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Yamareco

記録ID: 6391256
全員に公開
ハイキング
近畿

熊野古道 中辺路:紀伊田辺から新宮まで紀伊半島横断(4泊5日)

2024年01月22日(月) ~ 2024年01月26日(金)
 - 拍手
体力度
10
2~3泊以上が適当
GPS
41:45
距離
127km
登り
5,000m
下り
4,997m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
4:45
休憩
0:01
合計
4:46
11:35
8
スタート地点
11:43
11:43
86
13:09
13:09
70
14:19
14:20
80
15:40
15:40
41
16:21
宿泊地
2日目
山行
7:41
休憩
1:10
合計
8:51
6:53
42
宿泊地
7:35
7:35
41
8:16
8:27
7
8:34
8:35
4
8:39
8:40
25
9:05
9:07
8
9:15
9:16
20
9:36
9:36
20
9:56
9:56
4
10:00
10:01
19
10:20
10:54
33
11:27
11:28
8
11:36
11:39
22
12:01
12:01
29
12:30
12:30
10
12:40
12:40
63
13:43
13:55
18
14:50
14:50
30
15:20
15:20
24
15:44
宿泊地
3日目
山行
8:37
休憩
1:02
合計
9:39
6:17
75
宿泊地
7:32
7:33
46
8:19
8:19
110
10:09
10:13
36
10:49
10:50
11
11:01
11:06
15
11:21
11:44
21
12:05
12:05
27
12:32
12:33
26
12:59
12:59
6
13:05
13:05
17
13:22
13:22
46
14:08
14:18
14
14:32
14:32
37
15:09
15:25
28
15:53
15:54
2
4日目
山行
9:34
休憩
1:06
合計
10:40
5:59
8
6:07
6:07
19
6:26
6:26
4
7:32
7:33
5
7:38
7:39
35
8:14
8:14
8
8:22
8:22
10
8:32
8:32
8
8:40
8:40
24
9:04
9:04
13
9:17
9:25
24
9:49
9:50
22
10:12
10:29
15
10:44
10:44
27
11:11
11:11
34
11:45
11:46
75
13:01
13:01
27
13:28
13:28
11
13:39
13:48
48
14:36
14:42
20
15:02
15:02
28
15:30
15:30
23
15:53
15:54
12
16:06
16:06
5
16:11
16:17
2
16:19
16:25
1
16:26
16:30
9
16:39
宿泊地
5日目
山行
6:56
休憩
0:52
合計
7:48
7:38
8
宿泊地
7:46
7:48
23
8:11
8:13
19
8:32
8:32
31
9:03
9:03
20
9:23
9:23
16
9:39
9:40
2
9:42
9:44
219
13:23
13:30
25
13:55
14:07
15
14:22
14:23
14
14:37
14:39
9
14:48
14:49
13
15:02
15:24
2
15:26
ゴール地点
天候 1月22日(月):晴れ
1月23日(火):晴れ、寒風強し
1月24日(水):雪時々風花
1月25日(木):晴れ/曇り時々風花
1月26日(金):晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
1月22日:東京6:00発→新大阪8:22着、8:58発→紀伊田辺11:21着

1月27日:紀伊勝浦8:55発→名古屋12:41着、13:06発→東京14:45着
コース状況/
危険箇所等
総歩行距離:127辧∩輅盥垰間:41時間45分
累計標高登り:5183m、累計標高下り:5170m

田辺市熊野ツーリズムビューローの「熊野古道めぐり地図帳 中辺路(なかへち)」にコースの詳細な情報が記載されており参考にした。Web版は以下のURL。地図などをダウンロードできる
https://www.tb-kumano.jp/kumano-kodo/nakahechi/

紀伊田辺駅から滝尻王子:
・一般道路歩きがメイン。大抵の分岐には標識がある。311号線または並行する道を歩く。
・途中に宿はほとんどない。311号線には紀伊田辺と熊野本宮大社を結ぶバスが走っているので、バスを利用して宿泊地へ移動する方法もある
https://www.ryujinbus.com/route/kumano_hongu/

滝尻王子から熊野本宮大社:
・滝尻王子から山道に入る。高原や近露、継桜、本宮周辺などの集落を除けば、ごく普通の登山道歩き。標識があり危険個所もない

熊野本宮大社から那智大社:
・本宮から請川バス停までは国道歩き
・請川から小雲取越は、最初に民家の玄関先の坂道を進む。標識はある。民家を抜けるとよく整備された快適な登山道。危険個所はない
・小口の集落で一般道路を歩き、大雲取越の取り付きへ向かう。入り口がやや分かりずらいので見落とさないよう注意
・大雲取越は中辺路の中でも標高900m弱の峠越えになる。危険個所はないが体力は削られる
・この時期は石段の凍結に注意
・地蔵茶屋跡は絶好の休憩ポイント。自販機も休憩小屋もある。ただしトイレ棟が使えなかった
・那智高原公園に下ったら、標識に従って公園内を進み那智大社へ向かう
・全般を通して道は分かりやすく、道迷いや危険個所はない

