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Yamareco

記録ID: 6387705
全員に公開
ハイキング
丹沢

石砂山/ヤマビルの冬眠中に落ち葉をかき分けて周回

2024年01月28日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.0km
登り
482m
下り
493m

コースタイム

出発7:45−大石神社8:00−篠原登山口8:10−北東尾根取付き8:15−北東尾根に乗る8:30−390m圏コブ8:50〜9:25−一般登山道9:45−沢床に降りる10:05−496m峰北尾根取付き10:15−400m圏平坦地10:30−496m峰10:55〜11:50−石砂山東峰12:25〜12:40−伏馬田分岐12:50−石砂山西峰13:00−450m圏鞍部13:25−499m峰(川上ドッケ)13:50〜14:35−430m圏コブ14:50−420m圏クランク状曲折地点14:55−385m圏クランク状曲折地点15:05〜15:25−350m圏第1コブ15:35−破線ルートに合流15:40−害獣防止柵15:55−ゴール16:05
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道412号線を厚木から相模湖へ向かい、「さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト」前の信号で左折し、県道517号線に入る。篠原集落で右折し(直進は牧馬峠へ上がる518号線に変わる)、1km程で右側路肩に4, 5台停められるスペースがある。
コース状況/
危険箇所等
まず、石砂(いしざれ)山の東峰頂上から北東に伸びる枝尾根(石砂山北東尾根と仮称)を最末端から上る。380m圏コブで一般登山道に合流する直前で、南側の沢に降りる(高度差30m程の急なフラットバーンは、足場が土で崩れやすいため、滑落に十分注意)
一方、石砂山の東峰頂上から東北東方向の牧馬峠に伸びる主尾根上に496m峰がある。この頂上から北に短い枝尾根が伸びている(496m峰北尾根と仮称)。石砂山北東尾根から降りた後、沢を横切ってこの496m峰北尾根を突き上げる。
その後、石砂山東峰を経て、西峰から北に伸びている長い枝尾根(石砂山北尾根と仮称)を降りて篠原集落に戻る。
仮称した3つの尾根はバリエーションルートであるが、尾根筋には明瞭な踏跡が続いている。北尾根にはテープが散見できるが、他の尾根には見当たらない。
大石神社。篠原集落の中心部にあり、篠原・牧馬地区の氏神様。奈良時代に創建されたとか
2024年01月28日 08:03撮影
1/28 8:03
大石神社。篠原集落の中心部にあり、篠原・牧馬地区の氏神様。奈良時代に創建されたとか
大石神社の前を通り、県道518号線に出てから200m程歩くと石砂山登山口。道標は県道の東側に立っているが、登山口は西側の車道
2024年01月28日 08:12撮影
1/28 8:12
大石神社の前を通り、県道518号線に出てから200m程歩くと石砂山登山口。道標は県道の東側に立っているが、登山口は西側の車道
登山口から車道を100mほど進み、尾根の末端を回り込むと「馬頭太士」の石碑が建ち、山道が斜上している。ここが石砂山北東尾根への取付き。標高290m
2024年01月28日 08:15撮影
1/28 8:15
登山口から車道を100mほど進み、尾根の末端を回り込むと「馬頭太士」の石碑が建ち、山道が斜上している。ここが石砂山北東尾根への取付き。標高290m
山道を抜け、再び車道に出ると高原状になる。民家の前からこの高原状の斜面に刻まれたダート林道を直上する
2024年01月28日 08:23撮影
1/28 8:23
山道を抜け、再び車道に出ると高原状になる。民家の前からこの高原状の斜面に刻まれたダート林道を直上する
取付きから、地形図に描かれている破線→実線→破線と辿ると、自然に北東尾根に乗った。幅広く緩やかな尾根を進む
2024年01月28日 08:32撮影
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取付きから、地形図に描かれている破線→実線→破線と辿ると、自然に北東尾根に乗った。幅広く緩やかな尾根を進む
370m圏コブは西側を巻く。地形図上で破線は消えたが、明瞭な踏跡が続く。ただし、今は落ち葉に覆われているので、これをかき分けながら進む
2024年01月28日 08:42撮影
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370m圏コブは西側を巻く。地形図上で破線は消えたが、明瞭な踏跡が続く。ただし、今は落ち葉に覆われているので、これをかき分けながら進む
390m圏コブ。落ち葉だらけの頂上では、ヤマビルの活動期には、おちおち休んでもいられないが、今は冬眠中だから大丈夫
2024年01月28日 08:53撮影
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390m圏コブ。落ち葉だらけの頂上では、ヤマビルの活動期には、おちおち休んでもいられないが、今は冬眠中だから大丈夫
そろそろ南隣の496m峰北尾根に乗り移るため、南側の沢に降りるルートを探しながら進む。この尾根上は平坦だが、沢側は急斜面が続く
2024年01月28日 09:34撮影
1/28 9:34
そろそろ南隣の496m峰北尾根に乗り移るため、南側の沢に降りるルートを探しながら進む。この尾根上は平坦だが、沢側は急斜面が続く
