降りるルートだが、せっかくだから、高取山を目指してルートを変えることとする。
少し行くとまた分岐。右が、吾妻山をへて鶴巻温泉に出るコースでかつて歩いたことがある。今日は、左へ、ここから初めて辿る道だ。
2024年01月19日 09:37撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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少し行くとまた分岐。右が、吾妻山をへて鶴巻温泉に出るコースでかつて歩いたことがある。今日は、左へ、ここから初めて辿る道だ。
少し降りると、御夜燈というのがある。1827年に旅人の峠越えの安全のため、菜種から採った油をともしたという説明があった。よく残っているね。
2024年01月19日 09:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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少し降りると、御夜燈というのがある。1827年に旅人の峠越えの安全のため、菜種から採った油をともしたという説明があった。よく残っているね。
そのすぐ下が善波峠。この道は矢倉沢往還だという説明板がある。
2024年01月19日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そのすぐ下が善波峠。この道は矢倉沢往還だという説明板がある。
R246はトンネルでこの善波峠を潜っているし、市道もトンネルだから、矢倉沢往還は山道で残っているわけだ。矢倉沢とは足柄峠の手前、南足柄市の関本の先にある関所。矢倉沢往還の旧道歩きも楽しいかもしれない。
2024年01月19日 09:41撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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R246はトンネルでこの善波峠を潜っているし、市道もトンネルだから、矢倉沢往還は山道で残っているわけだ。矢倉沢とは足柄峠の手前、南足柄市の関本の先にある関所。矢倉沢往還の旧道歩きも楽しいかもしれない。
善波峠を超えてから、自然林が続く。
2024年01月19日 09:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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善波峠を超えてから、自然林が続く。
コウヤボウキがたくさんあった。
2024年01月19日 09:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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コウヤボウキがたくさんあった。
意外に常緑樹も多い。まだ標高低いしな。何の樹だろう。
2024年01月19日 09:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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意外に常緑樹も多い。まだ標高低いしな。何の樹だろう。
イズセンリョウ。
2024年01月19日 09:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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イズセンリョウ。
こちらはアラカシだな。
2024年01月19日 09:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちらはアラカシだな。
シカ・イノシシ柵と説明があった。このあたりだとイノシシは多そうだ。
2024年01月19日 10:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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シカ・イノシシ柵と説明があった。このあたりだとイノシシは多そうだ。
ウラジロガシ。
2024年01月19日 10:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ウラジロガシ。
そう登らずに念仏山です。
2024年01月19日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そう登らずに念仏山です。
ベンチで休憩。目も前に指導標。大山蓑毛という表示が紛らわしいな、大山経由蓑毛でもあるし、途中で蓑毛に降りられるはず。(と、方向を確認したはずなのだが)
2024年01月19日 10:09撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ベンチで休憩。目も前に指導標。大山蓑毛という表示が紛らわしいな、大山経由蓑毛でもあるし、途中で蓑毛に降りられるはず。(と、方向を確認したはずなのだが)
後方奥にあった説明看板に、ここらの山はみんな信仰の山なんだなと感心して、うっかりと、、、
2024年01月19日 10:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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後方奥にあった説明看板に、ここらの山はみんな信仰の山なんだなと感心して、うっかりと、、、
そのまま奥に進んでしまった。この柵を越えて、すぐ気づいたので良かったが。(道としては良好そうだった)
2024年01月19日 10:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そのまま奥に進んでしまった。この柵を越えて、すぐ気づいたので良かったが。(道としては良好そうだった)
戻って、正規の道をしばらく行くと、急登となる。このあたりは人工林なので黙々と登る。
2024年01月19日 10:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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戻って、正規の道をしばらく行くと、急登となる。このあたりは人工林なので黙々と登る。
写真ではわかりにくいが、直線的な登りがかなり続く。
2024年01月19日 10:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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写真ではわかりにくいが、直線的な登りがかなり続く。
巻道となってホッと一息。いつもピークが気になるんだが、このピークはパス。
2024年01月19日 10:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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巻道となってホッと一息。いつもピークが気になるんだが、このピークはパス。