那智大社から速玉大社:
・補陀洛山寺までは一般道歩きがメイン。北条政子の尼将軍供養塔へ向かうふだらく霊園への入り口を見過ごさないこと。霊園へ上がって標識に従って進むと林の中をしばらく抜けて集落に出る。女性一人だとちょっと気持ち悪いかも・・
・那智駅からは紀勢線の線路と並行して国道42号線や側道を歩く。国道は歩道のないところがあるので、車に要注意
・大狗子峠への入り口は、国道42号がトンネルに入る手前にある。右手方向の側道に入ってすぐに峠に向かう標識あり。下りで道の一部が荒れている
・小狗子峠へは国道42号がトンネルに入る手前に左手方向に入る。標識あり。
・三輪崎の街中は細い道を進む。迷いやすい。
・高野坂への入り口は紀勢線の踏切を渡って国道42号に出る手前を右下に下りる。標識あり。
・高野坂を下りたら線路沿いの側道を王子ヶ浜沿いに進む。広い道で歩道もしっかりある
・標識に従って浜王子神社へ向かい、街中を歩いて阿須賀神社へ進む。標識も少なくちょっと迷いやすい。レコの山行計画で地図をダウンロードしておけば、ルートが示されるので従えばよい。
その他周辺情報 宿泊:全宿泊施設とも洗濯機・乾燥機があり、毎日洗濯した。
22日:紀伊田辺のHOTEL TERAMOTO。素泊6300円
23日:近露のアイリスパーク女神の湯キャンプ場のバンガロー。素泊6800円
24日:本宮のゲストハウス結。素泊5000円
25日:那智の美滝山荘。1泊朝食10300円
26日:宇久井の休暇村南紀勝浦。18000円

食事:
22日:紀伊田辺の食事処「まるた」でとんかつ定食。朝食は駅のコンビニで調達
23日:近露のAコープで巻きずし等購入。朝食・昼食のパン購入
24日:本宮の「宮ずし」で定食。朝食はパン、昼食用にめはり寿司購入
25日:那智の食堂は17時閉店。本宮で買っためはり寿司とテン泊用缶詰で夕食
26日:休暇村で豪華くろしお懐石

当初の計画は、大雲取越の地蔵茶屋休憩所でテン泊する計画で、テン泊道具を宅急便にて本宮のゲストハウス結(ゆい)に送っておいた。雪と寒さと水道凍結リスクでテン泊を取り止め、那智まで一気に歩いて美滝山荘宿泊に変更。チェーンアイゼンと食材以外は宅急便で返送した(結果的には、水道は凍結していたが、前を流れるきれいな沢水を調達できたのでテン泊は可能だった。チェーンアイゼンは前日こそ欲しかったが、大雲取越は不要だった)

美滝山荘は前日でも予約できたが夕食は断られたので、テン泊用の缶詰等で代用。
なお、美滝山荘はご主人が腰を痛め、料理が難しくなり、近くの店の仕出し弁当の提供に変わっていた。ご主人の作るおいしい夕食を期待していたが残念。ただ、内装リフォームで以前より格段に快適になっていた。