沢への下降ルートが見つからないまま、一般登山道に合流してしまった。来た道を戻りながら再び下降ルートを探す
2024年01月28日 09:46撮影
1/28 9:46
沢への下降ルートが見つからないまま、一般登山道に合流してしまった。来た道を戻りながら再び下降ルートを探す
沢側はどこも傾斜40度程の落ち葉を纏った土の斜面。足場が脆く、崩れやすい。でも、降りるしかない!意を決して降り始める
2024年01月28日 09:57撮影
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沢側はどこも傾斜40度程の落ち葉を纏った土の斜面。足場が脆く、崩れやすい。でも、降りるしかない!意を決して降り始める
眼下に沢床が見えるが、そこまでフラットバーンなので滑ったら止まらないだろうな
2024年01月28日 09:57撮影
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眼下に沢床が見えるが、そこまでフラットバーンなので滑ったら止まらないだろうな
左を見ても右を見ても大差ない。でも、一息つける立木や倒木がある右寄りに、一歩一歩足場を確認し、時には踏み固めながら慎重に降りる
2024年01月28日 09:52撮影
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左を見ても右を見ても大差ない。でも、一息つける立木や倒木がある右寄りに、一歩一歩足場を確認し、時には踏み固めながら慎重に降りる
無事、沢床に降り立った!ヤレヤレ。次の目標の496m峰北尾根は右手の目の前だ。ここから取付くと上部が厳しそうなので、末端を回り込んで様子を見る
2024年01月28日 10:03撮影
1/28 10:03
無事、沢床に降り立った!ヤレヤレ。次の目標の496m峰北尾根は右手の目の前だ。ここから取付くと上部が厳しそうなので、末端を回り込んで様子を見る
少し沢を下る。北尾根で沢が狭められた個所に小さな堰堤が築かれていた
2024年01月28日 10:09撮影
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少し沢を下る。北尾根で沢が狭められた個所に小さな堰堤が築かれていた
堰堤の脇の北尾根側は、脆そうな岩の積み重なりで、とても登れない
2024年01月28日 10:08撮影
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堰堤の脇の北尾根側は、脆そうな岩の積み重なりで、とても登れない
東側の枝沢に少し入ってから、先ほどの岩場の端を裏側から1m程登り、さらに緩やかな岩場を登って行くと、簡単に北尾根に乗れた
2024年01月28日 10:11撮影
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東側の枝沢に少し入ってから、先ほどの岩場の端を裏側から1m程登り、さらに緩やかな岩場を登って行くと、簡単に北尾根に乗れた
北尾根にはプラスチック杭が打たれ、断続的に踏跡が続いていた
2024年01月28日 10:19撮影
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北尾根にはプラスチック杭が打たれ、断続的に踏跡が続いていた
400m圏で一時的に傾斜が緩まるだけで、あとはひたすら急登が続く。懸念した露岩も藪も無い
2024年01月28日 10:42撮影
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400m圏で一時的に傾斜が緩まるだけで、あとはひたすら急登が続く。懸念した露岩も藪も無い
496m峰に着いた。ここは、石砂山頂上と牧馬峠のほぼ中間地点
2024年01月28日 11:50撮影
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496m峰に着いた。ここは、石砂山頂上と牧馬峠のほぼ中間地点
石砂山まで一般登山道並みに良く踏まれた山道が続く
2024年01月28日 11:56撮影
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石砂山まで一般登山道並みに良く踏まれた山道が続く
この尾根上のコブの多くは巻道が付けられている。ヤマビルの心配も無く、厚く積もった落ち葉のラッセルは気持ち良い
2024年01月28日 11:58撮影
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この尾根上のコブの多くは巻道が付けられている。ヤマビルの心配も無く、厚く積もった落ち葉のラッセルは気持ち良い
石砂山東峰の頂上に着いた。山名杭には標高577mと書かれているが、地形図には578m
2024年01月28日 12:26撮影
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石砂山東峰の頂上に着いた。山名杭には標高577mと書かれているが、地形図には578m
ここは東海自然歩道の一角。案内図やテーブル、ベンチが整備されている
2024年01月28日 12:39撮影
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ここは東海自然歩道の一角。案内図やテーブル、ベンチが整備されている
南方向に、左から丹沢三ッ峰、焼山、黍殻山、袖平山が望まれる
2024年01月28日 12:27撮影