微小ピークをいくつか越えると、、、
2024年01月19日 10:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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微小ピークをいくつか越えると、、、
ミヤマシキミですね。グレープフルーツの匂い。
2024年01月19日 10:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ミヤマシキミですね。グレープフルーツの匂い。
こちららは雄株かな。この樹は西大台でみかけ、自然度の高い環境に生えると思っていたので意外。このあたりは低山ながら自然度高いかも(調べてみたらこの樹は低山に多いという)。
2024年01月19日 10:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちららは雄株かな。この樹は西大台でみかけ、自然度の高い環境に生えると思っていたので意外。このあたりは低山ながら自然度高いかも(調べてみたらこの樹は低山に多いという)。
あれが、目指す高取山だ。
2024年01月19日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あれが、目指す高取山だ。
ここから2度目の急登。
2024年01月19日 10:56撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここから2度目の急登。
左から巻けそうだが、ここは一気に直登だ。
2024年01月19日 10:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
1
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左から巻けそうだが、ここは一気に直登だ。
山頂が近いと分かったので、樹の根の階段をグイグイ登る。
2024年01月19日 11:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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山頂が近いと分かったので、樹の根の階段をグイグイ登る。
分岐を過ぎれば、、、
2024年01月19日 11:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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分岐を過ぎれば、、、
あとは木の階段をひと登りだ。
2024年01月19日 11:06撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あとは木の階段をひと登りだ。
高取山です。登り甲斐がありました。
2024年01月19日 11:10撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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高取山です。登り甲斐がありました。
大山がどかーんと目の前に。鞍掛山から見た岩手山みたい、とは言いすぎか。
2024年01月19日 11:11撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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大山がどかーんと目の前に。鞍掛山から見た岩手山みたい、とは言いすぎか。
このまま尾根伝いに大山に行くともできるが、今日は「関東ふれあいの道」シリーズだ。聖峰から伊勢原市比々多に降りて合流する。
2024年01月19日 11:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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このまま尾根伝いに大山に行くともできるが、今日は「関東ふれあいの道」シリーズだ。聖峰から伊勢原市比々多に降りて合流する。
この道もかなり急だが、階段がよく整備されいて、、
2024年01月19日 11:22撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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この道もかなり急だが、階段がよく整備されいて、、
大展望が開けていて、しばし立ち止まる。真ん中が江ノ島。
2024年01月19日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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大展望が開けていて、しばし立ち止まる。真ん中が江ノ島。
目立つ道路が新東名かな。午後はあのあたりの史跡巡りなのだ(「関東ふれあいの道」神奈川県コース番号10「太田道灌・日向薬師のみち」)。
2024年01月19日 11:23撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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目立つ道路が新東名かな。午後はあのあたりの史跡巡りなのだ(「関東ふれあいの道」神奈川県コース番号10「太田道灌・日向薬師のみち」)。
正面奥に都庁も見える。
2024年01月19日 11:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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正面奥に都庁も見える。
ミヤマシキミはここにもある。
2024年01月19日 11:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ミヤマシキミはここにもある。
聖峰が見えてきた。
2024年01月19日 11:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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聖峰が見えてきた。
不動堂とある。
2024年01月19日 11:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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不動堂とある。
不動明王ですね。
2024年01月19日 11:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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不動明王ですね。