ゲストハウス結から徒歩3分のところに入浴施設の「蘇生の湯」がある(250円、風呂セット持参必要)。水曜は定休だったので、宿のきれいな家庭風呂に入った

東京から紀伊田辺駅に正午前に到着。午後は舗装道路歩きをできるだけ先に進める。心が急いて紀伊路・大辺路・中辺路の道分け石のポイントを通り損ない、駅から1キロほど来た所(泣)
2024年01月22日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 12:01
東京から紀伊田辺駅に正午前に到着。午後は舗装道路歩きをできるだけ先に進める。心が急いて紀伊路・大辺路・中辺路の道分け石のポイントを通り損ない、駅から1キロほど来た所(泣)
中辺路の最初の王子跡(秋津王子跡)。王子とは京都から熊野三山に至るまでの途中に設けられた休憩所であり熊野権現の御子神を祀る分社でもあった
2024年01月22日 12:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 12:22
中辺路の最初の王子跡(秋津王子跡)。王子とは京都から熊野三山に至るまでの途中に設けられた休憩所であり熊野権現の御子神を祀る分社でもあった
市街地を離れ長閑な道を進む。どことなく私の生まれ故郷に似た光景
2024年01月22日 12:33撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 12:33
市街地を離れ長閑な道を進む。どことなく私の生まれ故郷に似た光景
梅が7分咲き。紀州だな
2024年01月22日 12:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 12:42
梅が7分咲き。紀州だな
熊野古道の標識が現れ始めた
2024年01月22日 13:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 13:06
熊野古道の標識が現れ始めた
矢印の角度が大事
2024年01月22日 13:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 13:27
矢印の角度が大事
右側の坂を上がれということ
2024年01月22日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 13:28
右側の坂を上がれということ
ほとんどの王子跡にはこのような青い説明碑がある。スキムしながら通過
2024年01月22日 13:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 13:41
ほとんどの王子跡にはこのような青い説明碑がある。スキムしながら通過
稲葉根王子まで来て富田川(昔は岩田川)沿いに歩く
2024年01月22日 14:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 14:13
稲葉根王子まで来て富田川(昔は岩田川)沿いに歩く
稲葉根王子前にある水垢離場
2024年01月22日 14:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/22 14:16
稲葉根王子前にある水垢離場
水垢離場はこの後もいくつも出てくる。身を清めて熊野に向かったとのこと
2024年01月22日 14:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 14:16
水垢離場はこの後もいくつも出てくる。身を清めて熊野に向かったとのこと
水垢離場にある西行の歌碑。西行に関するものは奥駈道でも見かけた。熊野にはあちらこちら出かけたようだ
2024年01月22日 14:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 14:16
水垢離場にある西行の歌碑。西行に関するものは奥駈道でも見かけた。熊野にはあちらこちら出かけたようだ
明治22年の大洪水で流されてきた樟(くす)の大古木。この水害で熊野川の川岸に鎮座していた熊野本宮大社も現在の場所に移された
2024年01月22日 14:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/22 14:24
明治22年の大洪水で流されてきた樟(くす)の大古木。この水害で熊野川の川岸に鎮座していた熊野本宮大社も現在の場所に移された
鮎川まで来ると今度は藤原定家の歌碑。後鳥羽上皇にお供したときの歌とか。石碑は後年に作られたもの
2024年01月22日 16:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/22 16:06
鮎川まで来ると今度は藤原定家の歌碑。後鳥羽上皇にお供したときの歌とか。石碑は後年に作られたもの
鮎川の先は部分的に舗装道路ではない道を歩く
2024年01月22日 16:08撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 16:08
鮎川の先は部分的に舗装道路ではない道を歩く
だいぶ日が傾いてきた
2024年01月22日 16:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 16:12
だいぶ日が傾いてきた
ここのポイントで中辺路は左下へ進むが、右側にある「この道は熊野古道ではありません」の標識方向へと進む
2024年01月22日 16:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 16:17
ここのポイントで中辺路は左下へ進むが、右側にある「この道は熊野古道ではありません」の標識方向へと進む
カーブミラーのところから出てきた。手前側に下って311号線まで進み、蕨尾橋のバス停16:37発の紀伊田辺行のバスに乗る。予定よりバス停4つ分先に進むことができた
2024年01月22日 16:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/22 16:19
カーブミラーのところから出てきた。手前側に下って311号線まで進み、蕨尾橋のバス停16:37発の紀伊田辺行のバスに乗る。予定よりバス停4つ分先に進むことができた
翌朝、紀伊田辺駅6:16分発のバスで前日のポイントまで戻り、古道歩きを再開。半日かけて歩いた距離をバスはたったの30分
2024年01月23日 06:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 6:58
翌朝、紀伊田辺駅6:16分発のバスで前日のポイントまで戻り、古道歩きを再開。半日かけて歩いた距離をバスはたったの30分
311号線の北郡(ほくそぎ)トンネルの上を峠越えするとこの吊り橋に出てくる。舗装道路歩きの再開
2024年01月23日 07:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 7:34
311号線の北郡(ほくそぎ)トンネルの上を峠越えするとこの吊り橋に出てくる。舗装道路歩きの再開
滝尻の熊野古道案内所が見えてきた。8時半オープンだが、準備中のお姉さんが中に入れてくれた
2024年01月23日 08:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 8:14
滝尻の熊野古道案内所が見えてきた。8時半オープンだが、準備中のお姉さんが中に入れてくれた
滝尻王子前の熊野古道の石碑。同じような石碑がいくつか出てくる
2024年01月23日 08:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 8:19
滝尻王子前の熊野古道の石碑。同じような石碑がいくつか出てくる
滝尻王子。鳥居の左側を奥へ進むと山道の急登が始まる。滝尻は熊野の聖域の入り口で、ここから中辺路をスタートする人が多い
2024年01月23日 08:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 8:23
滝尻王子。鳥居の左側を奥へ進むと山道の急登が始まる。滝尻は熊野の聖域の入り口で、ここから中辺路をスタートする人が多い
急登の途中に胎内くぐりの岩。スルー
2024年01月23日 08:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 8:35
急登の途中に胎内くぐりの岩。スルー
すぐ上に乳岩
2024年01月23日 08:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 8:36
すぐ上に乳岩
奥州の藤原秀衡が奥方と熊野詣でに来た時に奥さんが産気づきここで子供を産んだ。赤ちゃんを岩の下に残して熊野詣でをしたあと戻ってくると・・
2024年01月23日 08:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 8:37
奥州の藤原秀衡が奥方と熊野詣でに来た時に奥さんが産気づきここで子供を産んだ。赤ちゃんを岩の下に残して熊野詣でをしたあと戻ってくると・・
滝尻からはこの道標が500m間隔で熊野本宮大社まで続く。急登に喘いで下ばかり見て登っていたので1つ目の道標を見逃した
2024年01月23日 09:00撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 9:00
滝尻からはこの道標が500m間隔で熊野本宮大社まで続く。急登に喘いで下ばかり見て登っていたので1つ目の道標を見逃した
飯盛山の展望台からの眺め
2024年01月23日 09:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 9:15
飯盛山の展望台からの眺め
高原熊野神社
2024年01月23日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/23 10:15
高原熊野神社
立派なご神木
2024年01月23日 10:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 10:15
立派なご神木
横の休憩所にチェーンソーで製作された龍の木彫りがあった