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南方向に、左から丹沢三ッ峰、焼山、黍殻山、袖平山が望まれる
ここから石砂山北尾根を下る。東峰から西に降り、鞍部を直進、伏馬田へ下る一般登山道と別れる
2024年01月28日 12:47撮影
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ここから石砂山北尾根を下る。東峰から西に降り、鞍部を直進、伏馬田へ下る一般登山道と別れる
西峰への上りで、北西方向に、石老山が木の間越しに眺められた
2024年01月28日 12:55撮影
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西峰への上りで、北西方向に、石老山が木の間越しに眺められた
石砂山西峰に着いた。標高572mは東峰より僅かに低い
2024年01月28日 12:58撮影
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石砂山西峰に着いた。標高572mは東峰より僅かに低い
これから辿る499m峰が木の隙間から見える
2024年01月28日 13:09撮影
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これから辿る499m峰が木の隙間から見える
西峰から450m圏鞍部まで一気に下る。500m圏を切ると急下降となり、明瞭な踏跡が続いてはいるが、落ち葉で滑りやすいので注意
2024年01月28日 13:22撮影
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西峰から450m圏鞍部まで一気に下る。500m圏を切ると急下降となり、明瞭な踏跡が続いてはいるが、落ち葉で滑りやすいので注意
460m圏コブを越えた先で複数の倒木が行く手を遮る
2024年01月28日 13:37撮影
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460m圏コブを越えた先で複数の倒木が行く手を遮る
499m峰に着いた。ここは「川上ドッケ」と呼ばれているらしい
2024年01月28日 13:48撮影
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499m峰に着いた。ここは「川上ドッケ」と呼ばれているらしい
可愛い社が祀られていた
2024年01月28日 13:48撮影
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可愛い社が祀られていた
499m峰で尾根は北西と北東に分かれる。前者を下りれば駐車地点に直接出るが、今回はルート探索を楽しむために後者を採る
2024年01月28日 14:45撮影
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499m峰で尾根は北西と北東に分かれる。前者を下りれば駐車地点に直接出るが、今回はルート探索を楽しむために後者を採る
430m圏コブを過ぎたらルート探索に要注意。420m圏で直進しようとすると急な山腹の上に出る
2024年01月28日 14:56撮影
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430m圏コブを過ぎたらルート探索に要注意。420m圏で直進しようとすると急な山腹の上に出る
ここではほぼ直角に左に曲がらなければならない。曲がった先を倒木が隠しているので、尾根筋が読みにくい
2024年01月28日 14:56撮影
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ここではほぼ直角に左に曲がらなければならない。曲がった先を倒木が隠しているので、尾根筋が読みにくい
急下降後、再び北東へ向きを戻す。いわば420m圏からクランク状に進路を変える
2024年01月28日 15:00撮影
1/28 15:00
急下降後、再び北東へ向きを戻す。いわば420m圏からクランク状に進路を変える
385m圏もゆるいながらクランク状に折れ曲がるので要注意
2024年01月28日 15:07撮影
1/28 15:07
385m圏もゆるいながらクランク状に折れ曲がるので要注意
真北に隣の鉢岡山が見える。2年前の1月に登ろうとしたが、強烈な竹藪にギブアップ、半月後に別ルートから再挑戦してやっと登れた
2024年01月28日 15:34撮影
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1/28 15:34
真北に隣の鉢岡山が見える。2年前の1月に登ろうとしたが、強烈な竹藪にギブアップ、半月後に別ルートから再挑戦してやっと登れた
2つの小さな350m圏コブを過ぎると、地形図に描かれている破線の道に出た。後はこれを辿れば良い
2024年01月28日 15:50撮影
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2つの小さな350m圏コブを過ぎると、地形図に描かれている破線の道に出た。後はこれを辿れば良い
人家との境には害獣防止柵が張ってあった。壊れた網戸をくぐれば車道に出られ、後10分ほど歩けばゴール
2024年01月28日 15:53撮影
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人家との境には害獣防止柵が張ってあった。壊れた網戸をくぐれば車道に出られ、後10分ほど歩けばゴール