ここからも急降下だが、九十九折に道が整備されている。地形図にない道なので、最近拓かれたのかもしれない。
2024年01月19日 12:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
2
1/19 12:14
ここからも急降下だが、九十九折に道が整備されている。地形図にない道なので、最近拓かれたのかもしれない。
登山口。
2024年01月19日 12:30撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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登山口。
ここからは車道歩き。
2024年01月19日 12:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここからは車道歩き。
沿道に掲示されていた手書きの地図。聖峰世話人会とある。ここ栗原地区の方々によって整備されているようだ。
2024年01月19日 12:40撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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沿道に掲示されていた手書きの地図。聖峰世話人会とある。ここ栗原地区の方々によって整備されているようだ。
里山の風景を楽しんで歩くと、、、
2024年01月19日 12:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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里山の風景を楽しんで歩くと、、、
関ふれ10「太田道灌・日向薬師のみち」に合流する。
2024年01月19日 12:52撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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関ふれ10「太田道灌・日向薬師のみち」に合流する。
三之宮比々多神社です。相模国三宮だ。一宮は寒川神社、二宮は川勾神社(二宮町)。三ノ宮も比々多も地名となっている(比々多は広域)。
2024年01月19日 12:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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三之宮比々多神社です。相模国三宮だ。一宮は寒川神社、二宮は川勾神社(二宮町)。三ノ宮も比々多も地名となっている(比々多は広域)。
ここにも鐘楼(今日、二つ目)。
2024年01月19日 12:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここにも鐘楼(今日、二つ目)。
お神輿の展示があり、3つもあった。
2024年01月19日 12:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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お神輿の展示があり、3つもあった。
国府祭とあるのが、5日前の「関ふれ(1)」、大磯の鷹取山の麓の神揃山で行われる古くからの祭りのことだろう。ここから大磯までこの神輿が行くのだ。(調べたら途中バスを使うようだ)
2024年01月19日 12:57撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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国府祭とあるのが、5日前の「関ふれ(1)」、大磯の鷹取山の麓の神揃山で行われる古くからの祭りのことだろう。ここから大磯までこの神輿が行くのだ。(調べたら途中バスを使うようだ)
神社の境内は広いようだが、社叢林に古い樹はそうない。次は上粕屋神社に向かう。
2024年01月19日 13:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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神社の境内は広いようだが、社叢林に古い樹はそうない。次は上粕屋神社に向かう。
関東ふれあいの道は農村を行く。
2024年01月19日 13:04撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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関東ふれあいの道は農村を行く。
丸石の道祖神だ。
2024年01月19日 13:07撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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丸石の道祖神だ。
伯母様村観音とある。伯母様って何だろう?
2024年01月19日 13:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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伯母様村観音とある。伯母様って何だろう?
中には着飾った観音様。
2024年01月19日 13:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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中には着飾った観音様。
伯母様とは、地名だった。普通におばさまと読む。
2024年01月19日 13:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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伯母様とは、地名だった。普通におばさまと読む。
道は住宅地に入る。新しい住宅地みたいだ。
2024年01月19日 13:19撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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道は住宅地に入る。新しい住宅地みたいだ。
七人塚。解説板にはこうあった。江戸城の築城で有名な太田道灌が、主君上杉定正に「道灌 謀反心あり」と疑われ、定正の糟屋館に招かれ、刺客によって暗殺されました。そのとき上杉方の攻撃を一手に引き受けて討ち死した道灌の家臣7名の墓で「七人塚」と伝えられています。この塚は、上粕屋神社の境内の杉林の中に7つ並んでいましたが、明治の末に開墾するとき一つ残された伴頭のものといわれ、今でも七人塚と呼ばれています。