2024年01月23日 10:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 10:14
横の休憩所にチェーンソーで製作された龍の木彫りがあった
すぐ先にある高原霧の里休憩所のテラスからの眺め。奥深い紀伊の山並み。目の前の棚田が美しい
2024年01月23日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 10:19
すぐ先にある高原霧の里休憩所のテラスからの眺め。奥深い紀伊の山並み。目の前の棚田が美しい
中央やや右の奥が小辺路(こへち)の果無(はてなし)山脈。4年前に歩いたのが懐かしい
2024年01月23日 10:19撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/23 10:19
中央やや右の奥が小辺路(こへち)の果無(はてなし)山脈。4年前に歩いたのが懐かしい
鯉のぼりで分かる通り、冷たい風が吹きつけて体温を奪う。上の写真を撮った後、休憩所に逃げ込みしばし休憩。レインジャケットの下にウルトラライトダウンを着こみ出発
2024年01月23日 10:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/23 10:18
鯉のぼりで分かる通り、冷たい風が吹きつけて体温を奪う。上の写真を撮った後、休憩所に逃げ込みしばし休憩。レインジャケットの下にウルトラライトダウンを着こみ出発
古道っぽい石畳の道。伊勢路に比べると中辺路や小辺路の石畳は少ない
2024年01月23日 11:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 11:06
古道っぽい石畳の道。伊勢路に比べると中辺路や小辺路の石畳は少ない
すべての枝が南の方角、すなわち那智山の方角を指しているといわれる樹齢800年のご神木「野中の一方杉」が有名だが、このあたりも一方杉だ。こちらは人為的に枝打ちしたものか?
2024年01月23日 11:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 11:16
すべての枝が南の方角、すなわち那智山の方角を指しているといわれる樹齢800年のご神木「野中の一方杉」が有名だが、このあたりも一方杉だ。こちらは人為的に枝打ちしたものか?
大門王子跡
2024年01月23日 11:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 11:36
大門王子跡
祠の中には美しい雛人形があった。入れ替えたばかりだろうか?とてもきれいな状態だ
2024年01月23日 11:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 11:37
祠の中には美しい雛人形があった。入れ替えたばかりだろうか?とてもきれいな状態だ
十丈王子跡。NZからきたブルースとはここまで同じようなペースできた。11月にミルフォード・トラックを歩いたと話すと盛り上がった。ブルースは6〜7月に仏からピレネー越えでカミノ・デ・サンティアゴを歩くそうだ(約800キロ)
2024年01月23日 12:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 12:12
十丈王子跡。NZからきたブルースとはここまで同じようなペースできた。11月にミルフォード・トラックを歩いたと話すと盛り上がった。ブルースは6〜7月に仏からピレネー越えでカミノ・デ・サンティアゴを歩くそうだ(約800キロ)
道の駅「熊野古道中辺路」でちょっと休憩。手前は牛馬童子の石像。花山法皇の行幸の姿とか。花山法皇って「光る君へ」に出てくる即位した花山天皇だな・・
2024年01月23日 14:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/23 14:11
道の駅「熊野古道中辺路」でちょっと休憩。手前は牛馬童子の石像。花山法皇の行幸の姿とか。花山法皇って「光る君へ」に出てくる即位した花山天皇だな・・
こちらが少し先の山中にある本物の小さな牛馬童子像。近年、首が折れて頭が落ちてしまったようだが、修復してあった
2024年01月23日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
2
1/23 14:32
こちらが少し先の山中にある本物の小さな牛馬童子像。近年、首が折れて頭が落ちてしまったようだが、修復してあった
今宵の宿のある近露(ちかつゆ)の街が見えてきた。まずはAコープに寄り道して夕食と明日の朝食・昼食を調達
2024年01月23日 14:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/23 14:38
今宵の宿のある近露(ちかつゆ)の街が見えてきた。まずはAコープに寄り道して夕食と明日の朝食・昼食を調達
アイリスパーク女神の湯のバンガローに素泊まり。温泉に入って洗濯機・乾燥機を回しながら、Aコープで調達した巻きずしとサラダを食べる。翌朝の出がけに撮影。昨夜はよく寝た
2024年01月24日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1
1/24 6:29
アイリスパーク女神の湯のバンガローに素泊まり。温泉に入って洗濯機・乾燥機を回しながら、Aコープで調達した巻きずしとサラダを食べる。翌朝の出がけに撮影。昨夜はよく寝た
3日目の朝6時半に出発。寒波襲来でうっすら積雪
2024年01月24日 06:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 6:29
3日目の朝6時半に出発。寒波襲来でうっすら積雪
新雪を踏んで進む
2024年01月24日 07:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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新雪を踏んで進む
おぉー、継桜の桜並木が満開だ(笑)。台湾からのソロ女子と挨拶を交わす
2024年01月24日 07:34撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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おぉー、継桜の桜並木が満開だ(笑)。台湾からのソロ女子と挨拶を交わす
雪が降りつけてきた。傘をさしたり畳んだり
2024年01月24日 08:14撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 8:14
雪が降りつけてきた。傘をさしたり畳んだり
山道に入り、熊瀬川王子跡まで登ってきた。ここで上海からのソロ男子が追い付いてきて先に行ってもらった
2024年01月24日 08:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 8:45
山道に入り、熊瀬川王子跡まで登ってきた。ここで上海からのソロ男子が追い付いてきて先に行ってもらった
今度は私が彼の足跡をたどる。さらにこの後の急登で、台湾からのご夫婦と、アメリカからの若いカップルに抜かされた
2024年01月24日 09:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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今度は私が彼の足跡をたどる。さらにこの後の急登で、台湾からのご夫婦と、アメリカからの若いカップルに抜かされた
1時間ほど歩き、迂回路の終点にある蛇形地蔵に着いた。6年程履き古したトレランシューズで来たので、下りが滑る。ゲーターで雪の進入は防いだが、登山靴で来るべきだったな・・
2024年01月24日 10:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1時間ほど歩き、迂回路の終点にある蛇形地蔵に着いた。6年程履き古したトレランシューズで来たので、下りが滑る。ゲーターで雪の進入は防いだが、登山靴で来るべきだったな・・
三越峠に登り上げ、車道を少し進むと立派な休憩所。ここで先に到着していた中国、台湾、アメリカの5名と一緒に休憩
2024年01月24日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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三越峠に登り上げ、車道を少し進むと立派な休憩所。ここで先に到着していた中国、台湾、アメリカの5名と一緒に休憩
車道を少し戻って古道に再突入。ここからの下りもスリップとの闘い
2024年01月24日 11:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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車道を少し戻って古道に再突入。ここからの下りもスリップとの闘い
下り終えると雪の量も減ってきた
2024年01月24日 12:25撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 12:25
下り終えると雪の量も減ってきた
時折、雪が降ってくると傘をさして歩く。茶畑とミカン?の木も寒そう
2024年01月24日 13:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 13:42
時折、雪が降ってくると傘をさして歩く。茶畑とミカン?の木も寒そう
伏拝王子跡の休憩所。無料のコーヒーの提供があるところなのだが、この日なかった(冬場はない?)。気を取り直して先へ
2024年01月24日 14:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 14:10
伏拝王子跡の休憩所。無料のコーヒーの提供があるところなのだが、この日なかった(冬場はない?)。気を取り直して先へ
小辺路を歩いた時は、この橋の下を左方向から来て橋の右側の階段を上って合流した。ゴールは近い