感想

石砂山は我が家から近くて手頃な山なので、何度も足を運んでいる。3年半前の5月に、家内と牧馬峠から往復したが、家内も私もそれぞれ5〜6匹のヤマビルに襲われた。
ほとんどが靴やズボンの外側を這い回っているだけだが、1匹だけ私のズボンの裾に入りこんで、右足の脛でジーッと私の血を吸っていた。そこで塩をたっぷりかけると、5,6秒ほどでポロリと落ちた。実害はこの1件だけで、家内は何事も無くて良かった。

今は真冬。樹々は葉を落とし、山道は落ち葉の絨毯を敷き詰めている。この落ち葉の裏にヤマビルが潜んでいるが、ヤマビルは冬眠中のはずだから、今なら安心して落ち葉をかき分けて、道なき道を楽しめる。

今回歩いたルートはコース状況で述べた通りで、仮称した3つの尾根を辿った。いずれもバリエーションルートである。

最後に通った石砂山北尾根は案内書に載っているルートであるが、上りとして案内されている。しかし、コブや分岐が多く、尾根筋が複雑に折れ曲がっているので、上りよりも下った方が遥かにルート探索を楽しめる。499m峰から下半分では、地形図を片手にルート探索に緊張する場面が何度もあった。

この石砂山北尾根を下るために、一般登山道を登って頂上に立ったのでは面白くない。どうせなら上りも道無き道を楽しみたい。そこで、地形図を読んで選んだのが、石砂山北東尾根と496峰北尾根である。共に地形図からの情報だけで、他に情報は無い。

結果的に、両尾根共にテープは無いが明瞭な踏跡が付いていた上、尾根の構成が単純、さらに上りと言うことでルート探索に迷うことはなかった。気負いこんで取付いただけに、いささか拍子抜けである。

しかし、石砂山北東尾根から496峰北尾根に乗り移るために、一度、沢に降りるルートが難問であった。地形図を読んでも等高線が相当混んでいる上、一様なフラットバーン。さらに、足元は落ち葉混じりで不安定な土。足場が崩れやすく、踏み固めながら降りる場面も多かった。藪や灌木があれば掴まることもできるがそれも無い。
かなり際どい下降を強いられた。よほど諦めて、一般登山道で頂上へ上ろうか、と一時考えたが、強引に突破。たった高度差30m程度を下るのに15分も掛かった。
無事に降りられてヤレヤレである。滑落して怪我でもすれば「無謀な後期高齢者」と批判されることは眼に見えている。

今回は、未知の尾根で道無き道を楽しめただけでなく、かなり厳しい下降でスリリングな場面もあった。さらに、北尾根ではルート探索に緊張する場面も多かった。小さな山ではあるが、充実した山行を楽しめて、満足感に浸りながら帰途についた。

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