2024年01月19日 13:28撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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七人塚。解説板にはこうあった。江戸城の築城で有名な太田道灌が、主君上杉定正に「道灌 謀反心あり」と疑われ、定正の糟屋館に招かれ、刺客によって暗殺されました。そのとき上杉方の攻撃を一手に引き受けて討ち死した道灌の家臣7名の墓で「七人塚」と伝えられています。この塚は、上粕屋神社の境内の杉林の中に7つ並んでいましたが、明治の末に開墾するとき一つ残された伴頭のものといわれ、今でも七人塚と呼ばれています。
太田道灌の墓がすぐ近くにあるので行ってみよう。
2024年01月19日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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太田道灌の墓がすぐ近くにあるので行ってみよう。
太田道灌公霊地。洞昌院の境内となるが少し離れてポツリと見捨てられたかのようにあった。
2024年01月19日 13:34撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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太田道灌公霊地。洞昌院の境内となるが少し離れてポツリと見捨てられたかのようにあった。
宝篋印塔という供養塔である。この太田道灌の墓は、胴塚と呼ばれている。ということは、もう一つ首塚があるはずだ。(この後、ルート外だが行ってみよう)
2024年01月19日 13:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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宝篋印塔という供養塔である。この太田道灌の墓は、胴塚と呼ばれている。ということは、もう一つ首塚があるはずだ。(この後、ルート外だが行ってみよう)
お墓の横。左の赤い帽子をかぶっているのが、明治時代までは立派な松があって、その切株だという。その前の大木が気になった。
2024年01月19日 13:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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お墓の横。左の赤い帽子をかぶっているのが、明治時代までは立派な松があって、その切株だという。その前の大木が気になった。
これはコウヤマキだ。洞昌院は太田道灌の開基した寺と言われているが、かつては社叢林で覆われていたのかもしれない。
2024年01月19日 13:35撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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これはコウヤマキだ。洞昌院は太田道灌の開基した寺と言われているが、かつては社叢林で覆われていたのかもしれない。
七人塚に戻って進むと上粕屋神社。上粕屋とは地名だ。かつては山王宮。日枝大社ですね。
2024年01月19日 13:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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七人塚に戻って進むと上粕屋神社。上粕屋とは地名だ。かつては山王宮。日枝大社ですね。
ここにも鐘楼が(三つ目)。
2024年01月19日 13:39撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここにも鐘楼が(三つ目)。
関東ふれ道の次の目的地は、産業能率大学だが、迂回路の表示があった。産業能率大学の正門は北側で、大回りになる。しかしバス停がそこにあるし、太田道灌の暗殺の場・糟屋館の比定地でもあるのだ。
2024年01月19日 13:49撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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関東ふれ道の次の目的地は、産業能率大学だが、迂回路の表示があった。産業能率大学の正門は北側で、大回りになる。しかしバス停がそこにあるし、太田道灌の暗殺の場・糟屋館の比定地でもあるのだ。
迂回路ではなく、まずは横断できなくなった地点へ最短距離で向かった。確かに信号はあるが、横断歩道がない。この道路は手前で横断してきたので、産業能率大学に向かおうとしたら、、、
2024年01月19日 13:59撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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迂回路ではなく、まずは横断できなくなった地点へ最短距離で向かった。確かに信号はあるが、横断歩道がない。この道路は手前で横断してきたので、産業能率大学に向かおうとしたら、、、
なんと、道自体がないのである。広いエリアが工事中なのだ。新東名のアクセス道路とかR246バイパスとかの工事かな(左に見えるのが産業能率大)。
2024年01月19日 14:00撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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なんと、道自体がないのである。広いエリアが工事中なのだ。新東名のアクセス道路とかR246バイパスとかの工事かな(左に見えるのが産業能率大)。
どうやら遺跡調査も行っているようだ。そういえば、伊勢原の道路整備で多くの遺跡が見つかったと聞いたことがある。糟屋館も調査対象のようだ。
2024年01月19日 14:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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どうやら遺跡調査も行っているようだ。そういえば、伊勢原の道路整備で多くの遺跡が見つかったと聞いたことがある。糟屋館も調査対象のようだ。
迷走してやっと、産業能率台の正門。今日の関ふれ道はここまで。
2024年01月19日 14:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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迷走してやっと、産業能率台の正門。今日の関ふれ道はここまで。
ここに糟屋館の説明板があった。どうやら、建物の趾が発掘されたが、何の建物だったかは明らかにできなかったようだ。さっき見てきた太田道灌の墓の近くというのが論拠なんだな。
2024年01月19日 14:13撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここに糟屋館の説明板があった。どうやら、建物の趾が発掘されたが、何の建物だったかは明らかにできなかったようだ。さっき見てきた太田道灌の墓の近くというのが論拠なんだな。