2024年01月24日 14:32撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小辺路を歩いた時は、この橋の下を左方向から来て橋の右側の階段を上って合流した。ゴールは近い
75番の道標。これが最後の道標だった。滝尻から37.5キロ歩いてきたということ
2024年01月24日 15:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 15:05
75番の道標。これが最後の道標だった。滝尻から37.5キロ歩いてきたということ
すぐ先に熊野本宮大社の裏門
2024年01月24日 15:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/24 15:07
すぐ先に熊野本宮大社の裏門
裏側から横を通って回り込む。雪化粧の本宮大社を期待したけどちょっと残念
2024年01月24日 15:10撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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裏側から横を通って回り込む。雪化粧の本宮大社を期待したけどちょっと残念
参拝順序を再確認
2024年01月24日 15:11撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 15:11
参拝順序を再確認
熊野本宮大社にお参り。ポリシーが変わって門の中の撮影がOKになっていた。ただしSNSやブログ投稿は禁止とのこと
2024年01月24日 15:13撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 15:13
熊野本宮大社にお参り。ポリシーが変わって門の中の撮影がOKになっていた。ただしSNSやブログ投稿は禁止とのこと
正面側の石段を下った。小辺路や中辺路は裏側からアクセスして表側へ抜ける
2024年01月24日 15:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 15:28
正面側の石段を下った。小辺路や中辺路は裏側からアクセスして表側へ抜ける
本来はこちらから石段を登ってお参りするんだろうな
2024年01月24日 15:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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本来はこちらから石段を登ってお参りするんだろうな
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。この位置に本来の熊野本宮大社が鎮座していた。明治22年の大洪水で本殿は災害を免れ、現在の場所に移された
2024年01月24日 15:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/24 15:49
大斎原(おおゆのはら)の大鳥居。この位置に本来の熊野本宮大社が鎮座していた。明治22年の大洪水で本殿は災害を免れ、現在の場所に移された
鳥居のエンブレムはおなじみのカラス。さて今宵の宿「ゲストハウス結」にチェックインしよう。今日は雪の中よく歩いたよ
2024年01月24日 15:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/24 15:50
鳥居のエンブレムはおなじみのカラス。さて今宵の宿「ゲストハウス結」にチェックインしよう。今日は雪の中よく歩いたよ
4日目の朝。この日はさらに距離を歩くので、ヘッデンをつけてスタート。左の橋を渡ると大峯奥駈道の入口へと向かう。約3年前に吉野からこちらへ歩き、橋ではなく熊野川を渡渉して本宮大社に向かったのが懐かしい
2024年01月25日 06:06撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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4日目の朝。この日はさらに距離を歩くので、ヘッデンをつけてスタート。左の橋を渡ると大峯奥駈道の入口へと向かう。約3年前に吉野からこちらへ歩き、橋ではなく熊野川を渡渉して本宮大社に向かったのが懐かしい
請川のバス停まで歩いてきた。ここが本宮大社と那智大社を結ぶ中辺路の後半の始まり
2024年01月25日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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請川のバス停まで歩いてきた。ここが本宮大社と那智大社を結ぶ中辺路の後半の始まり
54番の道標。那智大社まで27キロということ。古は舟で速玉大社へ川下りし、那智大社からこちらに歩いて戻ってきた
2024年01月25日 06:31撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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54番の道標。那智大社まで27キロということ。古は舟で速玉大社へ川下りし、那智大社からこちらに歩いて戻ってきた
最初の小雲取越(こぐもとりごえ)はよく整備された道で、とても歩きやすい峠越えだ
2024年01月25日 07:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 7:39
最初の小雲取越(こぐもとりごえ)はよく整備された道で、とても歩きやすい峠越えだ
ビュースポットの百間ぐら。こちらはあまり雪が降らなかったようで、雪がうっすら状態。ここから奥深い紀伊の山並みが見えるのだが、雪雲で遠くが見渡せない
2024年01月25日 08:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ビュースポットの百間ぐら。こちらはあまり雪が降らなかったようで、雪がうっすら状態。ここから奥深い紀伊の山並みが見えるのだが、雪雲で遠くが見渡せない
右方向(北西)は小辺路の果無山脈だが、完全に雪雲に覆われている
2024年01月25日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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右方向(北西)は小辺路の果無山脈だが、完全に雪雲に覆われている
正面は昨日歩いた中辺路前半の山々。今日も雪雲がかかっている。どうやら本宮大社の背後辺りが雪雲の流れの境界のようだ
2024年01月25日 08:05撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 8:05
正面は昨日歩いた中辺路前半の山々。今日も雪雲がかかっている。どうやら本宮大社の背後辺りが雪雲の流れの境界のようだ
左側(南西)は大塔山脈。こちらは雪雲の流れから外れている
2024年01月25日 08:04撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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左側(南西)は大塔山脈。こちらは雪雲の流れから外れている
桜茶屋跡の休憩所で豪州の夫婦に会った。小口から大雲取越に向かう計画を断念し、本宮大社へ引き返してバスで新宮の速玉大社へ行き、那智大社へ向かうという。私と同じ宿を予約していたので、再会を約束して別れた
2024年01月25日 09:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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桜茶屋跡の休憩所で豪州の夫婦に会った。小口から大雲取越に向かう計画を断念し、本宮大社へ引き返してバスで新宮の速玉大社へ行き、那智大社へ向かうという。私と同じ宿を予約していたので、再会を約束して別れた
31番の道標の上に不思議なケルン
2024年01月25日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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31番の道標の上に不思議なケルン
ここらは能登の地震で揺れなかったのかな。それともあの後に積まれたのか?
2024年01月25日 09:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ここらは能登の地震で揺れなかったのかな。それともあの後に積まれたのか?
小口まで下りてきた。ここから大雲取越へと向かう
2024年01月25日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小口まで下りてきた。ここから大雲取越へと向かう
小和瀬の橋にある案内板。桜茶屋跡と円座石の間に位置するので、請川からここまで14キロ、ここから那智大社まで18キロ、合計32キロ、10時間。本宮大社から請川まで3.5キロなので、今日は35キロ強を歩く。しかも2つの峠越え。小口で一泊が常道
2024年01月25日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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小和瀬の橋にある案内板。桜茶屋跡と円座石の間に位置するので、請川からここまで14キロ、ここから那智大社まで18キロ、合計32キロ、10時間。本宮大社から請川まで3.5キロなので、今日は35キロ強を歩く。しかも2つの峠越え。小口で一泊が常道
こちらが小口自然の家。宿泊者のほとんどが外国人という宿
2024年01月25日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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こちらが小口自然の家。宿泊者のほとんどが外国人という宿
