針ノ木岳~蓮華岳 (大雪渓からヤマクボ沢より周回)
- GPS
- 08:54
- 距離
- 15.5km
- 登り
- 1,914m
- 下り
- 1,913m
コースタイム
天候 | 快晴♪ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
長野自動車安曇野ICより下道で1時間弱 走行には問題ありません 【駐車場】 扇沢駅市営駐車場を利用(無料、トイレ無し) 約300台ほど駐車可能 《トイレはすぐ近くにある扇沢駅に有ります》 【マップコード】 扇沢駅市営駐車場 691 492 756 扇沢有料駐車場 691 491 628 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース状況】 《登山口〜マヤクボ沢出合》 登り始めより標識リボンに従い夏道を進んでいきます。標識は各ポイントにつけられていますが、そのまま進むと夏道に誘導されてしまいますのでこの時期は注意が必要です。 ルート状問題は無いのですが、雪が残るこの残雪の時期はルートミスの危険が高いため、ほそうされた林道より伸びる未舗装の林道を進み篭川の雪渓から進むルートの方が安全かと思います。(ただし、雪渓直登ルートには標識が無いので下調べは慎重に…) 雪渓に取り付き、ひたすら雪渓つたいに高度を上げていきます。 目印等は有りませんが、雪渓を辿っていけばルートミスには問題は無いかと思います。 《マヤクボ沢出合〜針ノ木峠》 大雪渓をつめていくとマヤクボ沢の出合に到着します。 ここでルートは左右に分かれます。多くの利用者が使う山と高原の地図では左に進路を取り針ノ木峠へと目指すのが支流です。 残雪の時期であればマヤクボ沢を直登する方が近道です。 今回は蓮華岳を先に踏むルートを選択したため針ノ木峠へと取り付きました。 腐った雪の急登を慎重に登り切り針ノ木峠へ到着です。 《針ノ木峠〜蓮華岳》 針ノ木峠に到着すると槍・穂高方面の展望が広がり圧巻です。 針ノ木峠から蓮華岳までは夏道が出ており快適に進むことができました。 完全な夏道が出ており、特に危険な箇所は有りませんでした。 《針ノ木峠〜針ノ木岳》 登り始めより夏道が出ていますが、すぐに雪道へと変わります。稜線を辿りながら進んでいきますが、急斜面をトラバースするようにつけられたルートなので慎重に進む必要が有ります。山頂直下には急斜面の雪壁が現れ慎重に進み登りきるとピークに到着です。 《針ノ木岳〜マヤクボ沢出合》 山頂直下より針ノ木峠には戻らず、マヤクボ沢出合へと直降し一般ルートへと合流し下山しました。 |
写真
感想
せっかくの連休だったのに、台風の影響でテント泊での予定が日帰りに…。
この時期にまだ雪が有り登れる山でそこまで山行時間のかからないところを探し、今回は以前から残雪期に行きたかった針ノ木岳に。
そして、どうせ隣だしせっかくだからと言うことで、蓮華岳も登ってきました。
前日の夜出発し、いつものように車の中で時間まで仮眠。
5時出発にしていたのですが寝坊をし、少し遅れて出発。
出だし、ルートをミスし一旦引き返したりと焦りましたが、何とかこの時期の登山道を見つけられホッとしました。
この時期にしか歩けない堰堤の脇を歩きます。
大沢小屋までは緩やかな感じでしたが、ここを過ぎると一気に傾斜もきつくなり本格的な登りになります。
あたりを見渡すと巨大な落石の跡やデブリの跡が多くありました。
針ノ木岳の近道のマヤクボ沢方面と針ノ木峠へ向かう分岐のところでどちらに向かうか悩みましたが、先に蓮華岳を踏んでから針ノ木岳に向かい周回するような感じで下山することに決め、小屋までの見たからに急な斜面を登りました。
出だしはそこまできつくなかったのですが最後のひと踏ん張りがきつかったです。
蓮華岳までそこまで心配する雪もなくアイゼン無しで歩けました。
山頂のからはこの後登る針ノ木岳方面や槍・穂高方面、頸城山塊など景色が楽しめました。
小屋まで戻り少し休憩をし、今回のもう一つの目的の針ノ木岳に向かいました。
トレースもしっかりしているので歩きやすかったです。
距離は短いのですが、急斜面を登りきると山頂に到着です。
山頂からは、先ほど同様、最高の景色でした。
下山は来た道を少し戻り、雪渓をかけ降りました。
あんなに長い距離と急斜面を急降下することはあまり無いので凄く楽しかったです。
まっ、無事に降りられたからこんなこと言えるんですがね…。
今度は、夏の時期に扇沢を起点に針ノ木岳から爺ヶ岳へ周回するルートを歩いてみたいなぁ〜と思っています。
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