ここはバスの本数が多いので、次の再スタート地点にしようと思っていた。このままバスに乗って帰ってもよかったが、太田道灌の墓と糟屋館比定地はもうひとつあるのだ。伊勢原駅への帰り道でもある。
2024年01月19日 14:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここはバスの本数が多いので、次の再スタート地点にしようと思っていた。このままバスに乗って帰ってもよかったが、太田道灌の墓と糟屋館比定地はもうひとつあるのだ。伊勢原駅への帰り道でもある。
以下、関ふれコース外なので、最短コースをとり、ルート説明は省略する。道としてはつまんないです。
2024年01月19日 14:20撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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以下、関ふれコース外なので、最短コースをとり、ルート説明は省略する。道としてはつまんないです。
とはいえ、途中には、また道祖神。
2024年01月19日 14:43撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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とはいえ、途中には、また道祖神。
こちらは、なんだ、多重塔らしきのがいくつもある。ここに集めたのかな。
2024年01月19日 14:44撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちらは、なんだ、多重塔らしきのがいくつもある。ここに集めたのかな。
東海大学病院の前を通り、、、(ここは何回か来た。一回は救急車でだ←付き添いです。この地域の一大拠点病院)。
2024年01月19日 15:03撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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東海大学病院の前を通り、、、(ここは何回か来た。一回は救急車でだ←付き添いです。この地域の一大拠点病院)。
国道246号に出る。ここは下糟屋という地名だ。
2024年01月19日 15:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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国道246号に出る。ここは下糟屋という地名だ。
ここに丸山城址公園がある。
2024年01月19日 15:14撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここに丸山城址公園がある。
ここは観察し易い城址として有名で、一度来てみたかった。まず、一段上がるようになっていて、、、
2024年01月19日 15:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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ここは観察し易い城址として有名で、一度来てみたかった。まず、一段上がるようになっていて、、、
これは切岸だという。盛ったのでなくて切ったわけだ。
2024年01月19日 15:15撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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これは切岸だという。盛ったのでなくて切ったわけだ。
階段を上がると、広い敷地だ。親子づれが何組かいらっしゃった。
2024年01月19日 15:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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階段を上がると、広い敷地だ。親子づれが何組かいらっしゃった。
遠くに見えるのは、大山。
2024年01月19日 15:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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遠くに見えるのは、大山。
説明板がたくさんあって、理解が進む。「太田道灌が活躍し、同館の主君である北条定正に関連する城(館)の可能性があります」とある。ここが道灌が殺されたという糟屋館であろうという説が浮上してきているという。
2024年01月19日 15:17撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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説明板がたくさんあって、理解が進む。「太田道灌が活躍し、同館の主君である北条定正に関連する城(館)の可能性があります」とある。ここが道灌が殺されたという糟屋館であろうという説が浮上してきているという。
土塁は曲がっていて、横矢掛けとされる。
2024年01月19日 15:31撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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土塁は曲がっていて、横矢掛けとされる。
反対側を降りると公園路が半周しているが、ここは空堀が発掘されている。この空堀は、隣の神社まで続いていたとあった。
2024年01月19日 15:21撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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反対側を降りると公園路が半周しているが、ここは空堀が発掘されている。この空堀は、隣の神社まで続いていたとあった。
隣の神社とは、何か。この丘は、国道246号で分断されているのだ。今は、公園内から橋で渡る。(下り方面)
2024年01月19日 15:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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隣の神社とは、何か。この丘は、国道246号で分断されているのだ。今は、公園内から橋で渡る。(下り方面)
上り方面。R246は元は、午前中にも出てきた矢倉沢往還だ。つまり中世の主要街道。この城が戦略拠点だったことが判る。左が公園だ。そして、右側には、、、
2024年01月19日 15:46撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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上り方面。R246は元は、午前中にも出てきた矢倉沢往還だ。つまり中世の主要街道。この城が戦略拠点だったことが判る。左が公園だ。そして、右側には、、、