この民家の左側の石段を進んで大雲取越に進む。16時半ごろには那智大社に着けるはず。頑張りまーす
2024年01月25日 10:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 10:42
この民家の左側の石段を進んで大雲取越に進む。16時半ごろには那智大社に着けるはず。頑張りまーす
円座石(わろうだいし)
2024年01月25日 11:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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円座石(わろうだいし)
4年前は苔で覆われてかすかに見てとれただけだったが、今回はしっかりと3つ見える
2024年01月25日 11:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 11:03
4年前は苔で覆われてかすかに見てとれただけだったが、今回はしっかりと3つ見える
云われの案内板
2024年01月25日 11:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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云われの案内板
水場を当てにして今回もこの休憩所を利用。
2024年01月25日 11:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 11:24
水場を当てにして今回もこの休憩所を利用。
左側は凍結していて出ない。焦って右側を一杯ひねると、ポトポトから始まって少しずつ流れ出し、一気に出てきた。やれやれ
2024年01月25日 11:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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左側は凍結していて出ない。焦って右側を一杯ひねると、ポトポトから始まって少しずつ流れ出し、一気に出てきた。やれやれ
長い登りが続く
2024年01月25日 12:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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長い登りが続く
やっとこさ越前峠。870m。前日の山々よりはるかに標高が高いが、雪はうっすらしかない。どうやら心配は杞憂に終わった
2024年01月25日 12:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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やっとこさ越前峠。870m。前日の山々よりはるかに標高が高いが、雪はうっすらしかない。どうやら心配は杞憂に終わった
4年前は土砂崩れのため迂回路を30分ほど歩いたが、本来の石倉峠越えが歩けるようになっていた
2024年01月25日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 13:28
4年前は土砂崩れのため迂回路を30分ほど歩いたが、本来の石倉峠越えが歩けるようになっていた
こちらは近代の歌詠みたちの石碑が続く
2024年01月25日 13:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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こちらは近代の歌詠みたちの石碑が続く
豪雨で土砂に埋まっていた石倉峠の先の下りが復旧。よかった
2024年01月25日 13:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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豪雨で土砂に埋まっていた石倉峠の先の下りが復旧。よかった
地蔵茶屋跡に着いた
2024年01月25日 13:38撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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地蔵茶屋跡に着いた
トイレ棟は凍結で使用禁止。自販機は生きていた
2024年01月25日 13:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 13:39
トイレ棟は凍結で使用禁止。自販機は生きていた
立派な休憩所
2024年01月25日 13:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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立派な休憩所
中は相変わらずきれいだ。電灯もつく。あちこちにコンセントもある
2024年01月25日 13:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 13:40
中は相変わらずきれいだ。電灯もつく。あちこちにコンセントもある
雪はないが寒い。水の流れる石段の道が凍結していて危険。濡れているのかアイスコーティング状態なのか分かりずらい
2024年01月25日 13:54撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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雪はないが寒い。水の流れる石段の道が凍結していて危険。濡れているのかアイスコーティング状態なのか分かりずらい
舟見峠
2024年01月25日 15:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 15:03
舟見峠
峠の名前の由来が分かる。ここから那智へと一気に下る
2024年01月25日 15:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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峠の名前の由来が分かる。ここから那智へと一気に下る
大雲取越終了!
2024年01月25日 15:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 15:52
大雲取越終了!
目の前は那智高原公園
2024年01月25日 15:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 15:53
目の前は那智高原公園
最後の1番の道標。請川からここまで27キロ、那智大社まで27.5キロ。小和瀬の案内板の距離と合わないな・・
2024年01月25日 16:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 16:02
最後の1番の道標。請川からここまで27キロ、那智大社まで27.5キロ。小和瀬の案内板の距離と合わないな・・
二山目の熊野那智大社にお参り
2024年01月25日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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二山目の熊野那智大社にお参り
ご神木の御大楠。樹齢850年。大楠の胎内くぐりは今回パス
2024年01月25日 16:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
1/25 16:24
ご神木の御大楠。樹齢850年。大楠の胎内くぐりは今回パス
すぐ横の青岸渡寺にもお参り
2024年01月25日 16:26撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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すぐ横の青岸渡寺にもお参り
定番の写真。美滝山荘には16時半過ぎにチェックイン。さすがに疲れた。お風呂から出てくると、オーストラリアのご夫婦が到着
2024年01月25日 16:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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1/25 16:28
定番の写真。美滝山荘には16時半過ぎにチェックイン。さすがに疲れた。お風呂から出てくると、オーストラリアのご夫婦が到着
5日目の朝。那智の滝を祀る飛瀧神社にお参り
2024年01月26日 07:46撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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5日目の朝。那智の滝を祀る飛瀧神社にお参り
神社を後にして宿で荷物をピックアップ
2024年01月26日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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神社を後にして宿で荷物をピックアップ
今回も右側の車道を進んでしまい、ヤマレコの警告で引き返し、左側の小道を下る
2024年01月26日 08:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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今回も右側の車道を進んでしまい、ヤマレコの警告で引き返し、左側の小道を下る
下ってきた大門坂を振り返って