高部屋神社がある。空堀がここまで続いていたということは、城の中にあったわけだ。
2024年01月19日 15:47撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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高部屋神社がある。空堀がここまで続いていたということは、城の中にあったわけだ。
高部屋神社は延喜式にも載っている古い神社。
2024年01月19日 15:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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高部屋神社は延喜式にも載っている古い神社。
見事な彫刻。左は浦島太郎のようだ。
2024年01月19日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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見事な彫刻。左は浦島太郎のようだ。
そして、注連縄には黒いものが。海藻のホンダワラだという。「汐汲み神事」というのがあり、平安期から海岸に出向き、海水や海藻を持ち帰る。その海岸とは大磯の照ヶ崎海岸だ。
2024年01月19日 15:48撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そして、注連縄には黒いものが。海藻のホンダワラだという。「汐汲み神事」というのがあり、平安期から海岸に出向き、海水や海藻を持ち帰る。その海岸とは大磯の照ヶ崎海岸だ。
鳥居にもホンダワラ。比々多神社も大磯に行き(国府祭)、この神社も大磯に行く。大磯は国府であったから、そして、神様と言えば海から来られたという信仰があったということだろうか。
2024年01月19日 15:55撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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鳥居にもホンダワラ。比々多神社も大磯に行き(国府祭)、この神社も大磯に行く。大磯は国府であったから、そして、神様と言えば海から来られたという信仰があったということだろうか。
そしてここにも梵鐘(四つ目)。
2024年01月19日 15:54撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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そしてここにも梵鐘(四つ目)。
1386年。県指定重要文化財とある。
2024年01月19日 15:53撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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1386年。県指定重要文化財とある。
神社(と城址)のある丘を降りると田んぼが広がっていて、びっくり。駅に近いぞ、ここは。このあたりに太田道灌のもう一つの墓があるはずなのだが。
2024年01月19日 15:58撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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神社(と城址)のある丘を降りると田んぼが広がっていて、びっくり。駅に近いぞ、ここは。このあたりに太田道灌のもう一つの墓があるはずなのだが。
あったあれだ。
2024年01月19日 16:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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あったあれだ。
太田道灌公霊地とある。 道灌の菩提寺の大慈寺(臨済宗建長寺派)から少し離れている。道灌の叔父の建長寺長老・周厳禅師が鎌倉から移して供養塔を建てたものらしい。
2024年01月19日 16:01撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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太田道灌公霊地とある。 道灌の菩提寺の大慈寺(臨済宗建長寺派)から少し離れている。道灌の叔父の建長寺長老・周厳禅師が鎌倉から移して供養塔を建てたものらしい。
こちらの墓は、首塚と呼ばれてきたという。近くに墓が二つあることを昔からみんなが知っていたからかな。宝篋印塔にも五輪塔にも見える。
2024年01月19日 16:02撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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こちらの墓は、首塚と呼ばれてきたという。近くに墓が二つあることを昔からみんなが知っていたからかな。宝篋印塔にも五輪塔にも見える。
田んぼを照らす夕陽が美しい。右が東海大病院、左が伊勢原協同病院(この病院も行ったことがある。かかりつけ整形外科の提携病院なのだ)。
2024年01月19日 16:05撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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田んぼを照らす夕陽が美しい。右が東海大病院、左が伊勢原協同病院(この病院も行ったことがある。かかりつけ整形外科の提携病院なのだ)。
伊勢原市役所の太田道灌の像。
2024年01月19日 16:12撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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伊勢原市役所の太田道灌の像。
おっ、なつかしい。焼き鳥と言えばこの店。アパートみたいだが、個室が並んでいるのだ。
2024年01月19日 16:16撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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おっ、なつかしい。焼き鳥と言えばこの店。アパートみたいだが、個室が並んでいるのだ。
伊勢原駅です。ここからバスで帰宅です。今日は欲張り過ぎだったかな。
2024年01月19日 16:24撮影 by  Canon EOS 6D, Canon
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伊勢原駅です。ここからバスで帰宅です。今日は欲張り過ぎだったかな。
撮影機器:

感想

「関東ふれあいの道」略して「関ふれ」第2弾です。5日前のゴール地点から再スタート。神奈川県コース番号7「弘法大師と桜のみち」と、8「太田道灌・日向薬師のみち」の前半、太田道灌部分です。

ただ今回は、半分ほどは別ルートをとった。コース7の権現山と弘法山を登った後にコースを離れ、善波峠をくぐる(R246)のではなく越えていき、高取山に登り聖峰を経て、比々多神社でコース8に合流した。コース8では、太田道灌の墓と暗殺された糟屋館の有力比定地である産業能率大学まで行った後、コースを外れて糟屋館のもう一つの比定地である丸山城址ともう一つの道灌の墓に行き、伊勢原駅にゴールした。次回、コース8は産業能率大学から再スタートとしたい。

午前中はなかなか登りがいのあった高取山など山歩き、午後は太田道灌の史跡と神社を巡る里歩きと、充実した一日だった。

この充実の意味は、連続して歩いたおかげで(第1弾を含めて)、単に赤線がつながるだけでなく、いろいろなものがつながったということだ。

そのつながりは、山も里も「祈り」の地であったというつながり、太田道灌を巡るつながり、大磯と伊勢原のつながり、などがある。これらは「関ふれ」コース自体に埋め込まれていたものと、つなげるために独自ルートを追加設定したものがある。あるいは、予め知っていたものを確認したものと、歩いて発見したものの両者がある、と言っても良い。以下、その説明である。


【計画経緯〜あらかじめの設定】
もともとは、丸山城址に行きたかった。西股総生さんが「土の城」観察入門として挙げていたからだ。ここは伊勢原駅から徒歩30分ほどでバスも使えるが、わざわざそのためだけに行くには中途半端なので、何かのついでに行ける機会を待っていた。しかし、その機会が訪れることもなく1年間が過ぎた。

セットにするなら、弘法山ぐらいだがそこは行ったことあるし、あとは高取山に足を延ばそうかとも思ったが、高取山から丸山城址までの長い車道歩きは退屈すぎる、と躊躇していた。

そこに、「関東ふれあいの道」踏破という企画が合わさった。このコースは、高取山は通らないが、弘法山から比々多神社・産業能率大学へ続いていて、その途中からなら丸山城址に足を延ばしてもよさそうだ。問題は、どこでコースを離れるかだった。

前日になって、丸山城址の予習をしていたら糟屋館であった可能性があるという記述が目に留まった。この糟屋館は、関ふれのコースの産業能率大学が比定地とされているのである。両者は4km近く(徒歩40分)離れている。糟屋館とは、太田道灌が1486年に暗殺された場所で、道灌の主君の上杉定正、つまり扇谷上杉氏の館のことである。「関ふれ」8コースは「太田道灌のみち」と名付けられていて、糟屋館跡とともに太田道灌の墓を巡る。館と墓の距離は1kmに満たない。ところが、太田道灌の墓はもう一つあって、丸山城址のすぐそばにもあることを知った。どうやら2説が存在する。

こうして、少し距離は長くなるが、「関ふれ」で産業能率大学まで行って、その後、太田道灌の暗殺されたもうひとつの糟屋館ともうひとつの墓も併せて訪れて、伊勢原駅に出るというコースが完成した。

高取山も加えるので、日帰りにしては長すぎるが、里歩きを後半に持ってくれば、いつでもエスケープしてバスに乗れるので、気楽ではあった。

【歩いてみてわかったこと】
ヤマレコなので、登山的要素から。

権現山・弘法山は公園であり朝の散歩にちょうど良い感じだ。ナイトハイクも軽がるだろう。高取山も似たようなものかと思っていたが、意外にもしっかり登山だった。道はよく整備されているが、木の根を登るやや長い急登が2か所ある。これは直登となっているからなのだが、大山に登るよりキツイ感じがした。

前衛とはいえ、さすが丹沢なのだ。人工林エリアは狭く、クマも目撃されているといい、自然度も高いと感じた。聖峰側は草地もあり野草の花も多いかもしれない。

(山も里も「祈り」の地)
権現山も弘法山も念仏山も聖峰も、祈りの山であった。山名からしてそうであるが、祈りを捧げに登る山だ。山とはどこもそうかもしれないが、これらは、その遺構や伝承を残していた。権現山は権現様であり、弘法山は空海の伝説だし、念仏山は阿弥陀仏だし、聖峰は不動明王と、それぞれ違うが、それらを後世に伝えようとしていた。