2024年01月26日 08:18撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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下ってきた大門坂を振り返って
那智の最後の王子跡。九十九王子は速玉大社へと続く
2024年01月26日 08:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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那智の最後の王子跡。九十九王子は速玉大社へと続く
夫婦杉の大木を抜けていく
2024年01月26日 08:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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夫婦杉の大木を抜けていく
那智駅すぐ近くまで下りてきて補陀落(ふだらく)山寺にお参り。ここも世界遺産に含まれる
2024年01月26日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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那智駅すぐ近くまで下りてきて補陀落(ふだらく)山寺にお参り。ここも世界遺産に含まれる
古来、補陀落渡海の出発地だった。即身仏の海版のようなもので、この小舟で自らを犠牲にする献身行の航海に出たとか
2024年01月26日 09:40撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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古来、補陀落渡海の出発地だった。即身仏の海版のようなもので、この小舟で自らを犠牲にする献身行の航海に出たとか
すぐ横の浜の宮王子
2024年01月26日 09:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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すぐ横の浜の宮王子
こちらも立派なご神木。ここからは海沿いに速玉大社に向けて歩く。大狗子(おおくじ)峠、小狗子峠、高野坂の3か所を除けば国道歩きだ
2024年01月26日 09:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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こちらも立派なご神木。ここからは海沿いに速玉大社に向けて歩く。大狗子(おおくじ)峠、小狗子峠、高野坂の3か所を除けば国道歩きだ
大狗子峠の下りは一部で道が荒れ放題。世界遺産の看板が泣いている
2024年01月26日 10:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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大狗子峠の下りは一部で道が荒れ放題。世界遺産の看板が泣いている
前回は大狗子峠に上がる看板を見過ごし、トンネルを抜けてこちら側に来てしまった
2024年01月26日 10:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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前回は大狗子峠に上がる看板を見過ごし、トンネルを抜けてこちら側に来てしまった
国道から外れ、小狗子峠を通過
2024年01月26日 10:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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国道から外れ、小狗子峠を通過
三輪崎の街中を縫うように進む。今回も一応ルート上を歩けたようだ
2024年01月26日 11:36撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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三輪崎の街中を縫うように進む。今回も一応ルート上を歩けたようだ
海岸線沿いを歩く
2024年01月26日 11:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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海岸線沿いを歩く
高野坂へ進むと桃の花が2分咲き(ひょっとして河津桜?)
2024年01月26日 11:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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高野坂へ進むと桃の花が2分咲き(ひょっとして河津桜?)
雰囲気が残る高野坂。最高点で65mくらい
2024年01月26日 11:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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雰囲気が残る高野坂。最高点で65mくらい
王子ヶ浜を眺めながらお地蔵様の横でランチ休憩。といってもカロリーメイトと羊羹
2024年01月26日 12:15撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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王子ヶ浜を眺めながらお地蔵様の横でランチ休憩。といってもカロリーメイトと羊羹
高野坂を下りてきた。新宮の街は近い
2024年01月26日 12:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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高野坂を下りてきた。新宮の街は近い
浜王子
2024年01月26日 12:59撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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浜王子
阿須賀神社にお参り
2024年01月26日 13:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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阿須賀神社にお参り
速玉大社にゴール! 熊野三山巡り完結
2024年01月26日 13:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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速玉大社にゴール! 熊野三山巡り完結
歴代の熊野御幸
2024年01月26日 13:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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歴代の熊野御幸
門をくぐって
2024年01月26日 14:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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門をくぐって
熊野速玉大社にお参り。中辺路の熊野三山掛け無事終了! よく歩いたよ
2024年01月26日 14:07撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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熊野速玉大社にお参り。中辺路の熊野三山掛け無事終了! よく歩いたよ
神倉神社にも立ち寄った。この急な石段を繰り返し上り下りしている地元の方に声をかけられた。シニアの格好のエキササイズ場になっているようだ(笑)
2024年01月26日 14:47撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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神倉神社にも立ち寄った。この急な石段を繰り返し上り下りしている地元の方に声をかけられた。シニアの格好のエキササイズ場になっているようだ(笑)
重いザックを下において来ればよかった。神倉神社の社に到着。横はご神体のゴトビキ岩
2024年01月26日 14:39撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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重いザックを下において来ればよかった。神倉神社の社に到着。横はご神体のゴトビキ岩
社の前から新宮の街を見下ろす。休暇村南紀勝浦に移動して今宵は一人祝賀会。温泉後の生ビールの後は、おいしい料理と冷酒「熊野三山」4合に酔いしれた。これにて熊野古道シリーズは終了。毎度快く送り出してくれたカミさんありがとう。そして熊野の神々に感謝御礼!
2024年01月26日 14:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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社の前から新宮の街を見下ろす。休暇村南紀勝浦に移動して今宵は一人祝賀会。温泉後の生ビールの後は、おいしい料理と冷酒「熊野三山」4合に酔いしれた。これにて熊野古道シリーズは終了。毎度快く送り出してくれたカミさんありがとう。そして熊野の神々に感謝御礼!

感想

小辺路(+中辺路後半)、大峯奥駈道、伊勢路と歩いてきた熊野古道シリーズは、今回の中辺路一気通貫が第4弾となる。残りの紀伊路と大辺路は一般道歩きが多いのでやらないつもり。というわけで、今回の中辺路が古道の仕上げとなる

中辺路は6つある熊野古道の中では最もポピュラーで、春から秋はハイカーが多く、とりわけ外国人に人気が高い。宿もなかなか取れず、まして直前の予約はほぼ不可能といっていい。比較的人出が少ない冬であれば、宿の予約も容易で自由度が効く。これがこの時期に古道歩きをする一つ目の理由。もう一つの理由は、南紀の低山ゆえに春から秋は暑くて、汗かきの私にはとても歩けない。

というわけで、この時期を選んで天気予報とにらめっこ。1週間ほど天気が持ちそうな予報になったので、出発数日前に宿と切符を手配。すんなりと予約できた。ところが警報級寒波の南下により、本宮大社の前後の予報が小雨に変わり、それが霙から雪予報へと悪化した。南紀なら積もってもうっすらだろうと高を括って履き古したトレランシューズで出かけたのが誤りだった。

登山靴を履いていけばどうということもない積雪量なのに、トレランシューズの靴底は凸凹がなく、登りはともかく下りで滑ること滑ること、特に木の根っこや石畳の上に数センチ積もった雪に神経をすり減らした。

これを除けば、雪化粧の中辺路歩きという思ってもみない幸運に恵まれ、はからずも南紀の山でプチ雪山歩きを楽しませてもらった。初日の月曜午後だけは、汗をかきながら一般道歩きをしたが、その後は一気に気温が低下して、寒いくらいで快適に歩くことができた。

外国人が多いとは聞いていたが、実際に中辺路を歩いてみて8割程度が外国人だったことには正直びっくり(冬だったせいもあるかも)。数か月前にニュージーランドのミルフォードトラックをカミさんと歩いたときに、ツアーの9割が自分たち外国人で、ローカルのニュージーランド人が1割程度だったのと似た状況だ。

山ですれ違う時の「こんにちは」の挨拶も、「ハロー」とか「ハイ」になり、ちょっとシュールな日本の山歩きという感じだった(笑)。これまでの熊野古道歩きは外国人どころか日本人にもほとんど会わず、自分の世界に没入しながら黙々と歩いたのだが、今回は随分と趣の異なる古道歩きを楽しんだ。

さて、蘇りの旅とも振り返りの旅とも言われる熊野古道を4本歩いてきて、何か変わったかと問われるとちょっと心許ない。きっと私の煩悩が強すぎるのだろう(笑)。これにて熊野古道歩きはおしまい。心に残る山旅の一つになったことは間違いない。

今回も快く送り出してくれたカミさんに感謝。そして無事に歩かせてもらった神様に感謝感謝だ。

GPS記録をもとにGoogle Earth Proで歩行ルートの3D動画を作成してみた




以下に、私が歩いた4本の熊野古道に関するブログ記事の一覧サイトのURLを記載した。ご興味のある方はご覧ください。
https://walking-in-the-wind.com/category/feature/kumanokodo/

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コメント

こんばんは。

相変わらずナイスルートですね、四国八十八ケ所の前に狙っていますが、まだまだ先の話になりそうです。
ただ漠然と熊野古道ですが、具体的なイメージが出来ました。
お気に入りに登録させていただきました。
2024/2/1 20:23
ダン之助さん、お気に入り登録ありがとうございました!

11月は初めての海外トレッキングに出かけ、12月はコロナを拾って2週間床に伏し、今回はしばらくぶりの山歩きでした。今回含め、私が歩いた熊野古道4本は、ご夫婦で歩かれるにはすべて良いところだと思います。

今シーズンは今回の中辺路のように、やり残している山を集中的に楽しもうと思っています。ジグソーパズルの残りのピースを埋めていくシーズンになりなりそうです。
2024/2/2 9:41
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