里の方も、伊勢原市は日本遺産に指定されている。これは大山詣りを中心としたものであるが、今回歩いたエリアも「今に息づく庶民信仰」として、比々多神社や高部屋神社が構成文化財となっている。道端には道祖神や観音様の石仏も目についた。それらは、屋根をつけたり囲ったりして丁寧に保全されていているようだった。不動明王の聖峰への登山道も麓の栗原地区の人が整備しているようだった。これも庶民信仰といってよいかもしれない。こちらは秦野市だが、権現山の百八松明も麓の瓜生野地区による五穀豊穣・悪疫退散の祈りだ。

後世に伝えるということでは祭り(神事)が大切だとも改めて感じた。比々多神社は養老年間(717年-)から始まったとされる国府祭に参加し、高部屋神社は平安時代から続く汐汲み神事を150年ぶりに再開させたという(2017年)。

興味深いことに、両者ともに大磯に出向くのである。国府祭は大磯の鷹取山の麓の神揃山で行われ、相模国の国府が大磯にあった論拠の一つになっている(多説ある)。神揃山は、5日前に「関ふれ」(1)で訪れたのだ。汐汲み神事も大磯の照ヶ崎海岸で、海水と海藻のホンダワラ、浜砂を採取する。ホンダワラは神社の注連縄に供えて(ぶら下げて)あった。伊勢原と大磯の意外なつながりだ。

★関ふれ(1)大磯の海〜鷹取山の照葉樹林〜土屋の山里の寺社史跡を結ぶ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6374510.html

蛇足ながら、照ヶ崎海岸はアオバトの観察地でもある。夏になるとアオバトが海水を飲みに来る。何度か見に行ったことがあるが、それは沢山きていた。このアオバトは丹沢から来るといわれていて、中には伊勢原のアオバトもいるかもしれない。

(太田道灌の2つの墓と2つの館)
太田道灌は伊勢原市役所に銅像があるほどだから、地元の偉人としてたたえられているのだろう。といっても、生地ではなく、暗殺された場所である糟屋館(扇谷上杉家の居館)が伊勢原市にあり、道灌の墓もあるというゆかりだ。ただ館の所在地は確定しておらず、墓も二か所ある。

今回、もともと丸山城址に行くつもりだったのが、その説明に糟屋館(かすややかた)への言及があり、そういえば、関東ふれあいの道のコースにも糟屋館があったことを思い出し(産業能率大学)、初めて、伊勢原市内に比定地が二か所あることを知った。どちらか一方だけ見ていたら分からなかっただろう。面白いことに、二か所の墓は、それぞれ糟屋館の二つの比定地の近くにある。

実際歩いてみて、この二か所の比定地はかなり離れていて、途中には小さいながら丘もいくつかあり、とても一体の地域とは思えなかった。地名も、上粕屋と下糟屋であり、どう解釈すればよいか微妙だ。途中で移転したのかもしれない。

想定外だったのは、上粕屋(産業能率大学)の道が通行できなかったことだ(後で確認したら公式ホームページに、現場に掲示されていたのと同じルート変更の地図が掲載されていた)。おかげ遠回りを余儀なくされたが、道路工事に伴う遺跡発掘調査というから致し方ない。よくよく考えてみると、伊勢原市は遺跡発掘ラッシュなのだ。

というのも、この地域はかつては神奈川県随一の穀倉地帯だった。比々多地区を中心に水田が広がっていた。今でもまだ多く、県内では開発は遅れている部類だ。そこに第二東名やら国道246号バイパスやらの工事で、続々と市内各所で遺跡が出てきていると聞いていた。

どうも、縄文から近世まで遺跡の年代の幅は広いが、糟屋館も発掘調査のターゲットの一つらしい。その成果を期待したい。


この続きは、日向薬師を経て清川村、愛川町とだんだんと馴染みのない地域に入っていく。何が待ち受けているのだろう。

(参考文献)
西股総生『戦国の城の歩き方』(KKベストセラーズ2017)〜丸山城址の糟屋館説

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